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英霊たちの応援歌 最後の早慶戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
英霊たちの応援歌から転送)

英霊たちの応援歌 最後の早慶戦』(えいれいたちのおうえんか さいごのそうけいせん)は、1979年11月3日公開の日本映画

太平洋戦争中の1943年10月16日に行われた野球の「出陣学徒壮行早慶戦(通称:最後の早慶戦)」を描いた作品。岡本喜八監督。時間は124分。画面サイズはスタンダード、カラー。

概要

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タイトルに「最後の早慶戦」、パンフレットやポスターのフレーズに「燃えろ白球、いのちのライナー。短い青春をひたむきに生きた若者たち、今も神宮の森に響く幻の応援歌」と付いているが、メインは学徒出陣で戦地に飛んだ野球部員を中心とする学生たちの召集・演習・特攻に至るまでの群像劇である。

出陣学徒壮行早慶戦については上映開始の序盤30分の時点で終わり、試合シーンは応援合戦と練習、試合開始・終了時の挨拶、結果は新聞記事だけである。後は所々に海軍予備学生野球に対する未練を吐露し、野球に関してはキャッチボールシーンのほか、ボールなど野球道具や野球用語を喩えに使う程度に収めている。

キャスト

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スタッフ

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 同映画で描かれた秋山と三上との関係性は、下記本田耕一と石丸進一との「最後のキャッチボール」や、石丸が特攻出撃時に野球ボールを戦闘機に持ち込んだエピソードと酷似している(石丸進一#応召・戦死参照)。
  2. ^ 演じた中村は、当時新人で多くの映画賞にもノミネートされたが映画、ドラマはこの作品が最初で最後の出演となった。以降、舞台専門の俳優、裏方として活躍後、現在は英訳音響会社社長。
  3. ^ 本田と蓮見との恋人関係や最後の別れが、本田同様実在した穴澤利夫と恋人の伊達智恵子との関係性と酷似している(穴澤利夫#5度目の出撃参照)。

外部リンク

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