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自民党青年局の過激ダンスショー問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

自民党青年局の過激ダンスショー問題(じみんとうせいねんきょくのかげきダンスショーもんだい)は、2023年11月自由民主党の和歌山県支部連合会(自民党和歌山県連)が主管した近畿ブロック会議後に露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた懇親会が開かれた問題[1]

概要

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会合は、2023年11月18日和歌山市内の「ホテルアバローム紀の国」で開かれた「青年局近畿ブロック会議」における懇親会の中の余興の際、過激な水着衣装のダンサーが登場。参加者はダンサーの衣装にチップの千円札を挟みこんだり、ダンサーを膝に座らせ、紙幣を口に銜えて渡す映像が残されていた[2]。翌2024年3月8日産経新聞スクープで問題が発覚した[1]。会合に参加した県議はパーティーの趣旨について、ダイバーシティ(多様性)を意識した結果ダンサーを招くことにしたと弁明した[3]

埼玉県では、AKB48制服のような衣装を着た男性が、被り物と下着のような衣装一枚の男性を縄で縛り、SM緊縛パーティのような様相を呈する写真が週刊文春記事で公開された[4]

影響

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この問題の発覚を受けて当時、自民党の奈良県連の青年局の局長だった男性を3月26日付けで厳重注意し、幹部が引責辞任した。当該の男性は、2024年2月で任期満了により退任している[5]。また、この会合に出席した党本部青年局長の藤原崇と局長代理の中曽根康隆がそれぞれ局長と局長代理を辞職した[6][7]

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2024年3月8日). “<独自>自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用は党が支出”. 産経ニュース. 2024年4月7日閲覧。
  2. ^ 過激ダンスショー問題 当時の自民党奈良県連青年局長を厳重注意 チップを水着に挟み込む”. 産経新聞 (2024年4月4日). 2024年4月7日閲覧。
  3. ^ 自民党青年局“過激ダンスショー” は「ダイバーシティをコンセプト」 今後自民党への影響は【Nスタ解説】 | TBS NEWS DIG (1ページ)”. TBS NEWS DIG (2024年3月11日). 2024年4月13日閲覧。
  4. ^ 「週刊文春」編集部. “「パンツ1枚の県議を縄で縛り…」和歌山過激ダンスショーにつづき…自民党青年局に再び激震「SM緊縛パーティ写真」を独占入手!”. 文春オンライン. 2024年4月13日閲覧。
  5. ^ 自民会合“過激ダンスショー”で引責辞任 青年局幹部の議員がそろって謝罪「信頼を損ねた」|FNNプライムオンライン”. FNNプライムオンライン (2024年3月9日). 2024年4月7日閲覧。
  6. ^ 自民 藤原崇氏 青年局長を辞任 “不適切な会合やめさせず”|NHK|和歌山県 2024年3月8日2024年4月8日閲覧。
  7. ^ 「想定を超えた不適切な状況に…」 自民青年局の会合で過激ショー 女性のお尻触り、チップ口移し 自民党が「立ち直るきっかけ失った」とベテラン議員 関西テレビ 2024年3月11日2024年4月8日閲覧。