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薫別駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薫別駅
駅全景(2005年9月)
くんべつ
Kumbetsu
大誉地 (4.2 km)
(6.7 km) 陸別
地図
北海道足寄郡陸別町字上利別原野東1線254-9
北緯43度24分52.44秒 東経143度43分0.60秒 / 北緯43.4145667度 東経143.7168333度 / 43.4145667; 143.7168333座標: 北緯43度24分52.44秒 東経143度43分0.60秒 / 北緯43.4145667度 東経143.7168333度 / 43.4145667; 143.7168333
所属事業者 北海道ちほく高原鉄道
所属路線 ふるさと銀河線
キロ程 70.7 km(池田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1958年昭和33年)9月10日[1]
廃止年月日 2006年平成18年)4月21日
備考 ふるさと銀河線廃線に伴い廃駅
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1977年、国鉄池北線時代の薫別駅と周囲500 m範囲。上が北見方面。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

薫別駅(くんべつえき)は、北海道足寄郡陸別町字上利別原野東1線254-9[2]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線である。国鉄JR北海道池北線時代の事務管理コードは▲110511[3]

歴史

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年表

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駅名の由来

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地名より。付近を流れる利別川の支流のアイヌ語名にペンケクッペッ(上のクン川)、ポンクンペッ(小さなクン川)の名称があり、その下流の大誉地川の旧名もクンペッであった。「薫別」はこのクンペッに漢字を当てたものであるが、語義不明となっている[9]

アイヌ語研究者の永田方正は「クンネペッ(kunne-pet)」(黒い・川)に由来すると解釈しており[9]、1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』ではこの説が採用されている[10]

このほか、更科源蔵山田秀三は「クウンペッ(ku-un-pet)」(仕掛け弓・ある・川)と解釈している[9]

駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。

駅周辺

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薫別の集落がある。

隣の駅

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北海道ちほく高原鉄道
ふるさと銀河線
大誉地駅 - 薫別駅 - 陸別駅

脚注

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  1. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、893頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『10年』 p. 104
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、237頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ 『JR釧路支社』 p. 95
  5. ^ 「釧鉄 三駅が開業」『交通新聞』交通協力会、1958年9月14日、1面。
  6. ^ 『JR釧路支社』 p. 96
  7. ^ 『JR釧路支社』 p. 122
  8. ^ 『10年』 p. 105
  9. ^ a b c 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、302頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  10. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、147頁。ASIN B000J9RBUY 

参考文献

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  • 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年。 
  • 『ふるさと銀河線10年のあゆみ』ふるさと銀河線10周年記念事業実行委員会、1999年。 

関連項目

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