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BE THERE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
B'z > 作品リスト > BE THERE
「BE THERE」
B'zシングル
初出アルバム『B'z The Best "Pleasure"
B面 星降る夜に騒ごう
リリース
規格
ジャンル
時間
レーベル
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース 中島正雄
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間7位(オリコン[1]
  • 週間3位(再発盤・オリコン)[2]
  • 1990年6月度月間10位(オリコン)
  • 1990年度年間60位(オリコン)
  • B'z シングル 年表
    • BE THERE
    • (1990年)
    B'z The Best "Pleasure" 収録曲
    太陽のKomachi Angel
    (9)
    BE THERE
    (10)
    Don't Leave Me
    (11)
    ミュージック・ビデオ(short ver.)
    「BE THERE」 - YouTube
    テンプレートを表示

    BE THERE」(ビー・ゼアー)は、日本音楽ユニットB'zの楽曲。1990年5月25日にBMGルームスより4作目のシングルとして発売された。

    概要

    [編集]

    B'zとしては初のアルバムと同時発売ではない単独シングル作品。2003年3月26日にリマスタリング、12cm化で再発売された。ジャケットに初めてタイアップが表示された。作品によっては裏ジャケット、歌詞面、CDレーベル面にも表示がある。これは17thシングル『love me, I love you』まで続いた。

    このシングルから2曲目を「2nd beat」と呼ぶようになった。また、このシングルからしばらくの間1st beatのみがオリジナル・アルバムに収録されるようになる[注釈 1]

    また、B'zメンバーを中心とした音楽製作集団「B+U+M」のクレジットが、このシングルから表記されるようになる。これは15thシングル『MOTEL』まで記載され、その後解体された。

    オリコン集計では不利となる金曜日発売であったが、B'zとしてはシングルで初めてオリコン初登場10位以内にランクイン(初登場第7位)した。2003年の再発シングルは全体の中でも好調な売り上げで週間3位にランクインし、最高位を更新している[3][2]。また、トップ10返り咲きが12年9ヶ月ぶりとなり、自身の最長インターバル期間を記録した[注釈 2]。殆ど間を置かずに(3週間程度)発売された次作『太陽のKomachi Angel』とともにロングセラーとなり、B'zのシングルとしては8thシングル『LADY NAVIGATION』に次ぐロングセラー作。

    1990年に発売された際の初回特典として、ステッカーが封入されていた[5]。2003年に再発売された際は、初回特典として当時のB'zの写真を使ったピクチャーレーベル仕様で、全ての再発シングルを収納するCDボックスの応募券と応募はがきが付属していた。

    収録曲

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    8cmCD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・明石昌夫
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「BE THERE」稲葉浩志松本孝弘
    2.「星降る夜に騒ごう」稲葉浩志松本孝弘
    合計時間:

    楽曲解説

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    1. BE THERE
      • 元々は3rdアルバム『BREAK THROUGH』の頃に制作されていたが締切に間に合わず未収録となり、期間をおいてシングルとして発売された経緯がある[6]
      • 左右に音を振るイントロから始まる。これは、もともと曲として出来上がっていた音を更にもう一度サンプリングしたものであり、当時のエンジニアの野村昌之は「今ではコンピューターのおかげで簡単に短時間で出来てしまう事が、この頃はとても大変で凄く時間が掛かりました」とコメントしている[7]
      • シングル表題曲では初めてオリジナル・アルバム未収録となり、ベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure"』が発売されるまで約8年間アルバム未収録のままだった。B'zのシングルでは最もアルバム未収録の期間が長い曲である。
      • B'z LIVE-GYM "BREAK THROUGH"』のアンコールで未発表曲として先行披露されていた。また、MVは同ツアーのライブ映像や移動中の映像を編集したドキュメント的なものになっており、列車内や女子学生、青森駅前なども映っている[8]
      • テレビ朝日系列の音楽番組『ミュージックステーション』に初出演した際に披露した楽曲でもある[注釈 3]
    2. 星降る夜に騒ごう
      • 『B'z LIVE-GYM Pleasure '93 "JAP THE RIPPER"』以降長らく演奏されていなかったが、2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay1で約27年ぶりに演奏され[10][11]、有観客ライブでは2023年に行われたツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』で約30年ぶりに演奏された[12][13]
      • 現在もアルバム未収録。

    タイアップ

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    参加ミュージシャン

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    収録アルバム

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    BE THERE

    ライブ映像作品

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    BE THERE

    星降る夜に騒ごう

    脚注

    [編集]

    注釈

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    1. ^ この傾向が崩れたのは15年後の14thアルバム『THE CIRCLE』から。
    2. ^ 山下達郎の「クリスマス・イブ」が保持していた同一アーティストによる同一作品のシングルベスト10入りインターバル記録の9年を更新した[4]
    3. ^ ただし、同番組に出演した日時は、本作がリリースされる前の5月4日だった[9]

    出典

    [編集]
    1. ^ “B'z結成35周年特集WOWOW放送記念|快進撃はここから始まった──幾度もの変革を迎えた活動初期の歩みを振り返る”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2023年5月19日). https://natalie.mu/music/pp/wowow_bz 2023年5月21日閲覧。 
    2. ^ a b ■ オリコン ENTERTAINMENT SITE”. オリコン (2003年4月7日). 2003年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月26日閲覧。
    3. ^ 「BE THERE/B'z」は○○初出演時に演奏した思い出のナンバー!【歌詞&PVアリ】”. OTOKAKE. 株式会社Tech Factory. 2018年12月8日閲覧。
    4. ^ B’zオリコンチャート上位12曲中11曲”. 日刊スポーツ. 株式会社日刊スポーツ新聞社. 2003年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月13日閲覧。
    5. ^ MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「限定」の項)”. エムアールエム. 2011年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月12日閲覧。
    6. ^ 『ギターブック/GB』1990年7月号、CBS・ソニー出版 
    7. ^ MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「サンプリング」「sampling」の項)”. エムアールエム. 2020年10月25日閲覧。
    8. ^ 青木優『B'z The Best XXV 1988-1998』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ(初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。 
    9. ^ 出演者ラインナップ”. ミュージックステーション. テレビ朝日 (1990年5月4日). 2020年7月12日閲覧。
    10. ^ “ヒット曲連発のB'z無観客ライブ「5 ERAS」開幕!ファンへの感謝と仲間との絆を伝える”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年11月2日). https://natalie.mu/music/news/403133 2020年11月3日閲覧。 
    11. ^ “【レポート】B'z、5週連続無観客配信ライブ<-5 ERAS 8820- Day1>に大いなる感動「みなさんの胸に届くように」”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2020年11月2日). https://www.barks.jp/news/?id=1000191657 2020年11月3日閲覧。 
    12. ^ “B'zベスト選曲の全国ツアーがDVD / BD化、2時間におよぶドキュメンタリーも”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2024年2月16日). https://natalie.mu/music/news/561371 2024年2月25日閲覧。 
    13. ^ “B'z、ライブ映像作品『B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』を4月リリース”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2024年2月16日). https://www.barks.jp/news/?id=1000244776 2024年2月25日閲覧。