貴島彩理
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きじま さり 貴島 彩理 | |
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生誕 |
1990年3月20日(34歳) 日本 東京都 |
出身校 | 慶應義塾大学法学部法律学科 |
職業 | テレビプロデューサー |
活動期間 | 2012年 - |
雇用者 | テレビ朝日 |
親 | 貴島誠一郎 |
貴島 彩理(きじま さり、1990年3月20日[1] - )は、テレビ朝日総合編成局ドラマ制作部プロデューサー。
略歴
[編集]玉川学園幼稚部、玉川学園初等部、玉川学園中学部・高等部を経て[2]慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、2012年、テレビ朝日に入社。バラエティー部でAD、ディレクターを3年半経験した後[3][4]、2016年にドラマ部へ異動。
『おっさんずラブ』の放送時は、視聴率が振るわなかった(第1話の視聴率は2.9%)ものの、最終話に近づくに連れてSNSなどで話題になり、Twitter トレンド世界1位を獲得した。
放送後も、この作品は数々の賞を受賞し、貴島自身も日経ウーマンの「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」や[5]エランドール賞のプロデューサー奨励賞を受賞している。
人物
[編集]- テレビ朝日の女性ドラマプロデューサーの開拓者であった内山聖子と三輪祐見子を目標に挙げる[6]。
- 同局アナウンサーの弘中綾香は番組制作者として貴島の名前を挙げ、「貴島さんにはすごい勇気づけられていて、ひとつ上の先輩があれだけ世の中にムーブメントを起こすような作品を作った。私ももしかしたら社会に対して良い影響をもたらすようなコンテンツを世に出せるんじゃないかと。テレビだからこそできる、波及力のある、社会にインパクトを与える番組を作りたいなと思ってます」と言っている[7]。
作品
[編集]- 『おっさんずラブ』(2016年12月31日放送)
- 『オトナ高校 エピソード0』(2017年10月8日配信)
- 『オトナ高校』(2017年放送)
- 『オトナ高校スピンオフ〜炎上のチェリークリスマス♥️〜』(2017年12月17日配信)
- 『おっさんずラブ』(2018年放送)[8]
- 第12回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」作品賞、助演男優賞
- 第97回「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」作品賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞、特別賞
- 「東京ドラマアウォード2018」連ドラ作品賞グランプリ、主演男優賞(田中圭)、助演男優賞(吉田鋼太郎)
- 「2019年 エランドール賞」プロデューサー奨励賞
- 「2018 ユーキャン新語・流行語大賞」おっさんずラブ
- 「ビデオ屋さん大賞 2018」国内TVドラマ部門 金賞
- 第11回 「日本ブルーレイ大賞」TVドラマ賞
- 「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’18/ 第24回AMD Award」 優秀賞
- 第3回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018」作品賞
- 第22回「日刊スポーツ・ドラマグランプリ」作品賞、主演男優賞(田中圭)、助演女優賞(内田理央)、助演男優賞(林遣都)
- 第45回「放送文化基金賞」テレビドラマ部門 優秀賞
- 『私のおじさん〜WATAOJI〜』(2019年放送)
- 『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』(2019年8月23日公開)
- 『おっさんずラブ-in the sky-』(2019年放送)
- 『おっさんずラブ-in the sky-〜ゆく年くる年SP〜』(2019年12月24日・25日配信)
- 『ハゲしわしわときどき恋』(2020年1月2日放送)
- 『女子高生の無駄づかい』(2020年放送)
- 『刑事7人 第6期』(2020年放送)
- 『にじいろカルテ』(2021年放送)
- 『あのときキスしておけば』(2021年放送)
- 『鹿楓堂よついろ日和』(2022年放送)
- 『監察の一条さん』(2022年放送)
- 『星降る夜に』(2023年放送)
- 『unknown』(2023年放送)
- 『無能の鷹』(2024年放送)
関連する人物
[編集]脚注
[編集]- ^ “「バラエティー番組でAD!?」予想外の部署配属で、『おっさんずラブ』貴島Pが学んだこと - Woman type[ウーマンタイプ | 女の転職type]”. Woman type[ウーマンタイプ] - 働く女のワーク&ライフマガジン | 女の転職type. 2022年7月19日閲覧。
- ^ “『全人』2020年1月号 No.845より”. www.tamagawa.jp (2021年10月1日). 2024年2月13日閲覧。
- ^ “テレビ朝日 新卒採用サイト”. テレビ朝日 新卒採用サイト. 2024年2月13日閲覧。
- ^ “28歳女性プロデューサーが思うテレビドラマの未来 - ドラマ : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年2月13日閲覧。
- ^ “ウーマン・オブ・ザ・イヤー、大賞に中村朱美さん 2019全受賞者を発表”. 日経ウーマンオンライン. 日本経済新聞 (2018年11月30日). 2019年5月12日閲覧。
- ^ 『おっさんずラブ』貴島彩理プロデューサーが語る、ドラマが描いた“ひたむきで純粋な恋
- ^ テレ朝・弘中綾香アナに異例待遇 ディレクター&プロデューサー兼務で局の顔へ
- ^ “28歳女性プロデューサーが思うテレビドラマの未来 - ドラマ : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2019年3月19日閲覧。