「鹿ノ谷駅」の版間の差分
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'''鹿ノ谷駅'''(しかのたにえき)は、かつて[[北海道]][[夕張市]]鹿の谷三丁目にあった[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[石勝線]](夕張支線)・[[北海道炭礦汽船夕張鉄道線|夕張鉄道線]]の[[鉄道駅|駅]]([[廃駅]])である。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''タニ'''。[[事務管理コード]]は▲132106<ref name=":023222">{{Cite book|和書|title=停車場一覧 昭和41年3月現在|date=|year=1966|url=https://doi.org/10.11501/1873236|publisher=日本国有鉄道|language=ja|doi=10.11501/1873236|access-date=2022-12-10|editor=日本国有鉄道営業局総務課|page=228}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング|駅番号]]は'''Y24'''。 |
'''鹿ノ谷駅'''(しかのたにえき)は、かつて[[北海道]][[夕張市]]鹿の谷三丁目にあった[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[石勝線]](夕張支線)・[[北海道炭礦汽船夕張鉄道線|夕張鉄道線]]の[[鉄道駅|駅]]([[廃駅]])である。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''タニ'''。[[事務管理コード]]は▲132106<ref name=":023222">{{Cite book|和書|title=停車場一覧 昭和41年3月現在|date=|year=1966|url=https://doi.org/10.11501/1873236|publisher=日本国有鉄道|language=ja|doi=10.11501/1873236|access-date=2022-12-10|editor=日本国有鉄道営業局総務課|page=228}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''Y24'''。 |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
2023年11月19日 (日) 22:54時点における版
鹿ノ谷駅 | |
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駅舎(2017年7月) | |
しかのたに Shikanotani | |
◄Y23 清水沢 (6.6 km) (1.3 km) 夕張 Y25► | |
所在地 | 北海道夕張市鹿の谷三丁目 |
駅番号 | ○Y24 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石勝線(夕張支線) |
キロ程 | 14.8 km(新夕張起点) |
電報略号 | タニ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
47人/日(降車客含まず) -1998年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)12月1日[1] |
廃止年月日 | 2019年(平成31年)4月1日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
鹿ノ谷駅 | |
---|---|
しかのたに Shikanotani | |
◄営林署前 (1.0 km) (0.9 km) 末広► | |
所属事業者 | 夕張鉄道 |
所属路線 | 夕張鉄道線 |
キロ程 | 51.1 km(野幌起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1926年(大正15年)10月14日 |
廃止年月日 | 1975年(昭和50年)4月1日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
鹿ノ谷駅(しかのたにえき)は、かつて北海道夕張市鹿の谷三丁目にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線(夕張支線)・夕張鉄道線の駅(廃駅)である。電報略号はタニ。事務管理コードは▲132106[2]。駅番号はY24。
歴史
かつての夕張鉄道線との接続駅で、広い構内には同鉄道の車両区・保線区などを有する拠点となっていた。平和炭鉱の閉山により夕張鉄道線が廃止となり、構内は大幅に縮小された。
年表
- 1901年(明治34年)12月1日:北海道炭礦鉄道清水沢 - 夕張間に新駅として開業[1]。一般駅[3]。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道(国鉄)に移管[1]。
- 1908年(明治41年)10月25日:石狩石炭[注釈 1]により同社若鍋砿選炭場までの若菜辺専用鉄道2.9km接続開業。
- 1909年(明治42年)
- 1926年(大正15年)10月14日:夕張鉄道線栗山 - 夕張本町間が開業し、当駅は共同使用となる。
- 1933年(昭和8年)10月31日:若菜辺専用鉄道廃止。
- 1971年(昭和46年)11月15日:夕張鉄道線当駅 - 夕張本町間廃止。栗山 - 当駅間の旅客営業廃止。
- 1975年(昭和50年)4月1日:夕張鉄道線廃止。
- 1981年(昭和56年)
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1][3]。
- 2019年(平成31年)4月1日:新夕張駅 - 夕張駅間(夕張支線)廃止に伴い廃駅[報道 1]。
-
夕張鉄道開業当初の鹿ノ谷駅構内と夕張鉄道側ホーム。南側から北を撮影。(1930年)
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貨物側線と夕張鉄道の設備が撤去され、草生した広い構内が残る。(2012年8月)
駅名の由来
地名より。かつてこの地に鹿が群生していたため、とされる[6]。
廃止時の駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅だった。廃止時は新夕張駅管理の無人駅であった。
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駅舎内(2012年10月)
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ホーム(2017年7月)
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駅名標(2017年7月)
利用状況
2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[報道 2]。
駅周辺
駅周辺の鹿の谷地区はかつて北海道炭礦汽船幹部用住居が存在する高級住宅地であり、また北海道夕張北高等学校・北海道緑ヶ丘実業高校(←夕張工業高校)に通学する学生で賑わった。
- 鹿ノ谷郵便局
- 夕張鹿鳴館
- 幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば
- 夕張鉄道(夕鉄バス)本社(バスターミナル併設)
- 夕鉄バス・北海道中央バス(岩見沢営業所)「鹿ノ谷駅前」停留所
駅跡
廃止1年後の2020年4月時点では、駅舎や広い構内を渡る跨線橋が残されている状況であった[9]。2022年にはJR北海道から、市民が設立した合同会社鹿ノ谷駅(橋場英和代表)に無償譲渡された[10]。
隣の駅
脚注
注釈
- ^ 大正8年に北海道炭礦汽船へ吸収合併。
出典
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、14-15頁。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、228頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、840頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第29号”. 官報. (1981年5月23日)
- ^ “「通報」●函館本線蘭越駅ほか29駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年3月31日)
- ^ 札幌鉄道局 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年。NDLJP:1029473。
- ^ “2019年4月1日ダイヤ改正のお知らせ”. 夕張鉄道 (2019年3月25日). 2019年4月2日閲覧。
- ^ “2019年4月1日より夏ダイヤに変わります!”. 北海道中央バス. 2019年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月2日閲覧。
- ^ “【廃止から1年 北海道・夕張支線の「いま」を訪ねて(4)】 鹿ノ谷駅と夕張駅の古今物語”. 鉄道チャンネル. エキスプレス (2020年6月7日). 2021年5月2日閲覧。
- ^ “旧夕張支線・鹿ノ谷駅、有志で再生へ JRが無償譲渡 グッズ販売やトロッコ構想/CFで資金募る”. 北海道新聞 (2022年12月13日). 2023年7月20日閲覧。
報道発表資料
- ^ 『石勝線(新夕張・夕張間)の鉄業事業廃止届の提出について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道株式会社、2018年3月26日。オリジナルの2018年8月31日時点におけるアーカイブ 。2018年8月31日閲覧。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2018年2月18日閲覧。