薫別駅
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薫別駅 | |
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駅全景(2005年9月) | |
くんべつ Kumbetsu | |
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北海道足寄郡陸別町字上利別原野東1線254-9 | |
所属事業者 | 北海道ちほく高原鉄道 |
所属路線 | ふるさと銀河線 |
キロ程 | 70.7 km(池田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1958年(昭和33年)9月10日[1] |
廃止年月日 | 2006年(平成18年)4月21日 |
備考 | ふるさと銀河線廃線に伴い廃駅 |
薫別駅(くんべつえき)は、北海道足寄郡陸別町字上利別原野東1線254-9[2]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。国鉄・JR北海道池北線時代の事務管理コードは▲110511[3]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1958年(昭和33年)9月10日:日本国有鉄道網走本線に、旅客のみ取り扱う無人駅として新設開業[4][5]。
- 1961年(昭和36年)4月1日:路線の呼称変更により[6]、池北線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道に継承[1]。
- 1989年(平成元年)6月4日:経営移管により、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅となる[7][8]。
- 2006年(平成18年)4月21日:ふるさと銀河線廃線により廃止。
駅名の由来
[編集]地名より。付近を流れる利別川の支流のアイヌ語名にペンケクッペッ(上のクン川)、ポンクンペッ(小さなクン川)の名称があり、その下流の大誉地川の旧名もクンペッであった。「薫別」はこのクンペッに漢字を当てたものであるが、語義不明となっている[9]。
アイヌ語研究者の永田方正は「クンネペッ(kunne-pet)」(黒い・川)に由来すると解釈しており[9]、1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』ではこの説が採用されている[10]。
このほか、更科源蔵や山田秀三は「クウンペッ(ku-un-pet)」(仕掛け弓・ある・川)と解釈している[9]。
駅構造
[編集]駅周辺
[編集]薫別の集落がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、893頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『10年』 p. 104
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、237頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 『JR釧路支社』 p. 95
- ^ 「釧鉄 三駅が開業」『交通新聞』交通協力会、1958年9月14日、1面。
- ^ 『JR釧路支社』 p. 96
- ^ 『JR釧路支社』 p. 122
- ^ 『10年』 p. 105
- ^ a b c 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、302頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、147頁。ASIN B000J9RBUY。
参考文献
[編集]- 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年。
- 『ふるさと銀河線10年のあゆみ』ふるさと銀河線10周年記念事業実行委員会、1999年。