風祭甚三郎
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風祭 甚三郎[1](かざまつり じんざろう[2]、1855年[3] - 没年不明)は、日本の政治家。族籍は東京府士族[3]。旧姓・夏目。
経歴
[編集]深川に幕府旗本・夏目庫次郎の二男として生まれる[2]。1868年、旗本・風祭清左衛門の養子となる[2]。田中哲輔、中山恒斎、芳野金陵等に就いて漢籍を学び、静堂と号す[2]。露語をニコライに後外国語学校に於いて学び、又独逸語を壬申義塾で研究する[2]。
1883年、陸軍砲兵会議の独乙文翻訳雇となる[2]。1890年、東京府会議員に当選する[2]。常置委員、地方衛生会員、東京市会議員、市区学務委員等に選ばれる[2]。
1897年、本郷区長に任命される[1]。1901年、深川区長[4]に任命される[5]。1904年、牛込区長、小石川区長に任命される。1908年、芝区長に任命される[1]。
人物
[編集]著書に『独和字彙』[2][6]、『仙台紀行 附・松島遊記』[7]がある。住所は東京市本郷区湯島三組町[1][2](現・東京都文京区)。
脚注
[編集]- ^ a b c d 『現代人名辞典』カ52頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『日本現今人名辞典 訂正3版』か84頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月21日閲覧。
- ^ a b 『人事興信録 初版』か418頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月21日閲覧。
- ^ 『東京明覧』第六章公衙2頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月21日閲覧。
- ^ 『江東区年表』171頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月21日閲覧。
- ^ 『独和字彙 増訂3版』(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月23日閲覧。
- ^ 『仙台紀行 附・松島遊記』(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月23日閲覧。
参考文献
[編集]- 『日本現今人名辞典 訂正3版』日本現今人名辞典発行所、1903年。
- 『人事興信録 初版』人事興信所、1903 - 1911年。
- 織田純一郎等編『東京明覧』集英堂、1904年。
- 古林亀治郎編『現代人名辞典』中央通信社、1912年。
- 『江東区年表』東京都江東区、1969年。
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