米丸
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(米丸マールから転送)
米丸(よねまる)は、鹿児島県姶良市にある直径約1kmの円形盆地を構成する火口跡(マール)である。
8000年前から8100年前[1]に起きたマグマ水蒸気爆発によって米丸マールは形成された。爆発当時は縄文海進の時期にあたり、この地域は海岸だったために水蒸気爆発につながった。爆発後、噴出物などによって周囲は急速に陸化し、火口跡にも川などから土砂が流入して平坦な盆地になった。2003年(平成15年)、約3km東にある住吉池マールとともにランクCの活火山に指定された。火口内には米丸温泉がある。なお、両マールの間に青敷火山があり、この活動年代は 約10万年前。
古くから稲作が行われていたが、泥が深く牛馬が入れない不便な水田であった。1902年(明治35年)に排水管が設置されて牛馬が入れるようになり、さらに1984年(昭和59年)から大規模な区画整理が行われ整然とした水田になった。
脚注
[編集]- ^ 出典: 日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 米丸・住吉池 (PDF) - 気象庁
外部リンク
[編集]- 米丸・住吉池 - 気象庁
- 日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 米丸・住吉池 (PDF) - 気象庁
- 日本の火山 米丸・住吉池 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター