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2021年12月14日 (火) 09:38時点における版
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法人番号 | 6700150004988 | |||
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設立 | 1969年3月1日 | |||
ハブ空港 |
仁川国際空港 金浦国際空港 | |||
準ハブ空港 |
金海国際空港 済州国際空港 | |||
焦点空港 |
大邱国際空港 清州国際空港 | |||
マイレージサービス | スカイパス | |||
会員ラウンジ | KALラウンジ | |||
航空連合 |
スカイチーム スカイチーム・カーゴ | |||
親会社 | 韓進グループ (韓進KAL) | |||
子会社 |
ジンエアー Korea Airport Service Air Korea CyberSky Global Logistics System Korea HIST Air Total Service | |||
保有機材数 | 159機[1] | |||
就航地 | 121都市[1] | |||
スローガン | Excellence in Flight | |||
本拠地 | 大韓民国 ソウル特別市江西区空港洞260 | |||
代表者 | 趙源泰(代表取締役会長) | |||
売上高 | 12,683,475,810,458ウォン (2019年) | |||
営業利益 | 257,589,648,273ウォン (2019年) | |||
純利益 | -622,851,449,218ウォン (2019年) | |||
資産総額 | 27,071,174,122,368ウォン (2019年) | |||
外部リンク |
www |
大韓航空 | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 대한항공 |
漢字: | 大韓航空 |
発音: |
テハナンゴン (テハンハンゴン) |
日本語読み: | だいかんこうくう |
RR式: | Daehan Hanggong |
MR式: | Taehan Hanggong |
英語表記: | Korean Air |
大韓航空(だいかんこうくう、韓: 대한항공, 英: Korean Air)は、大韓民国(韓国)の最大手航空会社(フラッグ・キャリア)。イギリス・スカイトラックス社による航空会社の格付けで、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5-Star Airlines)」の認定を得ている。
概要
韓国最大かつアジアで大手の航空会社の一つであり、仁川国際空港を国際線用ハブ空港として、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、北米を結ぶ航空ネットワークを構築している。また、国際貨物輸送で世界2位、国際旅客輸送では世界17位である[2]。国内線用ハブ空港は金浦国際空港。航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している[3][4]。
韓進グループの中核企業として
韓進グループの中核企業で、創業家の趙一家が経営を握っており、2000年代初頭にグループ会長となった趙亮鎬のワンマン企業と目されている。後に、趙亮鎬の家族らも大韓航空の要職に就いたが、2014年に当時の副社長である趙顕娥が大韓航空ナッツ・リターン事件を起こしたほか、他の一族が私物を大韓航空の機材と称して関税を払わずに国内に持ち込んだ容疑などが浮上して[5] 大韓航空本社が家宅捜索を受けるなど企業イメージを失墜させる事件も発生している[6]。2017年には、趙亮鎬の長男である趙源泰が社長に就任したが、過去の大学編入時の手続きに問題が指摘[7] されるなど創業者一族に依然として厳しい目が向けられている。2019年の定期株主総会では、趙亮鎬会長の取締役再任案が、第2位株主である国民年金公団や外国人株主などの反対で否決された。
歴史
1946年設立の大韓国民航空社を前身とし、国営会社である大韓航空公社として1962年に設立された。
国営航空会社時代は、国内線と近距離国際線をダグラス DC-3やDC-4、日本航空機製造YS-11などで運航していたが、赤字が続いていたため、当時の大統領である朴正煕が韓進グループの創業者・趙重勲に民営化を相談、1969年に韓進グループ主導で民営化され、株式会社となった。
初めての国際線は日本で、大阪(当時は伊丹)に開設された。民営化当時は、ジェット機1機、プロペラ機7機の計8機で運用していた。その前後にボーイング707やダグラス DC-8を導入し、韓国経済の急成長に合わせてヨーロッパやアメリカ線、中東線などの長距離路線を開設した。
1984年に英語名称を「KOREAN AIR LINES」から、現在使用している「KOREAN AIR」に変更した。ただし、近年までATB券の発券航空会社名欄では「Korean Airlines」を使用しており、また現在でも英文による正式な会社名は「KOREAN AIR LINES」である。英語名称変更以前は、機体には「大韓航空 KOREAN AIR LINES」と漢字と英字で表記され「KAL」との略称も書かれていた。
1988年までは、韓国では唯一の航空事業者として活躍していたが、アシアナ航空が設立されたことで、両社は歴としたライバル関係になり、運航機材や航空路線などにおいて、激しい競争を繰り広げている。特に、欧州エアバス社が開発した世界最大級の超大型機、エアバスA380に関しては、大韓航空が10機を発注、2011年に運航を開始したのに続き、6機を発注したアシアナ航空も、その3年後の2014年に運航を開始するほどである。
機体のカラーリングはかつては白地にレッドとブルーを配したデザインだったが、英語名称の変更と相前後して現在のライトブルーとシルバーを基調としたものにし、同時にシンボルマークは、韓国の国旗にも描かれる「太極」をイメージしたものに変更された(公式ロゴではKOREAN AIRの「O」の字にこのマークが当てられる)。2007年12月、LCCの「エア・コリア」(後にジンエアーと改称)を設立した。
2016年12月1日から、日本航空(JAL)の「JALマイレージバンク」との相互提携を開始。大韓航空運航便の沖縄/那覇ーソウル/仁川線以外の日韓線が対象となる[8]。
2020年4月7日、2019新型コロナウイルスの感染が拡大する中で航空需要が激減。従業員1万9000人のうち7割を対象に6か月間一時帰休を行うことを発表した[9]。
2020年11月17日、大韓航空がアシアナ航空を買収し、経営統合することが正式に決定した[10][11]。
2020年12月10日、イギリスに拠点を置く航空サービスリサーチ会社の、スカイトラックスに5つ星エアラインに認定された[12]。
制服
2005年10月から着用されている制服は、薄いベージュのジャケットにスカート、パンツ。アシスタントパーサー以上は薄いブルーのジャケット、同2色のブラウス、カーディガン、スカーフ、エプロン、そして髪飾りがある。なお、デザイナーは、ジャンフランコ・フェレである。
機内サービス
機内サービスの中でも、特に機内食では国際機内食協会が授与する機内食部門のオスカー賞と呼ばれるマーキュリー賞において、最優秀機内食賞(金賞)を2度受賞しているなど評価は高い。(1998年-「ビビンバ」、2006年-「ビビンククス(韓国風そうめん)」最優秀機内食賞)。
座席のクラス編成
長距離路線はファーストクラス、プレステージクラス(ビジネスクラス)、エコノミークラスの3クラス制を採っていたが、2019年より座席を効率的に運営して収益性を高める措置として、70%の路線でファーストクラスを廃止し、ビジネスクラスに移行させる措置を発表している[13]。
機内誌
『Morning Calm』(モーニング・カーム)は、韓国の航空会社、大韓航空の機内誌である。毎月30万部が発行され、大韓航空の韓国国内線と国際線の全路線、全便の機内に搭載される。韓国語に加え、英語と中国語のページが掲載されている。
その日本語版は、毎月5万部が発行され、大韓航空の日本路線全便の機内に搭載される。
就航地
運航路線図
就航地一覧
(一部情報未更新)
一時運休:COVID-19の影響により一時運休中[16]。
過去の就航地一覧
韓国 | |||
務安 | 務安国際空港 | ||
襄陽 | 襄陽国際空港 | ||
江陵 | 江陵空港 | ||
木浦 | 木浦空港 | ||
束草 | 束草空港 | ||
醴泉 | 醴泉空港 | ||
日本 | 女満別 | 女満別空港 | チャーター[17] |
釧路 | 釧路空港 | チャーター[18] | |
旭川 | 旭川空港 | ||
函館 | 函館空港 | ||
秋田 | 秋田空港 | ||
松本 | 松本空港 | チャーター[19] | |
静岡 | 静岡空港 | ||
名古屋 | 名古屋小牧空港 | 中部国際空港に移転 | |
大阪 | 大阪国際空港 | 関西国際空港に移転 | |
長崎 | 長崎空港 | ||
熊本 | 熊本空港 | ||
宮古島 | 宮古空港 | チャーター[20] | |
下地島 | 下地島空港 | チャーター[21] | |
石垣島 | 石垣空港 | チャーター[22] | |
中国 | 三亜 | 三亜鳳凰国際空港 | |
煙台 | 煙台萊山国際空港 | ||
石家荘 | 石家荘正定国際空港 | ||
南寧 | 南寧呉圩国際空港 | ||
貴陽 | 貴陽龍洞堡国際空港 | ||
西寧 | 西寧曹家堡空港 | チャーター | |
ウルムチ | ウルムチ地窩堡国際空港 | ||
香港 | 香港 | 香港啓徳国際空港 | 香港国際空港に移転 |
マカオ特別行政区 | 澳門 | 澳門国際空港 | |
台湾 | 台中 | 台中国際空港 | |
北朝鮮 | 平壌 | 平壌順安国際空港 | 特別チャーター[23] |
カンボジア | シェムリアップ | シェムリアップ国際空港 | |
マレーシア | コタキナバル | コタキナバル国際空港 | |
タイ | パタヤ | ウタパオ国際空港 | 季節限定 |
サウジアラビア | リヤド | キング・ハーリド国際空港 | |
ジェッダ | キング・アブドゥルアズィーズ国際空港 | リヤド経由 | |
イギリス | ロンドン | ロンドン・ガトウィック空港 | |
フランス | ミュルーズ | ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港 | 貨物のみ |
スウェーデン | ルレオ | ルレオ空港 | 貨物のみ |
ロシア | ハバロフスク | ハバロフスク空港 | |
オーストラリア | ケアンズ | ケアンズ国際空港 | 貨物のみ |
メルボルン | メルボルン空港 | ||
エジプト | カイロ | カイロ国際空港 | |
ケニア | ナイロビ | ジョモ・ケニヤッタ国際空港 | |
ブラジル | サンパウロ | グアルーリョス国際空港 | ロサンゼルス経由 |
備考
1960年代に日本に乗り入れを開始し、東京-ソウル間に集中する日系航空会社とは対照的に、日本市場からの乗り継ぎ客の取り込みを図って地方都市にも採算度外視で積極的に乗り入れてきた[24]。
特に成田・羽田・関西・中部・新千歳・福岡にソウル(仁川・金浦)から、それぞれ1日に複数便で乗り入れている上、2004年8月から日本航空とコードシェア便提携を行い[注釈 1]高頻度運航を実現し、高い利便性を誇っている。また、成田 - ホノルル線も運航中。
日韓関係の悪化に伴い、2019年7月以降関西国際空港をはじめとした主要空港の発着便数が順次縮小されている[25]。
保有機材
リスト
- 凡例
- 保有 : 保有数 (受領済)
- 注文 : 注文数 (注文済, 未受領)
- 追加 : 追加注文数 (注文済, 未受領)
- F : ファーストクラス
- P : ビジネスクラス (プレステージクラス)
- Y : エコノミークラス
大韓航空 保有機材 | |||||||||
旅客機 | |||||||||
機材 | 保有 | 注文 | 追加 | 座席 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
F | P | Y | 合計 | 出典 | |||||
A220-300 | 10 | 0 | 20 | 0 | 0 | 140 | 140 | [28] | 2機は50周年特別塗装[29][30]。 |
A321neo | 0 | 30 | 20 | 未定
|
2015年に注文[31]。 2025年までに順次導入予定。 | ||||
A330-200 | 8 | 0 | 0 | 0 | 30 | 188 | 218 | [32] | 1機はスカイチーム塗装。 |
A330-300 | 22 | 0 | 0 | 0 | 24 | 248 | 272 | [33] | |
24 | 252 | 276 | [34] | ||||||
24 | 260 | 284 | [35] | ||||||
A380-800 | 10 | 0 | 0 | 12 | 94 | 301 | 407 | [36] | 2機は50周年特別塗装。 |
B737-800 | 5 | 0 | 0 | 0 | 12 | 126 | 138 | [37] | 2機はスカイチーム塗装。 |
135 | 147 | [38] | |||||||
B737-900 | 14 | 0 | 0 | 0 | 8 | 180 | 188 | [39] | 世界で最も多く保有[40]。 |
B737-900ER | 6 | 0 | 0 | 0 | 12 | 147 | 159 | [41] | [42] |
8 | 165 | 173 | [43] | ||||||
B737 MAX 8 | 0 | 30 | 20 | 未定
|
2015年に注文[31]。 | ||||
B747-8I | 10 | 0 | 0 | 6 | 48 | 314 | 368 | [44] | |
B777-200ER | 12 | 0 | 0 | 8 | 28 | 225 | 261 | [45] | |
B777-300 | 4 | 0 | 0 | 6 | 35 | 297 | 338 | [46] | |
B777-300ER | 26 | 0 | 5 | 8 | 42 | 227 | 277 | [47] | 1機はスカイチーム塗装。 1機は50周年特別塗装。 |
8 | 56 | 227 | 291 | [48] | |||||
B787-9 | 10 | 10 | 10 | 0 | 24 | 245 | 269 | [49] | 2機は50周年特別塗装[50][51]。 |
B787-10 | 0 | 20 | 0 | 未定
|
2019年に注文[51]。 | ||||
貨物機 | |||||||||
B747-400ERF | 4 | 0 | 0 | 貨物
|
|||||
B747-8F | 7 | 0 | 0 | 貨物
|
[42] | ||||
B777F | 12 | 0 | 0 | 貨物
|
|||||
専用機 (ビジネスジェットなど) | |||||||||
B737-700/BBJ1 | 1 | 0 | 0 | 16-26
|
[52] | ||||
Bombardier Global Express | 1 | 0 | 0 | 13
|
[52] | ||||
Gulfstream G-650ER | 1 | 0 | 0 | 13
|
[53] | ||||
Sikorsky S-76C+ | 1 | 0 | 0 | 5-6
|
|||||
AgustaWestland AW139 | 4 | 0 | 0 | 8-14
|
[54] | ||||
訓練機 | |||||||||
Cessna 525 Citation CJ1+ | 2 | 0 | 0 | 3
|
|||||
Cessna 560 Citation Ultra | 4 | 0 | 0 | 9
|
|||||
合計 | 174 | 90 | 75 |
保有機材・発注機材について
大韓航空は、エアバスの機材とボーイングの機材をほぼ均一に運航していることも特徴である。
7機のエアバスA380型機を注文し、3機分のオプションも加える。最初のA380型機の納入予定は、2007年の終わりから2009年までに引き渡しが開始される[55] 予定であったが、納入予定からずれ込んでおり、2011年5月より引き渡しが始まった。その後は順調に受領が進んで、2014年7月28日には最終号機となる10機目(HL7628)が導入され[56][57]、計画当初の通り10機が出そろった。
また同年5月31日にはボーイング 747-400ERFを8機発注している。
旅客部門では、2006年にボーイング 747-400の代替と位置づけ、ボーイング 777-300ERを9機(引渡し1機・オプション4機)発注し、2009年にはボーイング 747-8ICを5機発注している[58][59][注釈 2]。貨物部門ではボーイング 747-8Fを7機、そしてボーイング 777Fを5機発注している。同社は747-8における旅客型と貨物型両方を運航する、世界で唯一の航空会社である[60]。
ボーイング 787-9型初号機(機体番号 HL8081)を2017年2月22日に受領。2月24日、韓国に到着(今年[いつ?]中に更に4機、2019年までに更に5機〈合計10機〉導入する計画)。ファーストクラス6席、プレステージ(ビジネス)クラス18席、エコノミークラス245席の計269席で構成。3月7日より韓国国内で運航を開始。6月ごろよりトロント、マドリード、ロサンゼルスなどの長距離路線で運航する予定[61]。
なお、大韓航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)はB5で、航空機の形式名は747-4B5、747-4B5F、777-2B5ER、777-3B5などとなる。
また、2015年11月7日には小型機のA321neoを30機確定発注したと発表した。今回の契約では、20機のオプションも設定した。今年[いつ?]初に結んだコミットメントに基づくもので、大韓航空がA320ファミリーを発注するのは初めてである。
マイレージサービス
マイレージサービスは、SKYPASS(スカイパス)である。2008年6月までは加算したマイルの有効期限が無かったが、同年7月からは10年間の有効期限がある[62]。配偶者、両親、子供、祖父母(父方のみ)、孫(父方のみ)のうち本人を含め5人までマイレージ合算して、特典に利用できる。また、11歳までの子供会員には「スカイパスジュニア」という専用の会員組織がある。大韓航空が加盟しているスカイチーム加盟各社のほか、下記の航空会社と提携している。
また日本国内では、三菱UFJニコス(「DCカード」《VISA・MasterCard【一般・ゴールド】》、「MUFGカード」《American Expressのみ》)とJCB(一般・ゴールド)と提携したクレジットカードをショッピングにて利用する事でマイレージが加算される。
KALリムジンバス
仁川国際空港(金浦国際空港)とソウル市内を結んでいる。搭乗航空会社に関係なく利用できる。
- 1路線(6701)(市庁方面):仁川国際空港→コリアナホテル→ソウルプラザホテル→ウェスティン朝鮮ホテル→ロッテホテルソウル→ニュー国際ホテル・ベストウェスタンニューソウルホテル→コリアナホテル→西小門大韓航空ビル→ロッテシティホテル麻浦→ベストウェスタンプレミア・ソウルガーデンホテル→仁川国際空港
- 2路線(6702)(南山方面):仁川国際空港→ベストウェスタンプレミア・ソウルガーデンホテル→ロッテシティホテル麻浦→ラマダホテル&スイート→ソウル駅→ミレニアムソウルヒルトンホテル→グランドハイアットソウルホテル(以下ループ線)→サミットホテル→KYヘリテージホテル東大門→東大門デザインプラザ(マリオット東大門)→グランドアンバサダーソウル→ホテル新羅→薬水駅→グランドハイアットソウルホテル
- 3路線(6703)(江南方面):仁川国際空港→シェラトンソウルパレス江南ホテル→砂平駅→ザ・リッツ・カールトンソウルホテル→ノボテルアンバサダー江南ホテル→三井(サムジョン)ホテル→新羅ステイ駅三→ルネッサンスソウルホテル→ベストウェスタンプレミア江南→砂平駅→ソウルパレス→仁川国際空港
- 4路線(6704)(COEX方面):仁川国際空港→インペリアルパレス→ラマダソウルホテル→COEXインターコンチネンタル→パークハイアットソウル→イビス・スタイル・アンバサダー・ソウル江南→グランドインターコンチネンタル(折り返し)
- 5路線(6705)(蚕室方面):仁川国際空港→ロッテワールド→東ソウル総合バスターミナル→クァンナル駅→Wソウルウォーカーヒルホテル、シェラトンウォーカーヒルホテル(折り返し)
- 金浦-蚕室方面(6706):金浦国際空港→ロッテワールド(折り返し)
- 金浦空港方面(6707A):グランドハイアット仁川ホテル→仁荷国際医療センター→仁川国際空港→金浦国際空港(折り返し)
- 仁川松島方面(6707B):仁川国際空港→グランドハイアット仁川ホテル→海洋警察庁→オラカイ松島パークホテル→松島セントラルパークホテル・敬源斎アンバサダー仁川→ホリデイ・イン仁川松島→仁川大入口駅→オークウッドプレミア仁川→シェラトン仁川
かつては釜山金海国際空港発着路線も存在したが、廃止された。
航空宇宙部門
大韓航空は1976年に航空宇宙部門「製造事業部」を設立しており、現在Korean Air Aerospace Division (KAL-ASD) として知られている。
航空宇宙に関する研究開発以外にも、航空機のライセンス生産や部品製作も請け負っており、世界で唯一の航空機を製造する部門を持つエアラインとなっている[63]。 UH-60、F-5、F-16のライセンス生産や、ボーイングやエアバスの旅客機向けの部品も幅広く手がけている。
製造事業部は、金海国際空港に位置してあり、業界従事者たちからテクセンターと呼ばれている。
事件・事故・トラブル
- 大韓航空機YS-11ハイジャック事件 - 1969年12月11日
- 大韓航空機銃撃事件(大韓航空902便) - 1978年4月20日
- 大韓航空機撃墜事件(大韓航空007便) - 1983年9月1日
- 大韓航空機爆破事件(大韓航空858便) - 1987年11月29日
- 大韓航空801便墜落事故 - 1997年8月6日
- 大韓航空6316便墜落事故 - 1999年4月15日
- 大韓航空8509便墜落事故 - 1999年12月22日
- 大韓航空85便ハイジャック誤報事件 - 2001年9月11日
- 大韓航空ナッツリターン事件 - 2014年12月5日
- 大韓航空2708便エンジン火災事故 - 2016年5月27日
大韓航空は1997年から1999年にかけて3年連続の墜落事故を起こした為、連邦航空局(FAA)は韓国の航空安全管理体制の評価を、カテゴリー「1」から「2」に格下げした[注釈 4]。なお、その後同社は、デルタ航空の副社長を社長に招聘するなどし、現在では元のカテゴリー「1」へと戻っている。[要出典]
竹島デモフライト事件
2011年(平成23年)6月16日、成田 - 仁川間に、新型機「エアバスA380」を投入するのに先立ち、同社の会長やマスコミを搭乗させ、トランスポンダを切った上で、日本と領有権問題のある日本海海上の竹島上空でデモ飛行を実施した。
これに対して、日本の外務省は、「明確に領空侵犯にあたる」として、日本国外務省の全職員が公務での大韓航空機の利用を同年7月18日から1ヶ月間、自粛することを決定し発表した[64][65]。
これに対し韓国政府は、「非常に遺憾」とし撤回を要求したが、自粛は予定通り実施された[66][67]。
この件についてサーチナによると、『KOREAN AIR』と書かれている旅客機に大韓航空の会長と韓国の各省庁の長官まで搭乗させて竹島上空を飛んだのは、領有権を主張する日本からすれば敏感にならざるを得ないとの航空関係者の見方を伝えた[68]。
脚注
注釈
- ^ 当初は日本から韓国へ就航するJAL路線へのKALのコードシェアは全便であったのに対して、韓国から日本国内へ就航するKAL路線へのJALのコードシェアは一部路線であったが、2014年4月22日から両社の日本 - 韓国間の全路線に拡大された。その一方でJAL自社の機材による運航は成田・羽田に縮小された。
- ^ 世界で初めて747-8の旅客・貨物両型を発注した。
- ^ 東京(成田)-ソウル(仁川)、東京(羽田)-ソウル(金浦)、東京(成田)-釜山のJAL運航便における特典航空券利用に限る。JAL便名でのSKYPASSへのマイレージ加算および日本-韓国間直行便以外のJALの路線における特典航空券利用はできない。2016年12月1日から提携開始。(JALと大韓航空(KE)、特典航空券の相互交換を開始)
- ^ カテゴリー「2」国家の民間航空会社は、アメリカ合衆国路線の新設や増便、米航空会社とのコードシェア便が認められない。
出典
- ^ a b c 会社紹介の詳細 | 大韓航空
- ^ [1]
- ^ “日本発着路線をもつアルテア利用航空会社 (2015年6月現在)”. アマデウス・ジャパン. 2015年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月26日閲覧。
- ^ “Airlines using Amadeus” (英語). アマデウスITグループ. 2015年9月27日閲覧。
- ^ “大韓航空本社など捜索 創業家一族の「密輸」容疑で=韓国関税庁”. WOW korea (2018年4月23日). 2018年4月27日閲覧。
- ^ “韓国検察、大韓航空本社を家宅捜索…横領・背任容疑”. 中央日報 (2018年5月31日). 2018年12月7日閲覧。
- ^ “大韓航空社長、「不正編入」で大卒認定取り消しか”. 日本経済新聞 (2018年7月11日). 2018年12月8日閲覧。
- ^ JALと大韓航空、マイレージプログラムで相互連携 日韓線対象 Traicy 2016年11月30日付
- ^ “韓国の大韓航空、従業員の7割を一時帰休に 新型コロナで打撃”. AFP (2020年4月8日). 2020年4月8日閲覧。
- ^ 국토부 “대한항공 아시아나 인수 불가피…고용유지 원칙 추진”
- ^ “대한항공, 아시아나 인수 공식 확정”
- ^ Korean Air achieves the prestigious 5-Star Airline recognition
- ^ “大韓航空が国際線の70%でファーストクラスなくす理由”. 中央日報 (2019年5月2日). 2019年5月2日閲覧。
- ^ 就航都市 - 路線図 | 大韓航空
- ^ 2020 Korean Air Sustainability Report
- ^ 運航状況 | 大韓航空
- ^ “여행사, 차별화 위해 전세기에 눈독”
- ^ “원시 자연에서 아늑한 휴식 맛보세요 대한항공과 함께 하는 명품 휴양지 5곳”
- ^ “한진관광, `나가노현 포함` 마츠모토 직항 전세기 여행 상품 운영”
- ^ 대한항공전세기 일본의 숨은 매력, 미야코지마 힐링 4일-브리즈베이마
- ^ “대한항공, 日 하늘길 장악‥시모지섬 이어 '아사히카와' 신규 취항”
- ^ “한진관광, 이시가키 직항 여행상품 출시”
- ^ 서울∼평양 직항로 연말까지 40회 운항
- ^ 杉浦一機『空港ウォーズ―日本は「大航空時代」に生き残れるか』中央書院、1999年、31-33頁。
- ^ 関空発着の韓国便2割減
- ^ 대한항공 항공기 안내
- ^ Korean Air Lines Fleet Details and History - Planespotters.net
- ^ 대한항공 A220-300 좌석배치도
- ^ 대한항공 CS300 항공기 10대 구매 - 연합뉴스
- ^ Korean Air to Acquire up to 30 Bombardier CSeries Aircraft - Reuters
- ^ a b 대한항공 차세대 항공기 100대 도입…사상 최대 13조원 규모 - 연합뉴스
- ^ 대한항공 A330-200 좌석배치도
- ^ 대한항공 A330-300 좌석배치도 (1)
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- ^ MSN産経ニュース 2011年6月16日 あえて竹島上空でA380のテスト飛行した大韓航空
- ^ 2011年7月18日 聯合ニュース
- ^ 韓国、日本に大韓航空利用自粛の撤回を求める 2011年7月15日 CNN
- ^ 外務省、大韓航空の竹島デモ飛行に反発、職員に利用自粛を指示 2011年7月14日 サーチナ
関連項目
外部リンク
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