第40回カンヌ国際映画祭
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第40回カンヌ国際映画祭(だい40かいカンヌこくさいえいがさい)は1987年5月7日から19日にかけて開催された。
受賞結果
[編集]- パルム・ドール:『悪魔の陽の下に』(モーリス・ピアラ)
- 審査員特別グランプリ:『懺悔』(テンギズ・アブラゼ)
- 審査員賞:『ひかり』(スレイマン・シセ)、『親鸞 白い道』(三國連太郎)
- 監督賞:ヴィム・ヴェンダース(『ベルリン・天使の詩』)
- 男優賞:マルチェロ・マストロヤンニ(『黒い瞳』)
- 女優賞:バーバラ・ハーシー(『或る人々』)
- 芸術貢献賞:スタンリー・マイヤーズ(『プリック・アップ』)
- カメラ・ドール:ナナ・ジョルジャーゼ(『ロビンソナーダ』)
- 40周年記念賞:『インテルビスタ』(フェデリコ・フェリーニ)
審査員
[編集]コンペティション部門
[編集]- 審査委員長
- イヴ・モンタン (フランス/俳優)
- 審査員
- エレム・クリモフ (ソ連/監督)
- テオ・アンゲロプロス (ギリシャ/監督)
- イエジー・スコリモフスキー (ポーランド/監督)
- ジェラルド・カルデモン (フランス/プロデューサー)
- ジェレミー・トーマス (イギリス/プロデューサー)
- ニコラ・ピオヴァーニ (イタリア/作曲家)
- ダニエレ・ヘイマン (フランス/批評家)
- ノーマン・メイラー (アメリカ/作家)
上映作品
[編集]コンペティション部門
[編集]題名 原題 |
監督 | 製作国 |
---|---|---|
アリア Aria |
ニコラス・ローグ チャールズ・スターリッジ ジャン=リュック・ゴダール ジュリアン・テンプル ブルース・ベレスフォード ロバート・アルトマン フランク・ロッダム ケン・ラッセル デレク・ジャーマン ビル・ブライデン |
イギリス |
Az utolsó kézirat (The Last Manuscript) |
カーロイ・マック | ハンガリー |
バーフライ Barfly |
バーベット・シュローダー | アメリカ合衆国 |
Champ d'honneur (Field of Honor) |
ジャン=ピエール・ドニ | フランス |
予告された殺人の記録 Cronaca di una morte annunciata |
フランチェスコ・ロージ | イタリア フランス コロンビア |
ベルリン・天使の詩 Der Himmel über Berlin |
ヴィム・ヴェンダース | 西ドイツ フランス |
ラ・ファミリア La famiglia |
エットーレ・スコラ | イタリア フランス |
懺悔 Покаяние |
テンギズ・アブラゼ | ソビエト連邦 |
黒い瞳 Oci ciornie |
ニキータ・ミハルコフ | イタリア アメリカ合衆国 ソビエト連邦 |
Pierre et Djemila (Pierre and Djemila) |
ジェラール・ブラン | フランス |
プリック・アップ Prick Up Your Ears |
スティーヴン・フリアーズ | イギリス |
親鸞 白い道 | 三國連太郎 | 日本 |
或る人々 Shy People |
アンドレイ・コンチャロフスキー | アメリカ合衆国 |
悪魔の陽の下に Sous le soleil de Satan |
モーリス・ピアラ | フランス |
建築家の腹 The Belly of an Architect |
ピーター・グリーナウェイ | イギリス |
ガラスの動物園 The Glass Menagerie |
ポール・ニューマン | アメリカ合衆国 |
Um Trem para as Estrelas (Subway to the Stars) |
カルロス・ディエギス | ブラジル フランス |
ア・マン・イン・ラブ Un homme amoureux |
ディアーヌ・キュリス | フランス イタリア |
ひかり Yeelen |
スレイマン・シセ | マリ ブルキナファソ 西ドイツ フランス |
女衒 ZEGEN | 今村昌平 | 日本 |
ある視点部門
[編集]- エピデミック – ラース・フォン・トリアー (デンマーク)
- しあわせを求めて – ルイ・マル (アメリカ)
- 蕭蕭 – シェ・フェイ、ウー・ラン (中国)
- デ・ジャ・ヴュ – ダニエル・シュミット (スイス、フランス)
- 鉄の大地 銅の空 – ズルフュ・リヴァネリ (トルコ)
- バベットの晩餐会 – ガブリエル・アクセル (デンマーク)
- ひと月の夏 – パット・オコナー (イギリス)
- ルイジアナの夜明け – フォルカー・シュレンドルフ (アメリカ)
- ロビンソナーダ – ナナ・ジョルジャーゼ (グルジア)
- Cartoline italiane – メメ・ペルリーニ (イタリア)
- Das Weite Land – リュック・ボンディ (オーストリア)
- Hôtel de France – パトリス・シェロー (フランス)
- Hud – Vibeke Lokkeberg (ノルウェー)
- ベルナルダ・アバの家 – マリオ・カムス (スペイン)
- 恐怖分子 - エドワード・ヤン (台湾)
- Ormens Väg På Hälleberget – ボー・ヴィーデルベリ (スウェーデン)
- 偶然 – クシシュトフ・キェシロフスキ (ポーランド)
- Prostaya smert – アレクサンドル・カイダノフスキー (ソ連)
- Sofia – アレハンドロ・ドリア (アルゼンチン)
- Someone to Love – ヘンリー・ジャグロム (アメリカ)
- Un Hombre de éxito – ウンベルト・ソラス (キューバ)
特別招待作品
[編集]- 赤ちゃん泥棒 – ジョエル・コーエン (アメリカ)
- インテルビスタ – フェデリコ・フェリーニ (イタリア)
- グッドモーニング・バビロン! – パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ (イタリア、フランス、アメリカ)
- 黒砲事件 – 黄建新 (中国)
- サムシング・ワイルド – ジョナサン・デミ (アメリカ)
- スラムダンス – ウェイン・ワン (アメリカ)
- タフガイは踊らない – ノーマン・メイラー (アメリカ)
- トラヴィアータ/1985・椿姫 – フランコ・ゼフィレッリ (イタリア、西ドイツ)
- ドン・キホーテ – G・W・パブスト (フランス)
- 八月の鯨 – リンゼイ・アンダーソン (アメリカ)
- 巴里ホテルの人々 – ヤナ・ボコーワ (イギリス、フランス)
- 人でなしの女 / イニューメン – マルセル・レルビエ (フランス)
- ボリス・ゴドゥノフ – ヴェラ・ストロエヴァ (ソ連)
- マクベス – クロード・ダンナ (フランス)
- ラジオ・デイズ – ウディ・アレン (アメリカ)
- ワーグナーとコジマ – ペーター・パザック (西ドイツ、フランス)
- Aida – クレメンテ・フラカッシ (イタリア)
- Awdat mowatin – モハメッド・カーン (エジプト)
- Caméra Arabe – フェリッド・ブーゲディール (チュニジア)
- Chronique d'un Film Annoncé – クリスティン・リピンスカ (フランス)
- Feathers – ジョン・ルアン (オーストラリア)
- Le Cinéma dans les yeux – ジル・ジャコブ、ローラン・ジャコブ (フランス)
- Le cinéma des Divas – アラン・デュアル、イヴォン・ジェラール (フランス)
- Le médium – ジャン・カルロ・メノッティ (ベルギー)
- Legko Li Byt Molodym? – Juris Podnieks (ソ連)
- Louise – アベル・ガンス (フランス)
- Rigoletto – ジャン・ピエール・ポネル (西ドイツ)
- The Sentimental Bloke – レイモンド・ロングフォード (オーストラリア)