国際メディア・コーポレーション
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株式会社国際メディア・コーポレーション(こくさいメディア・コーポレーション)は映像ソフトの売買を業務としていた会社である。略称はMICO(Media International Corporation、マイコ)。
2010年4月1日、スポーツ事業をNHKグローバルメディアサービスに吸収分割し、NHKエンタープライズと合併した[1]。
概要
[編集]日本放送協会(NHK)会長だった島桂次によるNHK商業化路線の一環として設立が計画され、商社や電機メーカーなど大手企業の共同出資で1990年に設立された。よって、NHKとのつながりが深く、MICOの売上高に占めるNHKとの取引額は約7割にもなっている。NHKは株主ではないものの役員にはNHK出身者が多い[2]。
設立の際、民放各社にも協力をよびかけたが、協力を得られなかったのは民放各社がNHKの肥大化を警戒していたからだといわれている。
脚注
[編集]- ^ 『当社の事業再編について』(PDF)(プレスリリース)国際メディア・コーポレーション、2010年2月5日 。2010年3月27日閲覧。
- ^ “NHK子会社、番組商社を吸収 「韓流」仕掛け役、輸出入を強化”. 日本経済新聞. (2009年12月22日) 2009年12月25日閲覧。
参考文献
[編集]- 高橋健二 『ハイビジョン NHKの陰謀―松下電器の思惑 ソニーの打算』 光文社、1992年。ISBN 978-4334012632
関連項目
[編集]- NHKの関連団体
- NHKエンタープライズ
- NHKグローバルメディアサービス
- MICOが番組を供給するCSチャンネル