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1983年のオールスターゲームは、1983年7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
前年、日本一を達成した西武ライオンズの広岡達朗監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率い、セ・リーグを制した中日ドラゴンズの近藤貞雄監督が全セ(オールセントラル・リーグ)の指揮を執ったオールスターゲーム。パ・リーグ側の要望で初めて指名打者制度を導入した。ただし、全セは全試合で投手を打順に組み込んだ。
第1戦は怪我からの復帰の門田博光が指名打者として登場し2本塁打を打ち、全パが先勝した。続く第2戦は浪商時代、バッテリーを組んだ全セ・牛島和彦(中日)対全パ・香川伸行(南海)が実現した。試合そのものは全パが4対3の1点差で勝利した。因みに第1戦の勝利投手が兄の松沼博久、第2戦が弟の松沼雅之。つまり兄弟勝利投手リレーも実現した。第3戦、ロッテの主砲・落合博満の2本塁打3打点が効き、全パが負けなしの3連勝。全試合、江夏豊(日本ハム)が抑え登板し、2Sを挙げた。
- 太字はファン投票で選ばれた選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。
パシフィック |
打順 | 守備 | 選手
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1 | [右] | 島田誠 |
2 | [中] | 福本豊 |
3 | [三] | スティーブ |
4 | [指] | 門田博光 |
5 | [一] | 落合博満 |
6 | [左] | テリー |
7 | [捕] | 香川伸行 |
8 | [遊] | 石毛宏典 |
9 | [二] | 大石大二郎 |
| [投] | 松沼博久 |
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セントラル |
打順 | 守備 | 選手
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1 | [遊] | 高橋慶彦 |
2 | [中] | 松本匡史 |
3 | [右] | 若松勉 |
4 | [左] | 山本浩二 |
5 | [一] | 掛布雅之 |
6 | [三] | 原辰徳 |
7 | [二] | 篠塚利夫 |
8 | [捕] | 山倉和博 |
9 | [投] | 松岡弘 |
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全セ
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全パ
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1 |
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1 |
X |
4 |
7 |
0 |
- セ:小林(神)、川口(広)、牛島(中)、●角(巨)-笠間(神)、山倉
- パ:山内和(南)、水谷(ロ)、○松沼雅(西)、江夏-香川、中沢(急)、梨田
- 勝利:松沼雅(1勝)
- セーブ:江夏 (2S)
- 敗戦:角(1敗)
- 本塁打
セ:山本浩3号(2ラン・松沼雅)
パ:落合(ロ)1号(ソロ・川口) - 審判
[球審]牧野(パ)
[塁審]佐藤(セ)・大野(パ)・井上(セ)
[外審]村越(パ)・大里(セ) - 試合時間:2時間34分
セントラル |
打順 | 守備 | 選手
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1 | [遊] | 高橋慶彦 |
2 | [中] | 松本匡史 |
3 | [三] | 掛布雅之 |
4 | [左] | 山本浩二 |
5 | [一] | 原辰徳 |
6 | [右] | 田尾安志 |
7 | [二] | 篠塚利夫 |
8 | [捕] | 笠間雄二 |
9 | [投] | 小林繁 |
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パシフィック |
打順 | 守備 | 選手
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1 | [中] | 福本豊 |
2 | [右] | 簑田浩二 |
3 | [三] | スティーブ |
4 | [指] | 門田博光 |
5 | [一] | 落合博満 |
6 | [左] | テリー |
7 | [捕] | 香川伸行 |
8 | [二] | 山崎裕之 |
9 | [遊] | 石毛宏典 |
| [投] | 山内和宏 |
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全セ
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- パ:鈴木(近)、高橋直(西)、○森、今井(急)、江夏-梨田、中沢、香川
- セ:津田(広)、北別府(広)、●江川(巨)、角-達川、山倉
- 勝利:森(1勝)
- 敗戦:江川(1敗)
- 本塁打
パ:落合2号(ソロ・北別府)・3号(2ラン・角)、福本(急)1号(ソロ・江川)
- 審判
[球審]井上(セ)
[塁審]村越(パ)・大里(セ)・前川(パ)
[外審]佐藤(セ)・牧野(パ) - 試合時間:2時間24分
パシフィック |
打順 | 守備 | 選手
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1 | [中] | 福本豊 |
2 | [右] | 島田誠 |
3 | [三] | スティーブ |
4 | [指] | 門田博光 |
5 | [一] | 落合博満 |
6 | [左] | テリー |
7 | [捕] | 梨田昌崇 |
8 | [遊] | 石毛宏典 |
9 | [二] | 大石大二郎 |
| [投] | 鈴木啓示 |
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セントラル |
打順 | 守備 | 選手
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1 | [遊] | 高橋慶彦 |
2 | [中] | 松本匡史 |
3 | [三] | 衣笠祥雄 |
4 | [左] | 山本浩二 |
5 | [二] | 原辰徳 |
6 | [右] | 大島康徳 |
7 | [一] | 中畑清 |
8 | [捕] | 達川光男 |
9 | [投] | 津田恒美 |
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- 第1戦:7月23日
- 第2戦:7月24日
- 第3戦:7月26日
- 広島テレビ≪日本テレビ系列≫
- 実況:加藤進(広島テレビ) 解説:村山実 ゲスト解説:古葉竹識(広島監督)
- リポーター:浅見源司郎(日本テレビ・セ・リーグサイド)、佐藤忠功(よみうりテレビ・パ・リーグサイド)、監督およびヒーローインタビュー脇田義信
- 広島テレビがオールスターゲームで日本テレビ系向けの制作・放送を行うのは初めてだったが[3]、同時に自社の主管制作で中継したのはこれが最後となった。これ以後の広島開催時は1991年まで日本テレビ主管制作、広島テレビ制作協力(1991年の様にクレジット上は2局共同での製作著作の場合もあり)の形式で中継された。
- NHK総合(中継録画・スポーツアワーに内包) 実況:土門正夫 解説:広瀬叔功 ゲスト解説:村上雅則
- 第1戦:7月23日
- 第2戦:7月24日
- 第3戦:7月26日
- NHKラジオ第1 実況:島村俊治 解説:高田繁、星野仙一
- TBSラジオ(JRN/中国放送制作) 実況:山本昭 解説:張本勲、大石清
- 文化放送(独自) 実況:坂信一郎
- ニッポン放送(NRN) 実況:胡口和雄 解説:江本孟紀
- ラジオ日本(独立系) 実況:島碩弥、早川建二
- ラジオ大阪(ローカル)解説:辻佳紀
- ^ a b 『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.175
- ^ それまで1974年の第2戦や1977年の第2戦も、この時と同じ西宮球場での試合だったが、関西テレビは日曜19時台アニメ2本立てと『家族対抗歌合戦』をネットしているために中継権を使用せず、双方とも朝日放送が中継権を得た(前者はTBS系列、後者はテレビ朝日系列)ことがあった
- ^ これ以前はクロスネット局だったため、フジテレビ系向けを自社で放送し、日本テレビは自社で乗り込み、広島テレビまたは広島ホームテレビ(テレビ朝日系列)が制作協力する形式だった。
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