佐藤幸次郎
表示
この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。 |
佐藤幸次郎 さとう こうじろう | |
---|---|
生年月日 | 1933年 |
出生地 | 日本 山形県山形市 |
出身校 | 早稲田大学第一文学部 |
前職 | 山形市助役 |
所属政党 | 無所属 |
公選第13-14代 山形市長 | |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1994年 - 2000年 |
佐藤 幸次郎(さとう こうじろう、1933年(昭和8年)8月16日[1] - )は、日本の政治家、ジャーナリスト。元山形市長。元山形新聞社論説委員。
人物・来歴
[編集]山形県山形市出身。早稲田大学第一文学部卒業後、山形新聞社に入社。金澤忠雄市政下で市政担当記者を務め仙台支社長時代、金澤との知遇を得て目をかけられた。論説委員を経て、金澤は助役として市に迎え入れる意向であったが、保守系会派の反対により、ワンクッションを置き水道事業管理者、収入役を歴任後、1991年(平成3年)、助役に選任される。
1994年(平成6年)11月には、7期28年の金澤路線の継承を旗印に、山形市長選に出馬。吉村和夫との一騎討ちを制し初当選する。1期目には第6次新総合計画の策定、「知る権利」を明記した情報条例の制定のほか、山形ニュータウン開発、JR山形駅西口再開発など、金澤市長時代からの計画の推進にあたった。
1998年(平成10年)には、実質的な信任投票となった市長選を制し再選を果たす。
しかし、1999年(平成11年)11月、山形市発注の公共下水道工事をめぐって談合が発覚。代表監査委員が山形県警から逮捕され、競争入札妨害幇助で起訴されるに至った。また翌12月には、土木業者から佐藤に提供された政治資金が、市長の政治資金管理団体である「山形幸政会」から県選管に提出された1998年(平成10年)度分の収支報告書に収入の半分が記載されていないとして、政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で、山形市秘書課長、山形幸政会事務局長ら3人が山形県警より逮捕されてしまう。
これら2件の不祥事に対する責任を取るため、佐藤は再選から1年あまりで辞任した。
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、50頁。
参考文献
[編集]- 『朝日新聞』(1998年10月17日、1999年12月14日)
- 『読売新聞』(1999年12月14日、12月17日)
公職 | ||
---|---|---|
先代 金澤忠雄 |
山形市長 公選第13-14代:1994年 - 2000年 |
次代 吉村和夫 |