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千早口駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千早口駅
駅舎
ちはやぐち
CHIHAYAGUCHI
NK71 美加の台 (1.9 km)
(1.7 km) 天見 NK73
地図
所在地 大阪府河内長野市岩瀬1343番地
北緯34度24分42.1秒 東経135度35分23.8秒 / 北緯34.411694度 東経135.589944度 / 34.411694; 135.589944座標: 北緯34度24分42.1秒 東経135度35分23.8秒 / 北緯34.411694度 東経135.589944度 / 34.411694; 135.589944
駅番号 NK 72
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 高野線
キロ程 33.2km(汐見橋起点)
難波から32.5 km
電報略号 チハ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[南海 1]187人/日
-2023年-
乗降人員
-統計年次-
216人/日
-2019年-
開業年月日 1915年大正4年)3月11日
備考 無人駅
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千早口駅(ちはやぐちえき)は、大阪府河内長野市にある、南海電気鉄道高野線の駅。駅番号はNK72

単線時代からの在来駅の一つである。山間にあり、駅の前後をトンネルに挟まれている。

駅名からは千早赤阪村へのルートの一つだと錯覚しそうだが、同村千早への公共交通はなく、道路で8km以上離れている。

歴史

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駅構造

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プラットホーム

相対式2面2線のホームを持つ地平駅。ホーム有効長は8両。駅舎は難波方面行ホームの高野山寄りにあり、高野山方面行ホームへは地下道で連絡している。ホームの柵は青く塗られている。(同じく快速急行通過駅である天見駅紀見峠駅も、柵には特徴的な色が塗られている)

無人駅となっており、河内長野駅からの遠隔管理を受ける。当駅のポケット時刻表は河内長野駅でもらうことができる。

当駅周辺が複線化されるまでは島式ホーム1面2線で、駅舎とは構内踏切で連絡しており、さらに難波駅寄り進行方向左手には安全側線もあった[3]が、複線化で大規模に改変された。以前は、曲線の手前にホームがあったが、その西隣に現ホームが建設された。駅周辺の線路は直線状になったことから、駅の南側では、工事完成間近の時点では、カーブした旧線を、直線状の新線が貫く形状になっていた。千早口駅~御幸辻駅間の線路切替工事は、1983(昭和58)年6月4~5日の深夜に実施され、複線運転が開始された[4]

のりば

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のりば 路線 方向 行先[5]
1 高野線 下り 高野山方面
2 上り なんば方面

ダイヤ

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日中は1時間あたり2-3本(急行が毎時2-3本、快速急行が毎時0-1本の運転であり、快速急行は当駅を通過するため変動する)が停車する。

利用状況

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2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員216人(乗車人員:101人、降車人員:115人)で、南海の駅全100駅中91位である[南海 2]

また、2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は、187人[南海 1]で、南海の駅全100駅中89位である[南海 1]

各年次の1日平均乗降人員数は下表の通り。

年次 1日平均
乗降人員
順位 出典
2000年(平成12年) 524 - [府統計 1]
2001年(平成13年) 515 - [府統計 2]
2002年(平成14年) 498 - [府統計 3]
2003年(平成15年) 486 - [府統計 4]
2004年(平成16年) 449 - [府統計 5]
2005年(平成17年) 418 88位 [府統計 6]
2006年(平成18年) 413 - [府統計 7]
2007年(平成19年) 382 - [府統計 8]
2008年(平成20年) 386 - [府統計 9]
2009年(平成21年) 362 - [府統計 10]
2010年(平成22年) 353 - [府統計 11]
2011年(平成23年) 335 88位 [府統計 12]
2012年(平成24年) 326 89位 [府統計 13]
2013年(平成25年) 320 89位 [府統計 14]
2014年(平成26年) 305 89位 [府統計 15]
2015年(平成27年) 286 89位 [府統計 16]
2016年(平成28年) 260 90位 [府統計 17]
2017年(平成29年) 256 89位 [府統計 18]
2018年(平成30年) 236 90位 [府統計 19]
2019年(令和元年) 216 91位 [府統計 20]


年度の1日平均乗降人員数は下表の通り。

年度 1日平均
乗降人員
順位 出典
2018年(平成30年) 234 90位 [南海 3]
2019年(令和元年) 215 91位 [南海 3]
2020年(令和02年) 163 91位 [南海 3]
2021年(令和03年) 158 91位 [南海 1]
2022年(令和04年) 176 88位 [南海 1]
2023年(令和05年) 187 89位 [南海 1]

駅周辺

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駅周辺は昔ながらの集落となっており、駅前には商店がある。かつては駅の東側に南海が経営する、千早口南海フィールドアスレチックがあったが、1996年(平成8年)に閉園した。

その他

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  • 駅名は「千早口」となっているが、千早赤阪村千早の金剛山登山口までは約8km離れており、駅からの最寄りとなるバス停(南海バス「太井」停留所)は駅からやや遠い所にある(※当駅とその付近にはバス停が設けられていない)。千早方面へは河内長野駅から南海バスが出ている。

隣の駅

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南海電気鉄道
高野線
快速急行
通過
急行・区間急行・各停
美加の台駅 (NK71) - 千早口駅 (NK72) - 天見駅 (NK73)

脚注

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出典

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  1. ^ 南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  2. ^ 南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  3. ^ あの頃、すし詰め車内…天見・河内長野の単線区間|高野山麓 橋本新聞 - 橋本新聞社2011年11月29日発信 当該頁2段目の掲載写真より(さらに当該頁には「1981年4月7日撮影」の記述もある)。
  4. ^ 南海電気鉄道株式会社『複線化工事の記録 高野線(河内長野~橋本間)』1997年、p96~103
  5. ^ 千早口駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。

利用状況の出典

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大阪府統計年鑑
南海電気鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c d e f 南海電気鉄道株式会社 (2024年7月). “2024 HAND BOOK NANKAI”. p. 57. 2024年9月7日閲覧。
  2. ^ ハンドブック南海2020 鉄道事業 (PDF) - 南海電鉄
  3. ^ a b c 南海電気鉄道株式会社 (2021年8月). “2021 HAND BOOK NANKAI”. p. 77. 2024年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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