駒野駅
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駒野駅 | |
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駅舎(2019年8月) | |
こまの KOMANO | |
◄美濃山崎 (3.6 km) (4.7 km) 美濃津屋► | |
所在地 | 岐阜県海津市南濃町駒野横道上617-5 |
所属事業者 | 養老鉄道 |
所属路線 | ■養老線 |
キロ程 | 19.8 km(桑名起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
880 [1]人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1919年(大正8年)4月27日 |
備考 | 終日駅員配置 |
駒野駅(こまのえき)は、岐阜県海津市南濃町駒野横道上にある、養老鉄道養老線の駅。
歴史
[編集]- 1919年(大正8年)4月27日:養老鉄道(旧)桑名 - 養老間延伸時に開業[2]。
- 1922年(大正11年)6月13日:合併により揖斐川電気の駅となる。
- 1928年(昭和3年)4月6日:鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となる。
- 1929年(昭和4年)10月1日:合併により伊勢電気鉄道養老線の駅となる。
- 1936年(昭和11年)5月20日:分離譲渡により養老電鉄の駅となる。
- 1940年(昭和15年)8月1日:合併により参宮急行電鉄の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:南海鉄道(南海電気鉄道の前身)との合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 2007年(平成19年)10月1日:近畿日本鉄道からの経営分離により養老鉄道(新)の駅となる。
駅構造
[編集]単式1面1線・島式1面2線の合計2面3線の構内を有する地上駅。駅舎(改札口)は単式の上りホーム側にあり、島式の下りホームへは大垣寄りの構内踏切で連絡している。トイレは改札内にある。
有人駅で出札窓口が設けられており、列車別改札を行っている。また、駅前には駅管理の自転車預かり所がある。
かつては駅隣の紡績工場(新内外綿)への引込線が伸びていた[2](0.1km手押し[3])。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1(島式駅舎側) | ■養老線(下り) | 養老・大垣・揖斐方面 |
2(単式) | ■養老線(上り) | 多度・桑名方面 |
3(島式反対側) | ■養老線(下り) | 養老・大垣・揖斐方面(当駅折返し) |
- 3番線が上下副本線、1番線が下り本線、2番線が上り本線である。
- 3番線は大垣方面からの列車の折返しに使われているが、両方向の入線・出発に対応している。
利用状況
[編集]駒野駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(駒野駅) | |||||||
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年度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特記事項 | ||||
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1956年(昭和31年) | ←←←← | 453,823 | |||||
1957年(昭和32年) | ←←←← | 467,834 | |||||
1958年(昭和33年) | ←←←← | 463,037 | |||||
1959年(昭和34年) | ←←←← | 506,722 | |||||
1960年(昭和35年) | ←←←← | 566,440 | |||||
1961年(昭和36年) | ←←←← | 637,310 | |||||
1962年(昭和37年) | ←←←← | 668,446 | |||||
1963年(昭和38年) | ←←←← | 672,753 | |||||
1964年(昭和39年) | ←←←← | 668,309 | |||||
1965年(昭和40年) | ←←←← | 652,201 | |||||
1966年(昭和41年) | ←←←← | 644,547 | |||||
1967年(昭和42年) | ←←←← | 635,728 | |||||
1968年(昭和43年) | ←←←← | 595,662 | |||||
1969年(昭和44年) | ←←←← | 560,964 | |||||
1970年(昭和45年) | ←←←← | 544,000 | |||||
1971年(昭和46年) | ←←←← | 502,000 | |||||
1972年(昭和47年) | ←←←← | 473,000 | |||||
1973年(昭和48年) | ←←←← | ||||||
1974年(昭和49年) | ←←←← | ||||||
1975年(昭和50年) | ←←←← | ||||||
1976年(昭和51年) | ←←←← | ||||||
1977年(昭和52年) | ←←←← | ||||||
1978年(昭和53年) | ←←←← | ||||||
1979年(昭和54年) | ←←←← | ||||||
1980年(昭和55年) | ←←←← | ||||||
1981年(昭和56年) | ←←←← | ||||||
1982年(昭和57年) | ←←←← | 11月16日 | 1,931 | ||||
1983年(昭和58年) | ←←←← | 11月8日 | 1,928 | ||||
1984年(昭和59年) | ←←←← | 11月6日 | 1,885 | ||||
1985年(昭和60年) | ←←←← | 11月12日 | 1,881 | ||||
1986年(昭和61年) | ←←←← | 11月11日 | 1,823 | ||||
1987年(昭和62年) | ←←←← | 11月10日 | 1,737 | ||||
1988年(昭和63年) | ←←←← | 11月8日 | 2,199 | ||||
1989年(平成元年) | ←←←← | 11月14日 | 1,669 | ||||
1990年(平成2年) | ←←←← | 11月6日 | 1,714 | ||||
1991年(平成3年) | ←←←← | ||||||
1992年(平成4年) | ←←←← | 11月10日 | 1,699 | ||||
1993年(平成5年) | ←←←← | ||||||
1994年(平成6年) | ←←←← | ||||||
1995年(平成7年) | ←←←← | 12月5日 | 1,644 | ||||
1996年(平成8年) | ←←←← | ||||||
1997年(平成9年) | ←←←← | ||||||
1998年(平成10年) | ←←←← | ||||||
1999年(平成11年) | ←←←← | ||||||
2000年(平成12年) | ←←←← | ||||||
2001年(平成13年) | ←←←← | ||||||
2002年(平成14年) | ←←←← | ||||||
2003年(平成15年) | ←←←← | ||||||
2004年(平成16年) | ←←←← | ||||||
2005年(平成17年) | ←←←← | 11月8日 | 1,265 | ||||
2006年(平成18年) | ←←←← | ||||||
2007年(平成19年) | ←←←← | ||||||
2008年(平成20年) | ←←←← | 11月18日 | 1,009 | ||||
2009年(平成21年) | ←←←← | ||||||
2015年(平成27年) | ←←←← | 11月10日 | 880 | ||||
2018年(平成30年) | ←←←← | 11月13日 | 952 |
出典:岐阜県統計書各年度版 近鉄広報発行パンフレット「きんてつ」
駅周辺
[編集]- 海津市文化会館
- 海津市役所城山支所
- 南濃郵便局
- 月見の森
- 羽根谷だんだん公園
- 行基寺
- 海津市立城山小学校
- 海津市立城南中学校
- 岐阜県立海津明誠高等学校(海津校舎)
- 南濃温泉 水晶の湯
- 国道258号
- 養老町オンデマンドバス バス停
- 庭田山頂公園(二之瀬越、三重県いなべ市との県境付近) - 徒歩約90分
- 備考
- 駅前から市内各方面に海津市コミュニティバスが出ているが、本数は少ない。
- 駅周辺は扇状地が広がるほか揖斐川に近接することから特徴的な河川地形が数多く見られ、2011年の東京大学文科地理の問題の題材ともなった。
バス路線など
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “養老鉄道交通調査結果2018年11月13日実施”. 養老鉄道. 2019年10月25日閲覧。
- ^ a b 『JR・私鉄全線各駅停車別巻2』小学館、1993年、54頁
- ^ 「1961年版全国専用線一覧表」『トワイライトゾーンマニュアル』ネコパブリッシング、1992年