「仮面ライダーBLACK (キャラクター)」の版間の差分
仮面ライダーBLACKを演じた人物 タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
仮面ライダー大投票のページが見つかったため追加 タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
27行目: | 27行目: | ||
主要関節部から露出したバッタ男の表皮である改造筋肉'''フィルブローン'''は常人の30倍の力を発揮し{{R|超全集27|CHRONICLE4}}、超聴覚'''センシティブイヤー'''は500メートル先の囁き声を聞き取ることができる{{R|超全集27|CHRONICLE4}}。'''マルチアイ'''はテレスコープ(望遠)・ブロードサイト(広角)・ノクトビジョン(暗視)の能力を有し{{R|超全集27|CHRONICLE4}}、主に敵の動きや弱点を見抜くために使われ、ロードセクターのコンピューターと連動させることで透視や部分拡大させることや、光太郎の姿のままでも使用が可能。 |
主要関節部から露出したバッタ男の表皮である改造筋肉'''フィルブローン'''は常人の30倍の力を発揮し{{R|超全集27|CHRONICLE4}}、超聴覚'''センシティブイヤー'''は500メートル先の囁き声を聞き取ることができる{{R|超全集27|CHRONICLE4}}。'''マルチアイ'''はテレスコープ(望遠)・ブロードサイト(広角)・ノクトビジョン(暗視)の能力を有し{{R|超全集27|CHRONICLE4}}、主に敵の動きや弱点を見抜くために使われ、ロードセクターのコンピューターと連動させることで透視や部分拡大させることや、光太郎の姿のままでも使用が可能。 |
||
2021年11月6日に放送された[[NHK BSプレミアム]]『全仮面ライダー大投票』にて仮面ライダー部門第18位にランクインした<ref name=":0">{{Cite web|url=https://www.nhk.or.jp/anime/kamen-rider/ranking/|title=全仮面ライダー大投票|accessdate=2021-11-07|publisher=NHK}}</ref>。 |
2021年11月6日に放送された[[NHK BSプレミアム]]『[[発表!全仮面ライダー大投票]]』にて仮面ライダー部門第18位にランクインした<ref name=":0">{{Cite web|url=https://www.nhk.or.jp/anime/kamen-rider/ranking/|title=全仮面ライダー大投票|accessdate=2021-11-07|publisher=NHK}}</ref>。 |
||
変身ベルトには特定の名称が付けられていない。 |
変身ベルトには特定の名称が付けられていない。 |
2021年11月26日 (金) 12:05時点における版
仮面ライダーBLACK | |
---|---|
仮面ライダーシリーズのキャラクター | |
初登場 | 『仮面ライダーBLACK』 |
作者 | 石ノ森章太郎(原作) |
演 |
倉田てつを(テレビシリーズほか) 西島秀俊(『BLACK SUN』) |
仮面ライダーBLACK(かめんライダーブラック)は、『仮面ライダーBLACK』などの仮面ライダーシリーズに登場する架空のキャラクター。ここでは、その正体の南光太郎(みなみ こうたろう)、および光太郎が続編『仮面ライダーBLACK RX』にて変身する仮面ライダーBLACK RXとその派生形態、漫画版『仮面ライダーBlack』にて変身するキャラクターについても記述する。
仮面ライダーBLACK
仮面ライダーBLACK | |
---|---|
身長 | 198.7cm[1][2] |
体重 | 87.0kg[1][2] |
ジャンプ力 | ひと跳び30m[1][2] |
潜水時間 | 10分[1][2] |
南光太郎が変身を遂げるキングストーン〈太陽の石〉を体内に有したバッタの遺伝子を大神官ダロムによって埋め込まれた世紀王。生体改造人間の王に君臨する存在でありブラックサンの名を取る。肉体への改造が施された後、信彦の実父である秋月総一郎の妨害によって脳改造の寸前で脱出に成功し、人類を護るために仮面ライダーBLACKを名乗って[1][注釈 1]暗黒結社ゴルゴムに孤独な闘いを挑む。バッタがモチーフとされる。
序盤は人知れず戦闘を重ねていたが、徐々に世間へも認知されていった[注釈 2]。終盤では人類の生死を託される唯一無二の存在にまで昇りつめ、彼の死は人々を意気消沈させ、また復活は生きる希望を与えた[注釈 3]。
ライダーパンチで殴打した後、すぐさまライダーキックで蹴り抜く連続攻撃を必殺技としてゴルゴム怪人を撃破する。
『RX』へは『BLACK』の映像を流用した回想シーン以外には登場していないが、第1話開始直後に変身ポーズを取っている。ジャーク将軍に変身機能を封じられ宇宙へ駆逐されるが、結果的にそれがRX誕生に繋がった。
主要関節部から露出したバッタ男の表皮である改造筋肉フィルブローンは常人の30倍の力を発揮し[3][2]、超聴覚センシティブイヤーは500メートル先の囁き声を聞き取ることができる[3][2]。マルチアイはテレスコープ(望遠)・ブロードサイト(広角)・ノクトビジョン(暗視)の能力を有し[3][2]、主に敵の動きや弱点を見抜くために使われ、ロードセクターのコンピューターと連動させることで透視や部分拡大させることや、光太郎の姿のままでも使用が可能。
2021年11月6日に放送されたNHK BSプレミアム『発表!全仮面ライダー大投票』にて仮面ライダー部門第18位にランクインした[4]。
変身ベルトには特定の名称が付けられていない。
- 変身プロセスは以下の通り。
- また、ジャンプ中に一定の動作をとりつつ「変身」の掛け声で変身することもできる。
- 肉体が徐々に変化していく変身シーンは、石ノ森章太郎が『仮面ライダーアマゾン』で構想していたイメージを踏襲している[9]。
- 主な必殺技
-
- バイタルチャージ[10][2] / キングストーンフラッシュ[10]
- ファイティングポーズを取ることで、エナジーリアクターを回転・発光させて、キングストーンが生み出す体内エネルギーを細胞各所に増幅・充填し、さらに攻撃の威力を上昇させる[3][注釈 6]。戦闘を重ねるたびに能力を上昇していたが、クジラ怪人が有する命のエキスの摂取により数倍のパワーアップを遂げる。
- 身体に付着した粘着物を払拭する、敵の幻術を破る[10]、呪縛の打破[10]、敵のエネルギー攻撃を跳ね返す[10]、強烈な閃光で敵を眩惑するなどの多彩な使用法がある。
- 第49話ではダロムの破壊光線との撃ち合いでダメージを与えた。最終回(第51話)ではシャドームーンのシャドーフラッシュに隷属させられたバトルホッパーを解放した。劇場版2では亡霊世界に閉じ込められたロードセクターを現実世界に呼び戻した。
- ライダーパワーフラッシュ
- ジャンプした後空中からキングストーンフラッシュを放つ。
- ライダーキック[11][12]
- 足先にキングストーンエネルギーを集中させて30m以上ジャンプし、右足先にエネルギーを集中させ、30cmの厚さの鉄板を貫通させる破壊力を生み出し、繰り出す跳び蹴り。空気との摩擦で足先が赤熱発光するほどのスピードである[11][2]。ほとんどの戦いでとどめに用いられたBLACK最大の必殺技。
- 第13話よりキックの前に身体の屈伸の反動が加わり、威力が3倍になった[注釈 7]。さらにバイタルチャージによって威力をより強化できる。第18話では剣聖ビルゲニアの盾ビルテクターにほぼ完全に防がれたが、第28話ではこれを損傷させ、かつ剣聖ビルゲニア自身にもダメージを与えるなど、その後も威力の向上が見られる。
- 『仮面ライダーバトル ガンバライド』ではブラックキックの名称が付けられている。
- バリエーション
- 様々なバリエーションがあるが、ライダーキックでまとめられている。
- ライダーパンチ[11][12]
- 右の拳にキングストーンエネルギーを集中させ、相手に突撃するようにジャンプして繰り出す必殺パンチ。主にライダーキックへの繋ぎ技として使用するが、一部の敵にはこの技でとどめを刺したこともある[注釈 8]。
- 第13話で従来のパンチをカニ怪人に破られたため、特訓の末にパンチの前に身体の屈伸の反動が加わり、威力が3倍になった[注釈 9]。バイタルチャージとの併用でさらに威力を強化できる。
- ライダーチョップ[11][12]
- 右の手のひらにキングストーンエネルギーを集中させて赤熱発光させ、空中からチョップを決める。直径10センチメートルの鋼鉄棒を切り裂くほどの威力がある[11][2]。主に敵怪人の部位破壊に使用し、初期ではライダーキックと併用している。
- ゲーム『正義の系譜』ではバイタルチャージと屈伸のアクションを混ぜた強化版、および派生技を使用している。
- ライダー投げ[11]
- 敵を抱え上げて地面に叩きつける技。突撃する怪人をいなして巴投げのように投げ飛ばす形も多用する。
- ライダージャンプ[11]
- その場で垂直ジャンプする。バッタ怪人が原型である仮面ライダーを上回るジャンプができる怪人は少なく、回避や状況の立て直しに使われる。身長の約15倍の高さに飛び上がる[15][2]。
- センシティブイヤー[15]
- 500メートル先の囁き声も聴取可能な耳。上下2つの器官で、上部の三角形の穴で通常の音声、下部の四角い穴で超音波を聴きとることができる。
- パワーストライプス
- ベルトからではなく、首周り・手首・足首にある赤と黄のラインから蓄積されたキングストーンエネルギーを放出する。ストライプから全身に行き渡らせ、身体能力や必殺技の威力の上昇、また敵の拘束を解く際に使われる。
- ライダーセンサー[2]
- 昆虫の触角のように可動し、額のアラートポイントと連動して、周囲の空気や熱をキャッチして敵の動きをサーチする。目が見えない状況も敵の動きを捕らえられる。先端で温度、それ以外の部分で匂いや空気の流れ、敵の体温などの探知、敵の位置や動きの分析、周囲の状況を確認することが可能。マルチアイ同様、敵の動きや弱点をつかむために使われたが、使用したのは第18話、第19話のみ。
- サタンサーベル
- ビルゲニアが入手・使用し、その後シャドームーンの手に渡った、世紀王のみが持つことを許される剣。劇中では主にブラックはサタンサーベルを持つ強敵たちと対峙し苦しめられる立場であったが、本来世紀王ブラックサンである仮面ライダーBLACKも当然サタンサーベルを使いこなすことができる。
- 最終回(第51話)でシャドームーンが手放したものを奪って使用し、シャドーチャージャーを斬りつけ決定的な一撃を与えた。さらに、あらゆる攻撃をバリヤーで防御する創世王を倒す最後の手段として自分も世紀王だったことを咄嗟に思い出し、手許に召喚、とどめを刺している。
- 戦いの後、崩壊するゴルゴム神殿を脱出した光太郎の手にあったが、光太郎が空に向かって投げ捨てると、そのまま赤い光の粒子となって消滅した。
- シャドームーンとの決戦後は、サタンサーベルを渡してくれと懇願する瀕死のシャドームーンに迷いながらも渡すという優しさもみせていた。
- 『BLACK』本編でBLACKが武器として使用したのは最終話(第51話)での2回のみ。
- デザイン・造形
- デザインは、原作者の石ノ森章太郎による案を元にバンダイ側によって清書された。石ノ森はBLACKのコンセプトを「仮面ライダー0号」としている[16]。
- 当初は昆虫の特徴を外見に押し出したバッタ男が強化服を纏うという設定であったが[17]、テレビで登場させるにはグロテスクではないかとの意見からスマートなデザインに変更された[16]。石ノ森が描いたデザインには、フィルブローンが描かれていないものもある[18]。黒という色は、当時の流行のデータを基にしており、また原点回帰の意味合いも持つ[19]。石ノ森の世紀王のデザインラフでは体色が緑となっている[20]。
- 胸のマークは蛇とリンゴをモチーフとしている[16]。
- バッタ男はボディも含めた全身が描かれたが実際には頭部のみ造形され、シャドームーンと共用するものとなった[18]。光太郎役の倉田は、自身や岡元と同じ背丈の人物がいなかったため、第1話の撮影当日に急遽自身がバッタ男のスーツを着ることになったという[21]。
- スーツは岡元の身体のいたるところを採寸して造られたものである[22]。変身時の透明になるマスクは合成ではなく、アクリル製のスケルトンマスクをバッタ男のマスクに被せたものだという[23]。当初の撮影用スーツには筋肉組織はなく、ロボットのように艶がある体表で、マスクのクラッシャー部分も銀一色に塗られただけであったが、石ノ森の「もっと生物っぽくしたい」という要望から、筋肉組織を関節部に追加し、艶消しの体表、シャドー吹き塗装が口周りに追加された[24]。
仮面ライダーBLACK RX
仮面ライダーBLACK RX | |
---|---|
身長 | 198.8cm[25][26] |
体重 | 88kg[25][26] |
キック力 | 120t[27] |
ジャンプ力 | 垂直60m[25][26] |
走力 | 時速315km |
水中活動時間 | 30分[25][26] |
仮面ライダーBLACKが地球の影から覗く太陽の光の日食の光のエネルギーを直接浴びたことでパワーアップした姿。クライシス帝国との激戦の中で、さらに後述する二つの変身形態を会得。当初は一旦RX形態を経由してのみ多段変身が可能だったが、展開が進むにつれ進化したのか、どの形態からでも別の形態に自由に変身することが可能となった。
当初は人知れずクライシス帝国と戦っていたが、BLACKの時と同様にやがて世間にヒーローとして認知されていく[注釈 10]。
太陽の子、光の王子の異名をもつ。BLACKのフィルブローンを完全に覆い尽くした特殊強化皮膚RXフォーム[26]によって、BLACKに比べて細面かつガッチリとした体格となり、体色には一部濃い緑色が加わっている他、胸にあった蛇と宝玉の図案化された世紀王の紋章は太陽エネルギーによって「RX」と読める形のものであるRXエンブレムに変わっており、正義の心と力を表すものとなっており、変身に際して取るポーズもBLACKの時とは全く異なっている。
BLACKだったころに顕著だったバッタのイメージは継承されつつも、生物的な意匠は抑えられ、一新された外見となっている。作中では名乗り以外でフルネームで呼ばれることは少なく、もっぱら「RX」と呼ばれる。稀に「仮面ライダーRX」という略称も用いられる[注釈 11]。一般人からは前作同様、単に「(仮面)ライダー」と呼ばれることも少なくない。ショウリョウバッタがモチーフとされる。
腹部に太陽光を取り込んで蓄積する太陽電池の一種でもある新たな部位サンバスク[28][26]が備わっており、ここで取り入れられた太陽光線とキングストーン=太陽の石との結合反応が生み出すハイブリッドエネルギーによって、BLACK時代をおよそ3倍上回るパワーを発揮する他、太陽光線を受けることにより、RXの受けたダメージをその場で回復させる[26]。キングストーンも時に光太郎に神託のようにアドバイスを与えることもある(第2話・第16話)。防御力もBLACK時より強化されており、摂氏6千度もの超高温やマイナス273.15の絶対零度、様々な攻撃に対して強い耐性を見せるが、極端にダメージを受けるとサンバスクから煙が出て太陽エネルギーが不足する[26]。
怪魔界など太陽光線の差し込む期間が限られるような場所で変身の制限を受けるという弱点が、序盤は特に強調されていたが、後に夜間でも支障なく変身している描写が見られるようになった。また、もう一つの致命的な弱点として、リボルケインを生成する際に、キングストーンが無防備になる点がある。この他にもサンバスクを破壊されると能力が一時的に大幅な減退を見せるが、太陽光線とキングストーンのエネルギーによって再生する描写が見られた。
映画『仮面ライダー世界に駆ける』では、クライシス帝国が過去に侵入したことで、BLACK RXが太陽の光を浴び、RXに進化する前に戻されたため、BLACKの姿に変えられたが、時間を超えてRX・ロボライダー・バイオライダーが現れる。
2021年11月6日に放送された、NHK BSプレミアム『全仮面ライダー大投票』仮面ライダー部門にて第16位にランクインした[4]。
- 太陽光線をエネルギーとするという設定は、時代に通用するヒーローとするために太陽電池など当時の最新技術から取り入れられた[19]。
- スーツアクターの岡元次郎は、ブルース・リーやスタン・ハンセンのイメージから、決めポーズでは人差し指と小指を立てている[29]。当初はカメラマンの松村文雄から「女のようだ」とたしなめられていたが、岡元はこれを押し通し定着させた[29]。
- 専用ツール
-
- サンライザー[26]
- 変身ベルト。サンバスクによって変換されたハイブリッドエネルギーを全身に送り込み、光太郎をRXへと変身させる。内部のキングストーンに怒りや哀しみのエネルギーが注がれることで、バイオライダーやロボライダーに変身し、形状も変化する[30][31]。変身ポーズもBLACKとは全く異なっている。変身ポーズは省略することも多い。変身の描写も第2クール以降は短縮されてしまう。BLACKと同様空中で一定のポーズをとり、「変身」の掛け声を発することでも変身できる。
- 変身時には第4話まではベルトの発光部分が赤く回転・点滅するエフェクトだが、第5話から、一方の発光部分が太陽が回転するような描写に変更された。
- ロボライダーとバイオライダーでも名称は同じだが[32]、形状は異なる。
- リストビット[28][26]
- 左手首に装着している特殊ブレスレット。テレパシーを増幅し、専用マシンを呼び寄せる[28]。
- ロボライダーやバイオライダーでも装備されているが[32]、中心メカ以外のブレスの形状は異なる[30][31]。アクロバッターをエネルギーによりそれぞれの専用マシンに変化させる。
- 玩具「アクションコントロールDXライダー変身ベルトでは、リストビットに内蔵された振動センサーによって起動電波を発してサンライザーの変身ギミックを作動させる仕組みになっている。
- リボルケイン
- サンライザーによって太陽光の粒子を凝縮化することで生成される杖状のスティック[33]。体内のハイブリッドエネルギーによって光の粒子を凝縮して形成される。RXが「リボルケイン!」と発声しサンライザーのRXから見てエナジーリアクターの左側から柄が出現し、それを左手で引き抜くと鍔部分のリボルジャイロが急速に回転し、光エネルギーの波動に包まれた本体部分が出現し、右手に持ち替える[注釈 12]。主に後述のリボルクラッシュを放つ際に用いられるが、敵の光線を受け止める、弾き返すなどの使用も見せた。劇中では基本的に相手を突き刺すための武器として扱われているが、最終話(第47話)でクライシス皇帝の触手や、映画『オールライダー対大ショッカー』でガラガランダの鞭を切り落とすなど、斬撃も可能である。設定上は伸縮自在で鞭のようにも使えたり[33]、先端から光弾を発射するなどの機能も有する万能武器だが本編での使用例はない[注釈 13]。
- リボルケインを得たRXの剣術自体も卓越しており、ボスガンやダスマダーといったクライシス帝国きっての剣豪とも互角以上に渡り合った。
- 刀身が青白く光り輝いているのが特徴。しかし後年の客演では、光り輝いていない場合が多い[注釈 14]。最終回(第47話)では蛍光灯を用いたプロップが使用された。
- ロボライダーやバイオライダーに姿を変えると、それぞれの専用武器に変化する。
- 必殺技や能力
-
- リボルクラッシュ[33][34][26]
- リボルケインで敵を突き立て、ハイブリッドエネルギーを体内に拡散させて充填ピークとともに内部爆発させる、RXが最も多用した技にして最強の必殺技[33][26]。ただし、劇中における技名呼称はなし。
- エネルギーの奔流により、敵を貫いた先から火花が噴出する[25]。標的からリボルケインを引き抜いた後にRXは標的から間合いを置き、リボルケインで「R」の字を描くように見得を切り、最後にリボルケインを振り下ろすタイミングで標的は爆死する。ほとんどの回で、クライシス帝国の怪人はリボルクラッシュによって倒されている[注釈 15]。
- 高空にジャンプし、急降下とともに突き刺す、アクロバッターに乗って加速をつけて突き刺す、離れた敵に投げつけて貫くなどのバリエーションがある。
- 後年の客演では使用されてこなかったが、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』で本編以来26年ぶりに使用した[注釈 16]。
- RXキック[33][34]
- BLACK時代のライダーキックの3倍以上の威力を持つ[33]高空からの必殺キック。空気との摩擦で足先が発光していたBLACKのライダーキックと同様、両足先が赤く発光するが、大きな違いは両足で蹴り込むようになったことと体内のハイブリッドエネルギーを打ち込む点。地面を右手で叩き、後ろ向きの宙返りの後に繰り出す、身体にひねりを加えて放つ、またはこれらの動作をすべて組み込み使用するなどのバリエーションが存在するが、劇中での呼称は「RXキック」で変わらない[注釈 17]。リボルクラッシュの繋ぎ技として使用されたが、ガテゾーンとの最終決戦では、とどめの一撃となっている。背面や反転して蹴りこむ場合もある[35]。また、足先を発光させない通常攻撃のキックでも、RXは基本的に両足で蹴り込むが、右足で蹴り込む場合もある。
- RXチョップ[34][26]、RXパンチ[33][34][26]
- ともに、RXキック同様、BLACK時代の3倍の威力を持つ[34]。
- RX投げ[33](RXシュート[36])
- 自身よりも重い敵を怪力で100m以上敵を背負い投げや回転投げで投げ飛ばし、地面に叩きつける技[33]。
- マクロアイ[28][26]
- BLACKのマルチアイが強化された両複眼。マルチアイの望遠、広視界、暗視の他、赤外線機能も備わっている[26]。第42話ではゲドルリドルがエネルギーを補充する際の隙を見切る形で使用された。
- ソーラーレーダー[26]
- 額の中央ランプサイコインジケーターと連動し、電波や音波の探索のほか、水源地や震源地の情報も探知する[26]。
- キングストーンフラッシュ
- BLACKから引き続いて使用できる、サンライザーからキングストーンエネルギーの閃光を放出する技。
- 幻術・妖術を打ち破る機能は健在で、第40話では幽霊に化けたチャップの正体を暴いた。第21話や第27話などではサンライザーからの発光によって敵の実体を暴いたり、閃光で敵を怯ませたりしている。
- 再生能力
- 太陽の光の下で戦う場合、任意のタイミングで身体を一気に回復させる能力。
- RXを太陽の子たらしめる最大の特徴で、劇中でも幾度と無く使用されており、RXがピンチに追い込まれて大ダメージを負った際、大抵この能力によって形勢を逆転させている。
- 太陽エネルギーを蓄積するサンバスクの機能とされていたが、番組後半では、サンバスクが破壊されても太陽光とキングストーンの能力で回復するようになっていた。
- デザイン
ロボライダー
ロボライダー | |
---|---|
身長 | 198.8cm[38][30] |
体重 | 88kg[38][30] |
キック力 | 120t[27] |
ジャンプ力 | 48m[38][30][注釈 18] |
水中活動時間 | 30分[38][30][注釈 19] |
耐火力 | 3000度 |
『RX』第15話から登場する悲しみの王子と炎の王子の異名を持つ特殊形態。涙に秘められた再生能力で進化する。怪魔ロボットデスガロンによって佐原ひとみの命を目の前で奪われた[注釈 20]際の深い悲しみに呼応したキングストーンが齎した。黒と黄色を主体としたボディカラーを特徴とし、胸の紋章は「R2」もしくは「Rr」と読める形に変化している。テレビシリーズでの登場回数は19回[注釈 21]。
ボディが耐熱・耐衝撃性に優れた金属質の装甲ロボフォーム[38][30]に変化し、敏捷性には欠けるが、両肩の黒い肩パッド状の部位ソリッドガード[30]によって、RXを上回る1.2倍の防御力と剛力を発揮する。それを生かしたパワフルな肉弾戦や、ボルティックシューターを使っての射撃戦を得意とする。頭部には様々な索敵機能が備わっており、炎をものともしない超視覚機能を持つビスタアイ、敵の弱点を見抜く額のランプビートインジケータ、磁力波を感知する触角状の高性能アンテナメタルレーダーを持つ[30]。弱点は前出の跳躍力と行動速度の低下の他、ボディが金属分子を含むため、強い磁力によって動作が阻害されることがある。第35話では直接変身している。
- 特撮ヒーローとして、初の本格的なフォームチェンジであり[18]、歴代仮面ライダー史上、初めて専用の銃を装備したライダーでもある[40]。
- デザイン画では、ボルティックシューターのホルスターが右脚に描かれ、左胸のエンブレムもない[18]。
- スーツアクターの岡元は、RXとの動きに変化をつけるため、直線的で機械のような動きのアクションにしているという[22]。
- 専用ツール
-
- ボルティックシューター[30]
- 「ボルティックシューター!」と発声し、右大腿部付近で光の粒子を結晶化させて出現させるリボルケインを変化させた高出力のレーザー銃。動力源はRXのエネルギーと連動しておりRXがエネルギー切れになると機能をしなくなる。ロボライダー初登場の第15話にて、RXの力では破壊できないとされた神殿牢獄の扉をやすやすと破壊する威力を見せた。ロボライダーの脳と連結した照準器で標的を狙うため、命中率は100%を誇る。グリップ部のボタンを押すことで、連射、拡散、熱線、火炎放射など光エネルギーを自在に変化させる。設定ではハードショット以外にポイントシュート、オープンシュート、サンシャインシュートなどの多彩な光線を発射できる。
- ロボライダー自身の射撃能力により、劇中では百発百中の命中率を示した。第43話では、クライシス帝国きっての銃の名手ガテゾーンとの銃撃戦で撃ち勝っている。
- また、ジャークミドラとの戦闘でロボライダーが落とした際に茂が拾って発射、正確に命中させたこともある。
- デザイン画では、グリップ部分は取り外しが可能なバッテリーとなっていた[18]。
- 必殺技や能力
-
- ハードショット[38][41][34][30]
- ボルティックシューターの破壊光弾で敵を撃ち抜くロボライダーの必殺技。グリップ部のボタンで破壊光弾の太さを4種類に変えることや連射が可能。初期には決め技として何度か用いられた。第19話を最後に決め技としての使用はなく、ボルティックシューターはもっぱら敵にダメージを与えるために使われていた。
- ロボパンチ[38][34][30]
- 「RXパンチ」の1.2倍の威力を持つ[38][30]、ロボライダー形態でのパンチ。両拳によるダブルパンチ[42]を打ち出すことが多い。また炎のエネルギーを吸収し、パンチの威力をさらに高めることもできる。こちらはメタヘビー戦にて使用。
- ロボキック[43]
- 全身の力を足に込め、強烈なキックを放つ[43]。
- 瞬間変身
- 光太郎は通常RXに変身してからロボライダーへと変身するが、瞬間的にロボライダーに変身し、ただちに元の姿に戻ることもできる。このプロセスはクライシス帝国の怪人たちにも知覚できないほど瞬時に完了する。第20話でこの能力を利用して攻撃を防ぎつつ、絶命を装ってビャッ鬼の目を欺いた。
バイオライダー
バイオライダー | |
---|---|
身長 | 198.8cm[46][31] |
体重 | 88kg[46][31] |
キック力 | 140t[27] |
ジャンプ力 | 72m[46][31] |
水中活動時間 | 無限[46][31] |
『RX』第17話から登場する怒りの王子と水の王子の異名を持つ特殊形態。マリバロンの卑怯な策略により、茂と霞のジョーが処刑されそうになる中、ロボライダーでも脱出不可能な強力な電磁力を発生させる処刑室に閉じこめられた際、激しい怒りに呼応したキングストーンが齎した。青と銀、そして赤を基調としたボディカラーを特徴とし、胸の紋章は「R3」もしくは「RB」と読める形に変化している。テレビシリーズでの登場回数は19回[注釈 22]。
身体が液体分子構造を有しており、弾丸やレーザーなどあらゆる物理攻撃、念力などの超能力も一切受け付けない。パワーは劣るが、腹部の赤い人工腹筋サブマッスル[31]によって身軽で瞬発力を生かした素早い動きが可能となり、ロボライダーとは対照的な俊敏な戦法を得意とする。また、水中での活動時間が無制限という特性もあるが[46]、これを生かす機会はなかった。頭部には様々な索敵機能が備わっており、汚濁した水中でも先を見通せるフレックスアイ、動植物の意志や生態を解析する額の中央ランプルミナスインジケータ、海中で威力を発揮する触角上のソナーアクアレーダーを持つ[31]。
他の2形態に比べると熱攻撃に弱い[31]。本編ではシャドームーンがシャドービームで周辺地面を高熱化させるという方法で、ゲル化しているバイオライダーにダメージを与え、変身解除させている。第45話では直接変身している。
- デザイン画では変身ベルトのバックルも含めて金だったが、ベルト部分のみ銀に変更となった[18]。
- スーツアクターの岡元は、RXとの動きに変化をつけるため、柔らかくしなやかな動きのアクションにしているという[22]。
- 専用ツール
-
- バイオブレード[31]
- 「バイオブレード!」と発声しベルトに手を当て、左腰付近で抜刀の仕種をすることで光の粒子を結晶化することで形成される[注釈 23]細身の長剣。柄の上部にあるエネルギーチャージボタンを押すと、刀身に光エネルギーを纏わせ、切れ味を上昇させることや光エネルギーを変化させた破壊光線を切っ先から放つことが可能となる。刺突に優れるリボルケインに対して切断能力に優れ、リボルケインではめったに行われない剣戟や斬撃はおおむねこのバイオブレードで行う。敵の放ったビーム攻撃を吸収と反射させる場面もみられた。
- 終盤では液化状態から実体化した時点ですでに抜刀していて、そのまま間合いから斬撃を決める戦法も用いた。
- 必殺技や能力
-
- バイオパンチ[48]
- 秒間に50発以上のパンチを打ち込む。
- バイオキック[48]
- 超高速でキックを放つ[48]。
- バイオチョップ[48]
- パワーとスピードを兼ね備えたチョップを放つ。
- スパークカッター[46][49][34]
- バイオブレードのエネルギーチャージボタンを押し、刀身に青く発光させた光エネルギーを纏わせ、逆袈裟に敵を両断する必殺技。止めの一撃として使用するほかに連続での斬撃も可能。第45話では霊界怪人軍団(8体)を全滅させている。技名の呼称は無い。
- 漫画『宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦』ではゴッド将軍を刺さったバイオブレードで切り上げて倒した技がこう呼ばれた。
- 液化・ゲル化[50](バイオアタック[47][31])
- バイオライダー最大の特徴である、バイオフォームの体細胞組織を液体ないしはゲル状に変化させる能力。自在に宙を飛び回ることもできる。
- 液化しているために物理的な攻撃でその肉体を傷付けることは難しく、その特性を活かして敵の攻撃を回避する・僅かな隙間から脱出や潜入を行う・拘束状態から離脱するなどの使用法がある。また、身体を水の粒子のレベルにまで分解し、その状態から復元することも可能。
- 液化とゲル化はRXやロボライダーの状態からでも瞬時に可能。またゲル化からいきなりRXキックを放ち、そのままRXの姿になって戦うなど、特にバイオライダーへの変身を介さずとも自在にゲル化する描写がある。
- この状態で宙を飛び回り、高速で敵に体当たりするバイオアタック[34][注釈 24]は高い攻撃力を誇る。
- 抗体物質精製[31]
- 体内に取り込んだ毒素の抗体物質を精製する能力。第18話では、この能力によってムサラビサラの毒に対する解毒剤を作り出した。
- 細胞融合
- 自らの身体を細胞レベルにまで分解して、通常の人間の細胞と一体化する能力。その人間に超人的な戦闘能力を与えることが可能。他人の身体を乗っ取る行為であるため人道的観点から使用を控えていたが、第36話にて卑劣なバルンボルンの企みを打ち破るために、プロボクサー沢田の了承を得て使用した。
- ミクロ化[50][31]
- 液化の後、等身大の敵の体内に侵入できるレベルまで身体を縮小することが可能。第45話にて、外部からの攻撃が一切通用しないグランザイラスを倒す最後の手段として使用。的場響子の能力と合わせたときのみ使用した。
専用マシン
バトルホッパー
バトルホッパー | |
---|---|
全高 | 1240mm[注釈 25] |
全長 | 2220mm[注釈 25] |
重量 | 118.2kg |
最高出力 | 415馬力[53][52] |
最高時速 | 500km[53][54][52] |
暗黒結社ゴルゴムが世紀王の専用車として開発したオフロードバイク型生体メカ。バッタの姿と能力が反映され、悪路の走行に長ける。「賢者の石」とも噂されるモトクリスタルと呼ばれる神秘の鉱石を動力源とし、リライブタンクに貯蔵された強化セラミックに酷似した結晶状の特殊物質メガサイアロン[55]の作用で破損しても短時間で自己再生する[53][52]。人工頭脳サイバネティックブレイン[56][52]によって制御され、自我を持つため、BLACKの危機に際しては指令がなくても独自の判断で行動する[53]ほか、BLACKの脳波を触角上のシンクロナイザーで感知して稼働する。光太郎にとっては良き相棒でもある。
BLACKが搭乗すると体内にあるキングストーンとモトクリスタルのパワーが融合され、最大の力を発揮。この状態で超エネルギーを発生させ、放つ体当たり技ダイナミックスマッシュはコンクリートの壁をも容易く打ち破る[53]。
光太郎が神殿からの脱出時(第2話回想シーンで、光太郎のまま運転)に奪取して愛車とした。普段は光太郎が隠れ家としている廃工場にロードセクターと共に待機し、BLACKがその名を叫ぶと現れる。市販車への偽装機能はないため、光太郎は普段は改造前から乗っていたスズキ・GSX-R400を日常の足としている[57]。
世紀王の命令以外は一切聞かないため、光太郎=BLACK以外ではシャドームーンしか操ることが出来ないが、タマムシ怪人のクローン虫が寄生して暴走した際には剣聖ビルゲニアが乗り、ヤマアラシ怪人事件ではBLACKの指示の下、少年戦士が乗って走行している。また、ムカデ怪人事件では自身の判断で杏子を乗せたこともある。
最終決戦ではシャドームーンに操られるも、共に戦ってきたBLACKを守る意思が消え去っていなかったことから、BLACKのキングストーンフラッシュを受けて反旗を翻し、サタンサーベルで切り付けられながらもリライブタンクを爆発させて、シャドームーンにダメージを与えることに成功、BLACKに勝機を与えた。そして、「ありがとう…ライダー」と初めて言葉を発した後、機能停止する。
- デザイン・造型
- デザインは、石ノ森章太郎による案を元にバンダイ側によって清書された[5]。『仮面ライダーアマゾン』のジャングラーのようにBLACKの頭部を模したフロント部分となっている[18]。
- 撮影車両のベース自体明確になっておらず、『仮面ライダー画報』などでは「スズキ・RM250のベースに、」と推測されている[57]。シート部分は通常の柔らかい素材ではなく、黒く塗ったFRPとなっている[24]。
- 当時バンダイ社員であった野中剛によれば、バッタを前面に押し出したデザインに対し玩具売上を危惧する声も挙がっていたが、可動フィギュアとセットになった玩具「プラデラ バトルホッパー」はヒットし、番組売上に貢献しただけでなく、翌年のスーパー戦隊シリーズ第12作『超獣戦隊ライブマン』がメカや武器に動物の要素を入れる一因になったという[58]。
ロードセクター
ロードセクター | |
---|---|
全高 | 1320mm[注釈 25] |
全長 | 2100mm[注釈 25] |
全幅 | 720mm |
重量 | 202kg |
最高出力 | 1515馬力[59][52] |
最高時速 | 960km[59][54][52] |
暗黒結社ゴルゴムの研究費援助を受けた大門洋一博士によって製作されたオンロードバイク型文明破壊用マシン。完成直後に博士がゴルゴムによって殺害されたため、マシンは博士の息子である大門明が隠していたが、ゴルゴムに襲われた明とその子、輝一を光太郎が救ったことを機に大門から託され、BLACKの2台目のマシンとなった。
システムインジケーターはRSコンピューターで制御されており、テクニカルディスプレイやヘッドアップディスプレイに情報を伝達し、あらゆる局面での安定的走行をサポートする[52]。バトルホッパーと違い意思はないが、第47話では、バトルホッパーと共に光太郎を案じている。
プラズマイオンエンジンを搭載し、時速800キロ以上に達するとリアカウルがせり上がりマシン上部を覆う音速にも近い超高速走行から搭乗者の庇護を図るとともに、遮蔽物を衝撃で跳ね除ける防御システムアタックシールドが自動的に展開し、特殊バリアがマシン全体を覆う。同時に前方ウィンドシールドが通常の透明フードからコンピュータ制御のスクリーンに変化し目視走行からモニター走行へと切り替わる。この状態になると走路上の障害物を照明灯を兼ねたオプチカルアイで検知し、スパークリングアタック[59][52]という標的を撃破する突進技を行うことが可能となる。その威力はぶ厚いコンクリート壁などの障壁でも易々と突破できる。前後の二門のバーナーからプラズマジェットを噴射して敵を焼き尽くすダブルバーナーアタックという技を持つ[55]。バトルホッパーとの合同技マシンスクランブル[59]は片方が体当たりを行った後、もう片方が時間差で体当たりを行う。第19話で剣聖ビルゲニア相手に使用した。また、バトルホッパーと共に自動操縦で敵に突撃した後、ブラックが必殺技を放つトリプルファイヤークロスという技もある[60]。プラズマジェットや妨害電波などの装備や機能も備え、走行時にはイオンバリヤーが発生する。
単純な馬力や時速などの性能はバトルホッパーを大きく上回り、オンロードで最大限のスピードを発揮。その反面、小回りが効かず、悪路走破性は皆無に等しい[注釈 26]。また、強力すぎるパワーゆえ、BLACK以外の者が乗ることは実質的に不可能で、世界モトGPのトップクラスライダーである大門明ですらまるで操れなかった。
最終話(第51話)では、創世王の死と共に崩壊するゴルゴム神殿からBLACKを脱出させた。
なお、光太郎のままロードセクターを運転したのは3回ある(第12話、第21話、劇場版2)。
2005年8月リリースのDVD『仮面ライダーBLACK RX vol.4』Disc8の特典映像のインタビューで、倉田てつをは、バトルホッパーは乗りづらかった、ロードセクターの運転は難しかったと語っている。
『仮面ライダーBLACK RX』には登場こそしていないが、第4話の冒頭でライドロン製作中のシーンで「もうすこしでお前の仲間ができるぞ」とアクロバッターに話しかけるシーンの背景にロードセクターらしいバイクが一瞬見えるが、放映終了後に雑誌『宇宙船』編集部が読者からの質問を受け、制作会社の東映にロードセクターの行方を質問すると、「ロードセクターは光太郎が大門明に返却した設定になっている」との回答があったことが誌面に掲載された[61]。
- デザイン・造型
- デザインは、石ノ森章太郎による案を元にバンダイ側によって清書された[5]。バッタをモチーフとしたバトルホッパーに対し、こちらは仮面ライダー1号や仮面ライダー2号のサイクロン号をイメージしている[62]。
- 玩具版のCM撮影時に監督の矢島から特徴を聞かれたことによって「コンテナを走りながらぶち破る」というものが生まれ、実景で埠頭を走るロードセクターを撮り、それにつながるようにミニチュアでコンテナをぶち破るという特撮シーンが撮影された[23]。
アクロバッター
アクロバッター | |
---|---|
最高出力 | 512馬力[63][64] |
ジャンプ力 | ひと跳び90m[63][64] |
最高時速 | 750km[63][65][64] |
最終決戦の場に放置されたバトルホッパーの残骸が、RXの進化の際の太陽エネルギーを送り込まれ再生進化した光機動生命体[63]。RXの心強い相棒として活躍した。
流暢に言葉を話しテレパシー機能を持っている。ライドロンが完成間近な際には嫉妬にも似た感情からか拗ねて情報提供を拒んでいる。二段変身したRXが搭乗することにより、自らもそれに応じて変形する能力も有する。市販車への偽装機能はバトルホッパー同様に持っておらず、普段は廃工場に待機しRXの呼び出しに応じて現れる。光太郎はスズキRGV250Γに乗り換えている[57][注釈 27]。主に移動手段として使われた。
動力源はバトルホッパーと同じくモトクリスタル。装甲はソーラジルコンと呼ばれる特殊強化物質に強化され[63][64]、光の粒子を噴射する左右6気筒の推進器フォトンバーナーも新たに備わった[63]。バトルホッパー同様、ライダーが搭乗すると両者のパワーが融合し、ソーラジルコンにパワーを充填して放つ体当たりアクロバットバーン[63][64]によって障害物を粉砕する。
また『仮面ライダーディケイド』第27話ラスト、光太郎が門矢士/仮面ライダーディケイドを見送るシーンで数カットではあるが登場している。
- デザイン・造型
- バトルホッパーが進化したものとなっているため、RXを模したフロント部分やモトクリスタルを保護するガード部分を踏襲している[18]。デザイン画では、テール部分がスタビライザー状となっている[18]。
- 撮影車両のベースは明確になっておらず、書籍『仮面ライダー画報』ではスズキ・SF13Aと推測している[57]。
ロボイザー
ロボイザー | |
---|---|
最高出力 | 550馬力[66][30] |
最高時速 | 800km[66][50][30] |
アクロバッターがロボライダーに合わせてリストビットから出るエネルギーによって姿を変えたもの[30]。強固な超剛性ボディ[67]と尾觝部に後ろ向きについたロケット砲を備え[66][41]、ロボライダーの俊敏性低下をカバーする、アクロバッターをも凌ぐ最高速追跡能力が特徴。「攻撃要塞」とも呼ばれるが、小回りが利かず、水辺での走行を苦手とする。後部にレーザービームキャノンを装備しているが、本編で実際に使用したのは初登場である第16話のみだった。
- アクロバッターよりも最高時速を上回るため、車体のラインやフォルムが直線的な意匠となっている[18]。デザイン画では、サイド部分のエンブレムがRXのものとなっている[18]。
- 撮影用車両は新規制作された物である[41]。
マックジャバー
マックジャバー | |
---|---|
最高出力 | 510馬力[68][31] |
ジャンプ力 | ひと跳び75m[68] |
最高時速 | 700km[68][50][31] |
アクロバッターがバイオライダーに合わせてリストビットから出るエネルギーによって姿を変えたもの[31]。スピードよりもオフロード走破性に優れる。劇中では初登場時を含めて3度使用され(第17話、第20話、第37話)、ロボイザーよりは出番があった。ダッシュアタック[69]という突進技を持つ。設定ではバイオライダーと同じく液体組成ボディで構成され、液化能力を有し、水圧を操作することで水上や水中潜航も可能とされている[68][31][70]が本編での披露は無かった。
ライドロン
ライドロン | |
---|---|
最高出力 | 2000馬力[71][64] |
最高時速 | 1500km[71][65][64] |
『RX』第4話から登場する光の車、重装騎マシン[71]とも呼ばれる、RXの赤色の専用四輪車。クライシス帝国で皇帝の政策に反対し、僻地に流されていた元クライシス帝国大学の物理学教授ワールド博士の設計図を託された光太郎が独力で設計図通りに製作した。当初は起動しなかったが、かつてゴルゴムのクジラ怪人がBLACKの命を救った聖なる海の洞窟に運ばれ、生命のエキスを得て起動し、人工頭脳ライドマインドによる自意識を持ちライダーと会話もできるスーパーマシンとなった。
地上だけでなく車体後部のスペクトラムスクリュー4基を起動させることによって水上航行・水中潜行も可能で、ライディングアロー[71]と呼ばれる体当たり技や、地球と怪魔界を行き来する能力をも有する。ガルイングドア方式の搭乗ハッチでハイドロジルコン製の特殊装甲ボディを持つ[64]。バリヤーを発生する。車体フロント部分にグランチャー[71][64]という特殊金属製のアゴ、車体中央部にパイルエッジ[71][64]という鋸刀状の突起を備え、地中を進む際の掘削機や、標的を捕縛・移動させる戦闘時の武器として活用する。サーチ機能や熱センサーを装備。普段はアクロバッターと共に廃工場に待機し、RXのコールでどこへでも駆け付ける。
アントロン戦では、バイオライダーも搭乗した[31]。
仮面ライダーシリーズでは、初の四輪マシンである[18]。自動車型メカの登場は、従来のライダーマシンとは異なる方向性を目指した結果である[72]。
- デザイン・造型
- ベース車はマツダ・サバンナRX-7(SA22C)[注釈 28]。
- デザインは、石ノ森章太郎によるデザインがバンダイ側で清書された[72]。デザインイメージは『海底二万里』のノーチラス号[73][23]。RXのマスクを模したフォルムとなっている[18]。
- 他の作品への登場
-
- 映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- CGで登場。復活したRXとともにグランプリに途中参戦し、同じく途中から参加した魔進チェイサーと戦った。
その他の媒体に登場するマシン
- ネオアクロバッター
- 『仮面ライダーSD』でRXが使用するバイク。なお、『仮面ライダーSD』でそれぞれのライダーが乗るバイクは、原典での名称に「ネオ」を付けたものとなっている。
南光太郎
『仮面ライダーBLACK』と続編『仮面ライダーBLACK RX』の主人公であり、仮面ライダーシリーズでは異例の主役続投を果たしている[72][74]。
『仮面ライダーBLACK』
主人公。秋月信彦と同じく19年前の皆既日食の日の同時刻に生まれた。家族構成は父・正人、母・友子。3歳の時に両親と死別し[注釈 29]、父の学者仲間だった信彦の父・総一郎の養子となる。東星大学人文学部2年生で、サッカー部に所属。頭脳明晰でもあり、コンピューター理論や機械工学にも精通する[75]。
19歳の誕生日パーティの最中に起こった不可思議な現象に疑惑を抱き、主催した総一郎の真意を突き止めるべく家に戻ろうとしたところを信彦共々三神官に連れ去られ、生体改造手術を経て世紀王ブラックサンとされたが、脳改造される直前に総一郎の手引きで脱出。以後、仮面ライダーBLACKを名乗り、ゴルゴムの陰謀に立ち向かうことになる。
改造人間として、変身せずとも驚異的な筋力のほかに高い治癒能力や解毒能力[注釈 30]を与えられており、五感も赤外視、無指向性聴覚などが強化されている。一定の変身ポーズをとると、緑色のエネルギーを全身から放出し、バッタ男の姿を経てBLACKに変身する。
本作品が「仮面ライダー0号」として企画されたこともあり、事あるたびに「自らが改造人間にされたことへの苦悩」や「自らと同じ境遇ながら、自我をなくした信彦と戦う苦悩」などにさいなまれるシーンが描かれた。
性格は正義感の強い熱血漢と言える。上記の通り「BLACK」劇中では、仮面ライダーとして一人ゴルゴムから人々を守り信彦を救い出さねばならないという重圧や孤独感から、事件を追っている際は重苦しくもの悲しい表情や描写が多いが、改造される前の回想を見るに本来は明るく快活な青年であることがうかがえ、杏子や克美の前では素の自分を見せることも多い。また女優である月影ゆかりのファンだったり、大井裕子の小悪魔的魅力を評価するなどのミーハーな面やサボテンに水をやりすぎる(しかし、それはサボテン怪人を倒すきっかけとなった)などがさつな面もある[注釈 31]。
一人称は平時は「僕」が多いが、ゴルゴムとの戦闘時はしばしば「俺」になる。
光太郎は些細な事件(マグロ泥棒など)であっても、「ゴルゴムの仕業か!」の台詞と共に調査を開始することがよくあり、「ゴルゴムの仕業だ!」は雑誌『ファンロード』誌上で流行語になった[76]。ほとんどの怪人はゴルゴムと呼んでいるが、一部の怪人(人語を喋る怪人)、三神官(三大怪人)、剣聖ビルゲニア、シャドームーン、創世王に対しては名前で呼ぶ。東映公認のカードゲーム『レンジャーズストライク』や『仮面ライダーバトル ガンバライド』でも「ゴルゴムの仕業」というカードが登場している。
シャドームーンとの戦いで敗れ一度死亡するが、クジラ怪人が用いた命のエキスで復活し、ゴルゴムを壊滅させる。しかし、当初の目的だった信彦救出には失敗し、杏子と克美は戦火を逃れて渡米後に連絡が取れず消息不明となり、戦友のバトルホッパーも喪うなど勝利の代償はあまりにも重かった。第51話予告では、BLACKが崩壊するゴルゴム神殿からシャドームーンを守るシーンがあったが、本編では、このシーンはなかった。最終決戦後は活動拠点としていた喫茶店「キャピトラ」(店のオーナー、東堂勝も日本を離れたのか無人になっていた)に立ち寄りそこでかつての仲間たちの写真と楽しかった日々を回想し過去に別れを告げるとバイクに乗り人知れず旅立っていった。
『仮面ライダーBLACK RX』
前作より引き続き主人公として登場する。20歳。暗黒結社ゴルゴムを滅ぼして日本に平和を取り戻した後、叔父である俊吉の元にやってきた。俊吉によると当時は何かに打ちのめされたようにボロボロな(第2話の劇中で俊吉が語った言葉を借りれば「見るも無残なくらい疲れていた」)状態だったようで、佐原家で茂やひとみと暮らすうちに次第に明るくなっていき、「充実した人生を送って欲しいから」と願う俊吉の勧めで、ヘリ操縦士の免許を取得し、佐原航空の専属パイロット[78]として新しい生活を送り始めた。光太郎は俊吉をおじさんと呼んでいるが、実際は光太郎と俊吉の親族関係は定かではない[78][79]。
新たなる侵略者であるクライシス帝国の襲撃を知りBLACKに変身しようとしたところを妨害されて捕えられ、クライシス帝国の地球侵略に協力するよう強要され、それを拒否した事でBLACKへの変身機能を破壊され宇宙空間へ放出されてしまうが、地球の影によって発生した太陽光線による日食の光を直接浴びたことによるエネルギーのオーバーロードとキングストーンの力により新たなる姿仮面ライダーBLACK RXへと変身する能力を得る。
居候の身とはいえ家族を得て、新しい生活の中で本来の明るく陽気な性格を取り戻している[72]。ゴルゴムとの戦い、特に兄弟同然の秋月信彦(=シャドームーン)との戦いで負った心の傷が決して浅くないことを覗かせたり[注釈 32]、孤独になるということを極端に恐れたりすることがある。しかし、平和を守る強い決意と仲間たちの支えの下、果敢にもクライシス帝国に戦いを挑む。策略を用いてクライシス帝国を翻弄するというBLACK時代にはなかった一面も見せた。
改造人間故に変身前でも常人を上回る身体能力を有し、本作品では落下する自動車に下敷きになる振り(この時点での変身機能はまだBLACKのまま)をしたり、5分間呼吸を停止することも可能であることが描写されている。
『BLACK』時代は一人称に「僕」を用いることが多かったが、本作品では基本的に「俺」になっている。ただし年長者との会話では「僕」も用いる。
口癖は「冗談じゃないぜ!」。また前作同様に、玲子から預かったサボテンに水をやり過ぎてダメにしてしまうなど、花の栽培が苦手なところは全く変わっていない[注釈 33]。クライシス帝国壊滅後、「人間が地球を汚すことで新たな脅威が生まれる」という言葉を胸に秘め、己を鍛える旅に出た。
BLACKの時は、ゴルゴムの怪人のほとんどを「ゴルゴム」と呼んでいたが、RXの時は、クライシス帝国の怪人をクライシスと呼ぶこともあるが、ほとんど名前(ゲドリアン、ガテゾーン、ボスガン、マリバロン、ジャーク将軍、ダスマダー大佐、クライシス皇帝含む)で呼んでいる。
その他の登場作品
平成仮面ライダーシリーズ
- 『仮面ライダーディケイド』
- テレビシリーズの第26話と第27話において登場。それぞれ別の世界に2人の光太郎が存在する。
- 映画『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- BLACKとRXが登場。
- 映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- BLACKとRXが登場。 他の悪の組織を吸収し一大勢力となったショッカーの怪人連合を倒すべく1号、2号のダブルライダーとNEW電王、オーズを助けるため、人々の思いを受けて他の仮面ライダーたちと共に登場。ショッカーの怪人連合の幹部で暗黒結社ゴルゴム代表として登場した大神官ダロムと共にショッカーの怪人連合の怪人として登場したメタルゲラスとサーペントアンデッドとショッカー戦闘員軍団と戦った。
- ネット版『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 〜ガチで探せ!君だけのライダー48〜』
- BLACKが「Type29. つかめ! 王者のストーン! 〜おひつじ座O型の君へ〜」に、RXが「Type1. 太陽の子の花嫁! 〜いて座A型の君へ〜」にメインゲストとして登場。
- 『仮面ライダーフォーゼ』
- テレビ本編第2話にRXが登場。ネットで流れたライダー伝説のビデオ映像で兵士チャップと戦う様子が描かれる。
- 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- BLACKとRXが登場[注釈 34]。
- BLACKは当初、ゴーカイグリーン / ドン・ドッコイヤーの回想で、ゴーカイレッドにやられる仮面ライダーたちの中に登場し、ゴーカイレッドに時空の狭間に消されていたが終盤でRXと他の仮面ライダーたち、スーパー戦隊たちと共に復活し駆け付け、大ショッカー、大ザンギャック(ショッカー・ザンギャック連合)と戦った。その後の最終決戦では光戦隊マスクマンの5人と共に、ジャーク将軍とシャドームーンと戦った。レッドマスクと共にキックを放ち、シャドームーンとジャーク将軍を撃破した。
- 劇中、シャドームーンに「信彦」と呼んでいた。
- RXは、最終決戦時のみ登場。ゴーカイレッドに時空の狭間に消されていたが終盤でBLACKと他の仮面ライダー、スーパー戦隊と共に復活し大ショッカー、大ザンギャック(ショッカー・ザンギャック連合)と戦った。その後の最終決戦ではBLACKと違い目立った出番は無いが、終盤戦ではディケイドや1号、クウガ、龍騎、ブレイド、電王たちと共にカニレーザーと戦った。
- 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
- 最終決戦時のみRXが登場。
- ゲーム『仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼ』
- BLACKとRXが登場[注釈 34]。
- 映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
- BLACKとRXが登場[注釈 34]。
- 映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- BLACKとRXが登場。本作品では原典同様、明確にBLACKとRXが同一人物という設定になっている。
- 子供たちの夢を守るために、ショッカーに対し反旗を翻し仮面ライダーBLACKとして戦っていた。この行動が歴史改変を受けショッカーの一員となっていた泊 進ノ介 / 仮面ライダードライブがショッカーに反旗を翻すきっかけを作った。
- 一度、ショッカーの襲撃を受け行方をくらませるが、泊進ノ介という光を受け、仮面ライダーBLACK RXとして復活した。
漫画
- 『仮面ライダーBlack』
- 仮面ライダーBlack#登場人物を参照のこと。
- 漫画『仮面ライダー11戦記』
- 若輩者に描かれ、以心伝心の本郷と一文字を見て二人の境地に達したいと思っていた。大首領との決戦ではキングストーンファイナルエクスプロージョンで突破口を開いた。
- 漫画『時空英雄仮面ライダー』
- 時空を超えてBLACKとRXが共闘。感覚を共有し、BLACKがRXに助言したこともある。
- 青木たかお版漫画『仮面ライダーZO』
- 仮面ライダーBLACK RXが登場。仮面ライダーZOと共にシャドームーンの体を奪ったジャーク将軍と戦う。
- ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』
- 仮面ライダーBLACKが登場。1988年、暗黒結社ゴルゴムとの戦いの最中、地熱発電所でブラック将軍と対決する。
コンパチヒーローシリーズ
- 『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』
- 直情径行型で女好き。涙もろい面もある。シャドームーンに敗れた後、RXに変身するようになる。
- 『スーパー特撮大戦2001』
- BLACKとRXが登場。原典の『RX』では上記の通り、暗黒結社ゴルゴム壊滅後ヘリコプターパイロットとなっていたが、この作品では新命明(アオレンジャー)からのヘリコプターパイロットへの誘いを断ることで仮面ライダーBLACK RXになる。
- 『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』
- BLACKとRXが登場。原典の『RX』と異なり、暗黒結社ゴルゴム壊滅後、クライシス帝国ではなくダイダル兵に変身機能を破壊され仮面ライダーBLACK RXになる。
- 『ロストヒーローズ』
- RXが登場。ジ・Oに捕らわれていた。
- 『ロストヒーローズ2』
- BLACKとRXが登場。前作ではRXとして登場していたが、本作品では力を失いBLACKとして登場。
仮面ライダーBLACKを演じた人物
仮面ライダーBLACK RXを演じたのみの人物も含んでいる。
俳優
- 倉田てつを
-
- 『仮面ライダーBLACK』(劇場版も含む。第1話の初変身時のバッタ男へ変わるカットも倉田がスーツアクターを担当[80])
- 『仮面ライダーBLACK RX』
- 『仮面ライダー世界に駆ける』
- 『仮面ライダーディケイド』
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
スーツアクター
声優
- 倉田てつを
-
- 『仮面ライダー 正義の系譜』
- 『仮面ライダーバトル ガンバライジング』(第3弾以降)
- 『スーパーヒーロージェネレーション』
- 『ロストヒーローズ』シリーズ
- 『仮面ライダー バトライド・ウォー』シリーズ
- 『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』シリーズ(第3作)
- 『仮面ライダー クライマックスファイターズ』シリーズ
- 『仮面ライダー ストームヒーローズ』(ボイス差し替え後)
- 『仮面ライダー シティウォーズ』
- 平井啓二
-
- 『仮面ライダーバトル ガンバライド』
- 『仮面ライダーバトル ガンバライジング』(第2弾まで)
- 『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』シリーズ(第2作まで)
- 『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』シリーズ
- 『仮面ライダー ストームヒーローズ』(ボイス差し替え前)
- 田中大文
-
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』 - BLACK
- 神谷浩史
-
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 - BLACK
- 鈴村健一
-
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 - RX
- 不明
-
- 『CRぱちんこ仮面ライダー フルスロットル』
関連キャラクター
- シャドームーン
- 対立関係にあたるブラックサンと並ぶもう1人の世紀王。原典のみならず、客演作品などでも宿敵として対決することがある。
- →詳細は「シャドームーン」を参照
- ブラックダミー
- 漫画『仮面ライダーBlack PART⊗ イミテーション・7』の主人公。ゴルゴムがBlackを倒すための訓練の目的で生み出した訓練用の改造人間。
- 仮面ライダージョーカー
- 変身ポーズに仮面ライダーBLACKの要素が取り入れられている[注釈 35]。
- →詳細は「仮面ライダーWの登場仮面ライダー § 仮面ライダージョーカー」を参照
脚注
注釈
- ^ 劇中ではフルネームや「(仮面)ライダー」と呼ばれるが、「BLACK」単体での名称は本編では未呼称。
- ^ 初めて人前で戦ったのは第3話。しかしその際BLACKに救出された子供が、既に名前と存在を知っていた。第18話では、杏子と克美がその存在を周知の事実であるかのように語る場面が存在し、その時点で完全に人々に認知されていることが窺える。
- ^ 復活の報は、アメリカへ渡った杏子と克美にも届いた。
- ^ 文献によってはバッタ人間[6][7]と称している場合もある。バッタ人間はデザイン検討中に石ノ森が描いた変身プロセスのイメージイラストが元となっている[8]。
- ^ その時、主要関節部から変身に使われた余剰エネルギーが蒸気のように放出する[2]。
- ^ 第13話から。威力の上昇と共に、手足先から発する閃光はより激しくなる。だが第1話からすでにバイタルチャージらしき動作を行っており、その際は赤い光がキングストーンから放出されている。
- ^ 書籍によっては強化後を新ライダーキックと表記される[13]。
- ^ 第1話のクモ怪人(全5体のうち4体)、第18話のクロネコ怪人、第28話のコガネムシ怪人。
- ^ 書籍によっては強化後を新ライダーパンチと表記される[13]。
- ^ 劇中で初めて人前に姿を見せたのは第3話だが、この時は居合わせた玲子や茂たちは気絶していた。第5話にて玲子によって初めてその姿を目撃されるが、何故かその時点で既に名前と存在は周知の事実となっていた。
- ^ 第2話、第5話、第29話、挿入歌『戦場のライダーRX』、明治製菓のCMなど。
- ^ 後年の客演ではサンライザーの右側で生成され、直接右手で引き抜くことが多い。
- ^ ただし、本作品の海外版である『マスクド・ライダー』ではとどめを刺すときに光弾を発射している。
- ^ テレビ本編でもリボルケインの刀身が光っていないシーンがわずかだが存在する(第3話、第22話、第30話など)。またスチール写真などでは、光学合成前の光っていないリボルケインであることがほとんどである。
- ^ 唯一通用しなかったのはグランザイラスのみ。
- ^ ディケイド客演時や『オールライダー対大ショッカー』でも敵に突き立てるシーンはあるが、いずれもリボルクラッシュではない。
- ^ 呼称しないまま使用したことも何度かある。
- ^ 書籍『仮面ライダー画報』では、40mと記述している[39]。
- ^ 書籍『仮面ライダー画報』では、90分と記述している[39]。
- ^ 実はRXを陥れるための替え玉だった。
- ^ 第15話 - 第17話、第19話、第20話、第22話、第25話 - 第27話、第31話、第34話、第38話、第40話、第41話、第43話、第45話 - 第47話
- ^ 第17話、第18話、第20話 - 第22話、第26話、第29話、第32話、第33話、第35話 - 第37話、第39話、第40話、第41話、第43話、第45話 - 第47話
- ^ 『超全集』では、リボルケインが変形したものと書かれている[46]。
- ^ 技名の呼称は第22話のみ。
- ^ a b c d 資料によってはcm表記[51][52]。
- ^ 第21話でタマムシ怪人のクローン虫で暴走しているバトルホッパーの代わりに、BLACKはロードセクターで砂利の斜面を登ろうとするが、悪路走破性の悪さから登れなかった。
- ^ 最終回(第47話)ラストでは光太郎がRXになると同時にアクロバッターに変化している。
- ^ 書籍『仮面ライダー画報』ではRX-7(二代目、FC3S)と記載している[57]。
- ^ 光太郎の父は暗黒結社ゴルゴムのメンバーに入ることを断るなどゴルゴムに反したことから。
- ^ コロコロコミック版では身体強度も桁外れであり、別種の生物との合成による再改造を施された際には合成されようとしたイグアナだけが破裂して死亡し、BLACKは無事だった。
- ^ 小説『仮面ライダーBLACK MADソルジャー計画』ではインテリな雰囲気が苦手であるという描写もなされた。
- ^ 死んだと思っていたシャドームーンを前にした時には敵対していたと分かっていながらも我を失い夢遊病者のように迂闊に接近したり、戦闘中にいつもなら取れる受身すら取れないほど動揺していた。
- ^ その時もバレないように、人の所有物であるサボテンを盗まれたことにして、あろうことかゴミ箱に捨ててしまおうとする図々しくもしたたかな一面まで見せた。
- ^ a b c 作中、明確に別人物とされる描写は無いが、『クライマックスヒーローズ』のように同一の声優を起用している作品から『仮面ライダー大戦』のように別の声優を起用している作品まで存在する。
- ^ 仮面ライダーW東映公式サイト・最終話(第49話)紹介ページや『運命のガイアメモリ』メイキングより。
出典
- ^ a b c d e 超全集 1992, p. 24, 「仮面ライダーBLACK」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r CHRONICLE 2020, pp. 4–7, 「仮面ライダーBLACK」
- ^ a b c d 超全集 1992, p. 27, 「ボディチェック」
- ^ a b “全仮面ライダー大投票”. NHK. 2021年11月7日閲覧。
- ^ a b c d e 映画大全集 1993, pp. 112–113, 「MASKED RIDER REALISTIC ALBUM 仮面ライダーBLACK」
- ^ 年代記 2001, p. 66, 「仮面ライダーブラック」
- ^ 超辞典 2011, p. 609.
- ^ 超辞典 2011, p. 223.
- ^ 仮面ライダー1971-1984 2014, p. 280, 「変身イメージ」.
- ^ a b c d e 『仮面ライダー大図鑑全集プレミアムボックス』6巻「ブラック編」98ページより
- ^ a b c d e f g 超全集 1992, pp. 26–27, 「技」
- ^ a b c 栄光の仮面ライダー 2003, p. 78
- ^ a b 超辞典 2011, p. 408.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『仮面ライダー大図鑑全集プレミアムボックス』6巻「ブラック編」99ページより
- ^ a b c d e f g h i j 『仮面ライダー大図鑑全集プレミアムボックス』6巻「ブラック編」100ページより
- ^ a b c 超全集 1992, pp. 98–99, 「スペシャルインタビュー1 石ノ森章太郎氏」
- ^ 超全集 1992, p. 100, 「石ノ森章太郎イメージ世界 BLACK誕生までの軌跡」.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p CHRONICLE 2020, pp. 51–55, 「マーチャンダイズドデザイン」
- ^ a b 超全集 1992, p. 102, 「スペシャルインタビュー2 渡邊亮徳氏」
- ^ 超辞典 2011, p. 440.
- ^ フィギュア王273 2020, pp. 14–15, 「君は見たか―!!S.H.Figuarts 真骨彫製法 仮面ライダーBLACK 倉田てつをインタビュー」.
- ^ a b c CHRONICLE 2020, pp. 62–63, 「黒い騎士の誕生 『BLACK』&『RX』プレイヤー:岡元次郎」
- ^ a b c CHRONICLE 2020, pp. 63–64, 「黒い騎士の誕生 特撮美術デザイナー:佛田洋」
- ^ a b フィギュア王273 2020, p. 16, 「君は見たか―!!S.H.Figuarts 真骨彫製法 仮面ライダーBLACK 早瀬マサトインタビュー」
- ^ a b c d e 超全集 1992, p. 10, 「仮面ライダーBLACK RX」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r CHRONICLE 2020, pp. 22–25, 「仮面ライダーBLACK RX」
- ^ a b c 超常識 2016, p. 182.
- ^ a b c d 超全集 1992, p. 13, 「ボディチェック」
- ^ a b c d e f g h 仮面俳優列伝 2014, pp. 47–60, 「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 04 岡元次郎」(東映ヒーローMAX vol.31掲載)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p CHRONICLE 2020, pp. 28–29, 「ロボライダー/ロボイザー」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r CHRONICLE 2020, pp. 30–31, 「バイオライダー/マックジャバー」
- ^ a b 超全集 1992, pp. 19、21.
- ^ a b c d e f g h i 超全集 1992, pp. 12–13, 「武器・技」
- ^ a b c d e f g h i 栄光の仮面ライダー 2003, p. 87
- ^ 完全超百科 2003, p. 70.
- ^ 超辞典 2011, p. 26.
- ^ CHRONICLE 2020, p. 50, 「石ノ森章太郎デザインギャラリー」
- ^ a b c d e f g h 超全集 1992, pp. 18–19, 「ロボライダー」
- ^ a b 画報 2001, p. 188.
- ^ 常識 乱世激闘篇 2013, p. 66, 「剣や銃だけじゃない!! 進化するライダー武器アラカルト」.
- ^ a b c d e f 映画大全集 1993, p. 116, 「MASKED RIDER REALISTIC ALBUM 仮面ライダーBLACK RX ロボライダー」
- ^ 超辞典 2011, p. 490.
- ^ a b 超辞典 2011, p. 809.
- ^ a b 昭和11 2016, p. 10.
- ^ 超辞典 2011, p. 225.
- ^ a b c d e f g 超全集 1992, pp. 20–21, 「バイオライダー」
- ^ a b 超辞典 2011, p. 594.
- ^ a b c d 超辞典 2011, p. 595.
- ^ a b c d 映画大全集 1993, p. 117, 「MASKED RIDER REALISTIC ALBUM 仮面ライダーBLACK RX バイオライダー」
- ^ a b c d 栄光の仮面ライダー 2003, p. 86
- ^ 超全集 1992, pp. 29、30.
- ^ a b c d e f g h i CHRONICLE 2020, pp. 8–9, 「バトルホッパー/ロードセクター」
- ^ a b c d e 超全集 1992, pp. 28–29, 「バトルホッパー」
- ^ a b 栄光の仮面ライダー 2003, p. 77
- ^ a b 超辞典 2011, p. 738.
- ^ キャラクター大全昭和編 2011, p. 193.
- ^ a b c d e 画報 2001, p. 90, 「COLUMN 05 ライダーマシーン徹底比較」
- ^ 「SUPER HERO Design BRASHUP! テーマがデザインを包んだ瞬間」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1988 超獣戦隊ライブマン』講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2018年4月10日、34頁。ISBN 978-4-06-509615-4。
- ^ a b c d 超全集 1992, pp. 30–31, 「ロードセクター」
- ^ 超辞典 2011, pp. 557–558.
- ^ 『宇宙船』Vol.49、朝日ソノラマ、1989年9月1日、p.117
- ^ 映画大全集 1993, p. 143, 「仮面ライダーSTAFF・CASTインタビュー 村上克司」.
- ^ a b c d e f g 超全集 1992, pp. 14–15, 「アクロバッター」
- ^ a b c d e f g h i j CHRONICLE 2020, pp. 26–27, 「アクロバッター/ライドロン」
- ^ a b 栄光の仮面ライダー 2003, p. 85
- ^ a b c 超全集 1992, p. 22, 「ロボイザー」
- ^ 超辞典 2011, p. 808.
- ^ a b c d 超全集 1992, p. 23, 「マックジャバー」
- ^ 超辞典 2011, p. 486.
- ^ 超辞典 2011, p. 709.
- ^ a b c d e f 超全集 1992, pp. 16–17, 「ライドロン」
- ^ a b c d e f g 映画大全集 1993, pp. 114–115, 「MASKED RIDER REALISTIC ALBUM 仮面ライダーBLACK RX」
- ^ 超辞典 2011, p. 786.
- ^ 栄光の仮面ライダー 2003, p. 84.
- ^ CHRONICLE 2020, pp. 10–11, 「南光太郎」
- ^ 「ウルトラマンはキレやすい!? 特撮ドラマ「ココがヘンだよ!」 100連発!!+202」P127
- ^ 超全集 1992, pp. 104–105, 「スペシャルインタビュー4 倉田てつを氏」.
- ^ a b CHRONICLE 2020, pp. 32–33, 「南光太郎」
- ^ CHRONICLE 2020, pp. 34–35, 「佐原一家/白鳥玲子/霞のジョー」
- ^ 『講談社コミックス デラックス KCDX3192 仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011』 248P
- ^ “『仮面ライダーBLACK SUN』南光太郎役は西島秀俊「自分にとってベストな形」ファンも納得の声「シロさんからBLACK SUN」”. ORICON NEWS. 2021年11月21日閲覧。
- ^ “西島秀俊&中村倫也「仮面ライダーBLACK SUN」光太郎・信彦役でダブル主演!”. シネマトゥデイ. 2021年11月21日閲覧。
- ^ jumpeishiokawaのツイート(579180559873622017)
参考文献
- 『全怪獣怪人』 下巻、勁文社、1990年11月30日。ISBN 4-7669-1209-8。C0676。
- 『仮面ライダーBLACK・RX超全集 完全版』小学館〈てれびくんデラックス〉、1992年8月10日。ISBN 4-09-101432-1。
- 『テレビマガジン特別編集 劇場版シリーズ第10作「仮面ライダーZO」公開記念 仮面ライダー映画大全集』講談社、1993年6月10日。ISBN 4-06-178415-3。
- 竹書房/スタジオ・ハード編 編『仮面ライダー画報』竹書房、2001年9月25日。ISBN 4-8124-0783-4。
- 徳間書店/スタジオ・ハード編 編『仮面ライダー年代記』徳間書店〈ROMAN ALBUM HYPER MOOK〉、2001年10月1日。ISBN 4-19-720172-9。
- 『栄光の仮面ライダー シリーズ完全ガイド』メディアワークス 編、メディアワークス〈電撃ムックシリーズ〉、2003年5月15日。ISBN 4-8402-2374-2。
- 『仮面ライダー1971-1984 秘蔵写真と初公開資料で蘇る昭和ライダー10人』講談社 編、講談社、2014年11月20日。ISBN 978-4-06-218566-0。
- 『JAE NAKED HERO』太田出版、2010年3月8日。ISBN 978-4-7783-1210-7。
- 『仮面ライダー超辞典』監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。
- 講談社編 編『仮面ライダー大全 昭和編 AD1971-1994』講談社〈キャラクター大全〉、2011年7月27日。ISBN 978-4-06-216993-6。
- 『仮面ライダーの常識 乱世激闘篇』監修:東映、双葉社、2013年12月8日。ISBN 978-4-575-30604-0。
- 『ウルトラマンはキレやすい!? 特撮ドラマ「ココがヘンだよ!」 100連発!!+202』発行:株式会社ダイアプレス、株式会社ダイアプレス、2010年2月1日。ISBN 978-4-86214-448-5。
- 『東映ヒーロー仮面俳優列伝』鴬谷五郎[編著]、辰巳出版、2014年12月20日。ISBN 978-4-7778-1425-1。
- 『仮面ライダー昭和 vol.11 仮面ライダーBLACK RX』監修:石森プロ・東映、講談社、2016年3月10日。ISBN 978-4-06-353573-0。
- 『仮面ライダーの超常識』双葉社、2016年3月27日。ISBN 978-4-575-31120-4。
- 『B-CLUB創刊35周年記念 仮面ライダーBLACK&仮面ライダーBLACK RX CHRONICLE』株式会社KADOKAWA、2020年7月31日。ISBN 978-4-04-109616-1。
- 『フィギュア王』No.273、ワールドフォトプレス、2020年11月30日、ISBN 978-4-8465-3235-2。