第126独立領土防衛旅団 (ウクライナ海兵隊)
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第126独立領土防衛旅団 | |
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創設 | 2022年3月23日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ海兵隊 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 軽歩兵 |
兵種/任務 | 郷土防衛隊 |
人員 | 2,000人[1] |
所在地 | オデッサ州オデッサ |
通称号/略称 | A7382 |
上級単位 | 海兵隊司令部 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | ヴァディム・ ミカ大佐 |
第126独立領土防衛旅団(だい126どくりつりょうどぼうえいりょだん、ウクライナ語: 126-та окрема бригада територіальної оборони)は、ウクライナ海兵隊の旅団。海兵隊司令部隷下。
概要
[編集]ロシアのウクライナ侵攻
[編集]2022年3月23日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、オデッサ州オデッサで創設され、5月に団員がオデッサの陣地要塞化中に紀元前4~5世紀のアンフォラを発掘したため、オデッサ考古学博物館に寄贈した[2]。
南部・ヘルソン戦線
[編集]→「ダヴィディウ・ブリドの戦い」および「2022年ウクライナ夏季の反転攻勢」も参照
2022年7月、南部ヘルソン州ベリスラウ地区に再配置されて攻勢を開始し、11月にダヴィディウ・ブリド、ヘルソンを解放してロシア軍はドニエプル川西岸から撤退した[3]。
東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線
[編集]→「第二次クレミンナの戦い」も参照
2023年6月、東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、クレミンナ西のリマン方面に展開した[4]。
南部・ドニエプル川戦線
[編集]2023年10月、南部ヘルソン州ベリスラウ地区に再配置され、第222独立領土防衛大隊がドニエプル川東岸に展開した[5]。
2024年4月、ウクライナ領土防衛隊からウクライナ海兵隊に編入した[6]。
東部・バフムート戦線
[編集]→「バフムートの戦い」も参照
2024年5月、第223独立領土防衛大隊が激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート西のチャシウ・ヤール方面の森で第225独立強襲大隊と共にロシア軍に包囲されたが、ドローンで補給を受けられたことで70日間戦線を維持し、7月に第24独立機械化旅団の攻勢で解囲された[7]。
2024年9月30日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領より、勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された[8]。
編制
[編集]- 旅団司令部(オデッサ)
- 第220独立領土防衛大隊
- 第221独立領土防衛大隊
- 第222独立領土防衛大隊
- 第223独立領土防衛大隊
- 第224独立領土防衛大隊
- 第245独立領土防衛大隊
- 第246独立領土防衛大隊
出典
[編集]- ^ 装備不足のウクライナ領土防衛隊、鹵獲した古いロシア戦車をフル活用 フォーブス・ジャパン
- ^ ウクライナ軍が考古学上の重要遺物を発見。空爆激化のオデーサで ARTnews JAPAN
- ^ Бійці нашої бригади у співпраці зі підрозділом спеціального призна 第126独立領土防衛旅団 Facebook
- ^ “Russia's war on Ukraine. Daily Snapshot. 22.06.2023”. 防衛戦略センター
- ^ ヴィタリー・ネステレンコ 記念碑 ロシアの対ウクライナ戦争で死亡した人々
- ^ 126th Territorial Defense Brigade joins Marines ミリタリー・ランド
- ^ 森の中で孤立したウクライナ軍部隊、70日間ロシア軍を撃退し続ける フォーブス・ジャパン
- ^ ウクライナ大統領令 670/2024号 ウクライナ大統領府