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{{by|2005年}}はヒザの手術の影響もあり、4月は全休となった。復帰した5月は打率.250と低調だったが、6月に今までの出遅れと不振を吹き飛ばすかのように打率.435と打棒爆発。長打力こそ落ちたものの、3年ぶりとなる打率3割を記録した。

2022年7月9日 (土) 04:11時点における版

アダム・ケネディ
Adam Kennedy
シアトル・マリナーズでの現役時代
(2011年5月11日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州リバーサイド
生年月日 (1976-01-10) 1976年1月10日(48歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手二塁手
プロ入り 1997年 ドラフト1巡目
初出場 1999年8月21日
最終出場 2012年9月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
パンアメリカン競技大会
1999 野球

アダム・ケネディAdam Thomas Kennedy , 1976年1月10日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド出身の元プロ野球選手二塁手)。右投左打。

経歴

プロ入りとカージナルス時代

1997年ドラフトでカージナルスから1巡目(全体20位)指名を受けて入団。

1999年7月から8月に開催されたウィニペグパンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表に選出された[1]。大会終了後の8月21日にメジャーデビューを果たす。

エンゼルス時代

1999年オフにジム・エドモンズとのトレードで、ケント・ボッテンフィールド投手と共にアナハイム・エンゼルスに移籍。時折長打を放つ意外性の打撃と、堅実な守備でレギュラーに定着した。

2002年は自身初の打率3割(.312)を記録。リーグチャンピオンシップシリーズでは1試合3本塁打を放つなど大活躍を見せ、シリーズMVPを獲得。チームもワールドシリーズを制覇した。

2004年9月の右肘靱帯断裂を機にアッパースイングからレベルスイングに変更。

2005年はヒザの手術の影響もあり、4月は全休となった。復帰した5月は打率.250と低調だったが、6月に今までの出遅れと不振を吹き飛ばすかのように打率.435と打棒爆発。長打力こそ落ちたものの、3年ぶりとなる打率3割を記録した。

2006年は、開幕から正二塁手としてプレー。打率こそ.273と平凡だったものの、得点圏打率.339をマーク。その勝負強さを買われて中軸に座るなど、1 - 9番までの全打順を経験した。7年連続2桁盗塁となる16盗塁を決め、守備に就いた133試合で9失策と安定感を披露。ちなみに、同年8月16日テキサス・レンジャーズ戦で、死球に怒ってマウンドに突進したため、4試合の出場停止処分を受けている。同年オフにFAとなった。

カージナルス復帰

2006年オフに3年契約総額1000万ドルで古巣カージナルスへで8年ぶりに復帰した。

2009年2月9日、カージナルスから解雇されフリーエージェントとなった[2]

レイズ時代

2009年2月16日タンパベイ・レイズとマイナー契約。開幕はAAA級ダーラムで迎えた後、5月8日オークランド・アスレチックスへトレードされ[3]、翌日にメジャー復帰を果たした[4]

ナショナルズ時代

2010年2月12日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約。

マリナーズ時代

2011年1月10日にシアトル・マリナーズとマイナー契約。

ドジャース時代

2012年1月10日にロサンゼルス・ドジャースと1年契約を結ぶ。

引退後

2013年引退し、野球アカデミーを開校した[5]

選手としての特徴

ポジションはセカンドで、ショートレフトファーストとしてのプレー経験がある。守備範囲は特に広くはないが堅実である。マイナー時代はショートだった。

デビッド・エクスタインとは2001年 - 2004年にかけてエンゼルスで二遊間コンビを組み、共に2002年の世界一に貢献。2006年にケネディがカージナルスに移籍したことで3年ぶりのコンビ復活となった。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1999 STL 33 110 102 12 26 10 1 1 41 16 0 1 1 2 3 0 2 8 1 .255 .284 .402 .686
2000 ANA
LAA
156 641 598 82 159 33 11 9 241 72 22 8 8 4 28 5 3 73 10 .266 .300 .403 .703
2001 137 532 478 48 129 25 3 6 178 40 12 7 7 9 27 3 11 71 7 .270 .318 .372 .690
2002 144 509 474 65 148 32 6 7 213 52 17 4 5 4 19 1 7 80 5 .312 .345 .449 .795
2003 143 510 449 71 121 17 1 13 179 49 22 9 2 5 45 4 9 73 7 .269 .344 .399 .743
2004 144 533 468 70 130 20 5 10 190 48 15 5 9 2 41 7 13 92 10 .278 .351 .406 .757
2005 129 460 416 49 125 23 0 2 154 37 19 4 5 3 29 1 7 64 5 .300 .354 .370 .724
2006 139 503 451 50 123 26 6 4 173 55 16 10 3 5 39 5 5 72 15 .273 .334 .384 .718
2007 STL 87 306 279 27 61 9 1 3 81 18 6 2 1 1 22 6 3 33 9 .219 .282 .290 .572
2008 115 365 339 42 95 17 4 2 126 36 7 1 0 4 21 4 1 43 13 .280 .321 .372 .692
2009 OAK 129 587 529 65 153 29 1 11 217 63 20 6 5 3 45 2 4 86 8 .289 .348 .410 .758
2010 WSH 135 389 342 43 85 16 1 3 112 31 14 2 1 4 37 1 5 44 10 .249 .327 .327 .655
2011 SEA 114 409 380 36 89 23 1 7 135 38 8 2 4 2 22 3 1 67 3 .234 .277 .355 .632
2012 LAD 86 201 168 22 44 8 1 2 60 16 1 1 4 5 23 1 1 33 5 .262 .345 .357 .702
通算:14年 1691 6055 5473 682 1488 288 42 80 2100 571 179 62 55 53 401 43 72 839 108 .272 .327 .384 .711
  • 2012年度シーズン終了時
  • ANA(アナハイム・エンゼルス)は、2005年にLAA(ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム)に球団名を変更

背番号

  • 8(1999年)
  • 2(2000年 - 2006年)
  • 7(2007年 - 2008年)
  • 29(2009年)
  • 20(2010年)
  • 4(2011年)
  • 3(2012年)

代表歴

  • 1999年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表

脚注

  1. ^ 1999 Pan American Team Roster USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball (英語) (2011年5月18日) 2017年7月3日閲覧
  2. ^ Cardinals give Kennedy his release Club required to pay rest of contract; second base up in air”. MLB.com. 2009年2月10日閲覧。
  3. ^ A's acquire Kennedy from Rays Veteran infielder assigned to Triple-A Sacramento”. MLB.com. 2009年5月12日閲覧。
  4. ^ A's select infielder Kennedy's contract Oakland recalls Gray, options Petit, designates Copeland”. MLB.com. 2009年5月12日閲覧。
  5. ^ Adam Kennedy is a rookie in a whole other ballgame

関連項目

外部リンク