第90独立空中機動大隊 (ウクライナ空中機動軍)
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第90独立空中機動大隊 | |
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創設 | 2014年9月15日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ空中機動軍 |
部隊編制単位 | 大隊 |
兵科 | 空挺兵 |
兵種/任務 | 空中機動作戦 |
所在地 | ドネツィク州コンスタンチノフカ |
愛称 | イヴァン・ズブコフ |
上級単位 | 第81独立空中機動旅団 |
戦歴 |
ドンバス戦争 ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | ウラジスラフ・ツィバ少佐 |
第90独立空中機動大隊(だい90どくりつくうちゅうきどうだいたい、ウクライナ語: 90-й окремий аеромобільний батальйон)は、ウクライナ空中機動軍の大隊。第81独立空中機動旅団隷下。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]→「第二次ドネツク空港の戦い」も参照
2014年9月15日、ドンバス戦争の影響に伴い、第95独立空中機動旅団の抽出人員を基幹に、ドネツィク州コンスタンチノフカで創設された[1]。
2014年10月7日、新編された第81独立空中機動旅団隷下に配属された。
2014年11月から、ドンバス戦争に投入され、東部ドネツィク州に配備された。
2015年12月30日、ペトロ・ポロシェンコ大統領から、名誉称号「イヴァン・ズブコフ」を授与された[2]。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]北東部・イジューム戦線
[編集]→「イジュームの戦い (2022年)」も参照
2022年2月24日から、ロシアのウクライナ侵攻では、東部ドネツィク州と接する北東部ハルキウ州イジューム地区に配備されたが、ロシア軍の2個大隊戦術群に対して100人で防御して4月上旬にイジュームは陥落した[3][4]。
東部・北ドネツク戦線
[編集]→「リマンの戦い」および「スヴャトヒルシクの戦い」も参照
2022年4月、東部ドネツィク州クラマトルシク地区に再配置されたが、第1中隊長と第3中隊長が戦死し、6月上旬までにリマン、スヴャトヒルシクが陥落した[5][3][4]。
2022年11月17日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された[6]。
編制
[編集]- 大隊本部(コンスタンチノフカ)
- 第1中隊
- 第2中隊
- 第3中隊
- 迫撃砲中隊
- 防空小隊
- 偵察小隊
- 工兵小隊
- 補給小隊
- 通信小隊
- 衛生班
ギャラリー
[編集]出典
[編集]- ^ «Народжений війною.90-й аеромобільний батальйон ВДВ» コンスタンチノフカ中央公共図書館
- ^ ウクライナ大統領令 No. 729/2015 ウクライナ大統領府
- ^ a b “Скільки років триватиме війна? Все життя”. Розвідник з ДШВ Роман Сень – про замінування Чонгару, оборону Ізюма і кривавий “Шервудський ліс” ノヴィナルニア
- ^ a b “Це найкраща робота у світі – погнали!” Історія десантника Івана Кримського, який здійснив свою дитячу мрію, став чудовим командиром і загинув за Україну ノヴィナルニア
- ^ У Прилуках провели в останній путь воїна, який загинув на сході チェリン
- ^ ウクライナ大統領令 No. 785/2022 ウクライナ大統領府