ノート:日本の気候
この「日本の気候」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2018年1月11日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
2. | 2019年7月25日 | 秀逸な記事の選考 | 不通過 |
良質な記事の選考で指摘された点の改善のチェックリスト
[編集]- 専門的文献を用いた改稿
- 文献を気象学のものにする
- 日本に四季が発生する理由を加筆
- 「季節」節の曖昧な言い方を直す
- できるだけ一般的なものについて多く記述する
- 陰性の梅雨と冷夏の関係について加筆
--north land (会話・履歴) 2018年1月26日 (金) 12:45 (UTC)
専門的文献を用いた改稿について
[編集]郊外生活です。良質な記事の選考において「まずは検証可能性(出典の信頼性)を高めることが重要と思います」と発言した者です。先日よりも時間的余裕が生まれ、幾つか文献を図書館から借りてこられたので経過報告をしたいと思います。
- 吉野正敏 (1978) 気候学 大明堂
- 日本の気候区分について、福井英一郎、関口武、鈴木秀夫、前島郁雄、ケッペンによる区分の解説や批評などを合計8ページ(pp.36-43)にわたり綴られています。なお、この本は気候学研究において必読の教科書として評価する研究者もいますが、40年前の本なのでデータの扱いには注意が必要かもしれません。
- 吉野正敏監修 (2002) 日本の気候I ―最新データでメカニズムを考える― 二宮書店
- 第1章、第3章、第4章が日本の気候に関する記述となっています(合計100ページ近い)。こちらは2002年出版ですので、データも比較的新しいと思います。
- 高橋日出男・小泉武栄編著 (2008) 自然地理学概論 朝倉書店
- 第6章「日本の気候」で11ページ(pp.53-63)にわたり綴られていて、この書籍では季節毎に分けて解説しています。選考の場でDFT B3LYPさんが提示されている本ですね。
この他にも、まだ借りていないのですが、「参考文献」節で以下の書籍を評価する文献も複数ありました。
- 倉嶋厚 (2002) 大学テキスト 日本の気候 古今書院
多少時間はかかりそうですが、今後、以上の文献を利用して出典の追加をしつつ改稿していこうと思っています。なお、当初から出典として提示されている4冊ですが、何冊かは図書館から借りることができました。このうち『気象のしくみ 天気図の見方』(監修者が気象予報士資格所持者)は出典として許容範囲内にできるかもしれません(ただし私は慎重派です)。ただ、専門的文献を用いた補強に越したことはないと思います。報告は以上です。 --郊外生活(会話) 2018年2月17日 (土) 11:24 (UTC)
- 『大学テキスト 日本の気候』は私がアクセスしやすい図書館では全て所蔵されていないようでした。内容の確認のためには遠出するか購入するか、図書館で特別に取り寄せてもらうかが必要で、困難なのが現状です。どなたかアクセス可能な方がいらっしゃれば加筆を歓迎します。なお私は最初の3文献を用いた加筆がメインとなりそうです。(今週末にでも加筆したいと思っています。) --郊外生活(会話) 2018年2月20日 (火) 16:09 (UTC)
報告 先ほど、日本の気候#気候区分節にて、以前提示した専門的文献を利用して加筆しました。『気候学』において吉野が評価している5名(2月17日のコメントで言及)について概要を綴りました。ただ、気候区分節の肥大化が心配です(将来的に日本の気候区分という記事を分割立項しても良いようには思っています)。適切に整理する必要があるかもしれません。ご意見ください。
また、既に記載されている小泉・加藤、草薙の提案ですが、それらの提案を評価する情報源はご存知でしょうか。これらの提案は興味深いと思いますが、日本の気候での記載にあたって、有意な評価を裏付けられる状態にしておく方が良いように私は思います。(気候区分の提言が他の学術雑誌でもある程度見かけるので、Wikipedia:中立的な観点を考えると、特段の理由なくそのうちの一部だけ載せるのに違和感があります。なお、Wikipedia:検証可能性を満たしているので独断で除去することはできません。)
まだ足せていないのですが、同じCfa気候でも日本国内の気候が大きく異なること(青森と沖縄の違いなど)をうまく説明できればいいなと思っています。また、冒頭部については以下の書籍を出典として利用できそうに思いました(専門的文献の利用)。
- 杉谷隆・平井幸弘・松本淳 (2005) 風景のなかの自然地理 古今書院 第8章 (大学の「自然地理学」講義向けの教科書のようで、いわゆる概論レベルです。)
概論レベルの教科書の場合、地理学専攻以外の学生も履修できるような講義(異分野入門科目の類)にも対応しているので、百科事典の編集として使いやすいようにも思います。(良質な記事専攻の場での柒月例祭さんのコメントへの対応策にもなりそうです。)
ご質問等あればコメントください。 --郊外生活(会話) 2018年2月26日 (月) 15:57 (UTC)
- ありがとうございます。
- 既に記載されている小泉・加藤、草薙の提案ですが、それらの提案を評価する情報源はご存知でしょうか。
- そのような情報源の存在は把握していません。
- なお、「この方法については、一般的なのは北海道気候、太平洋側気候、日本海側気候、中央高地式気候、瀬戸内海式気候、南西諸島気候の6つに分類した」という記述を「誰によって?」となさっています。しかし、私としては長年にわたり数多くの気候学者が修正を重ねてきたもので、特定の発案者など存在しないという認識なのですが、いかがでしょうか。--north land (会話・履歴) 2018年2月27日 (火) 10:57 (UTC)
- 「誰によって?」の箇所について: 「最初の発案者」または「一般に広がるきっかけを作った修正者」の追加を希望してタグを貼りました(ケッペンの気候区分でも後に修正は入っていますから、発案者が1人とは限らないとは思っています)。ただ、6つの気候区分は中学校の地理で聞いた記憶もする一方、先日の加筆で使用した気候学(あるいは自然地理学)の大学学部レベルの教科書(提示した他にも幾つか類似の書籍も参照しています)では、この6区分が登場しません。確かに、既出の参考文献(木原実の書籍)で一般的だと書かれていますが、気象予報士資格取得者とはいえ気候学者ではないので、気候学において本当に一般的と言えるのか?(仮に一般的でもそれは検証可能か?)という疑問点もあります。(気候学においてこの6区分が一般的だということが示せれば、誰によって?タグは除去して構いません。例えば、学術雑誌に関して言えば地理学評論、天気 (雑誌)、地学雑誌あたりでしょうか。この他、やや一般寄りですが地理 (雑誌)も良さそうです。)なお、気候区分にはそれぞれ長所・短所があり、完璧なものはないので、提案者が誰かという情報が必要と思い(Wikipedia:中立的な観点にも関係して)、先日の編集でも発案者が誰か(福井、関口、鈴木、前島、ケッペン等)記載しています。 --郊外生活(会話) 2018年2月28日 (水) 11:47 (UTC)
日本に四季が発生する理由について
[編集]報告/ 質問 指摘点3についてです。先ほど季節が発生する理由を加筆しました(差分)。気温差についてはこのような記述で良いでしょうか(説明不足の箇所や記述の詳細化を希望する箇所などあればご指摘ください)。ただ、モンスーンについて言及していない(降水量の変化の重要な原因の1つです)など、まだ加筆する内容はあるでしょう。私はモンスーンの話の概要を書ければ十分かなとは思うのですが、皆さんどうお考えでしょうか? --郊外生活(会話) 2018年3月28日 (水) 14:46 (UTC)