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2021年11月23日 (火) 09:36時点における版
アオイホノオ | |
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ジャンル | 自伝、学園漫画、漫画・漫画家 |
漫画 | |
作者 | 島本和彦 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊ヤングサンデー YSスペシャル ゲッサン |
レーベル | ゲッサン少年サンデーコミックス |
発表号 | 別記参照 - |
発表期間 | 2007年 - |
巻数 | 既刊25巻(2021年8月11日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『アオイホノオ』は、島本和彦による日本の学園青春漫画。『週刊ヤングサンデー』(小学館)に2007年から2008年の休刊まで不定期連載された。同誌の休刊後、『スピリッツ増刊・YSスペシャル』VOL.2に1話が掲載された後、2009年5月に創刊された『ゲッサン』(同社刊)にて連載が再開されている。
テレビ東京「ドラマ24」枠にてテレビドラマ化され、2014年7月期から放送された。
同年に第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞[1]。2015年、第60回(平成26年度)小学館漫画賞一般向け部門を受賞[2]。
概要
芸大生の主人公が漫画家を志し、やがて新人漫画家としてデビューする中での七転八倒する様を描いたコメディー作品。『吼えろペン』が島本和彦自身の現在進行形をモチーフに描いたのと同じく、第一部(単行本24巻まで)では大阪芸術大学の学生でプロデビュー前、第二部(25巻から)では大学を中退して上京しプロ漫画家として活動を始めたばかりの島本をモチーフとした、自伝的作品である。主人公も同じ名(ただし同音異字)を持ち、性格にも共通点があるので、両作の主人公は同一人物であることをうかがわせており、2007年3月3日放送の『島本和彦のマンガチックにいこう!』で島本は「(焔は)若いころの炎尾」と語っている[3]。
しかし、『吼えろペン』の登場人物が藤田和日郎に対して「富士鷹ジュビロ」のように実際の名をもじった架空の名で呼ばれるのに対し、本作では実名がそのまま使われるなど相違点もある[4]。
単行本の最初のページには、ことさら巨大な明朝体の活字で「この物語はフィクションである」と記されている。さらに、次のページには念のためか「実在の人物・団体等の名称が一部登場するが、あくまでこの物語はフィクションである」とも記されている。事実、作中の時系列が若干現実と異なる部分や、架空のエピソードも含まれている。
掲載誌・単行本
掲載誌
- 第1章 - 11章:『週刊ヤングサンデー』2007年14号・16号・24号・27号・34号・43号、2008年10号・16号・24号・30号・35号
- 第12章:『スピリッツ増刊・YSスペシャル』VOL.2
- 第13章 - :『ゲッサン』2009年6月号 - 連載中
単行本
- レーベルは、掲載誌の変更に伴い「ヤングサンデーコミックス」→「少年サンデーコミックススペシャル」→「ゲッサン少年サンデーコミックス」と変遷している(参考:小学館の漫画レーベル)。
- 基本的に1巻につき6話分が収録されている。17巻のみ5話収録となっている。
- 1巻の巻末には庵野秀明との対談(11ページ)が掲載されている。
- 雑誌掲載の118話は順当に行けば単行本20巻に入るはずだが、22巻に126話として入っている。したがってこの間は雑誌版と単行本とで話数が1話ずれている(例:雑誌版121話→単行本120話)。
- 連載100回の号には特別企画として『アオイホノオ被害者の会』が掲載された。作品に関係した漫画家や業界人がメッセージを贈るというものだった。これは17巻の特装版に付いた小冊子に収録された。
物語
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
舞台は1980年代の初め、大阪の大作家(おおさっか)芸術大学。主人公、焔燃(ホノオモユル)は漫画家を目指していた。「自分の実力ならいつでもプロデビューできる」と自信過剰な性格をしていたが、豊かな才能に恵まれた同校の学生達や、あだち充、高橋留美子といった若手漫画家の台頭や能力を目の当たりにして、見事に打ち砕かれ自信喪失させられる。それでも焔は、プロの漫画家になるため歩み始めるのだった。
登場人物
- 焔 燃(ホノオ モユル)
- 大作家芸術大学映像計画学科に通う一回生で18歳。この作品の「主人公」である。
- 漫画家を目指しつつ、アニメーターにも心を惹かれている。
- 己の才能に根拠のない過剰な自信を持っており、自分がその気になればいつでもプロデビューできると考えており、それゆえ逆に、物語開始時点では何一つ行動を起こさずにいた。しかし出版社への原稿持ち込みをするなど、徐々に漫画家への道を歩みはじめている。画力に自信がなかったため、なかなか原稿に取り掛からずにどうやれば楽に描けるのかを試行錯誤する方に四苦八苦していたが、大学の課題の自主アニメを一人で制作して大量に絵を描いた結果、アニメの出来自体は散々だったがそれなりに画力が向上し、「絵を描いているときが一番落ち着く」に至った。
- 概要で述べた通り『吼えろペン』シリーズの炎尾燃と同一人物であり、第72章ではそのペンネームで週刊少年サンデーの新人賞に応募した『必殺の転校生』が佳作受賞して商業デビュー。雁屋哲原作の『風の戦士ダン』で月刊連載漫画家となった。だが、プロとして根本的に画力が低いため連載を続けながらも悩みを深めている。
- 連載当時に技術不足で描けなかったシーンは現在の島本の画力でブラッシュアップされて再現されるときもある。
- ドラマ版のエピローグでは炎尾燃と同じラグビーのヘッドギアを着用し、プロの漫画家として活動する姿が登場している。
- 得意なジャンルはSFコメディ。
- 年上トンコ(トシウエ トンコ)
- 3回生。バドミントン部のマネージャー。スレンダーな体型が特徴的で、大阪府出身で大阪弁を用いる。主人公の焔が想いを寄せている。
- 近眼であるが眼鏡が嫌いで、1980年当時はコンタクトレンズが高価で普及していなかったため、裸眼で生活している。
- あまり創作に熱心ではないが、そのため入れ込み気味な焔の創作への情熱を冷静に分析したり突っ込んだりする。
- 焔の部屋に何の気兼ねなくやって来ては、焔を励まして自信過剰にしたり、焔の踏み込まれたくない部分を、それと知らず踏みつけたりするマイペースな女性。
- 物語開始時はバドミントン部3回生の村上と交際していたが4回生になってから別れた模様。トンコは津田洋美が焔に気があると考えている。4回生になってからは焔を自分の下宿に誘ったり好意があるような描写が見えたが、卒業以降は作中には登場しなくなった。作者によると実在のモデルがいる人物。
- テレビドラマ版では「森永とんこ」と苗字が変更された。終盤、焔に対しては弟みたいなものとしか見ていなかったことが判明した。
- 津田洋美(つだ ひろみ)
- 焔と同じバドミントン部に所属する。スポーツウーマンタイプ。
- 彼女はオタク知識やオタクへの理解度が低く、焔とは感性がだいぶ違っている。焔の内心では彼女とは合わないと感じているのだが、彼女が親しくしてきてくれるので、押しに弱い焔は、友達という関係を受け入れている。
- テレビドラマ版では終盤、焔が髪の長い女性が好み(洋美はショートカット)であると漏らしたことから疎遠となる。
- 高橋
- 焔の同級生で友達。
- 仮面ライダーによく似た自作の仮面をかぶっているが、本人はオリジナルのデザインと強調している。当時は高価だったビデオデッキ・ソニーのベータマックスのJ9を購入しており、可搬式ではないそれを大学や焔の下宿へと持ち運んで自慢している。
- 食事時はさすがに仮面を外し、同席した焔に素顔を見せている。実在の人物[5]。後にレインボー企画で仮面ライダーのマスクの造型に関わっている[6]。
- テレビドラマ版では仮面は着けていない。
- きっちゃん
- 焔の同級生で友達。身長が低く、マントを着込んでいる。生年月日は1961年11月3日[7]。
- 焔と共に東京へ漫画の持ち込みに向かった。その際にサンデーの月刊誌について話題が上がり、焔は「月刊は、無い!」、「作らんだろ!!」と発言する。
- 実在の人物で本名は岸本、『少年キング』の第4回キングまんが道大賞の一次選考を通過している[8]。
- テレビドラマ版ではマントは付けておらずごく普通の服装。身長も演者の関係上で、焔や高橋よりも背が高い。
- ジョウ
- 焔の同級生。映像計画学科の学生でありながら、焔と同じく漫画家を目指している。焔とライバル関係にあり、何かと張り合う仲だが、思考パターン自体は似通っているため、同族嫌悪に近い。
- 無精ひげを生やし、カラーシャツとネクタイを着崩して着用している。
- テレビドラマ版には登場せず、原作の彼の登場シーンは矢野健太郎が代わりを務めている。
- 村上(バドミントン部の先輩)
- 3回生。トンコの恋人だったが4回生になり別れた模様。
- バドミントン部の1回生を鍛えることと、1回生に落語の素晴らしさを伝えることに異常な情熱を傾けている。
- タムタム
- 特撮マニア。高橋の友達。実在の人物[5]。
- 大学の教職員の1人
- 名前は不明。『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場するヨーダに似た小さな老人として描かれている。大阪芸術大学の教授でヨーダの名前の元になったのではないかと噂されたことがある[9]依田義賢がモデル。
- 横山
- 小学館の『週刊少年サンデー』編集者。まんがカレッジを担当している。焔の持ち込んだ原稿に速読で対応した上にその内容には評価らしい評価をせず、焔を驚愕させる。後に焔が横山に気づかれないようにペンネームを使用して投稿した新人賞作品『必殺の転校生』を審査員に回す前の下読みとして目を通し、「ぼくの感性に合わない」という理由で落選作品の入ったダストBOXに放り投げてしまう[10]。その原稿を後輩の三上が拾い上げた際には焔の担当をあっさり譲るも、審査員に回した『必殺の転校生』が佳作受賞したため、後輩に取られるのが嫌で、焔の漫画を全く評価していないにもかかわらず担当に復帰した。だが、やっぱり感性が合わないという理由で三上に担当を再び押し付けた
- 雑誌掲載分と単行本では2014年現在「小学館の偉い人」となっている「奥山」となっているが、後に島本の勘違いと発覚[11]。発覚以降の雑誌掲載分は「横山」に修正され、さらに単行本増刷分、コンビニ用単行本では発覚以前の分も誤植扱いで訂正している[12]。
- MADホーリィ
- SA社の編集者。『北斗の拳』の登場人物のような容姿をしている上、劇画調のタッチで描かれている。焔達は原稿持ち込みのため彼と会う約束をしていたが、彼が担当している江口寿史の原稿が遅れているために数時間待たされ、しかも彼は横山同様に焔たちの持ち込み原稿にはまともに評価を示さなかった。横山とMADホーリィのこうした態度から、焔達は大きな無力感と挫折感を味わうことになる。しかし、横山とは違って一応の評価はしており、後に焔に新作原稿を送付することを依頼する。焔をギャグよりストーリー漫画向きだと考えており、焔が送ってきたギャグ漫画テイストの熱血漫画をギャグを使って熱血を茶化し照れ臭さから逃げていると判断。「車田正美のベタ(な内容)を見習え」とアドバイスを送るものの、焔はそれを「原稿のベタ(黒い部分)の塗り方を見習え」と言われたと誤解し、馬鹿にされたと思いSA社を見限ってしまう[13]。
- 後に『北斗の拳』の担当編集者となる堀江信彦がモデル。
- 岩瀬順(いわせ じゅん)
- 運転免許証を取得するため、指定自動車教習所に通っていた際に知り合った焔と同年代の女性。焔いわく「三原じゅん子似の魅惑的で危険な香りのするツッパリ系ギャル」。
- 積極的に焔とコミュニケーションを図り、いい雰囲気になっていくが、いつまでも卒業検定に合格できない焔よりも先に合格して、作品世界から姿を消す。
- みつえちゃん
- 焔が「大学の部活ほど厳しくない程度に体を鍛えたい」のと「門下生は事務所のコピー機が使い放題」なのを目的に入門した町の空手道場に通う女子高生。対象読者に近い年下からの評価を求めた焔に原稿を見せられ、常識的で的確なコメントをする。
- 凩(こがらし)マスミ
- 同期のミノムシミノコ[14] が撮影した自主制作フィルム「ワンダーマスミ」で主演していた手芸部所属の美人女子大生。焔は彼女に好意を抱くものの、左手の薬指に結婚指輪があることに気づいたため、一言も口説くこともできずに失恋した。
- 焔のデビュー第2作『華麗なる挑戦者』にはヒロインとして「ワンダーマスミ」というキャラが登場している。実在の人物で、娘は女優の関戸優希[15]。焔があげた自作カレンダーも実在しており、マスミの実家に現存している[16]。
- 尾東君子(びとう きみこ)
- 焔のデビュー第2作『華麗なる挑戦者』を札幌の自宅で描いていた1982年2月に手伝ってくれた、北海道の大学で漫研サークルであるホワイト・ムーの会長をやっている女子大生。それ以来、札幌の自宅で漫画を描く時は手伝ってもらっており、焔の初連載作品『風の戦士ダン』4話執筆中には焔が指示見本のことを知らなかったため、むさい男である海蛇牙造の背景にかわいいカケアミを描いてしまった。
- 『ファンロード』1982年7月号で焔へのヨイショの投稿をしてくれ、掲載された。
- 知丹新生(ちたん にうむ)
- 焔が受賞した少年サンデー新人賞の同期で入賞受賞者。同い年の女性で『塀の上のバイオリン弾き』で受賞。焔からすれば自分より上の賞を獲得した存在であるためアドバイスできる資格はないと伝えるが、彼女の方は焔の新作を書き続けるスタンスに敬意を抱いている。
- 受賞時に焔の担当になった横山から作品タイトルを絶賛された。
- 焔は彼女に新作ネームを読ませ、面白いと評価したため同年代には通じる笑いであると確信する。
- 彼女との今後の計画などの会話の中で焔はサンデー編集の対応を「1作くらい面白くなくても載せてくれる」や「サンデーの増刊号にはいっつもそういうのがたくさんたくさん載っている」など楽観的で失礼な発言をする。
- その後も上京時に顔を合わせていることから、連載準備中のようである。
実名で登場している人物
- 南雅彦(みなみ まさひこ)
- 映像製作実習で焔と組む。夏休みの課題をやっていなかった焔に、完成課題を1枚1,000円で売り付けたことも。
- 矢野健太郎(やの けんたろう)
- 漫画研究会「グループCAS」創始者。その実力と熱意で焔の半端な心構えを打ち崩し、商業デビュー作『強化戦士アームピット』によって、焔のやりたかった「SFヒーローの舞台設定におけるマジメな雰囲気の中でのギャグ」を先に持っていってしまうことで焔をさらに打ちのめす。実在人物の中では唯一未だに島本と面識がない[要出典]。白いスーツのハンサムとして描かれている。実際に当時シャアのマネで白いスーツとサングラスをしたことがあり学内では有名だった。
- テレビドラマ版ではアニメ『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルを意識した言動がより色濃く、初登場シーンではガンダムの劇中BGMが流れた他、自身も赤い自転車を駆って「通常の3倍(自称)」で移動するなどの演出・描写が追加されている。
- 三上信一
- 週刊少年サンデーの新人編集者。先輩である横山がダストBOXに放り投げた『必殺の転校生』を見て「絵もイマイチ、ストーリーもイマイチ」「全くなっちゃいない」が、「一コだけギャグが面白い」として拾い上げ、審査員に回す。なお、三上が唯一評価したギャグは焔が自分で考えたものではなく、大学の友人が考えたものの借用であった。その後紆余曲折はあるものの、横山に代わって焔の担当をすることとなる。
- 新谷かおるの担当も兼ねているが、締め切り間際の新谷が逃亡しないように常に張り付いているため、焔の相手をする時間的余裕が少なく、大阪にいる焔の下宿まで公衆電話の電話代も馬鹿にならないため、電話代が安い深夜に電話をかけてくるのが常である。
- 須本壮一(すもと そういち)
- ホノオが受賞した少年サンデー新人賞の同期佳作受賞者。ホノオより3歳年下(当時17歳)。岡崎つぐおのアシスタント。
- 新谷かおる、佐伯かよの(新谷かおる夫人)
- 三上に連れられて仕事場を訪れ、焔がいろいろと教えを受ける。『ファントム無頼』『エリア88』『スマッシュ!メグ』などを連載中。
- 当初焔は新谷のフルネームから彼を女性漫画家と勘違いしていた。
- 〆切はぎりぎりになって追い込まれるほどいいアイデアが出てくるという主義の持ち主であり、そのため三上は焔に「新人が知ってはいけない禁断の知識」の影響は受けないように強く念を押した。原作付きで連載デビューをすることになった焔に「原作通り描かなくていい」とアドバイスする。
- 〆切間際は三上は彼らに相当振り回されていたようで、約束した日に作業が終わっていない状況に対し「約束なんてクソの役にも立たない」と返答されたり、三上不在のスキに昼食のために外出してしまったり、食事外出からの帰りが遅く新谷から連絡を受けると、うどんを食べるために奥多摩まで車を走らせキーインの状態で外から車をロックしてしまい仕事場に帰れなくなるトラブルに見舞われるなど気苦労が絶えなかった模様。
- 細野不二彦
- 焔がこれからウケると予測するジャンルを描いた漫画家たちの1人。『恋のプリズナー』や『さすがの猿飛』で焔が目指そうとしていたジャンルを先に開拓されてしまう。
- 同期で受賞した知丹の付き添いで仕事場を訪問し、カケアミなどの指示見本や原稿用紙などプロの仕事として参考になるものを吸収しようと試みるも、不明な点は焔の抱く「くだらんプライド」が邪魔してしまい質問できずじまいになってしまった。
- 用紙に至っては細野に確認せずに、触った感覚の記憶を頼って探した安いお絵描き画用紙だと思い込みで判断してしまう。テクニックを盗んでやったとしてやったりだったのだが、新谷から紙の安さや細野の原稿用紙とは違うことを指摘され大きく落ち込む。
- 雁屋哲
- 漫画原作者。『男組』などの硬派な漫画の原作者として有名。焔の初連載作品『風の戦士ダン』(当初タイトルは『闇戦士リュウ』)の原作を執筆する。
- 焔が原作を読んで思い浮かべる画は、『男組』の池上遼一風となっている。
- 出渕裕
- 毎週主人公側に倒される「やられメカ」のメカデザイナー。焔の初連載作『風の戦士ダン』の小道具、メカのデザインを行うが、焔の画力の低さのためほとんど作品には反映されなかった。焔は少年サンデー編集部の紹介で出渕に対面した際に初対面で印象を悪くしないように気を遣うあまり、焔があまり評価していない『闘将ダイモス』ではなくその前番組である『ボルテスV』を出渕が制作に参加していると思い込んで熱く語ってしまうが、出渕が勘違いを指摘せずに黙っていたため、その致命的ミスに気付いたのはずっと後のことであった。
- 一本木蛮
- 『ファンロード』1982年7月号の表紙に載っていた元祖コスプレイヤーの女子。焔にはラムちゃん姿の一般の女子と呼ばれていた。表紙ではキャプテン・ハーロックの頭上に配置されていたため焔を苛つかせた。
- 後に本作ドラマ版の総作画監督となる。
ダイコン フィルム
庵野らを中心としたグループが、DAICON FILMとしてSF大会のオープニングアニメを制作するまでの過程(主人公である焔が一切登場しない)や、その後の彼らの動向は、本作の主要パートの一つとなっている。
- 庵野秀明(あんの ひであき)
- 雰囲気も独特だが、クラスメイトを突然締め上げて、ショッカーの基地のありかを吐かせようとするなど、奇行が目立つ眼鏡をかけた男。異常な密度で描き込まれたパラパラ漫画や、ウルトラマンを題材とした特撮フィルムで、焔の自信を完膚なきまで打ち砕く。メカから女性まで、あらゆる作画が可能で、一度仕事に入れば周囲が心配するほど、寝食が最小限になる驚異の職人気質。風呂嫌い。
- 大学の1回生から3回生まで、それまで制作した映像をまとめて上映するフィルムコミッションで、ペーパーアニメ「じょうぶなタイヤ」を上映し、焔の自信をまた打ち砕いた。その後、ステレオの大型テレビを持っているヤツがいるという理由で、山賀と共に赤井のいる寮に引っ越す。
- デビュー後の島本和彦に初めてサインを求めた男であり、本作で焔のデビュー作が掲載された『増刊少年サンデー』にサインを求めるシーンは、ドラマ版では最終回のクライマックスシーンのひとつになっている。後にこのシーンが描かれた原作では、デビューしても誰からもサインを求められず自信を喪失しかけている中で初サインを求められたことで焔は張り切ってサインを書いているが、庵野自身が何を考えてサインを求めたかは明確に描かれておらず、横で見ていた赤井は「庵野くんも物好きだなあ」「(庵野は)なんでも集めておきたい性分の男だからな」と内心で思っていた。
- 山賀博之(やまが ひろゆき)[17]
- 映像製作実習で庵野ら実力のある生徒をまとめ上げ、後に有名になる「庵野ウルトラ」を作る。
- 自分ではまったく絵が描けないし描くつもりもないが、描ける人間を操ってアニメ業界で一儲けしようと目論むプロデューサー気質の男。作中では年齢に似合わぬ巧妙な交渉術を当然のように使いこなす。隠れた才能を見抜く特技があり、すぐに庵野と赤井を取り巻きにし、誰も評価しない焔制作アニメすらうまいと言及した。諸星ダンによく似ている。
- 作品上では、庵野秀明と同じ寮に住んでおり、部屋には大きなテレビがある。最近(1980年ごろ)のアニメは全く見ておらず、関連知識は全くない。
- フィルムコミッション後、今の寮がボロく騒音がうるさかったため、庵野と共に赤井のいる寮に引っ越す。薬師丸ひろ子似の妹がいる。
- DAICONⅢのアニメ制作では目立った活躍がなく、アニメ関係者からのスカウトも山賀にはかからなかったにもかかわらず上京を決意。スタッフを手放したくない岡田も建前上は惜しみながらの承諾だったが、本心は「君やったら別にええわ」であった。単身でマクロスの制作スタジオにほぼ押しかけのような形で入り込んでしまう。
- 赤井孝美(あかい たかみ)[17]
- 出っ歯の男。初回登場時には庵野秀明にショッカーの基地はどこだと、いきなり首を絞められ落とされる。短編映画の課題で山賀チームに入り、その後も、庵野・山賀と共に3人組で行動している。1話から登場しており登場回数も多いが、作中で説明があったのは夏休みの終わりになってから。フィルムコミッションまでは、庵野・山賀とは別の寮で暮らしていたが、自分の寮に2つ空き部屋ができたので2人を寮に呼び寄せる。すぐに落ち込む欠点があるが、女性作画は得意なため自主制作アニメで任されることになる。
- 武田康廣(たけだ やすひろ)[17]
- 帽子・ジャケット・ズボンと全身黒革製で固めた太めの青年。後のガイナックス取締役統括本部長。第20回日本SF大会、通称「ダイコンIII」の責任者。SFは小説だけのものという先人たちの固定観念を覆し、漫画やアニメ、特撮もSFであることを主張するため、庵野たちにオープニングアニメーションの制作を依頼する。
- 沢村(さわむら)
- メタルでサングラスをかけた青年。後のガイナックス代表取締役。武田と同じくダイコンIIIの責任者。
- 岡田斗司夫(おかだ としお)[17]
- 秘密基地のような怪しげな家に住み、両親譲りの「俺って凄いやろ」オーラを放つ太目の青年。後のガイナックス初代代表取締役。武田によれば「完全にどうかしてしまってる男」。
名前が登場する人物
マンガ関係者
- あだち充
- 連載第1回から焔が注目し、勝手に心配している漫画家。彼の連載する勝負に熱くならない野球漫画は、焔の漫画観に大きなインスピレーションを与えることになる。
- あだち充の漫画を読んだ焔が呟く「かわいそうなあだち充」「よし、オレだけは認めてやろう!!」という上からの物言いは本作を象徴するシーンとなっており、ドラマ化の際にはゲッサン編集部によってクリアファイルやタオルなどに台詞をちりばめたグッズが付録・読者プレゼントとして制作され[18]、あだち充本人にも献上された[19]。
- 高橋留美子
- 焔が注目している若手漫画家の一人。あだち充と並んで、しばしば焔の漫画分析の対象になる。若くして成功を収めているが、焔にとってギリギリで重ならない作風のため嫉妬の対象にはなっていない。作品要素のバランスの良さは他の漫画家より評価している。
- 作中 扱われた作品
-
- うる星やつら(週刊少年サンデー)
- めぞん一刻(ビッグコミックスピリッツ)
- 石森章太郎
- 1980年当時の焔に最も影響を与えている漫画家たちの1人。
- 松本零士
- 1980年当時の焔に最も影響を与えている漫画家たちの1人。
- 永井豪
- 1980年当時の焔に最も影響を与えている漫画家たちの1人。
- 克・亜樹、畑健二郎
- 漫画研究会「グループCAS」出身漫画家の例として挙げられた。
- みなもと太郎、小山ゆう、小林まこと、亜月裕、赤塚不二夫
- デフォルメされた低頭身キャラではなく、「かっこいい絵でギャグ」という、焔がこれからウケると予測するジャンルを描いた漫画家たち。
- 江口寿史
- 焔がSA社に持ち込みをした際、原稿の遅れで編集者を待たせていた。最初にパロディーをメジャーの世界に持ち込んだ先駆者。
- 宮下あきら
- 「誰でも知ってるなんてことのない言葉を偉そうにしゃべる」「マジメなストーリー漫画のなかにギャグを挟む」などの手法で爆発力を生み出す漫画家。
- 作中 扱われた作品
-
- 激!!極虎一家(週刊少年ジャンプ)
- 藤子不二雄
- アニメ化された諸作品、特にドラえもんについて言及される。
- 原秀則
- 新人らしからぬ無駄なコマ割りとセンスのあるタイトルが特徴の漫画家。焔にとっては中身がない漫画家として酷評の対象である一方、夢に唯一彼の女性キャラクターが出てくる辺りなにかと意識する漫画家。
- 車田正美
- 「登場人物が中学生なのにまったく学校へ行っていない」という作品の特徴が、「学校の背景を描きたくない」という焔にヒントを与えた。独自のインパクトある必殺技描写には焔も「勝てない」と脱帽している。
- 作中 扱われた作品
-
- リングにかけろ(週刊少年ジャンプ)
- 中島徳博
- 水島新司
- 焔の認識では、あだち充作品と『アストロ球団』を除く、作中時点でのほとんどの野球漫画が水島作品の模倣である。
- 手塚治虫
- アトムの頭の角がどの角度から見ても重ならない、単行本を出すたびに原稿を加筆修正するなどの逸話が語られる。ダイコンIIIの上映後、庵野秀明らと対面してその完成度の高さを絶賛した。
- 大友克洋
- 現実をそのまま描いたような、あまりに丁寧なSF漫画で話題になった漫画家。焔は丁寧すぎて、週刊連載もアニメ化も無理と評している(しかし後にどちらも実現)。
- 作中 扱われた作品
- 諸星大二郎、星野之宣
- 手塚賞受賞者の例として名が挙がっている。焔にとって批判すべき点がなく純粋に評価の対象である漫画家。
- 井上紀良
- 雁屋哲原作の『男は天兵』で連載デビューした新人。新人でありながら自身とは比べ物にならない高い画力に焔は驚愕し、自分が描く同じ雁屋原作の『風の戦士ダン』をどうするのか苦悩する。
アニメ関係者
- 金田伊功
- 焔が最も尊敬するアニメーター。
- 富野由悠季
- 物語当時、アニメ界において一世を風靡していた『機動戦士ガンダム』の監督。『ガンダム』のBGMはドラマの劇中で頻繁に流れる。
- 宮崎駿
- 『カリオストロの城』の監督。
- 安彦良和
- “かっこいいアニメーション”には、必ず絡んでいると言われるカリスマアニメーター。
作曲者
団体・組織・作品
大作家芸術大学
「ギリギリ限界まで南の阪南地区」である大阪府南部にある架空の大学。モデルは大阪芸術大学。よって、読みは「おおさっか」芸術大学。最寄駅は大阪芸大と同じく近畿日本鉄道長野線の喜志駅。
テレビドラマ版では『大阪芸術大学』と実名で登場している。
- ○学科
-
- 映像計画学科
- 焔が所属している学科。
- デザイン学科
- 矢野健太郎が所属している学科。
- ○部活・サークル
-
- バドミントン部
- 焔が入部している部活。
- マンガアニメーション研究会 グループCAS
- 後に漫画界の名門となる漫画サークル。
出版社
- 小学館
-
- 週刊少年サンデー
- 増刊サンデー(週刊少年サンデー増刊号 現週刊少年サンデー超)
- 焔の自信を次々と打ち砕く少年雑誌。
- 焔の考えとしては、増刊サンデーは週刊少年サンデーと同じ編集部が作っており、週刊連載をするまでには実力のない新人に発表の場を与え、新人に経験を積ませることで、一軍である週刊少年サンデーに連載する実力をつけさせるための「週刊少年サンデーのための『二軍雑誌』」と焔は推測している。
- 小学館新人コミック大賞
- 少年サンデーまんがカレッジ
- SA社(エスエイしゃ)
- 小学館の隣にあり、『週刊少年ジャンプ』や『ヤングジャンプ』を発行している雑誌社。すなわち、集英社のこと[20]。
- 焔ときっちゃんが小学館の次に原稿を持ち込み、北斗の拳の登場人物に似た編集者に見てもらっている。実際の集英社の建物も、作中同様に白山通りから見て小学館の右隣りにあるうえ、建物の前に神田警察署神保町交番がある。
- テレビドラマ版では、『SA社』ではなく『集英社』と実名で登場している。
- 講談社
-
- 週刊少年マガジン
- 講談社の少年誌。
漫画
詳しくは、#マンガ関係者および#実名で登場している人物を参照。
- 週刊少年サンデー
- うる星やつら(高橋留美子)
- 牙戦(滝沢解、あだち充)
- 増刊サンデー
- 少年ビッグコミック
- みゆき(あだち充)
- ビッグコミックスピリッツ
- めぞん一刻(高橋留美子)
- 週刊少年ジャンプ
アニメ
- 伝説巨神イデオン(日本サンライズ)
- 焔が本屋に行った時、そこのおばちゃんがたまたまイデオンを見ており、難しい作品なので説明してくれと焔に頼むが、焔も良くわからなかったので答えることができなかった。
- 『イデオン』の放送当時ごろのロボットアニメは子供向けであり、分かりやすい勧善懲悪ものが主流だった。現在では珍しくないが、『イデオン』はハッキリと見た目で役割が分かるようなキャラがおらず、しかも、登場人物が多く、複雑な人間関係から起こるいざこざで物語が進み、複雑な設定や最後まで明かされることがないたくさんの謎のために、「難解な作品」というのが当時の評価だった。
- とんでも戦士ムテキング(タツノコプロ)
- タツノコプロ制作のギャグを絡ませたヒーローアニメ。ギャグ漫画の研究のため焔も毎週チェックしている。作中では初めての漫画持込が不発に終わり、漫画に対するモチベーションが下がっていた焔が津田洋美にすすめられて始めたヒーローショーのバイトで、焔は敵キャラクターの「タコマロ」の着ぐるみを着ていた。その際に焔は「つまらないタコマロではなくギャグのキレがいいタコサクがやりたかった」と心の中でつぶやいている。
- マジンガーZ(東映動画)
- 梅田東映会館3階(建物は解体され、現存しない)に実在したアニメショップ『アニメポリス・ペロ』の店内にて流されていた、東映動画(現・東映アニメーション)製作TVアニメのオープニング集のなかの一つで、これを見たいがために焔は金が無いにも関わらず定期的に通っており、約40分のオープニング集を何度も繰り返し見ていた。焔が夏休み中に行っていた自作アニメーション制作に行き詰り、マジンガーZのOPを見に来た際に同期の赤井、庵野、山賀に遭遇。アニメーション制作に対するスタンスの違いもあって、心の中で「ただのアニメファン」「はっきり言ってアニメには向いてない。作る側ではなく観る側だ。」などと毒づくも、彼らの幅広い見識や深い知識に驚愕し打ちのめされてしまう。
- 機動戦士ガンダム(日本サンライズ)
- 劇場版が、テレビシリーズの再編集に加筆修正された「手塚治虫の単行本のように」絶妙に新作カットを加えてあることに、焔は感動した。3作目になるとテレビ放送された元の画面にも大幅なクリーンアップが成されており、焔は自らの「戦法」に採り入れることを決意する。
- 超時空要塞マクロス(タツノコプロ)
- クリエイターとしてこれまで全く評価していなかった山賀が絵コンテを切ってかっこいいオープニングを作り上げた事実に焔は衝撃を受け、同時に事実を受け入れがたく悶絶する。
漫画とアニメ
作中、漫画とアニメの両方が扱われた作品。
- 宇宙戦艦ヤマト(松本零士)
-
- 漫画版宇宙戦艦ヤマト
- 『宇宙戦艦ヤマト』(1期・松本零士作画版)と『さらば宇宙戦艦ヤマト』(松本零士作画版)について取り扱った。焔は冥王星決戦時の沖田艦隊司令の台詞を思い出し勇気を貰う。
- アニメ版宇宙戦艦ヤマト(オフィス・アカデミー)
- 当時、ちょうど『スター・ウォーズ』などとあわせSFブームがはじまっていたこととあわせて紹介された。
- サイボーグ009(石森章太郎)
-
- 漫画版サイボーグ009
- 途中で中断してしまった「天使編」について触れている。焔は石森が「天使編」再開を宣言したらアシスタントとして働きたいと思っている。
- アニメサイボーグ009(東映、日本サンライズ)
- 主に作中当時放送されていたテレビアニメ第2作について触れているが、その対比をこめて第1作についても触れている。
- テレビアニメ第2作は、焔が尊敬するアニメーター金田伊功がオープニングを担当しており、「怪力の持ち主でありながら大岩を持ち上げる際に苦悶の表情を見せる005の逆転の発想」「006が火炎を噴射するときに微妙に口元から離れたところから炎が上がり、燃料を噴射し空気中で炎となるリアルでSF性の高い描写」「003(フランソワーズ)の能力には一切触れず、紅一点であるという華やかさに絞った演出の思い切りの良さ」などを大絶賛し、完璧なオープニングと断言している。しかし一緒に番組を見ていた津田洋美には伝わらなかった。
- ドラえもん
- 主にテレビアニメ第2作についてだが、テレビアニメ第1作(日本テレビ動画)や藤子不二雄(コンビ解散前)の原作にも少し言及している。
映画
- スター・ウォーズ 帝国の逆襲
- 焔が下宿先の先輩グループとオールナイト先行上映を見に行く。本当はトンコと一緒に行くつもりだったが、帰宅ラッシュの人混みで見付からず誘えなかった。主人公ルークの腕が切り落とされたうえに、主人公サイドの敗北のまま次作(ジェダイの復讐)へと続く終わり方に焔は納得がいかなかったが、偶然同じ回を見に来ていた庵野たちは「冒頭の部分はバルジ大作戦っぽくて良かった」「帝国側が勝って良かった」と違った感想を話していた。帰りの客の中に村上と共に歩くトンコを見付けショックを受ける。さらに先輩のたばこを買いに行った隙に他の客に席を取られてしまい、先輩たちも同様にトイレに立った際に席を取られ、すでに電車も無くなったためロビーで朝まで時間を潰すしかなくなってしまう。諸々の出来事で疲れ果てた焔だったが、結果的に漫画執筆のモチベーションを上げることになる。
- 復活の日、ロッキー1・2
- 劇中、早稲田松竹と思われる映画館にて、二本立て500円で上映されていた。初めての漫画持ち込みがまるで手応えがなく、意気消沈していた焔ときっちゃんが見ることになる。すでに見たことがある焔は「あしたのジョーと同じだった」「そういう部分探しばかりに躍起になってた」と辛辣な感想を口にしていたが、打ちのめされていた焔にとってロッキーの姿が心にしみ、「何かに似ていることばかり気にしていると本質を楽しめなくなる」と気付かせる。と、同時に今まで自分はまったく評価に値しない漫画を描いていたことに気付き、漫画持ち込みをひどく後悔させる。しかし2の試合中に若い女性客が立ち上がり、声を上げてロッキーを応援し始めたことにつられ、焔やきっちゃん始め他の観客も全員で立ち上がりロッキーを応援する。この出来事によって「今回の自分はロッキー1だったので判定負けしたが、次の2では勝てるかもしれない」とわずかに前向きな気持ちになった。
- ドラマ版でも実名で登場しており、ドラマスタッフがロッキー1のクライマックスシーンの再現フィルムを独自に撮影することで、映像の権利問題を回避している。
- ピンクパンサー2
- Mr.Boo!
- スペースアドベンチャーコブラ
- ワンダーマスミへの失恋で苦しんでいる焔にタムタムが紹介してくれたタムタムの元クラスメイトで、シネマグランプリでタムタムが監督する『決戦!大龍神』で主演した焔の恋人役を演じた女子と見に行った。
- 高知に婚約者がいて、来月結婚すると聞いた焔は失恋したが、『スペースアドベンチャーコブラ』を見て感動し、一瞬で立ち直った。
- このことは当時よく行ってた喫茶店のノートにも漫画にして描いたほぼ実話だが、実際はかなりショックだった[21][22]。
ドラマ
ゲーム
- タクテクスII(アバロンヒル社)
- 当時(1980年ごろ)最先端のボード・ウォー・シミュレーションゲーム。架空の2ヵ国間の戦争をゲームにしたもの。プレイヤーは自国の全軍を指揮し、対戦する。
- 『リングにかけろ』に触発されて原稿を書く手がノリ、珍しくやる気がでている焔のやる気も絶好調の時に、下宿先の先輩に誘われる。ルール説明に30分以上、きっちりプレイすると6時間以上かかる。プレイヤーのやる気を5・6時間がっちり掴んで離さない、そんな知的でオトナな面白いゲームと思い込んで遊んでしまうが、移動ルールがよく分からず頭を抱える。第11巻に登場。作品上のゲーム名は「BACTICS-II」。
書誌情報
- 島本和彦 『アオイホノオ』 小学館〈ゲッサン少年サンデーコミックス〉、既刊25巻(2021年8月11日現在)
- 2008年2月5日発売、ISBN 978-4-09-151268-0
- 2009年5月11日発売、ISBN 978-4-09-121650-2
- 2009年12月12日発売、ISBN 978-4-09-122109-4
- 2010年6月11日発売、ISBN 978-4-09-122389-0
- 2010年11月12日発売、ISBN 978-4-09-122578-8
- 2011年6月10日発売、ISBN 978-4-09-122828-4
- 2011年11月11日発売、ISBN 978-4-09-123278-6
- 2012年5月11日発売、ISBN 978-4-09-123249-6
- 2012年11月12日発売、ISBN 978-4-09-123880-1
- 2013年6月12日発売、ISBN 978-4-09-124257-0
- 2013年12月12日発売、ISBN 978-4-09-124440-6
- 2014年7月11日発売、ISBN 978-4-09-125126-8
- 2015年1月9日発売、ISBN 978-4-09-125517-4
- 2015年7月10日発売、ISBN 978-4-09-126254-7
- 2016年5月12日発売、ISBN 978-4-09-127249-2
- 2016年10月12日発売、ISBN 978-4-09-127435-9
- 2017年5月12日発売、ISBN 978-4-09-127623-0
- 「被害者の会小冊子付特別版」 同日発売、ISBN 978-4-09-941891-5
- 2017年11月10日発売、ISBN 978-4-09-128014-5
- 「『炎の転校生』完全新作読み切り小冊子付き特別版」 同日発売、ISBN 978-4-09-943001-6
- 2018年5月11日発売、ISBN 978-4-09-128288-0
- 2018年12月12日発売、ISBN 978-4-09-128725-0
- 2019年7月12日発売、ISBN 978-4-09-129346-6
- 2019年12月12日発売、ISBN 978-4-09-129524-8
- 2020年6月12日発売、ISBN 978-4-09-850138-0
- 2020年12月11日発売、ISBN 978-4-09-850345-2
- 2021年8月11日発売、ISBN 978-4-09-850680-4
テレビドラマ
アオイホノオ | |
---|---|
ジャンル | コメディドラマ |
原作 |
島本和彦 「アオイホノオ」 |
脚本 | 福田雄一 |
監督 | 福田雄一 |
出演者 |
柳楽優弥 山本美月 安田顕 ムロツヨシ 中村倫也 黒島結菜 浦井健治 大水洋介(ラバーガール) 足立理 |
ナレーター | 古谷徹 |
オープニング |
ウルフルズ 「あーだこーだそーだ!」 |
エンディング |
柴咲コウ 「蒼い星」 |
時代設定 | 1980年 - 1981年 |
製作 | |
製作総指揮 |
(チーフプロデューサー) 中川順平(テレビ東京) |
プロデューサー |
山鹿達也(テレビ東京) 武藤大司 鈴木仁行 原田耕治 増田悟司 |
制作 | テレビ東京 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2014年7月19日 - 9月27日 |
放送時間 | 土曜0:12 - 0:52 (金曜日深夜) |
放送枠 | ドラマ24 |
放送分 | 40分 |
回数 | 11 |
公式サイト |
2014年7月19日から9月27日まで毎週土曜日0:12 - 0:52(金曜日深夜)に、テレビ東京系の「ドラマ24」で放送。柳楽優弥の地上波連続テレビドラマ初主演作であり[23]、初めてコメディに挑戦した作品である。監督・脚本は『勇者ヨシヒコと魔王の城』・『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』を手掛けた福田雄一が担当する。福田は、同作者の『逆境ナイン』の脚本を担当し、本作の放送1か月前に公開された『女子ーズ』でも、監督・脚本を福田、キャラクターデザインを島本が担当している。
ドラマでは、原作の舞台のモデルである「大阪芸術大学」が実名で登場し[24]、一部のシーンでロケ地として使用されている[25]。この他公式サイトでは岡田斗司夫が各話ごとに現実との細かい差異や当時の世相を語る「アオイホノオ11のひみつ」[26] を掲載している。
最終回では連載中の原作を追い越し、焔が『週刊少年サンデー』の新人賞を受賞しプロデビューする。学生時代のシーン最後に登場するバイク屋の店主の台詞は、原作者である島本がこのドラマのラストにふさわしいと考案したものであるが、島本本人がその店主を熱演している[27]。
なお、ブルーレイ・DVD版では、第2話、第5話、第7話、第8話、第11話のディレクターズカット完全版が収録となる[28]。
本項目では日時表記を日本標準時で記載し、提出された出典内容や公式サイトで表示されている内容とは異なる。
キャスト
詳細な人物説明は原作項目を参照。本項では簡単な続柄を記載。役名は公式HPより引用。
- 大阪芸術大学バドミントン部
- 大阪芸術大学
- のちに「新世紀エヴァンゲリオン」などを制作
- ワンダーマスミ
- その他
ゲスト
複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。
- 第1話
-
- 田中 マサアキ(イダーゲ星人) - 佐野憲彦(第9話にも出演)
- 第2話
- 第5話
-
- 横山(少年サンデーまんがカレッジ担当編集者) - 長谷川朝晴(第11話にも出演)
- 第7話
- 第10話
- 第11話
- 声の出演
キャラクター名
(役名)作品名 作者名 キャスト名
(声優名)出演話 備考 新見 克也 『ナイン』 あだち充 古谷徹 第1話
第6話[36] 中尾 百合 鶴ひろみ 第1話 [37] ハーロック 『宇宙海賊キャプテンハーロック』 松本零士 井上真樹夫 第2話 [36] 星野 鉄郎 『銀河鉄道999』 野沢雅子 第4話 [36] メーテル 池田昌子 [36] フライヤ 松尾佳子 [36] 青年 安原義人 [36] 矢吹 丈 『あしたのジョー』 原作:高森朝雄
作画:ちばてつやあおい輝彦 [36] 白木 葉子 牛田裕子 [38] 沖田 十三 『宇宙戦艦ヤマト』 松本零士 山寺宏一 第6話 その他・キャラクター名なし 田中亮一 置鮎龍太郎 小川慎太郎 千葉俊哉 第6話
第7話川上晃二 第6話
第7話
第8話土方 竜 『宇宙戦艦ヤマト2』 松本零士 山寺宏一 第7話 古代 進 [36] 若松 真人 『みゆき』 あだち充 鳥海勝美 第7話
第8話[36] 剣崎順 『リングにかけろ』 車田正美 置鮎龍太郎 第8話 [36] 星野明日香 『さよなら三角』 原秀則 牛田裕子 [39] 大山昇太 『男おいどん』 松本零士 山口勝平 第10話 [40]
スタッフ
- 原作 - 島本和彦『アオイホノオ』(小学館「ゲッサン」連載中 / 小学館)
- 脚本・監督 - 福田雄一
- 音楽 - 瀬川英史
- オープニングテーマ - ウルフルズ「あーだこーだそーだ!」[41](ワーナーミュージック・ジャパン)
- エンディングテーマ - 柴咲コウ「蒼い星」[42](ビクター / カラフルレコーズ)
- ナレーション - 古谷徹
- 助監督 - 井手上拓哉
- 総作画監督 - 一本木蛮
- 作画チーフ - 李基成
- オープニングタイトル - 本郷伸明
- ロゴデザイン - ベイブリッジ・スタジオ
- スタント・アクションコーディネーター - 出口正義、田渕景也
- スタント - 雲雀大輔、荒川真、高嶋宏一郎、帯金伸行、坂手透浩
- 時代考証 - 玉井桂一
- 特別協力 - 小学館、大阪芸術大学、円谷プロダクション、手塚プロダクション、石森プロ、さいとう・プロダクション、GAINAX、玉井桂一、GroundWorks、ZERO GOODS UNIVERSE、増永計介
- 友情協力 - カラー
- ブレーン - 酒井健作
- チーフプロデューサー - 中川順平(テレビ東京)
- プロデューサー - 山鹿達也(テレビ東京) / 武藤大司、鈴木仁行、原田耕治、増田悟司
- ラインプロデューサー - 鈴木大造
- アシスタントプロデューサー - 田辺勇人、河瀬知
- 制作協力 - レスパスフィルム
- 製作 - テレビ東京、電通
- 製作著作 - 「アオイホノオ」製作委員会
テレビドラマ版の評価
放送後、ギャラクシー賞テレビ部門9月度月間賞に選出されている[43]。
雑誌『エンタミクス』が2015年1月号で発表した「掘り出しエンタRANKING2014」ではテレビドラマ部門の1位に選ばれた[44]。
前述のギャラクシー賞テレビ部門9月度月間賞に選出されたことを受け、2014年度年間特別賞として、テレビ東京からスタッフに感謝状が送られた[45]。
2015年8月29日に鳥取県米子市で実施された、第54回日本SF大会”米魂”の星雲賞で自由部門を受賞した。選定理由は、「初めて『SFファンダム史』をテーマにした作品であり、史実をベースにしたフィクションドラマ」[46]。
東京ドラマアウォード2015において、連続ドラマ部門・優秀賞を受賞[47]。
放送日程
各話 | 放送日 | サブタイトル | ラテ欄[48] |
---|---|---|---|
第1話 | 7月19日 | 長き戦いのはじまり | 激熱! 戦う炎の漫画家 七転八倒青春エレジー |
第2話 | 7月26日 | 残念な毎日から脱出せよ | ガッカリ続きの漫画道 強敵!? 赤い彗星の逆襲 |
第3話 | 8月 | 2日アニメーターへの決定打 | 恋かアニメか究極悶絶 宇宙戦艦ヤマトの宅配便!? |
第4話 | 8月 | 9日いざ! 東京出撃 | 東京出撃! 出版社に漫画持ち込みでプロに!? |
第5話 | 8月16日 | 嗚呼、東京 | 俺の才能を見抜けるかVS変人マンガ編集者!? |
第6話 | 8月23日 | 学園か? SFか? | 学園漫画かSFか⋯? 究極の選択の末に⋯!? |
第7話 | 8月30日 | 激動の一夜 | 運命の激動の一夜⋯!? 動き出した焔の青春! |
第8話 | 9月 | 6日歴史の幕あけ? | 歴史の幕開け? ついに完成! 学園ラブコメ |
第9話 | 9月13日 | 最後の聖戦 | 最後の聖戦 アニメ対決 |
第10話 | 9月20日 | 見えてきた光 | 女神祝福!? アニメ勝負 |
最終話 | 9月27日 | 青春とは何だ!? | 青春とは何だ? 漫画に恋に大逆転!? 衝撃結末 |
平均視聴率 2.1%[49](ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
ネット局
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送期間・曜日・時間 | |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 【制作局】 |
テレビ東京系列 | 2014年7月19日 - 9月27日 | 土曜日 0:12 - 0:52 |
北海道 | テレビ北海道 | |||
愛知県 | テレビ愛知 | |||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | |||
福岡県 | TVQ九州放送 | |||
大阪府 | テレビ大阪 | 2014年7月21日 - 9月29日 | 月曜日 23:58 - 翌0:40 | |
奈良県 | 奈良テレビ | JAITS | 2014年7月26日 - 10月4日 | 土曜日 0:30 - 1:05 |
長野県 | 信越放送 | TBS系列 | 土曜日 0:50 - 1:30 | |
福島県 | 福島中央テレビ | 日本テレビ系列 | 2014年8月1日 - 10月10日 | 金曜日 1:29 - 2:09 |
和歌山県 | テレビ和歌山 | JAITS | 2014年8月3日 - 10月12日 | 日曜日 0:00 - 0:40 |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | テレビ朝日系列 | 日曜日 1:45 - 2:25 | |
新潟県 | テレビ新潟 | 日本テレビ系列 | 2014年8月3日 - 10月19日 | 日曜日 1:25 - 2:05 |
山形県 | テレビユー山形 | TBS系列 | 2014年8月16日 - 10月25日 | 土曜日 0:50 - 1:30 |
石川県 | 北陸放送 | 2014年8月19日 - 10月28日 | 火曜日 1:13 - 1:53 | |
熊本県 | くまもと県民テレビ | 日本テレビ系列 | 2014年9月14日 - 11月23日 | 日曜日 1:00 - 1:40 |
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 2014年9月20日 - 11月29日 | 土曜日 2:25 - 3:05 | |
岩手県 | IBC岩手放送 | TBS系列 | 2014年10月4日 - 12月13日 | 土曜日 0:55 - 1:35 |
滋賀県 | びわ湖放送 | JAITS | 2014年10月6日 - 12月15日 | 月曜日 23:58 - 翌0:40 |
日本全域 | BSジャパン | テレビ東京系列 BSデジタル放送 |
2014年10月6日 - 12月22日 | 月曜日 0:00 - 0:35 |
富山県 | チューリップテレビ | TBS系列 | 2014年10月16日 - 12月25日 | 木曜日 0:38 - 1:18 |
青森県 | 青森テレビ | 2015年1月24日 - 4月4日 | 土曜日 0:20 - 1:00 |
関連作品
- 『今日から俺は!!』
- テレビドラマ。日本テレビ系『日曜ドラマ』だが、本作品と同じく小学館の漫画作品を原作とした福田雄一監督・脚本作品という共通点を持つ。第3話に焔モユル役で柳楽優弥が出演[50]。柳楽優弥は、同作の映画版にも出演しているが、こちらは別役での出演となっている。
- 『逆境ナイン』
- 映画作品。本作品同様、島本和彦の漫画作品の実写作品。脚本も、福田雄一が担当。原作漫画では焔モユルと同一のキャラクターとされている炎尾燃(演:島本和彦)が登場(本作品最終回でも、焔モユルが炎尾燃と同じヘッドギアを付け、同一キャラクターということが判明している)。
テレビ東京系 ドラマ24 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
リバースエッジ 大川端探偵社
(2014年4月19日 - 2014年7月12日) |
アオイホノオ
(2014年7月19日 - 2014年9月27日) |
玉川区役所 OF THE DEAD
(2014年10月4日 - 2014年12月20日) |
脚注
- ^ “文化庁メディア芸術祭歴代 受賞作品”. 文化庁メディア芸術祭. 2016年1月5日閲覧。
- ^ “第60回小学館漫画賞にアオイホノオ、あさひなぐ、妖怪ウォッチなど輝く”. コミックナタリー (2015年1月21日). 2015年1月22日閲覧。
- ^ 『吼えろペン』でボタQも、『アオイホノオ』を炎尾サーガの一つとしている。
- ^ 特に、本作では実名で登場するあだち充は、『吼えろペン』ではわだち充として登場している。ただし、同シリーズ内では小学館をモチーフにした会社が大学館・中学館・少学館の計3つ別々に存在するなど、あだち充とわだち充もモチーフが同じだけで別人の可能性もある。
- ^ a b 島本和彦秘書ブログ『先生、考え過ぎです。』より[要ページ番号]
- ^ 島本和彦 2014年9月20日の発言、2014年9月20日閲覧。
- ^ 第79章より。
- ^ 一本木蛮『同人少女JB 第2巻』双葉社、2012年、206頁。ISBN 978-4-575-84180-0。、一次選考通過を発表した号でキングが休刊したため該当の回は受賞者はいない。
- ^ 現在ではこの説は否定されている。詳細はヨーダ#名前とモデル説を参照。
- ^ コマのすぐ下にはこの描写は島本の妄想であり、「応募原稿を投げたりしません!」との編集長の注釈が入っている。
- ^ 島本和彦『My First BIG specialアオイホノオ[オレだけのあだち充編]』小学館、2014年、204頁。ISBN 978-4-09-119533-3。
- ^ ドラマ版でははじめから「横山」として登場
- ^ 岡田斗司夫によれば、これはフィクションであり、実際の島本はアドバイス内容を理解したうえで、自分の作風を変えることを受け入れられなかったとのこと。(ドラマ『アオイホノオ』最終話「青春とは何だ!?」のひみつ)
- ^ ドラマ版では「ミノムシミノコ先輩」、真田みのこのペンネームで活動している実在の人物で、ミノムシミノコは当時のペンネーム。[1]。
- ^ 現在は名古屋市の映像制作会社でディレクターをしている元子役で関戸優希とは中学生日記での共演者である谷口新之介のツイッターより [2]。
- ^ [3]
- ^ a b c d e f g h i 原作およびテレビドラマにモデルとなった人物が登場しながらも、テレビドラマ版に出演した人物(もしくは関わった人物)。なお、全員、本人役ではない。
- ^ ゲッサン編集部2014年8月8日15時27分のツイート
- ^ ゲッサン編集部2014年8月11日7時55分のツイート
- ^ ただし『ゲッサン』初出時には、矢野健太郎の説明文等で「集英社」の名前も登場していたが、単行本では「SA社」に統一されている
- ^ ゲッサン2018年8月号巻末コメント
- ^ 漫画家 島本和彦さんのツイート: "某喫茶店のノートに今回の話を当時の私が漫画にして書いてるからね(笑)よく知ってたねそれを‼︎… "
- ^ “柳楽優弥、地上波連ドラ初主演 島本和彦原作『アオイホノオ』ドラマ化”. ORICON STYLE (2014年5月6日). 2016年1月5日閲覧。
- ^ “イントロダクション”. アオイホノオ. テレビ東京. 2014年9月5日閲覧。
- ^ 島田 (2014年7月17日). “大阪芸術大学を舞台にした「アオイホノオ」”. 2016年11月28日閲覧。
- ^ “アオイホノオ11のひみつ”. アオイホノオ. テレビ東京. 2014年9月5日閲覧。
- ^ 福田雄一監督のツイート(2:20 - 2014年9月27日)
- ^ Blu-ray/DVD|ドラマ24「アオイホノオ」 - テレビ東京
- ^ “「アオイホノオ」ヒロインは山本美月、他キャストも発表”. コミックナタリー. (2014年6月11日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ “ドラマ「アオイホノオ」にラバーガール大水”. お笑いナタリー. (2014年7月15日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ “柳楽優弥主演『アオイホノオ』 庵野ヒデアキ役は安田顕”. ORICON STYLE (2014年5月23日). 2016年1月5日閲覧。
- ^ “濱田岳が岡田斗司夫に!「アオイホノオ」追加キャスト発表”. コミックナタリー. (2014年6月27日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ “小嶋陽菜、“ぐずぐずヒロイン”で連ドラ出演 福田雄一氏「中途半端な美人」”. ORICON STYLE (2014年6月27日). 2016年1月5日閲覧。
- ^ “今夜アオイホノオに若き高橋留美子が登場”. コミックナタリー. (2014年7月25日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ “ドラマ『アオイホノオ』最終回に山田孝之出演 主人公のライバル役で”. ORICON STYLE. (2014年9月26日) 2014年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 本作以前に、元となる作品およびその派生作品で同キャラクターを演じたキャスト。
- ^ オリジナルキャストではないが、同作者の『みゆき』でのヒロイン・鹿島みゆき役を演じている。オリジナルキャストは、主人公の新見(声:古谷徹)と違い、石原真理子(第一作)・倉田まり子(第二作)・安田成美(第三作)と、声優が定まっていない。
- ^ オリジナルキャストは、主人公の矢吹(声:あおい輝彦)と違い、西沢和子(第1作)・恵比寿まさ子(第1作第34話-第44話) ・檀ふみ(劇場版・劇場版2)など、声優が定まっていない。
- ^ 本作放送時点で『さよなら三角』のメディア展開はテレビドラマしか存在せず、テレビアニメ化・ラジオドラマ化されていないため、声優のオリジナルキャストは存在しない。
- ^ オリジナルキャストではないが、『ガンフロンティア』で主人公・大山トチローを、同作者のゲーム『松本零士999』で、『超時空戦艦まほろば』の主人公・大山歳郎役を演じている。
- ^ “ウルフルズ、島本和彦原作の熱血ドラマ主題歌”. 音楽ナタリー. (2014年7月8日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ “柴咲コウ、ビクターへ移籍&新曲「蒼い星」を8月リリース”. 音楽ナタリー. (2014年7月3日) 2016年1月5日閲覧。
- ^ ギャラクシー賞 月間賞、放送批評懇談会、2014年12月14日閲覧。
- ^ “エンタミクス : 14年“大穴”TVドラマNo.1に「アオイホノオ」 「家族狩り」続く”. MANTANWEB. 毎日新聞デジタル (2014年11月21日). 2014年12月8日閲覧。
- ^ 感謝状
- ^ 星雲賞決定 日本長編部門に藤井太洋、メディア部門は「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」、2015年8月29日閲覧。
- ^ “『天皇の料理番』が4冠獲得 「東京ドラマアウォード2015」”. ORICON STYLE (2015年10月21日). 2015年10月21日閲覧。
- ^ 該当各日 『朝日新聞』 テレビ欄
- ^ 「発表! 第82回ドラマアカデミー賞」『ザテレビジョン関西版』第20巻46号(2014年11月21日号)、KADOKAWA、10頁。
- ^ 『今日から俺は』公式サイト ゲスト
関連項目
外部リンク
- アオイホノオ - テレビ東京
- アオイホノオ - BSジャパン
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