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2023年1月27日 (金) 05:26時点における版
広島東洋カープ #67 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都江戸川区 |
生年月日 | 1995年8月31日(29歳) |
身長 体重 |
184 cm 89 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2013年 ドラフト5位 |
初出場 | 2017年5月3日 |
年俸 | 1100万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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中村 祐太(なかむら ゆうた、1995年8月31日 - )は、東京都江戸川区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入り前
江戸川区立小岩第五中学校卒業。中学時代はリトルシニアの江戸川中央シニアでプレイ。関東一高では1年秋から背番号10でベンチ入り。2年春の第84回選抜高等学校野球大会では1回戦別府青山戦で2安打13奪三振完封勝利、2回戦智弁学園戦で1失点完投勝利、準々決勝横浜戦で5安打2失点完投勝利を挙げ、ベスト4進出の原動力となった。(準決勝で田村龍弘、北條史也を擁する光星学院に敗退。)その後は股関節剥離骨折の影響もあって本来の投球ができず、2年春関東大会ではチームは準優勝したもののほぼ登板の機会はなく、2年夏は4回戦敗退。3年夏も東東京大会ベスト4に終わっている。また、打撃面においては、高校通算本塁打16本を記録している。
2013年のドラフト会議にて、広島東洋カープから5位指名を受けて入団した。背番号は67。
プロ入り後
2017年は、5月3日の対中日ドラゴンズ戦でプロ初登板・初先発。5回3失点でプロ初勝利を挙げた[2]。シーズン中盤から終盤にかけて先発ローテーションの一角を担い、15試合の登板で5勝を挙げた[3]。 また、一軍昇格前の4月15日には、広島東洋カープ由宇練習場で開催されたウエスタン・リーグ公式戦(対福岡ソフトバンクホークス)において、山田大樹からソロ本塁打を放っている。
2018年は、3月21日の千葉ロッテマリーンズとの練習試合で胸に打球を受け、「右側胸部打撲」との診断で開幕に出遅れた。4月18日の対東京ヤクルトスワローズ戦に初登板し、7回1失点でシーズン初勝利を挙げる[4]。続いて、4月24日の対横浜DeNAベイスターズ戦では9回途中2失点の好投。しかし、あと二死で初完投勝利という場面での降板であったので、降板後ベンチで悔し涙を流した[5]。その後は、5月1日の読売ジャイアンツ戦での勝ち星を最後に調子を落とし、登板した4試合連続で敗戦投手となり、登録抹消される[6]。9月14日に一軍登録され、9月20日には、中継ぎとして登板し、3回1失点。9月25日の対DeNA戦に先発登板、5回3失点で勝ち負けつかず。日本シリーズでは、中継ぎとして登板する場面もあった。シーズンを通しては、9試合の登板で3勝4敗に終わった。
2021年は、開幕から先発6番手でローテーションを守ってきたが不調、羽月隆太郎と入れ替わる形で二軍落ち。シーズン通算で3試合に登板し、0勝3敗、防御率11.08を記録[7]。オフに、200万円減となる推定年俸1300万円で契約を更改した[7]。
選手としての特徴・人物
クセのない綺麗なフォームが特徴の本格派投手であり、“マエケン2世”と称される[8][9]。持ち味は最速146km/hを計測したノビのある直球[10][8]。変化球はスライダー、チェンジアップ[11]、フォーク[12]、カーブを投げ込む[13]。
漫画『黒子のバスケ』のファン。なお、中村自身も中学時代にバスケットボール部の顧問から勧誘を受けたこともある[14]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 広島 | 15 | 14 | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 0 | 0 | .556 | 312 | 74.2 | 68 | 7 | 26 | 0 | 2 | 54 | 1 | 0 | 33 | 31 | 3.74 | 1.26 |
2018 | 9 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 0 | .429 | 205 | 44.2 | 50 | 8 | 21 | 1 | 5 | 31 | 1 | 0 | 33 | 30 | 6.04 | 1.59 | |
2019 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 32 | 5.2 | 11 | 3 | 5 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 8 | 8 | 12.71 | 2.82 | |
2020 | 8 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 0 | .429 | 191 | 46.2 | 42 | 8 | 11 | 0 | 2 | 37 | 1 | 0 | 12 | 12 | 2.31 | 1.14 | |
2021 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | .000 | 65 | 13.0 | 21 | 3 | 5 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 17 | 16 | 11.08 | 2.00 | |
通算:5年 | 37 | 34 | 0 | 0 | 0 | 11 | 15 | 0 | 0 | .423 | 805 | 184.2 | 192 | 29 | 68 | 1 | 9 | 132 | 4 | 0 | 103 | 97 | 4.73 | 1.41 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | 広島 | 15 | 5 | 6 | 3 | 0 | .786 |
2018 | 9 | 1 | 4 | 1 | 0 | .833 | |
2019 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
2020 | 8 | 0 | 6 | 0 | 0 | 1.000 | |
2021 | 3 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 37 | 7 | 18 | 4 | 0 | .862 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2017年5月3日、対中日ドラゴンズ5回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回3失点4奪三振
- 初奪三振:同上、1回表にダヤン・ビシエドから空振り三振
- 打撃記録
- 初打席:2017年5月3日、対中日ドラゴンズ5回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、3回裏に吉見一起から遊ゴロ
- 初安打:2017年5月18日、対横浜DeNAベイスターズ9回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回裏に尾仲祐哉から右前安打
- 初打点:2017年9月13日、対横浜DeNAベイスターズ22回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、1回裏に飯塚悟史から適時内野安打
- その他の記録
- 初回先頭打者から3者連続被本塁打:2020年9月20日、対東京ヤクルトスワローズ14回戦(明治神宮野球場)、1回裏に濱田太貴、青木宣親、山田哲人に被本塁打 ※史上5人目
背番号
- 67(2014年 - )
登場曲
脚注
- ^ “広島 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月11日閲覧。
- ^ “【広島】中村祐、プロ初登板初先発初勝利!「感謝しかないです」”. スポーツ報知 (2017年5月4日). 2017年5月9日閲覧。
- ^ “中村祐、右胸部に打球直撃でキャンプ離脱の可能性も”. デイリースポーツ (2018年2月21日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “広島中村祐太“二刀流”7回2安打1失点&先制打”. 日刊スポーツ (2018年4月19日). 2018年11月9日閲覧。
- ^ “広島中村祐太、完投逃し悔し涙も衣笠氏へ勝利届けた”. 日刊スポーツ (2018年4月24日). 2018年11月9日閲覧。
- ^ “3回途中7失点中村祐太に緒方監督「もう1回下で」”. 日刊スポーツ (2018年6月7日). 2018年11月9日閲覧。
- ^ a b “中村祐太、200万円減の年俸1300万円で契約更改”. 中国新聞デジタル (2021年11月20日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ a b “期待値MAX!? わがチームの次なるスターたち 広島編 中村祐太、高橋昂也、長井良太 | 野球コラム”. 週刊ベースボールONLINE (2017年12月6日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ “開幕ローテ入りに大きく前進。“マエケン2世”と呼ばれた右腕の原点|carp|インタビュー|広島アスリートマガジン”. 広島アスリートマガジン (2021年3月19日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ “広島・中村祐 フォーム改造で1軍だ!「早く開幕してほしい」”. スポニチ Sponichi Annex (2020年4月29日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ “【広島】中村祐太、887日ぶりの白星「1試合1試合これが最後だという気持ちで必死に投げている」”. スポーツ報知 (2020年10月4日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ “広島・中村祐 新球チェンジアップ完全習得へ「感覚がめちゃくちゃ良かったので」”. デイリースポーツ online (2020年5月9日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ “広島中村祐太「真っすぐ全然ダメ」開幕ローテへ課題”. 日刊スポーツ (2021年3月10日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ “プロバスケ選手×プロ野球選手 | DUNK | それ聴け!スポ魂”. RCC. 2022年2月4日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 中村祐太 - NPB.jp 日本野球機構
- 67 中村 祐太 - 広島東洋カープ公式サイト
- 中村祐太 (@yuuuuuu67) - Instagram