ある日わたしは
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『ある日わたしは』(あるひわたしは)は、石坂洋次郎の小説作品。1958年から1959年に雑誌『若い女性』に連載された。後、映画化・テレビドラマ化も為された。
概要
[編集]ドラマ版では、ゆり子が夏休みで石川県・加賀地方の温泉町にある実家に帰る所から始まり、物語は、ゆり子が経験する「幼い頃からの憧れの恋愛」「結婚願望の恋愛」「母性愛の恋愛」「母と子の二代に亘る恋愛」の他、ゆり子とかおりとの姉妹愛、かおりと良夫との恋愛など様々な恋愛を明るく描いている。
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あらすじ
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映画版
[編集]ある日わたしは | |
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監督 | 岡本喜八 |
脚本 |
岡田達門 井手俊郎 |
原作 | 石坂洋次郎 |
製作 | 金子正且 |
出演者 |
上原美佐 宮口精二 |
音楽 | 佐藤勝 |
撮影 | 飯村正 |
製作会社 | 東宝 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1959年9月8日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
キャスト
[編集]- 城山ゆり子:上原美佐
- 城山正雄:宮口精二
- 城山はる子:三宅邦子
- 城山義夫:手塚茂夫
- 城山まり子:星由里子
- 金子大助:宝田明
- 金子勇作:上原謙
- 金子ふさ子:沢村貞子
- 金子とも子:田村まゆみ
- 矢吹健次郎:山田真二
- 川村秀子:水野久美
- 田村早苗:横山道代
- 下村の伯母さん:長岡輝子
- 下宿のおばさん:本間文子
- 花島代議士:上田吉二郎
同時上映
[編集]テレビドラマ版
[編集]日本テレビの月曜20時枠として1967年10月23日から1968年4月29日まで放送された。全28回。提供スポンサーは明治乳業一社。
2015年10月23日から48年振りにスカパー!・チャンネルNECOにて再放送されている[1][2]。
2019年11月29日に発売されたDVDとして初めてソフト化された[3]。
キャスト
[編集]- 城山ゆり子:松原智恵子
- 城山かおり:ジュディ・オング
- 城山よう子:松井八知栄
- 城山正雄:佐野周二
- 城山はる子:高峰三枝子
- 山崎信一:早川保
- 山崎次郎:和田浩治
- 山崎良夫:松山省二
- 山崎あきら:島村美輝
- 山崎源治:大坂志郎
- 大沢千代:村瀬幸子
- 矢吹健太郎:川口恒
- 河村秀子:茅島成美
- 夏子:梶芽衣子
- 美枝:橘和子
- くに子:伊藤るり子
- 桜井:尾藤イサオ
- 北沼:杉山元
- たか子:宗方奈美
- 関信江:柳川慶子
- しゅう:三遊亭金遊
- 黒木:川地民夫
- 小夜子:池田昌子
- 金子大介:津川雅彦
- 金子勇作:宇佐美淳也
- 金子ふさ子:高杉早苗
- 金子とも子:久万里由香
スタッフ
[編集]サブタイトル
[編集]話数 | 放送日 | サブタイトル | 監督 |
---|---|---|---|
1 | 1967年10月23日 | 女の命の火 | 鍛冶昇 |
2 | 10月30日 | 隣の城 | 千野皓司 |
3 | 11月6日 | 叩けよ、さらば | |
4 | 11月13日 | 鳥籠と犬小屋 | |
5 | 11月20日 | 風さわぐ中で | |
6 | 11月27日 | 新しいページ | 鍛冶昇 |
7 | 12月4日 | 知らない時間 | |
8 | 12月11日 | 光りと影と | |
9 | 12月18日 | ガラスの階段 | |
10 | 12月25日 | 霜夜のギター | |
11 | 1968年1月1日 | ラブ・パレード[4] | |
12 | 1月8日 | 陽だまりの鳩 | |
13 | 1月15日 | 近くの他人 | |
14 | 1月22日 | 若さの糸車 | 丹野雄二 |
15 | 1月29日 | 憎しみの岸辺に | |
16 | 2月5日 | 昔の光り | |
17 | 2月12日 | 長い夜 | 手銭弘喜 |
18 | 2月19日 | 寄り添う星影 | |
19 | 2月26日 | ポンコツの歌 | 鍛冶昇 |
20 | 3月4日 | 傷つく者 | |
21 | 3月11日 | 栄光のタイヤ | |
22 | 3月18日 | 夕陽にさようならを | 手銭弘喜 |
23 | 3月25日 | 残照 | |
24 | 4月1日 | 揺れる春 | |
25 | 4月8日 | 北国にて | |
26 | 4月15日 | 独りだけの鐘 | |
27 | 4月22日 | 小さな古い箱 | |
28 | 4月29日 | 明日に微笑を |
エピソード
[編集]- 日活のテレビドラマ部門が手がける初のカラー番組である。映画本編に負けない凝った美しいオープニングが印象的。
- 裏番組に日活のエース女優だった吉永小百合が出演する『娘たちはいま』(TBS)が放送されており、主演の松原は担当プロデューサーから 『視聴率で勝ったらハワイに連れて行ってやる』 と言われて張り切ったが、本作の視聴率は平均23%と大ヒット[1]、一方『娘たちはいま』の平均視聴率は11%となって[5]視聴率で勝利し、ハワイ旅行とカラーテレビをプレゼントしてもらったと言う[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c “昭和の名作ドラマ復活!主演の松原智恵子「大切な作品」”. スポーツニッポン (2015年10月4日). 2015年10月25日閲覧。
- ^ このことは読売新聞も記事として取り上げられた。
- ^ “Amazon|ある日わたしは コレクターズDVD 【昭和の名作ライブラリー 第57集】 -TVドラマ”. Amazon.co.jp. 2022年2月4日閲覧。
- ^ この回は同じ日本テレビの『11PM』とのコラボレーションで制作され、ゆり子、夏子、美枝の三人がアルバイトで“イレブンガール”として出演するというストーリー。大橋巨泉、朝丘雪路、小島功が実名で、太宰久雄がプロデューサー・酒井役、五代目三遊亭圓楽が放送作家・甘粕役でゲスト出演している。
- ^ テレビドラマデータベース「娘たちはいま」
日本テレビ系 月曜20時枠 【当番組まで明治乳業一社提供枠】 |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ある日わたしは
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参考文献
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