紀見峠駅
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紀見峠駅 | |
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駅舎 | |
きみとうげ KIMITŌGE | |
◄NK73 天見 (3.7 km) (1.3 km) 林間田園都市 NK75► | |
所在地 | 和歌山県橋本市矢倉脇226番地2 |
駅番号 | NK 74 |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
所属路線 | ■高野線 |
キロ程 |
38.6km(汐見橋起点) 難波から37.9 km |
電報略号 | キミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[南海 1]427人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)3月11日 |
備考 | 無人駅 |
紀見峠駅(きみとうげえき)は、和歌山県橋本市矢倉脇[1]にある、南海電気鉄道高野線の駅。名称の由来は紀見峠。駅番号はNK74[1]。和歌山県内では最北端に位置する駅である。
単線時代からの在来駅であるが、自動改札機や自動精算機、そしてICカード用チャージ機やインターホンなど近代的な設備が整う。
北隣の天見駅とは3.7km離れており、高野線では駅間距離が最も長い。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)
- 1922年(大正11年)9月6日:会社合併により南海鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1979年(昭和54年)
- 1981年(昭和56年)1月25日:新上りホームが完成[2]。
- 1983年(昭和58年)6月5日:当駅から御幸辻駅間が複線化、同時に新下りホームが完成[2]。
- 2012年(平成24年)4月1日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[3][4]。
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持つ地平駅。ホーム有効長は8両。駅舎は高野山方面ホームにあり、難波方面ホームへは地下道で連絡している。ホームの柵は薄い緑色に塗られている。(同じく快速急行通過駅である千早口駅・天見駅も、柵には特徴的な色が塗られている)
高野線の複線化工事の過程でそれまでの島式ホーム1面2線から一時交換不能な棒線駅として扱っていたことがあった。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先[5] |
---|---|---|---|
1 | 高野線 | 下り | 高野山方面 |
2 | 上り | なんば方面 |
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は427人[南海 1]で、南海の駅(100駅)では80位[南海 1]である。
主に大阪・堺都市圏への通勤・通学客(いわゆる"和歌山府民"のこと)が利用しているほか、橋本への通学生もわずかながらある。
各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
順位 | 出典 |
---|---|---|---|
1985年(昭和60年) | 685 | - | [県統計 1] |
1990年(平成 | 2年)710 | - | [県統計 1][市統計 1] |
1991年(平成 | 3年)834 | - | [市統計 1] |
1992年(平成 | 4年)903 | - | [市統計 1] |
1993年(平成 | 5年)897 | - | [市統計 1] |
1994年(平成 | 6年)927 | - | [市統計 1] |
1995年(平成 | 7年)946 | - | [県統計 1][市統計 1] |
1996年(平成 | 8年)974 | - | [市統計 1] |
1997年(平成 | 9年)946 | - | [市統計 1] |
1998年(平成10年) | 1,015 | - | [市統計 1] |
1999年(平成11年) | 983 | - | [市統計 1] |
2000年(平成12年) | 976 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2001年(平成13年) | 945 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2002年(平成14年) | 914 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2003年(平成15年) | 917 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2004年(平成16年) | 870 | 80位 | [県統計 1][市統計 1] |
2005年(平成17年) | 829 | - | [県統計 1][市統計 1] |
2006年(平成18年) | 830 | - | [県統計 1] |
2007年(平成19年) | 854 | - | [県統計 1] |
2008年(平成20年) | 896 | - | [県統計 1] |
2009年(平成21年) | 865 | - | [県統計 1] |
2010年(平成22年) | 803 | - | [県統計 1] |
2011年(平成23年) | 733 | 75位 | [県統計 1] |
2012年(平成24年) | 746 | 75位 | [県統計 1] |
2013年(平成25年) | 731 | 75位 | [県統計 1] |
2014年(平成26年) | 679 | 79位 | [県統計 1] |
2015年(平成27年) | 637 | 81位 | [県統計 1] |
2016年(平成28年) | 633 | 81位 | [県統計 1] |
2017年(平成29年) | 610 | 81位 | [県統計 1] |
2018年(平成30年) | 565 | 82位 | [南海 2][県統計 1] |
2019年(令和元年) | 537 | 82位 | [南海 2][県統計 1] |
2020年(令和 | 2年)420 | 81位 | [南海 2] |
2021年(令和 | 3年)395 | 82位 | [南海 1] |
2022年(令和 | 4年)415 | 80位 | [南海 1] |
2023年(令和 | 5年)427 | 80位 | [南海 1] |
駅周辺
[編集]駅周辺は昔ながらの集落となっている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]本文中の出典
[編集]- ^ a b c 南海電気鉄道株式会社 (2021年8月). “2021 HAND BOOK NANKAI”. p. 66-67. 2021年8月19日閲覧。
- ^ a b c 南海電気鉄道『複線化工事の記録 高野線(河内長野〜橋本間)』南海電気鉄道、1997年、32、83、92-93、96頁。
- ^ “南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “紀見峠駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
利用状況の出典
[編集]- 和歌山県公共交通機関等資料集
- 橋本市統計要覧
- 南海電気鉄道の1日平均利用客数
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 紀見峠駅 - 南海電気鉄道