第16回全日本実業団対抗駅伝競走大会
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第16回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | |
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開催日 | 1971年12月19日 |
開催地 | 三重県 |
出場チーム | 25 |
優勝 | 東洋工業(2大会ぶり2回目) |
優勝タイム | 5時間2分8秒 |
第16回全日本実業団対抗駅伝競走大会(だい16かい ぜんにほんじつぎょうだんたいこう えきでんきょうそうたいかい)は、1971年12月19日に三重県で開催された全日本実業団対抗駅伝競走大会。
概要
[編集]レースの序盤は前回同様全鐘紡が先頭に立つが、3区から5区まではクラレと東洋ベアリングが首位を奪い合う展開となった。しかし6区途中で上位3選手が踏切によって15秒足止めされるアクシデントがあり、そこから東洋工業・大槻憲一が区間新で一気に首位に立った。最終7区でも東洋工業は後続を突き放して、2大会ぶり2回目の優勝となった。2位は過去最高順位となった全鐘紡、3位は4大会ぶりの3位以内となったクラレ。また、旭化成・宗茂が5区で大会デビューを果たした[1]。
出場チーム
[編集]- 旭化成(9大会連続10回目)
- 岡田タイヤ(2大会連続2回目)
- 九州電工(2大会ぶり4回目)
- クラレ(7大会連続13回目)
- 黒崎窯業(6大会連続7回目)
- 神戸製鋼(16大会連続16回目)
- 小松製作所(初出場)
- 小森印刷(3大会連続5回目)
- 新日鐵(16大会連続16回目)
- 鈴木自動車(10大会連続10回目)
- 全鐘紡(5大会連続11回目)
- 大昭和製紙(2大会連続2回目)
- 帝人(5大会連続9回目)
- 電電中国(9大会連続9回目)
- 東急(12大会連続12回目)
- 東洋工業(11大会連続11回目)
- 東洋ベアリング(4大会連続15回目)
- トヨタ自動車(7大会連続7回目)
- 日本精工(初出場)
- 日立(2大会連続4回目)
- 日立造船(3大会ぶり4回目)
- 日立電線(8大会ぶり2回目)
- 三菱化成(初出場)
- 養命酒(初出場)
- リッカー(12大会連続14回目)
成績
[編集]- 1位:東洋工業 5時間2分8秒
- 2位:全鐘紡 5時間3分57秒
- 3位:クラレ 5時間4分21秒
- 4位:旭化成 5時間4分43秒
- 5位:電電中国 5時間4分57秒
- 6位:神戸製鋼 5時間5分44秒
- 7位:東洋ベアリング 5時間8分17秒
- 8位:新日鉄 5時間9分11秒
- 9位:大昭和製紙 5時間9分45秒
- 10位:リッカー 5時間11分25秒
- 11位:東急 5時間11分32秒
- 12位:九州電工 5時間13分1秒
- 13位:日立造船 5時間13分6秒
- 14位:小森印刷 5時間13分49秒
- 15位:黒崎窯業 5時14分52秒
- 16位:日立 5時間16分14秒
- 17位:三菱化成 5時間16分23秒
- 18位:トヨタ自動車 5時間17分59秒
- 19位:日立電線 5時間19分26秒
- 20位:帝人 5時間19分42秒
- 21位:養命酒 5時間19分51秒
- 22位:鈴木自動車 5時間21分59秒
- 23位:岡田タイヤ 5時間25分16秒
- 24位:日本精工 5時間36分53秒
- 25位:小松製作所 5時間43分9秒
区間賞
[編集]※は区間記録更新
- 1区(16.26km):高尾信昭(全鐘紡)48分20秒
- 2区(8.05km):中城幸夫(旭化成)24分21秒
- 3区(15.4km):佐藤市雄(旭化成)44分45秒※
- 4区(10km):三浦信由(東洋ベアリング)29分57秒
- 5区(10km):橘昭宏(神戸製鋼)29分54秒※
- 6区(23.45km):大槻憲一(東洋工業)1時間10分32秒※
- 7区(16.25km):内野幸吉(東洋工業)49分25秒
参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ フアン3号 (2012年1月3日). “ニューイヤー駅伝の始めと、変革と、そして今。”. 2018年11月12日閲覧。[出典無効]