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第4次吉田内閣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第4次吉田内閣
国務大臣任命式後の記念撮影
(1952年10月30日)
内閣総理大臣 第50代 吉田茂
成立年月日 1952年昭和27年)10月30日
終了年月日 1953年(昭和28年)5月21日
与党・支持基盤 自由党、(緑風会[注釈 1]
施行した選挙

第26回衆議院議員総選挙

第3回参議院議員通常選挙
衆議院解散 1953年(昭和28年)3月14日
バカヤロー解散
内閣閣僚名簿(首相官邸)
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第4次吉田内閣(だいよじ よしだないかく)は、衆議院議員自由党総裁吉田茂が第50代内閣総理大臣に任命され、1952年昭和27年)10月30日から1953年(昭和28年)5月21日まで続いた日本の内閣

第4次内閣は大日本帝国憲法下での1900年明治33年)に伊藤博文明治天皇からの大命降下を受けて組閣した第4次伊藤内閣以来であり[1]日本国憲法下では初めてであった。また、この後第4次内閣を組閣した内閣は長らく存在しなかったが、65年後の2017年平成29年)に安倍晋三が第195回国会で首班指名を経て第4次安倍内閣を組閣した[1]

内閣の顔ぶれ・人事

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国務大臣

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1952年(昭和27年)10月30日任命。在職日数204日(第1次、2次、3次通算2,050日)。
職名 氏名 氏名 出身 特命事項等 備考
内閣総理大臣 50 吉田茂 衆議院自由党 自由党総裁
国務大臣 緒方竹虎 衆議院自由党
副総理 1952年(昭和27年)11月28日-
法務大臣 2 犬養健 初入閣
外務大臣 72 岡崎勝男
大蔵大臣 56 向井忠晴 民間 初入閣
文部大臣 69 岡野清豪 衆議院自由党
厚生大臣 22 山縣勝見 参議院自由党
農林大臣 15 小笠原三九郎 衆議院自由党
16 広川弘禅 1952年(昭和27年)12月5日-- 3月3日付罷免
17 田子一民 1953年(昭和28年)3月3日--
通商産業大臣 6 池田勇人
7 小笠原三九郎 1952年(昭和27年)12月5日--(農林大臣から移職)
運輸大臣 14 石井光次郎 元商工大臣
郵政大臣 4 高瀬荘太郎 参議院緑風会 文部大臣
労働大臣 7 戸塚九一郎 衆議院自由党 初入閣
建設大臣 7 佐藤栄作
8 戸塚九一郎 労働大臣、北海道開発庁兼任
行政管理庁長官 10 本多市郎 衆議院昭和会
自治庁長官 2 兼務
保安庁長官 1 木村篤太郎 衆議院自由党
経済審議庁長官 3 池田勇人
4 小笠原三九郎 兼務

1952年(昭和27年)11月29日--

5 水田三喜男 1953年(昭和28年)3月3日--
北海道開発庁長官 4 佐藤栄作
5 戸塚九一郎 兼務

1953年(昭和28年)2月10日--

国務大臣 大野木秀次郎 参議院自由党
林屋亀次郎

内閣官房長官・副長官

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政務次官

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1952年(昭和27年)11月10日任命。

概要

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今日、バカヤロー解散として知られる吉田の発言があったのが、この内閣の時である。第25回衆議院議員総選挙の結果発足した内閣だが、この発言によりわずか半年余りで衆議院解散となった。

脚注

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注釈

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  1. ^ 会派として与党入りしていない。

出典

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関連項目

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参考文献

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外部リンク

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