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高島駅 (北海道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高島駅
駅舎(2005年9月)
たかしま
Takashima
様舞 (5.8 km)
(5.0 km) 大森
地図
所在地 北海道中川郡池田町字高島8-1
北緯43度1分23.39秒 東経143度27分33.56秒 / 北緯43.0231639度 東経143.4593222度 / 43.0231639; 143.4593222座標: 北緯43度1分23.39秒 東経143度27分33.56秒 / 北緯43.0231639度 東経143.4593222度 / 43.0231639; 143.4593222
所属事業者 北海道ちほく高原鉄道
所属路線 ふるさと銀河線
キロ程 11.5 km(池田起点)
電報略号 タカ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1910年明治43年)9月22日
廃止年月日 2006年平成18年)4月21日
備考 ふるさと銀河線廃線に伴い廃駅
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1977年、国鉄池北線時代の高島駅と周囲500 m範囲。上が北見方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

高島駅(たかしまえき)は、北海道中川郡池田町字高島8-1[1]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線である。国鉄JR北海道池北線時代の電報略号タカ事務管理コードは▲110502[2]

歴史

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年表

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1933年(昭和8年)から1941年(昭和16年)まで、馬鉄の殖民軌道居辺(おりべ)線が駅前から現・士幌町下居辺に至る18.8kmに渡って運用されていたが、開通と同時期に下居辺が池田町から士幌町へ分村編入したために利用者が年々減り、1941年4月に下居辺地域内の軌道は池田町境界まで撤去された。残された軌道の運用実態は不明。1949年(昭和24年)に廃止された。

駅名の由来

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当地はかつてアイヌ語で「ペッポ(pet-po)」(小川)と呼ばれていたが[11]、現在の池田町の開拓がはじまった1896年(明治29年)に、高島嘉右衛門(実業家・高島易断創始者)が同地に農場を設置した。その後、敷地内に駅を設置したため「高島駅」となり[12][11]、地名化した。

駅構造

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2面2線の相対式ホームと駅舎を持つ地上駅。2つのホームは向かい合っておらず、ずれた位置にある。廃止時は無人駅であった。

駅周辺

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駅跡

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駅舎・ホームは撤去されたが駅前にあった樹木(ヤマモミジ)は保存され、レール及び国鉄仕様・ふるさと銀河線仕様の駅名標がモニュメントとして置かれている。

隣の駅

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北海道ちほく高原鉄道
ふるさと銀河線
様舞駅 - 高島駅 - 大森駅

脚注

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  1. ^ 『10年』 p. 104
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、236頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b 内閣印刷局, ed (1910-09-17). “鉄道院告示 第81号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (8174). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2951526. 
  4. ^ 『JR釧路支社』 p. 96
  5. ^ 『JR釧路支社』 pp. 111 - 112
  6. ^ 『JR釧路支社』 p. 113
  7. ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、891頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  8. ^ 『JR釧路支社』 p. 122
  9. ^ 『10年』 p. 105
  10. ^ 『10年』 p. 1111996年(平成8年)12月1日無人化、1997年(平成9年)3月31日まで暫定で社員配置」という表現になっている。
  11. ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、295-296頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  12. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. pp. 148-149. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 2018年10月16日閲覧。 

参考文献

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  • 続・士幌町のあゆみ 平成4年 士幌町 P43
  • トカプチ 十勝郷土研究 第2号 静窓書房
  • 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年。 
  • 『ふるさと銀河線10年のあゆみ』ふるさと銀河線10周年記念事業実行委員会、1999年。 

関連項目

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