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「1980年の西武ライオンズ」の版間の差分

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2021年12月14日 (火) 08:57時点における版

1980年の西武ライオンズ
成績
パシフィック・リーグ4位
年間4位:62勝64敗4分 勝率.492
前期6位:27勝34敗4分 勝率.443
後期4位:35勝30敗0分 勝率.538
本拠地
都市 埼玉県所沢市
西武ライオンズ球場
球団組織
オーナー 堤義明
経営母体 西武鉄道
監督 根本陸夫
« 1979
1981 »

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1980年の西武ライオンズでは、1980年の西武ライオンズの動向をまとめる。

この年の西武ライオンズは、根本陸夫監督の3年目のシーズンである。

概要

前年最下位からの巻き返しを図るも、前期は4月中旬に5連敗を喫し最下位に転落、5月上旬に借金2まで盛り返すもそこから4連敗となかなか浮上できず、前期を最下位で終えると、不振の新外国人テーラー・ダンカンを解雇。新たにスティーブ・オンティベロスが加入して迎えた後期は、復調した田淵幸一を中心に打線が好調で、8月7日の対近鉄戦では7回にプロ野球タイ記録(当時)の1イニング5本塁打、8月12日の対ロッテ戦ではプロ野球新記録(当時)の24試合連続本塁打、さらに8月31日の対ロッテ戦ではリーグ新のシーズン9満塁本塁打と日本タイ記録の月間48本塁打をマークするなど、記録ずくめの快進撃でチームは首位に浮上。9月26日の時点で2位ロッテに2.5ゲーム差を付けるが、そこから6連敗を喫し首位から陥落すると、10月8日に近鉄に敗れ後期優勝が消滅、結局後期4位に終わり、シーズンも4位で終えた。シーズン終了後に野村克也が現役引退。また1971年の入団以来、内野の守備固めで活躍し巨人でも2年間プレーした伊原春樹が引退し、一軍の守備走塁コーチに就任した。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 山崎裕之
2 立花義家
3 土井正博
4 田淵幸一
5 ダンカン
6 タイロン
7 山村善則
8 大石友好
9 行沢久隆
投手 東尾修
1980年パシフィック・リーグ順位変動
前期
順位 4月終了時 5月終了時 前期成績
1位 南海 -- ロッテ -- ロッテ --
2位 ロッテ 1.0 近鉄 2.0 近鉄 1.5
3位 阪急 1.5 日本ハム 2.0 日本ハム
4位 日本ハム 3.0 阪急 3.5 阪急 6.5
5位 西武 4.5 南海 4.5 南海 7.0
6位 近鉄 5.0 西武 6.0 西武 7.5
後期
順位 7月終了時 8月終了時 後期成績
1位 日本ハム -- 日本ハム -- 近鉄 --
2位 ロッテ 0.5 ロッテ 0.5 日本ハム 0.5
3位 西武 0.5 西武 2.0 ロッテ 2.0
4位 阪急 3.0 近鉄 3.0 西武 2.0
5位 近鉄 4.0 阪急 3.5 阪急 6.5
6位 南海 10.0 南海 15.0 南海 16.0
前期最終成績
順位 球団 勝率
1位 ロッテオリオンズ 33 25 7 .569 優勝
2位 近鉄バファローズ 33 28 4 .541 1.5
2位 日本ハムファイターズ 33 28 4 .541 1.5
4位 阪急ブレーブス 29 34 2 .460 6.5
5位 南海ホークス 28 34 3 .452 7.0
6位 西武ライオンズ 27 34 4 .443 7.5
後期最終成績
順位 球団 勝率
1位 近鉄バファローズ 35 26 4 .574 優勝
2位 日本ハムファイターズ 33 25 7 .569 0.5
3位 ロッテオリオンズ 31 26 8 .544 2.0
4位 西武ライオンズ 35 30 0 .538 2.0
5位 阪急ブレーブス 29 33 3 .468 6.5
6位 南海ホークス 20 43 2 .317 16.0


1980年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 近鉄バファローズ 68 54 8 .5574 優勝
2位 ロッテオリオンズ 64 51 15 .5565 0.5
3位 日本ハムファイターズ 66 53 11 .555 0.5
4位 西武ライオンズ 62 64 4 .492 8.0
5位 阪急ブレーブス 58 67 5 .464 11.5
6位 南海ホークス 48 77 5 .384 21.5

*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定


できごと

選手・スタッフ

[3][4]

オールスターゲーム1980

  • ファン投票
選出なし
  • 監督推薦
松沼博久
野村克也
土井正博
山崎裕之

表彰選手

リーグ・リーダー
受賞者なし
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
山崎裕之 二塁手 6年ぶり5度目
ダイヤモンドグラブ賞
選手名 ポジション 回数
山崎裕之 二塁手 3年ぶり2度目

ドラフト

順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 石毛宏典 内野手 プリンスホテル 入団
2位 岡村隆則 外野手 河合楽器 入団
3位 杉本正 投手 大昭和製紙 入団
4位 安部理 内野手 東北高 入団

出典

  1. ^ 【8月1日】1980年(昭55) 「生涯一捕手」ノムさん、前人未到の3000試合出場”. 日めくりプロ野球. スポーツニッポン新聞社 (2007年7月18日). 2015年12月18日閲覧。
  2. ^ 読売新聞1980年11月16日17面「"生涯一捕手"野村も引退 三冠王、本塁打王9、打点王7、首位打者1 輝く3017試合出場残し」読売新聞縮刷版1980年11月p581
  3. ^ 西武ライオンズ公式HP 背番号の歴史”. 埼玉西武ライオンズ. 2016年11月30日閲覧。
  4. ^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7