愛のバクダン
「愛のバクダン」 | ||||
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B'z の シングル | ||||
初出アルバム『THE CIRCLE』 | ||||
B面 |
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リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||
作詞 | 稲葉浩志 | |||
作曲 | 松本孝弘 | |||
プロデュース | 松本孝弘 | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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B'z シングル 年表 | ||||
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「愛のバクダン」(あいのバクダン)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。2005年3月9日にVERMILLION RECORDSより38作目のシングルとして発売された。
概要
[編集]前年のソロ活動明けからの再始動第1弾となった作品[4][5]。14thアルバム『THE CIRCLE』からの先行シングル。
ジャケットは複数の幼稚園児やスタッフ及びその親戚・知人たちによって描かれたもの[6]。
本曲を色々な人にコピーしてもらいたいということで、初回限定盤のみ「愛のバクダン (TV STYLE)」(カラオケ)、「愛のバクダン (GUITAR SOLO LESS)」の2トラックを追加収録しており、また、ギタータブ譜も付属されている[7]。
B'zのシングルで最も収録曲数が多い作品であり、5th beatが存在するのは、このシングルの初回盤のみである。初回盤・通常盤ともCDのジャケットは同じだが、ケースのメンバー2人の写真が異なる。
オリコンシングルチャートで、34作連続での初登場首位を獲得し、自身が持つ初登場首位獲得記録を更新した[3]。さらに、この作品でオリコン首位獲得週数が51週となり、松田聖子の首位獲得週数(50週)を抜いて、ピンク・レディーの首位獲得週数(63週)に続いて単独2位となった[8]。
ミュージック・ビデオ
[編集]本作のPVは3種類制作されており、PVが3種類制作されたのは「LOVE PHANTOM」以来2曲目。
始めに、サビでブランコのシーンが挿入されているものが制作された。
後に火薬が飛び交うスタジオで演奏しているものが撮影され、こちらが3種類のPVの中で唯一のフルバージョンである。映像の中にはベスト・アルバム『B'z The Best "Treasure"』のクイズの応募はがきで正解者10万人が貰えたB'z人形も登場している。なお、このPVでは、ドラマーとして山口昌人が出演しているほか、イントロ及び間奏のアコースティック・ギターの部分が映像に合わせてエレクトリック・ギターに差し替えられた音源が使われている[注釈 1]。また、映像内で稲葉が着用しているTシャツは、後にアルバムツアー『B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"』のグッズとして販売された[9]。 2013年に発売されたベスト・アルバム『B'z The Best XXV 1999-2012』の初回特典DVDには、このPVが収録されている。
『THE CIRCLE』のプロモーション用でL.A.ver.も制作された。こちらにはドラマーとしてレコーディングにも参加しているシェーン・ガラースが出演している。
収録曲
[編集]全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「愛のバクダン」 | |
2. | 「Fever」 | |
3. | 「甘く優しい微熱」 | |
4. | 「愛のバクダン (TV STYLE)」 | |
5. | 「愛のバクダン (GUITAR SOLO LESS)」 | |
合計時間: |
全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「愛のバクダン」 | |
2. | 「Fever」 | |
3. | 「甘く優しい微熱」 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- 愛のバクダン
- Fever
- 松本はデビュー当時のKISSや70年代半ばぐらいのイメージで音作りを行っており、きっかけはメロディーを聴いたドラマーのシェーン・ガラースが「古いタイプの音でやろう」と提案し、その音を周囲が気に入ったためである。またドラムについては、タオルをかけてサスティンを無くすような音作りをしたという[10]。
- 2nd beatとしては「LOVE & CHAIN」(『LADY-GO-ROUND』の2nd beat)以来15年ぶりにオリジナル・アルバムに収録された。
- 砂浜で二人がサビを演奏する映像で構成されたPVが存在する。
- 『B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"』以降長らく演奏されていなかったが、2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay4で約15年ぶりに演奏された[11]。
- 甘く優しい微熱
- 本作で唯一、アルバム未収録およびライブ未演奏。
- 愛のバクダン (TV STYLE)
- ボーカル音を排除した、伴奏のみの音源。
- 愛のバクダン (GUITAR SOLO LESS)
タイアップ
[編集]- テレビ東京系『JAPAN COUNTDOWN』3月エンディングテーマ(#1)
- ゼスプリ・インターナショナル・ジャパン「ゼスプリ ゴールド・キウイ」CMソング(#1)
参加ミュージシャン
[編集]収録アルバム
[編集]愛のバクダン
- THE CIRCLE
- B'z The Best "Pleasure II"
- B'z (2007年のアルバム)(ミックスバージョン「Ai No Bakudan」)
- B'z The Best "ULTRA Pleasure"
- B'z (2012年のアルバム)(英語詞バージョン「Love Bomb」)
- B'z The Best XXV 1999-2012
Fever
ライブ映像作品
[編集]愛のバクダン
- SPLASH!(特典DVD)
- B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE"
- B'z LIVE in なんば
- B'z The Best "ULTRA Treasure"(特典DVD)
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-
- B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME
- B'z LIVE in なんば 2006 & B'z SHOWCASE 2007 -19- at Zepp Tokyo
- B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST-
- B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-
- B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
- B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X-
Fever
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ このバージョンは音源化されていないが、ベスト・アルバム『B'z The Best XXV 1999-2012』の初回特典DVDで確認することができる。
- ^ ちなみに、ベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure II"』発売時(2005年)に、iTunes Music Storeにて一時ダウンロード可能な状態になっていたことがある。
- ^ テレビ朝日系列 - 『ミュージックステーション』(2005年3月11日、2005年4月1日)、『ミュージックステーションスーパーライブ2012』(2012年12月21日)
フジテレビ系列 - 『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(2005年2月28日)、『僕らの音楽』(2005年3月26日)
日本テレビ系列 - 『ミンナのテレビ』(2005年4月13日)、『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』(2005年3月4日)、『速報!歌の大辞テン』(2005年3月16日)
TBS系列 - 『うたばん』(2005年3月17日)、『COUNT DOWN TV』(2005年3月12日)
出典
[編集]- ^ 竹内美保『B'z The Best XXV 1999-2012』(ライナーノーツ)B'z、VERMILLION RECORDS、2013年。
- ^ “「我々とともに幸福と快楽の頂点に」B'zスタジアムツアー完遂”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年7月27日) 2019年11月24日閲覧。
- ^ a b “B'z、自己記録を更新!!”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2005年3月16日) 2020年7月12日閲覧。
- ^ “B'z本格再始動! '05年第一弾シングルのタイトルは?”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2005年1月31日) 2021年5月29日閲覧。
- ^ “B'z『ついにB'zが始動!』”. ORICON STYLE. オリコン株式会社. 2005年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月8日閲覧。
- ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年、137頁。
- ^ “B’z、3/9新曲発表(OngakuDB.com)”. Yahoo!ミュージック. 2005年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月20日閲覧。
- ^ “B'z、前人未到の記録達成!”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2005年3月15日) 2021年12月14日閲覧。
- ^ 青木優『B'z The Best XXV 1999-2012』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ (初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。
- ^ 佐伯明『B'z ミラクルクロニクル』ソニー・マガジンズ、2008年、274-275頁。
- ^ “B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day4」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2020年12月2日閲覧。