笑点 大博覧会 DVD-BOX
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『笑点大博覧会DVD-BOX』(しょうてんだいはくらんかいでぃーぶいでぃーぼっくす)は、『笑点』40周年記念として2005年(平成17年)11月23日に発売されたDVD。製作・発売元は日テレアックスオン。
概要
[編集]『笑点』40年の歴史が5巻に分けて収録されている。
出演者
[編集]DVD全体の進行役(発売当時の笑点メンバー)
[編集]- 5代目三遊亭圓楽
- 桂歌丸
- 林家木久蔵(現:林家木久扇)
- 三遊亭好楽
- 三遊亭小遊三
- 三遊亭楽太郎(後の6代目三遊亭円楽)
- 林家たい平 - 発売当時は師匠のこん平が休演していた為の代理メンバーとして出演していた。発売翌年に正式にメンバーとなる。
- 山田隆夫
過去のVTRに登場する歴代笑点メンバー
[編集]ナレーター
[編集]各巻概要
[編集]収録されている大喜利は大幅な編集がなされているものが多く、一部の答えや挨拶部分等がカットされているものが見受けられる。また、三波時代途中まで本編中に挿入していたCMテロップにはモザイク処理がされている。
1巻目 爆笑大喜利・40年の歩み~上巻~
[編集]- 笑点メンバー
- 収録内容
- ごあいさつ
- 笑点の歴史
- 浅草大喜利(1973年(昭和48年)8月26日放送)(第369回)
- ある冬の日の大喜利(1975年(昭和50年)2月9日放送)
- 現存しているレギュラー大喜利で後楽園ホールで収録した映像で一番古いもの。
- 10周年記念大喜利(1976年(昭和51年)8月22日放送)
- 『笑点』放送10周年と放送回数500回を記念し、京王プラザホテルにて収録したもの。
- 圓楽卒業記念大喜利(1977年(昭和52年)3月27日放送)
- 5代目圓楽が落語に専念するため、番組卒業を記念した大喜利。
- サンフランシスコ大喜利(1978年(昭和53年)4月30日〜5月7日放送)
- 日本テレビ放送網開局25周年を記念して、初の海外収録をしたもの。
- ハワイ大喜利(1980年(昭和55年)10月5日〜10月12日に放送)
- 『笑点』放送15周年を記念したもの。
- 初回放送日である10月5日未明に小圓遊が巡業先の山形県内で急逝したため、これが小圓遊の最後の大喜利になった。
- 三波伸介・最後の大喜利(1982年(昭和57年)12月26日放送)
- 鶴亀大喜利(1983年(昭和58年)1月2日放送)
- 1問目の途中まで収録されている。
- DVDでは鶴組の出演部分のみ画面も小さく、引きの映像でも笑点メンバーのみをアップにしているため、画像が荒い。
- 結びのひとこと
2巻目 爆笑大喜利・40年の歩み~下巻~
[編集]5代目三遊亭圓楽司会の大喜利が収録されている。
- 笑点メンバー
- 5代目三遊亭圓楽
- 桂歌丸
- 林家こん平
- 林家木久蔵
- 三遊亭好楽
- 三遊亭小遊三
- 三遊亭楽太郎
- 7代目桂才賀
- 山田隆夫
- 収録内容
- ごあいさつ
- 金字塔!1000回記念大喜利(1985年(昭和60年)12月22日放送)
- 『笑点』放送1000回と間近となった放送開始20周年を記念したもの。10周年時と同様に京王プラザホテルから放送した。
- この回は、大喜利が6人制になってからは初めての3対3のチーム対抗戦形式だった。
- 司会:5代目三遊亭圓楽
- こん平チーム
- 林家こん平
- 三遊亭楽太郎
- 7代目桂才賀
- 歌丸チーム
- 桂歌丸
- 林家木久蔵
- 三遊亭小遊三
- 座布団運び:山田隆夫(こん平チーム)・林家うん平(歌丸チーム)
- 圓楽節 絶好調!!(1988年(昭和63年)3月6日放送)
- 大喜利 in 伝説の寄席 若竹(1988年(昭和63年)4月3日放送)
- 若竹開館3周年を記念して収録したもの。
- この回からは才賀に代わり好楽が復帰し、以後16年間続いた歴代最長メンバー陣になる。
- 武道館から生放送!!(1989年(平成元年)8月27日放送)
- ある秋の日の大喜利です…(1991年(平成3年)10月27日放送)
- 1問目から3問目の途中まで収録されている。
- お正月・戌年大喜利(1994年(平成6年)1月1日放送)
- 30周年記念・香港大喜利(1997年(平成9年)4月20日放送)
- 1問目から2問目の途中まで収録されている。
- 『笑点』放送30周年を記念した90分放送の特番で、大喜利は通常より1問多い4問だった。
- クリスマスはあのかぶり物で…(1997年(平成9年)12月21日放送)
- 3問目のみ収録。トナカイに扮したメンバーが泣きながら、5代目圓楽扮するサンタクロースに不満を訴えるというもの。
- 途中、歌丸が回答の中でその年の大喜利に登場した被り物を振り返っている。
- 郵便番号7ケタ改定記念(1998年(平成10年)2月1日放送)
- 1問目のみ収録。
- この回では、5代目圓楽が眼鏡をしている。
- 史上最短の答え!?&ウソ発見器大喜利(1998年(平成10年)4月12日放送)
- 年忘れ大盤振る舞い 大喜利問題4連発(1999年(平成11年)12月26日放送)
- 年末恒例の大喜利大会のため、通常より1問多い4問出題。
- 1問目はアシスタント出題者として、当時日本テレビアナウンサーだった魚住りえが登場。
- 20世紀のアルバム(2000年(平成12年)12月10日放送)
- 3問目のみ収録。
- ベートーベンの名曲で大爆笑!「運命」(2001年(平成13年)1月14日放送)
- 2問目のみ収録。
- 後に恒例化する「笑点・運命」シリーズの記念すべき第1回目である。
- 大喜利が2問で終わり!?(2001年(平成13年)2月11日放送)
- 手術退院明けの歌丸の座布団は、歌丸の前に積まれていた。
- 2問目の最後で、5代目円楽が「はい!この辺で『笑点』お開き、また来週のお楽しみ。ありがとうございました。」(当時の締めの挨拶の定型)と発言するハプニングが起きた[1]。
- 35周年記念大喜利(2001年(平成13年)5月20日放送)
- 1問目は、『笑点』放送第1回の大喜利1問目の問題「もしも女がいなかったら」を改めて出題。
- 3問目は、「笑点35年史」として過去番組であった出来事を振り返った。
- 笑点流寿限無(2003年(平成15年)10月12日放送)
- 結びのひとこと
3巻目 爆笑大喜利・40年の歩み~スペシャル大喜利~
[編集]新春スペシャルなどで行われたスペシャル大喜利が収録されている。
- 収録内容
- ごあいさつ
- ちびっ子大喜利(1975年(昭和50年)1月5日放送)
- 現存している後楽園ホールで収録した映像で一番古いもの。
- 司会:三波伸介
- 山田隆夫
- 新井康弘
- 江藤博利
- 今村良樹
- 林家小三平(現:9代目林家正蔵) - 新春の特別ゲストとして出演。
- キャロライン洋子 - 新春の特別ゲストとして出演。
- 小松まゆみ
- 溝呂木寿々江
- 座布団運び:三遊亭楽松(現:三遊亭鳳楽)・林家辰平(現:林家ぎん平)
- アイドル大喜利(1977年(昭和52年)1月1日放送)
- 鶴亀大喜利(1978年(昭和53年)1月2日放送)
- 師弟大喜利 自分の師匠と組んで…(1979年(昭和54年)1月7日放送)
- 司会:三波伸介
- 師匠チーム
- 4代目三遊亭圓遊
- 初代林家三平
- 三笑亭夢楽
- 5代目三遊亭圓楽
- 5代目春風亭柳朝-木久蔵の師匠である8代目林家正蔵(後の林家彦六)は海外旅行中という事で、兄弟子である柳朝が代理で出演した。
- 4代目桂米丸
- 弟子チーム
- 4代目三遊亭小圓遊
- 林家こん平
- 三笑亭夢之助
- 三遊亭楽太郎
- 林家木久蔵
- 桂歌丸
- 座布団運び:松崎真(師匠チーム)・林家錦平(弟子チーム)
- 師弟大喜利 自分の弟子と組んで…(1999年(平成11年)1月1日放送)
- スター大喜利(1978年(昭和53年)1月1日放送)
- ドレミファ大喜利(1983年(昭和58年)1月2日放送)
- 振り袖大喜利(1988年(昭和63年)1月2日放送)
- アナウンサー大喜利 四連発
- 花のアナウンサー大喜利(1984年(昭和59年)1月1日放送)
- ズームイン!!朝!アナウンサー大喜利(1984年(昭和59年)11月25日放送)
- 司会:5代目三遊亭圓楽
- 清田精二 - 放送当時は福井放送アナウンサー。
- 万屋満紀 - 放送当時山口放送担当だったローカルタレント。
- 辛坊治郎 - 放送当時は讀賣テレビ放送アナウンサー。同局報道局解説委員長を経て現在はフリージャーナリスト。
- 脇田義信 - 放送当時は広島テレビ放送アナウンサー。
- 徳光和夫- 放送当時は日本テレビ放送網アナウンサー
- 中村真弓 - 放送当時は熊本県民テレビアナウンサー。
- 植松修幹 - 放送当時は西日本放送のアナウンサーで、現在はフリーアナウンサー兼讃岐うどん店を経営。
- 小澤一彦 - 放送当時は鹿児島テレビ放送(この当時はフジテレビ系列とのクロスネット)のアナウンサーで、その後テレビ静岡に転属。
- 座布団運び:山田隆夫・林家うん平
- 日本テレビ花の女子アナウンサー大喜利(1994年(平成6年)1月1日放送)
- アナウンサー大喜利(1997年(平成9年)3月23日放送)
- 結びのひとこと
4巻目 笑点演芸傑作選
[編集]番組の前半に放送される演芸コーナーから、漫才・マジック・落語などが収録されている。
- 収録内容
- ごあいさつ
- 海老一染之助・染太郎(1986年(昭和61年)6月1日放送)
- 春日三球・照代(1987年(昭和62年)1月25日放送)
- マギー司郎(1989年(平成元年)11月5日放送)
- コロムビア・トップ・ライト(1989年(平成元年)11月26日放送)
- 牧伸二(1986年(昭和61年)6月1日放送)
- 夢路いとし・喜味こいし(1987年(昭和62年)5月24日放送)
- 早野凡平(1987年(昭和62年)9月6日放送)
- レツゴー三匹(1987年(昭和62年)3月29日放送)
- 東京コミックショウ(1989年(平成元年)2月26日放送)
- 内海桂子・好江(1987年(昭和62年)10月11日放送)
- 堺すすむ(1989年(平成元年)1月19日放送)
- おぼん★こぼん(1987年(昭和62年)5月31日放送)
- チャーリーカンパニー(1988年(昭和63年)10月2日放送)
- 3代目江戸家猫八・江戸家小猫(現:4代目江戸家猫八)(1987年(昭和62年)2月1日放送)
- 星セント・ルイス(1987年(昭和62年)1月25日放送)
- ナポレオンズ(1987年(昭和62年)2月8日放送)
- ケーシー高峰(1998年(平成10年)10月4日放送)
- 5代目柳家小さん(1976年(昭和51年)10月14日放送)
- 6代目三遊亭圓生(1977年(昭和52年)1月23日放送)
- 結びのひとこと
5巻目 笑点蔵出し傑作選~座布団十枚&特典映像~
[編集]- 収録内容
座布団10枚賞品の名場面集や秘蔵映像・歴代オープニング集が収録されている。
- ごあいさつ
- 座布団十枚「海外旅行編」
- 座布団十枚「仰天賞品編」
- 座布団十枚「美女と○○編」
- 座布団十枚「番外・対決編」
- 特典映像「海外編」
- 特典映像「なつかしのあの人編」
- 特典映像「爆笑かくし芸編」
- 1983年(昭和58年)1月3日放送「番組対抗かくし芸大会」にエントリーしていた収録作品だったが、三波急逝のため放送を見送ったもの。
- 笑点はこの年、「白鳥の湖」で大賞を受賞。歌丸が最優秀個人賞として車を獲得した[3]。
- 笑点オープニング集
脚注
[編集]- ^ 5代目円楽によると、これは脳梗塞の兆候の表れとされ、笑点降板を考えるきっかけになったという。
- ^ 笑点大博覧会 解説書 p61
- ^ 楽太郎によると、その後、歌丸は賞品の車を即日売却し、そのお金と大賞の賞金で家を建てたとのこと。