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高邑勉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高邑 勉
たかむら つとむ
生年月日 (1974-05-30) 1974年5月30日(50歳)
出生地 山口県山口市
出身校 慶應義塾大学法学部
北京大学大学院
前職 メリルリンチ日本証券従業員
所属政党民主党野田グループ)→)
無所属→)
維新の党→)
(おおさか維新の会→)
日本維新の会
称号 学士
修士(国際関係専攻)
公式サイト たかむら勉公式WEBサイト

選挙区 比例中国ブロック山口1区
当選回数 1回
在任期間 2009年8月30日 - 2012年7月10日
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高邑 勉(たかむら つとむ、1974年5月30日 - )は、日本政治家。元衆議院議員(1期)。鳩山由紀夫元首相が理事長を務める公益財団法人友愛」理事[2]

来歴

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山口県山口市生まれ。山口市立白石小学校、山口大学教育学部附属山口中学校山口県立山口高等学校慶應義塾大学法学部政治学科卒業[3](大学入学は指定校推薦による推薦入学[要出典])。

大学卒業後、日本生命保険相互会社、メリルリンチ日本証券勤務を経て、民主党参議院議員(当時)・鈴木寛の秘書を務める。2005年から北京大学国際関係学院・同大学院に留学し、修士号(国際関係専攻)を取得する[3]

2007年6月、次期総選挙に山口1区から民主党公認で立候補する意向を表明。2009年8月の第45回衆議院議員総選挙では、小選挙区で自由民主党現職の高村正彦に敗れるが、重複立候補していた比例中国ブロックで復活し、初当選。

2012年6月、衆議院議員を辞職し、山口県知事選挙(7月12日告示、7月29日投開票)に民主党を離党して無所属で出馬する意向を表明[4]。自民党・公明党の両党県連の推薦を受けいち早く山口県知事選への立候補を表明した山本繁太郎に対し、民主党山口県支部連合会が5月の時点で独自候補の擁立を断念した[5]ことに業を煮やし、保守系の元防府市議に出馬を打診され「県民に選択肢を示す」として出馬を決意したものだった[6]

2012年6月27日、民主党に離党届を提出[7]、同年7月3日に離党が承認され[8]、同年7月10日に衆議院議長に対し議員辞職願を提出し、許可された[9]山口県議会議員の三浦昇繰り上げ当選[10])。選挙戦では「脱既成政党」を掲げ、基金創設による産業再生を軸に民主党の政策と異なる独自色の強い政策を掲げるも、「脱原発」を旗印に同じく政党の支援を受けずに立候補した飯田哲也無党派層や一部の民主党支持層(民主党は一時、飯田を独自候補に据える動きがあった[6])を喰われる結果となり埋没、55,418票を獲得するも山本、飯田に次ぐ3位で落選した[11](得票率は10.4%で、供託金没収は免れた)。

2014年1月29日、山口県庁の県政記者クラブにおいて、山本の病気辞職に伴う山口県知事選挙への出馬を表明[12]。一時は前回知事選に出馬した飯田との共闘を見据え、上関原子力発電所の新設反対を掲げて独自色を打ち出したが、支持が広がらず落選した[13]

2014年11月に翌月の第47回衆議院議員総選挙に山口1区から維新の党の公認で立候補することが発表されたが[14]、落選[15]

2015年10月の維新の党分裂に際しては、新党結成を目指す大阪系議員らが維新の党の解党を議決した10月24日の臨時党大会に出席したと報じられた[16]

2016年2月9日におおさか維新の会衆院東京4区支部長就任が発表されたが[17]、12月13日に支部長を辞退したことが発表された[18]

2022年ころ、日本維新の会所属の衆議院議員である池畑浩太朗の秘書を務める[19]

2024年12月、国民民主党所属の衆議院議員である向山好一の事務所で勤務していることが明らかになった[20]

政策

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  • 選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらとも言えない」としている[21]

役職

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脚注

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  1. ^ 衆議院. “議員氏名の正確な表記”. 2024年3月27日閲覧。
  2. ^ 概要|公益財団法人 友愛”. yuai-love.com. 2022年5月31日閲覧。
  3. ^ a b プロフィール”. たかむら勉ブログ. 2017年8月4日閲覧。
  4. ^ “県知事選、高邑衆院議員出馬へ 党県連「相談なく遺憾」”. 山口新聞. (2012年6月5日). http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2012/0605/1p.html 
  5. ^ “県知事選 民主「候補擁立困難に」”. 山口新聞. (2012年5月19日). http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2012/0519/1p.html 
  6. ^ a b “核心:2012年知事選/1 高邑勉氏 /山口”. 毎日新聞. (2012年7月7日). https://web.archive.org/web/20120726133747/http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120707ddlk35010469000c.html 
  7. ^ “高邑衆院議員が民主離党届、山口知事選出馬に向け”. 読売新聞. (2012年6月28日). http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120628-OYS1T00302.htm 2012年7月12日閲覧。 
  8. ^ “平、高邑両氏の離党承認=民主”. 時事通信. (2012年7月3日). http://www.jiji.com/jc/zc?k=201207/2012070300719 2012年7月12日閲覧。 
  9. ^ “山口知事選出馬の民主・高邑氏、衆院議員を辞職”. 読売新聞. (2012年7月10日). https://web.archive.org/web/20120724041428/http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120710-OYT1T01257.htm 2012年7月12日閲覧。 
  10. ^ “三浦氏が繰り上げ当選=衆院比例”. 時事ドットコム (時事通信社). (2012年7月13日). http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012071300059 2012年7月14日閲覧。 
  11. ^ “山口知事に山本氏=「脱原発」の飯田氏破る-オスプレイ搬入に反対”. 時事通信. (2012年7月30日). http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012073000036 
  12. ^ “選挙:山口県知事選 高邑元衆院議員出馬へ 産業再生、雇用創出訴え”. 毎日新聞. (2014年1月28日). http://senkyo.mainichi.jp/news/20140128ddp041010026000c.html 2014年2月23日閲覧。 
  13. ^ “山口知事選:自公推薦・村岡氏の初当選確実”. 毎日新聞. (2014年2月23日). https://web.archive.org/web/20140227221543/http://mainichi.jp/select/news/20140224k0000m010065000c.html 2014年2月23日閲覧。 
  14. ^ “維新、広島と山口の両1区擁立へ 民主は不在”. 中国新聞. (2014年11月22日). http://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=107519&comment_sub_id=0&category_id=576&localfrom=syuin&category_list=576 
  15. ^ 山口 - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル
  16. ^ “橋下氏ダブル選照準、1つ落とせば埋没危機 「おおさか維新の会」31日結党”. 産経新聞. (2015年10月26日). オリジナルの2015年10月26日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/2qzjw 
  17. ^ おおさか維新の会衆議院支部長選任者リスト』(プレスリリース)おおさか維新の会、2016年2月9日https://o-ishin.jp/news/2016/images/3c22506e8e6c1312652f8fcbf6047ff861507e31.pdf 
  18. ^ “維新、衆院選候補7人発表 小選挙区、1人辞退”. 産経新聞. (2016年12月13日). https://web.archive.org/web/20161214164947/http://www.sankei.com/politics/news/161213/plt1612130024-n1.html 
  19. ^ 池畑こうたろう: “『私は知人から「国政政党を紹介して欲しい」という依頼を受け、NHK党にご紹介申し上げました。知人はNHK党の面接を受け公認を頂きましたが疑念を招くことになりました。独断で動いた結果、皆さまにご迷惑をおかけすることなり、自身の不徳の致すところと、深く反省しお詫び申し上げます。秘書 高邑 勉』”. Twitter. 2022年5月31日閲覧。
  20. ^ 福島伸享(のぶゆき)事務所 衆議院議員(茨城1区): “『〇石破内閣が誕生してから2ヶ月も経って、ようやく今日から本格的な論戦が開始。早い日暮れの中に浮かぶ国会議事堂を眺めながら、2009年民主党初当選組の同期会に向かいました。・・・』”. Twitter. 2024年12月3日閲覧。
  21. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
  22. ^ 北京日本人会ページ
  23. ^ 中国のマスク3800枚を寄付:中日新聞しずおかWeb”. 中日新聞Web. 2022年5月31日閲覧。
  24. ^ [お知らせ](日中福祉人材共同育成事業が正式にスタートしました)一般社団法人 日中医療福祉交流協会 Medical and Welfare Association”. www.jc-mwa.com. 2022年6月1日閲覧。

外部リンク

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