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* [https://www.baystars.co.jp/players/detail/1900031 選手名鑑] - 横浜DeNAベイスターズ公式サイト |
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2023年1月27日 (金) 05:02時点における版
横浜DeNAベイスターズ #20 | |
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2022年5月5日横浜スタジアム | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県福岡市西区[1] |
生年月日 | 1997年7月28日(27歳) |
身長 体重 |
180 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2019年 ドラフト2位 |
初出場 | 2020年6月25日 |
年俸 | 2300万円(2023年)[2] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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坂本 裕哉(さかもと ゆうや、1997年7月28日 - )は、福岡県福岡市出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。横浜DeNAベイスターズ所属。
概要
プロ入り前
小学4年時から中学生時代までは、軟式野球でプレー[3]。中学生時代に、九州大会での優勝を経験した。
福岡大大濠高校で硬式野球部へ入部すると、1年時の秋からエース格で活躍[3]。春夏の甲子園とは縁がなかった[3]が、3年夏の全国高等学校野球選手権福岡大会初戦では、6イニングを投げ10奪三振を記録した。同部の1学年後輩に浜地真澄が[4]、2学年後輩に三浦銀二・古賀悠斗がいる。
高校卒業後に進学した立命館大学では、2年時の春から関西学生野球のリーグ戦で活躍[3]。4年時の春季リーグ戦では、5勝、防御率0.84という好成績でMVPと最優秀投手賞を受賞したほか、ベストナインに選ばれた[5]。また3年時と4年時には、チームが春季リーグ戦で優勝し、全日本大学野球選手権大会に進出。3年時の第67回大会では、国際武道大学との2回戦に先発で登板した[6]。翌年の第68回大会では東海大学との1回戦で先発し、7回2失点と好投(チームは3-4で初戦敗退)[7]。大会後には侍ジャパン大学代表選考合宿に追加招集された[8]。在学中は、リーグ戦通算31試合の登板で16勝8敗、防御率1.99を記録。2学年先輩に自身と同じ左投手の東克樹、1学年先輩に辰己涼介がいる。
2019年のNPBドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから2巡目で指名[9]。契約金7150万円、年俸1265万円(金額は推定)という条件で入団したことによって、前年(2018年)から在籍している東と再びチームメイトになった。背番号は20[10]。
DeNA時代
2020年は、同期入団の新人選手では外野手の蝦名達夫とともに、春季キャンプを一軍スタート[11]。オープン戦以降も好投を続けたため、東の入団1年目と同じく、開幕ローテーション入りを果たす[12]。6月25日の中日ドラゴンズ戦(横浜スタジアム)で一軍初登板初先発[13]。奇しくも中日の新人・岡野祐一郎との先発デビュー対決になった試合で、5回まで中日打線をノーヒットに抑えるなど6回無失点と好投[14]。セントラル・リーグの新人投手一番乗りとなるプロ初勝利を挙げた[15]。大学からDeNAに直接入団した新人の左投手による一軍公式戦初登板での勝利は、前身の球団を含めても坂本が初めてである[16]。しかし、6回表二死一・二塁からの暴投で本塁へのベースカバーに入った際に右足首を負傷。6回表までは投げ切ったものの、試合後に右足首の捻挫が判明したため、翌26日に出場選手登録を抹消された[17]。9月8日の対阪神タイガース戦(横浜)から一軍に復帰して[18]からは、レギュラーシーズン終了まで先発ローテーションに定着。通算では10試合の登板(全て先発)で、防御率5.67ながら4勝1敗を記録した。
2021年は、前年から一転して、春季キャンプから二軍で調整していた。一軍の公式戦には、4月16日の対読売ジャイアンツ戦(横浜)でシーズン初登板、5回を10安打3失点で黒星を喫した[19]。しかし、1週間後(同月23日)の対阪神戦(阪神甲子園球場)でも先発を任されると、開幕から首位を走る阪神打線を相手に6回を3被安打1失点と好投。2つの引き分けをはさんで10にまで伸びていたチームの連敗ストップに貢献したほか、自身にも白星が付いた[20]。同30日の東京ヤクルトスワローズ戦(横浜)にも先発したが、2回に村上宗隆の打球が左肩付近を直撃しわずか13球で緊急降板、翌日に登録抹消となった[21]。5月28日に再び登録されて以降は先発ローテーションを任され、最終的には16試合に先発し、阪神からは3勝を挙げたものの、4勝6敗、防御率5.25、投球回は70.1回で1試合あたり僅か4.4回に終わるなど、不本意な成績でシーズンを終えた[22]。
2022年は、オープン戦で無失点登板を続け開幕ローテーション入りを果たす[23]。シーズン初先発となった3月27日の広島東洋カープ戦(横浜)では7回4失点で勝敗つかず、4月21日の阪神戦(横浜)と4月27日の巨人戦(横浜)で続けて満塁本塁打を浴びてしまい結果が残せず二軍に降格した[24][25]。シーズン終盤は先発から外れ救援も務めたが、15試合の登板で0勝5敗、防御率6.19と結果が残せなかったシーズンとなった[26]。
選手としての特徴・人物
最速151km/h のストレートを投げ込む[27]。変化球はスライダー、カットボール、カーブ、シュート、チェンジアップと多彩[28]。
チェンジアップはカウントを取る球、空振りを取るフォークボールのような球の2種類を操る[29]。
座右の銘は「磨穿鉄硯」で、グラブにこの言葉を刺繍している[30]。
立命館大学とDeNAでチームメイトになった東とは、大学時代に一時、硬式野球部合宿所内の同じ部屋で生活[31]。DeNAへの入団1年目の春先には、当時左肘のトミー・ジョン手術を受けたばかりの東から、技術面やメンタルの保ち方などで助言を受けていたという[32]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | DeNA | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | .800 | 200 | 46.0 | 48 | 10 | 17 | 3 | 3 | 29 | 1 | 0 | 30 | 29 | 5.67 | 1.41 |
2021 | 16 | 16 | 0 | 0 | 0 | 4 | 6 | 0 | 0 | .400 | 310 | 70.1 | 89 | 9 | 22 | 0 | 3 | 46 | 2 | 0 | 43 | 41 | 5.25 | 1.58 | |
2022 | 15 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | .000 | 212 | 48.0 | 52 | 9 | 21 | 0 | 3 | 28 | 1 | 0 | 33 | 33 | 6.19 | 1.52 | |
通算:3年 | 41 | 35 | 0 | 0 | 0 | 8 | 12 | 0 | 0 | .400 | 722 | 164.1 | 189 | 28 | 60 | 3 | 9 | 103 | 4 | 0 | 106 | 103 | 5.64 | 1.52 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2020 | DeNA | 10 | 4 | 10 | 0 | 0 | 1.000 |
2021 | 16 | 4 | 11 | 0 | 1 | 1.000 | |
2022 | 15 | 1 | 13 | 1 | 3 | .933 | |
通算 | 41 | 9 | 34 | 1 | 4 | .977 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 打撃記録
背番号
- 20(2020年 - )
登場曲
- 「Hey What's Up?」赤西仁(2020年)
- Aphrodisiac 赤西仁 (2021年)
- We The Party 赤西仁 (2022年)
- アイナルホウエ 赤西仁 (2022年)
脚注
- ^ “福岡の“ハマっ子”DeNA・坂本 本拠地で快挙”. Sponichi Annex. (2020年6月26日) 2020年6月26日閲覧。
- ^ “DeNA - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月23日閲覧。
- ^ a b c d “横浜DeNAベイスターズ 坂本裕哉”. ベースボール・マガジン社. 2020年5月2日閲覧。
- ^ “阪神・浜地 DeNAドラフト2位坂本と「投げ合いたい」 福岡大大濠時代の先輩、チャンスは一軍のみ!”. スポーツニッポン (2019年11月26日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “立命大・坂本V大貢献 強いプロ志望が冬の成長生む”. 日刊スポーツ (2019年5月26日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ “第67回全日本大学野球選手権大会 2回戦 国際武道大-立命館大”. 公益財団法人 全日本大学野球連盟 (2018年6月12日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ “第68回全日本大学野球選手権大会 1回戦 東海大-立命館大”. 公益財団法人 全日本大学野球連盟 (2019年6月11日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ “侍ジャパン大学代表 選考合宿の参加選手追加について”. 野球日本代表 (2019年6月17日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “森敬斗、「プレーで魅了できる選手に」 プロ野球DeNAが新入団発表”. 時事ドットコムニュース (時事通信社). (2019年11月22日) 2019年12月15日閲覧。
- ^ 萩原孝弘 (2019年11月22日). “DeNAの精鋭7名が入団発表!ドラフト1位・森敬斗「“泰銘”の2文字を心に刻んで」”. BASEBALL KING. フロムワン. 2019年12月14日閲覧。
- ^ “ドラフト2位坂本一軍発進 DeNAキャンプメンバー一覧”. 日刊スポーツ. (2020年1月27日) 2020年6月27日閲覧。
- ^ “DeNA坂本の開幕ローテ「90%の確率」監督明言”. 日刊スポーツ. (2020年6月13日) 2020年6月27日閲覧。
- ^ “2020年6月25日(木) vs. 中日 セ・リーグ 公式戦 横浜|横浜DeNAベイスターズ”. 2020年12月16日閲覧。
- ^ “横浜DeNAドラ2左腕の坂本裕哉がプロ初登板初勝利…なぜ今永、浜口、東と”左腕王国”の系譜が続くのか”. THE PAGE: p. 2. (2020年6月26日). オリジナルの2020年6月26日時点におけるアーカイブ。 2020年6月26日閲覧。
- ^ “セ・リーグ新人白星一番乗り! DeNAドラフト2位・坂本裕哉を支える“東パイセン””. 東スポWeb. (2020年6月26日) 2020年6月26日閲覧。
- ^ “DeNA坂本1勝 ボール球の次球に好投の理由”. 日刊スポーツ. (2020年6月26日) 2020年6月27日閲覧。
- ^ “DeNAドラフト2位・坂本、プロ初勝利から一夜明け…右足首捻挫で登録抹消”. スポーツニッポン. (2020年6月27日) 2020年6月27日閲覧。
- ^ “DeNA坂本は復帰戦5回7失点 蝦名も悔し2三振”. 日刊スポーツ. (2020年9月8日) 2020年9月11日閲覧。
- ^ “DeNA・坂本 今季初登板初先発も5回88球、10安打3失点で降板 同姓・坂本に一発浴びる”. 日刊スポーツ. (2021年4月16日) 2021年4月24日閲覧。
- ^ “DeNAの連敗は「10」でストップ 坂本6回1失点で今季初勝利、神里3打点&好守”. BASEBALL KING. (2021年4月23日) 2020年9月24日閲覧。
- ^ “1日の公示 DeNAが打球直撃の坂本を抹消 鷹マルティネス&ロッテ二木が1軍昇格”. Full-Count (2021年5月1日). 2022年2月21日閲覧。
- ^ “2年目のDeNA・坂本裕哉が年俸2200万円でサイン ただ「防御率5点台では話にならない」”. サンスポ (2021年12月3日). 2022年2月21日閲覧。
- ^ “【DeNA】先発・坂本裕哉が初回満塁のピンチ切り抜ける 前回登板は球団初の2試合連続満塁被弾”. 日刊スポーツ (2022年3月27日). 2022年5月29日閲覧。
- ^ “【DeNA】先発・坂本裕哉が初回満塁のピンチ切り抜ける 前回登板は球団初の2試合連続満塁被弾”. スポーツ報知 (2022年5月5日). 2022年5月29日閲覧。
- ^ “【DeNA】坂本裕哉、ファーム交流戦で2回1安打無失点 開幕ローテ入りも6日に登録抹消”. 日刊スポーツ (2022年5月12日). 2022年5月29日閲覧。
- ^ “DeNA・坂本裕哉が100万円増の2300万円でサイン オフは最新機器そろう施設で自主トレ”. サンスポ (2022年11月22日). 2022年11月22日閲覧。
- ^ “DeNA・坂本裕哉 成長した姿で表舞台に帰ってくる/離脱者たちの現状”. 週刊ベースボールONLINE (ベースボール・マガジン社). (2020年7月25日) 2020年7月25日閲覧。
- ^ 滝川和臣 (2020年2月5日). “ブルペンで感じたDeNAドラ2左腕の可能性”. 週刊ベースボールONLINE (ベースボール・マガジン社) 2020年2月22日閲覧。
- ^ “DeNAドラ坂本クロス軌道で51球!鯉007警戒「中日の大野雄や阪神の高橋」”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2020年2月10日) 2020年2月22日閲覧。
- ^ “横浜DeNAドラ2左腕の坂本裕哉がプロ初登板初勝利…なぜ今永、浜口、東と”左腕王国”の系譜が続くのか”. THE PAGE: p. 3. (2020年6月26日). オリジナルの2020年6月26日時点におけるアーカイブ。 2020年6月26日閲覧。
- ^ “DeNA 今年も大卒ルーキーが開幕ローテ入り!ドラフト2位・坂本 3回1安打零封で当確”. スポーツニッポン. (2020年6月14日) 2020年6月27日閲覧。
- ^ “セ・リーグ新人白星一番乗り! DeNAドラフト2位・坂本裕哉を支える“東パイセン””. 東京スポーツ. (2020年6月26日) 2020年6月26日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 坂本裕哉 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手名鑑 - 横浜DeNAベイスターズ公式サイト