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** なし。ただし、南口改札の隣に[[コンビニエンスストア]]([[ファミリーマート]])がある(銀行[[現金自動預け払い機|ATM]]あり)。
** なし。ただし、南口改札の隣に[[コンビニエンスストア]]([[ファミリーマート]])がある(銀行[[現金自動預け払い機|ATM]]あり)。
* [[2005年]](平成17年)[[1月29日]]より、全面'''禁煙'''となった(他の名鉄各駅と同じ)。
* [[2005年]](平成17年)[[1月29日]]より、全面'''禁煙'''となった(他の名鉄各駅と同じ)。

*[[王林 (アイドル)|王林]]、[[彩香 (アイドル)|赤坂麻凪]]の等身大パネルが南口に、
[[生見愛瑠]]、[[古田愛理]]の等身大パネルが北口に設置されている。


=== 配線図 ===
=== 配線図 ===

2022年5月1日 (日) 10:07時点における版

上小田井駅*
南口(2018年6月)
かみおたい
KAMI OTAI**
Kamiotai***
地図
所在地 愛知県名古屋市西区貴生町90*
北緯35度13分24秒 東経136度52分37秒 / 北緯35.22333度 東経136.87694度 / 35.22333; 136.87694座標: 北緯35度13分24秒 東経136度52分37秒 / 北緯35.22333度 東経136.87694度 / 35.22333; 136.87694
所属事業者 名古屋鉄道(名鉄)
名古屋市交通局名古屋市営地下鉄
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
(名鉄)-2019年-
10,270人/日(降車客含まず)
(地下鉄)-2019年-
21,802****人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
(名鉄)-2019年-
20,709人/日
(地下鉄)-2019年-
40,899****[1]人/日
開業年月日 1912年大正元年)8月6日*
乗入路線 2 路線
所属路線 名鉄犬山線
駅番号 IY  03 
キロ程 3.5 km(枇杷島分岐点起点)
IY02 中小田井 (1.1 km)
(2.4 km) 西春 IY04
所属路線 名古屋市営地下鉄鶴舞線
駅番号 T01
キロ程 0.0 km(上小田井起点)
*****(西春) (- km)
(1.4 km) 庄内緑地公園 T02
備考 共同使用駅(名鉄の管轄駅)
* 平田橋駅として西春日井郡西春村に開業、1991年平成3年)10月27日に現在地へ移転して改称
** 名鉄の表記。
*** 名古屋市営地下鉄の表記。
**** 直通連絡人員含む
***** 犬山線と相互直通運転実施
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上小田井駅(かみおたいえき)は、愛知県名古屋市西区貴生町にある、名古屋鉄道(名鉄)・名古屋市交通局名古屋市営地下鉄)の。駅番号は名鉄がIY03、名古屋市営地下鉄がT01

名鉄の犬山線と、名古屋市営地下鉄の鶴舞線が乗り入れる。名鉄と名古屋市交通局の共同使用駅であり、名鉄が管轄している。

歴史

名鉄が西春日井郡西春町(現北名古屋市)で営業していた平田橋駅(ひらたばしえき)が当駅の前身である。地下鉄鶴舞線の延伸・相互直通に先立って、1991年平成3年)に名古屋市西区へ移転し、上小田井駅として新たに開業し現在に至っている。

小田井総合駅構想

名古屋市は、当駅と国鉄瀬戸線(現在の東海交通事業城北線)の小田井駅を直結することで、市北西部の玄関口となる「小田井総合駅」を1992年度(平成4年度)までに整備することを検討していた[2]

これは、当駅の立体交差化および名鉄犬山線・地下鉄鶴舞線の相互直通運転実現に加え[3]、当駅と小田井駅の間(約300 m)を高架建築物で連絡し、ターミナル機能を充実させることで、両駅を金山総合駅と並ぶターミナル駅として機能させる構想だったが、1987年昭和62年)ごろから2年間にわたり瀬戸線(城北線)の工事が中断されていたことから、総合駅整備計画も中断していた[4]。その後、1989年12月に瀬戸線(城北線)の建設再開が決まったことから、名古屋市は「これで小田井総合駅の整備計画具体化にはずみがつく」と期待を寄せていた[2]

公益財団法人名古屋まちづくり公社(2010年)は「1993年度の駅前広場の整備完了をもって、総合駅の整備は完了した」と述べている[3]。また、名古屋市の公式ウェブサイトでは山田学区(西区)の紹介ページにて、「1993年に上小田井総合駅が完成」と言及されている[5]が、当駅と小田井駅の高架建築物による連絡[4]2020年令和2年)時点でも実現していない。

年表

  • 1912年大正元年)8月6日西春日井郡西春村加島新田に平田橋駅として開業。当時は相対式2面2線の地上駅で、普通列車のみ停車していた。
  • 1991年平成3年)10月27日:高架化完成に伴い、約330 m中小田井駅寄り、新川南側の名古屋市西区に移転し、上小田井駅に改称。
  • 1993年(平成5年)
    • 7月:名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互直通可能な配線に変更[6]
    • 8月12日:鶴舞線の当駅 - 庄内緑地公園駅間が開業。名鉄犬山線との相互直通運転開始。ただし、当駅の折り返し設備が未整備だったため、鶴舞線は犬山線直通列車のみ発着。線内列車は庄内緑地公園駅で折り返しとした。この時にバリアフリー対応設備の使用も開始された。
  • 1994年(平成6年)
    • 1月:折り返し設備完成[6]
    • 3月30日:鶴舞線のほぼ全列車が当駅まで運転開始。また、犬山線急行の一部(朝の上りと夕方以降の下り)が停車。
  • 1999年(平成11年)5月10日:ダイヤ改正により、朝と夕方以降の上下急行の停車駅となる。
  • 2001年(平成13年)10月1日:犬山線の急行停車駅となり、すべての急行が停車。
  • 2003年(平成15年)3月27日:地下鉄にトランパス導入。
  • 2004年(平成16年)2月15日:名鉄にもトランパス導入。
  • 2005年(平成17年)1月29日:ダイヤ改正による6種別体制の実施で快速急行停車駅になる。
  • 2011年(平成23年)2月11日:ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2012年(平成24年)2月29日:トランパス供用終了。

駅構造

島式ホーム2面4線を有する高架駅。ホームは地下鉄車両(20 m車)8両まで対応している。外側2線に名鉄名古屋方面発着の列車、内側2線に鶴舞線発着の列車が発着する。なお、鶴舞線内折り返し列車は2番線に到着後引上線で折り返し、改めて3番線に入線する。なお、この引上線は配線上名鉄名古屋方面からの出入りは不可能であり、地下鉄専用である。鶴舞線は終点の赤池駅を含めたほとんどが地下区間であるが、当駅を出てから高架を下り、トンネルに入るまでの約300mの区間のみ地上区間となっている。

発車案内は名鉄タイプのLED式2段表示(2015年(平成27年)2月22日更新)で、地下鉄用のものは誤乗を避けるため全列車行先の欄に「地下鉄(経由)」と表示され、「この電車は、名古屋、金山方面にはまいりません。」という注意説明が流れる。また、注意を促すために3・4番線には「3番線地下鉄赤池方面」、「4番線名鉄名古屋方面」と書かれた看板も設置している。(ちなみに地下鉄を利用しても丸の内駅伏見駅鶴舞駅JR中央本線利用)で乗り換えれば名古屋駅へ、上前津駅八事駅か鶴舞駅(JR中央本線利用)で乗り換えれば金山駅へと、名古屋の中心部に行くことができるので、当駅以南の名鉄線運休に伴う振り替え輸送のときにはそのルートが使われる)。

2・3番線側にある駅名標は名鉄の形式に水色の横線を配し、次の駅名(西春・庄内緑地公園)と駅番号を記載した地下鉄鶴舞線仕様となっている。

豊橋駅や弥富駅とは異なり、ホーム上を含めた改札内に中間改札や乗り換え用manaca簡易改札機などはない。

名鉄犬山線と地下鉄鶴舞線は接続待ちを行っていないため、列車が遅延した場合(特に朝ラッシュ時)、接続時間によっては乗り換えできない場合がある。

当駅ではmanacaが利用でき、名鉄の乗車券確認システムが導入されている。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 IY 名鉄犬山線 下り 岩倉犬山方面[7][8] 名鉄名古屋方面から
2 地下鉄鶴舞線から(一部当駅止まり)
3 地下鉄鶴舞線 - 伏見赤池豊田市方面[8]  
4 IY 名鉄犬山線 上り 名鉄名古屋金山方面[7]  

駅構内施設

改札口

  • 南口、北口の2ヶ所。
  • ホームの階段位置
    • 南口、北口ともにホームの端の方にある。
  • 自動券売機(北改札口、南改札口とも、名鉄線用1台、地下鉄線用2台)
    • 自動改札機はあるが自動精算機がないので、精算や改札内でのmanacaへのチャージは窓口で行う。ミューチケットは窓口のほか、名鉄線のタッチパネル式の自動券売機でも発売される(2021年令和3年)3月より)。
    • 当駅は上飯田駅と同様に名古屋鉄道が管轄しているため名古屋市交通局の一日乗車券などは自動券売機で当日券のみ発売。manacaも窓口では名鉄仕様のもの(株式会社エムアイシー発行版)のみ発売される(名古屋市交通局仕様のmanacaは無記名式のみ自動券売機で購入可能)。
    • 当駅は名鉄管轄駅であるため出札口で市交通局(地下鉄・市バスとも)のみの定期乗車券や地下鉄線から各他社鉄道線への連絡定期券は購入できず(名鉄線から地下鉄線への連絡定期券は購入可能)、それらは庄内緑地公園駅や庄内通駅など(当駅と同じく共同使用駅ながら、市交通局管轄の赤池駅を含む)で購入することになる(市交通局の自動券売機で一部の定期乗車券を購入することは可能)。

バリアフリー設備

  • エスカレーター(南口・北口)
  • エレベーター(南口)

トイレ

  • 改札口前(南口・北口とも)

その他

生見愛瑠古田愛理の等身大パネルが北口に設置されている。

配線図

名古屋鉄道名古屋市営地下鉄 上小田井駅 構内配線略図
名鉄犬山線
名古屋駅方面
     ↑ TKJ城北線 枇杷島方面

地下鉄鶴舞線
赤池方面
名古屋鉄道・名古屋市営地下鉄 上小田井駅 構内配線略図
名鉄犬山線
岩倉犬山方面
↓ TKJ城北線
勝川方面
凡例
出典:[9][10]


利用状況

  • 「移動等円滑化取組報告書」によると、2019年度の1日平均乗降人員は20,709人である[11]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は18,231人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中20位、犬山線(17駅)中4位であった[12]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は3,818人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中116位、 犬山線(17駅)中11位であった[13]
  • 『名古屋市統計年鑑』によると、2019年度の名鉄の1日平均乗車人員は10,270人、地下鉄の名鉄と名古屋市営地下鉄の相互連絡人員を含めた1日平均乗車人員は21,802人(その内、名鉄線からの乗継人員が11,991人)[14]である。各年度の1日平均の利用者数は以下の通り[15]
年度 名鉄 地下鉄
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
2000年 6,526
2001年 6,668 28,486
2002年 7,013 24,103
2003年 7,201 21,534
2004年 7,013 24,642
2005年 7,292 23,884
2006年 7,273 24,302
2007年 7,346 24,529
2008年 7,257 24,225
2009年 8,519 23,703
2010年 8,656 23,735
2011年 8,369 18,895
2012年 8,596 19,104
2013年 8,958 19,703
2014年 9,053 20,125
2015年 9,387 20,593
2016年 9,766 21,053
2017年 10,000 21,014
2018年 10,262 21,071
2019年 10,270 21,802

犬山線の駅では江南駅岩倉駅西春駅の次に利用者が多い。地下鉄の分(ホームでの乗り換えを含む)を合せると犬山線最多の利用者数の駅となる。当駅の名鉄・地下鉄間の相互連絡(直通列車)による通過人員はここ数年減少傾向にあるが、2009年(平成21年)にmozoワンダーシティが開業したことから、2009年(平成21年)度の当駅の乗降客数は前年度以前と比べて大幅に増加している。当駅の利用エリアとしては西区の山田支所管内(庄内川以北)の多くの地域のほか、北名古屋市南部、清須市東部(春日地区)となる。

駅周辺

名二環mozoワンダーシティ

当駅は国道302号名古屋環状2号線)上の高架にあり、さらにその上を名古屋第二環状自動車道(名二環)が通る。

当駅をまたぐ、中小田井駅西春駅までの地域は、名古屋の旧市街を水害から守るための遊水地としての機能を有していたため、名古屋駅などから比較的近いにも拘らず交通不便な場所であった。

立体交差事業、駅の移転、国道302号・名二環(当時は東名阪自動車道)の建設、名鉄と地下鉄の接続が同時期に協調して行われたため、駅周辺の街路は整然としている。

庄内川・新川・矢田川の三つの川に挟まれた当駅周辺は2016年(平成28年)より三ツ川(みつかわ)タウンと呼ばれており、商店街が形成されている。

南口

金融機関

商業施設

その他

北口

商業施設

工場・事業所

教育施設

その他

バス路線

上小田井駅バス停

停留所名は上小田井駅。名古屋市営バス名鉄バスによって運行されている。バス停は南口西側にある。

かつては名鉄バス小木線が当駅から比良新橋・六ツ師・藤島団地を経て岩倉駅小牧駅を結んでいたが、2006年(平成18年)3月31日に廃止された。

上小田井駅北口から新川を渡ったところに、北名古屋市内を走る循環バス「きたバス」上小田井駅北停留所がある。

乗り場 系統 経由 行先 会社 備考
1 名駅26 古城・済生会病院・菊井町 名古屋駅 市営
栄11 名塚・西部医療センター 日中のみ
名塚・志賀公園前 日中以外
小田11 月縄手・比良 如意住宅
大我麻町 深夜のみ
如意車庫前
山田巡回 庄内緑地公園・比良
2 栄11
小田12
平田住宅
3 小田12 中小田井五丁目
名駅26 平田中学校
山田巡回 山田支所・歌里町・比良
シャトル mozoワンダーシティ 名鉄 ターミナル外より発車、土休日のみ(現在運行休止)

隣の駅

名古屋鉄道
  • IY 犬山線
    • ミュースカイ快速特急特急
      • 通過
    • 快速急行
    • 急行・準急
      • 栄生駅 (名古屋本線・NH37)(一部の急行は中小田井駅 (IY02))・庄内緑地公園駅 (T02)(地下鉄鶴舞線直通列車、岩倉・犬山方面のみ運行、地下鉄線内は普通) - 上小田井駅 (IY03) - 西春駅 (IY04)
    • ■普通
      • 中小田井駅 (IY02) - 上小田井駅 (IY03) - 西春駅 (IY04)
  • 西春駅との間に九ノ坪駅があったが、廃止された
名古屋市営地下鉄
  • 鶴舞線

※ ()内は駅番号を示す。

脚注

  1. ^ 交通広告メディアガイド2021年版” (PDF). 名古屋市交通局. 2021年4月4日閲覧。
  2. ^ a b 中日新聞』1989年12月2日朝刊愛知県内総合版17頁「【愛知県】JR瀬戸線工事施行認可申請 手放しでは喜べぬ 春日井市 勝川駅前再開発に“課題” 小田井総合駅具体化へ弾み 名古屋市は歓迎」(中日新聞社
  3. ^ a b 名古屋プロジェクト診断2010〜名古屋のまちづくりを振り返る〜』(PDF)財団法人 名古屋都市センター日本の旗 日本:愛知県名古屋市中区金山町一丁目1番1号、2010年3月。オリジナルの2020年11月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201122142215/https://www.nup.or.jp/nui/user/media/document/investigation/h21/project.pdf2020年11月22日閲覧 
  4. ^ a b 『中日新聞』1989年11月9日夕刊一面1頁「地下鉄鶴舞線、名鉄犬山線、JR瀬戸線 小田井総合駅実現へ動く JRも参加 名古屋市が調査委発足」(中日新聞社)
  5. ^ 山田学区(西区)の紹介”. 名古屋市公式ウェブサイト. 名古屋市 (2020年4月27日). 2020年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月22日閲覧。 “平成5年(1993年)、上小田井総合駅が完成し、”
  6. ^ a b 『鉄道ピクトリアル No.624 1996年7月号臨時増刊』 鉄道図書刊行会、p.26
  7. ^ a b 上小田井(IY03)(かみおたい) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  8. ^ a b 上小田井|各駅情報|地下鉄|名古屋市交通局、2018年2月25日閲覧
  9. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  10. ^ 名古屋鉄道公式ホームページ - 路線図・停車駅 上小田井駅(外部リンク参照)
  11. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  12. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  14. ^ 交通局事業概要(令和2年度)” (PDF). 名古屋市交通局. p. 40. 2021年4月6日閲覧。
  15. ^ 毎年の統計データ(名古屋市統計年鑑) - 名古屋市

関連項目

外部リンク