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** [[8月29日]] - コーポレートカラーを採用しデザインを刷新した車両の運行を開始<ref group="広報" name="shinkeisei20140714">{{PDFlink|[https://www.shinkeisei.co.jp/pdf/topics/shinkeisei0679.pdf 新京成線の「車両デザイン」が新しくなります(8/29〜)]}} - 新京成電鉄、2014年7月14日</ref>。以後4年間で新京成保有全車両を共通の塗装に変更予定。
** [[8月29日]] - コーポレートカラーを採用しデザインを刷新した車両の運行を開始<ref group="広報" name="shinkeisei20140714">{{PDFlink|[https://www.shinkeisei.co.jp/pdf/topics/shinkeisei0679.pdf 新京成線の「車両デザイン」が新しくなります(8/29〜)]}} - 新京成電鉄、2014年7月14日</ref>。以後4年間で新京成保有全車両を共通の塗装に変更予定。
* [[2019年]](令和元年)[[12月27日]] - [[新京成電鉄80000形電車|80000形]]電車営業運転開始。
* [[2019年]](令和元年)[[12月27日]] - [[新京成電鉄80000形電車|80000形]]電車営業運転開始。

== 新京成電鉄グループ会社の歴史 ==
== 新京成電鉄グループ会社の歴史 ==
* [[1974年]](昭和49年)[[3月20日]] - [[新京成リテーリングネット|下総緑地]](後の下総興業→スタシオン・セルビス、現在の新京成リテーリングネット)設立。
* [[1974年]](昭和49年)[[3月20日]] - [[新京成リテーリングネット|下総緑地]](後の下総興業→スタシオン・セルビス、現在の新京成リテーリングネット)設立。
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主に8両と6両の交互で運転されていたが、8800形から順に6両化、車番変更を行い、8900形の3編成にも6両化が行われた。8900形は中間付随車を抜き取っただけで車番の改番はされず、2014年9月30日より全編成が6両で運行されている。
主に8両と6両の交互で運転されていたが、8800形から順に6両化、車番変更を行い、8900形の3編成にも6両化が行われた。8900形は中間付随車を抜き取っただけで車番の改番はされず、2014年9月30日より全編成が6両で運行されている。

:2021年4月現在<ref>『私鉄編成表 2021』交通新聞社</ref>
*[[新京成電鉄80000形電車|80000形]](京成直通には不使用)
*[[新京成電鉄80000形電車|80000形]](京成直通には不使用)
** 京成グループの標準車両として、京成電鉄と共同で設計。駆動方式は[[WN駆動方式|WN駆動]]で、制御装置に[[三菱電機]]製フル[[炭化ケイ素|SiC]]素子VVVFインバータ制御を採用し、N800形と比較して消費電力を19%削減<ref name=":0">{{Cite web|title=新京成14年ぶりの新型「80000形」 共同開発でも独自仕様さまざま|url=https://www.tetsudo.com/report/201/ |publisher=鉄道コム|date=2019-12-09|accessdate=2019-12-09|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title=新京成電鉄80000形、京成電鉄と共同設計の新型車両 - 2019年冬導入|url=https://news.mynavi.jp/article/20190411-shinkeisei80000/|website=マイナビニュース|date=2019-04-11|accessdate=2019-07-04|language=ja}}</ref>。[[京成3100形電車 (2代)|京成3100形]]と共通設計であるが、京成3100形は東洋電機製造製ハイブリッドSiCインバータで[[TD平行カルダン駆動方式|TD駆動]]、跳ね上げシートとFREE Wi-Fi(無料[[公衆無線LAN]])は80000形には設置されないという相違点がある。[[2019年]][[12月27日]]営業運転開始<ref name="sl20191227">{{Cite tweet|author=新京成電鉄【公式】 |user=shinkeisei_info|number=1210386759458050048|title=新形式車両80000形。今日から運行を開始しました。よろしくお願いいたします。 https://t.co/3rQNQHzAxC|date=2019-12-27|accessdate=2019-12-27|language=ja}}</ref>。
** 京成グループの標準車両として、京成電鉄と共同で設計。駆動方式は[[WN駆動方式|WN駆動]]で、制御装置に[[三菱電機]]製フル[[炭化ケイ素|SiC]]素子VVVFインバータ制御を採用し、N800形と比較して消費電力を19%削減<ref name=":0">{{Cite web|title=新京成14年ぶりの新型「80000形」 共同開発でも独自仕様さまざま|url=https://www.tetsudo.com/report/201/ |publisher=鉄道コム|date=2019-12-09|accessdate=2019-12-09|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title=新京成電鉄80000形、京成電鉄と共同設計の新型車両 - 2019年冬導入|url=https://news.mynavi.jp/article/20190411-shinkeisei80000/|website=マイナビニュース|date=2019-04-11|accessdate=2019-07-04|language=ja}}</ref>。[[京成3100形電車 (2代)|京成3100形]]と共通設計であるが、京成3100形は東洋電機製造製ハイブリッドSiCインバータで[[TD平行カルダン駆動方式|TD駆動]]、跳ね上げシートとFREE Wi-Fi(無料[[公衆無線LAN]])は80000形には設置されないという相違点がある。[[2019年]][[12月27日]]営業運転開始<ref name="sl20191227">{{Cite tweet|author=新京成電鉄【公式】 |user=shinkeisei_info|number=1210386759458050048|title=新形式車両80000形。今日から運行を開始しました。よろしくお願いいたします。 https://t.co/3rQNQHzAxC|date=2019-12-27|accessdate=2019-12-27|language=ja}}</ref>。
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* [[新京成電鉄8900形電車|8900形]](京成直通には不使用)
* [[新京成電鉄8900形電車|8900形]](京成直通には不使用)
* [[新京成電鉄8800形電車|8800形]](一部編成は京成直通対応)
* [[新京成電鉄8800形電車|8800形]](一部編成は京成直通対応)
* [[新京成電鉄8000形電車|8000形]](2020年10月以降は京成直通不使用
* [[新京成電鉄8000形電車|8000形]]京成直通対応


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2021年8月29日 (日) 05:32時点における版

新京成電鉄株式会社
Shin-Keisei Electric Railway Co.,Ltd.
シンボルマーク  社紋
シンボルマーク(左)と社章(右)
本社
種類 株式会社
機関設計 監査役設置会社
市場情報
東証1部 9014
1961年10月2日上場
略称 新京成
本社所在地 日本の旗 日本
273-0192
千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山4丁目1番12号
北緯35度46分54.7秒 東経139度58分31.1秒 / 北緯35.781861度 東経139.975306度 / 35.781861; 139.975306座標: 北緯35度46分54.7秒 東経139度58分31.1秒 / 北緯35.781861度 東経139.975306度 / 35.781861; 139.975306
設立 1946年(昭和21年)10月23日
業種 陸運業
法人番号 7040001028138 ウィキデータを編集
事業内容 鉄道による一般運輸事業、土地建物の売買、仲介及び賃貸事業
代表者 代表取締役社長 眞下幸人
資本金 59億3594万円
(2021年3月31日現在)[1]
発行済株式総数 1102万3228株
(2021年3月31日現在)[1]
売上高 連結: 174億1536万8000円
単独: 126億8509万2000円
(2021年3月期)[1]
営業利益 連結: △6億8947万9000円
単独: 2億3935万1000円
(2021年3月期)[1]
経常利益 連結: △3億6416万2000円
単独: 4億8575万7000円
(2021年3月期)[1]
純利益 連結: △10億8567万2000円
単独: 1180万0000円
(2021年3月期)[1]
純資産 連結: 434億8653万8000円
単独: 392億9306万3000円
(2021年3月31日現在)[1]
総資産 連結: 1026億6411万4000円
単独: 990億4272万2000円
(2021年3月31日現在)[1]
従業員数 連結: 902人
単独: 477人
(2021年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 東陽監査法人[1]
主要株主 京成電鉄 44.64%
(同社の持分法適用会社
日本生命保険 2.50%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 2.34%
東京海上日動火災保険 1.73%
三井住友信託銀行 1.22%
三井住友海上火災保険 1.04%
新京成電鉄従業員持株会 1.02%
みずほ銀行 1.00%
福田智子 0.81%
日本カストディ銀行(信託口) 0.75%
(2021年3月31日現在)[1]
主要子会社 #関連会社参照
外部リンク https://www.shinkeisei.co.jp/
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新京成電鉄株式会社(しんけいせいでんてつ、: Shin-Keisei Electric Railway Co.,Ltd.[2])は、千葉県東葛地域に1路線(新京成線)を有する鉄道会社京成グループの企業(持分法適用関連会社)であり、京成グループ共通の「K'SEI」ロゴを使用している。東京証券取引所一部上場1990年5月31日以降、関東地方で唯一の準大手私鉄[注釈 1]に分類される。パスネットの符丁はSK。本社所在地は千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山4丁目1番12号。

鉄道事業のほか、不動産業なども行っている。なお、バス事業については2003年10月1日に全て分社し、当初松戸新京成バス・習志野新京成バス・船橋新京成バスの3社で営業していたが、そのうち習志野新京成バスが2014年4月16日をもって船橋新京成バスに吸収されて以降、船橋と松戸の2社で営業している。詳細については各社の記事および新京成バスを参照のこと。

京成カード(鉄道定期券のみ)加盟店。

歴史

新京成電鉄グループ会社の歴史

  • 1974年(昭和49年)3月20日 - 下総緑地(後の下総興業→スタシオン・セルビス、現在の新京成リテーリングネット)設立。
  • 1979年(昭和54年)7月25日 - 大成建設傘下の大成輸送より現・船橋グリーンハイツ線の営業権と車両を譲受され、船橋バス株式会社を設立。
  • 1981年(昭和56年)8月11日 - 下総緑地が下総興業に社名変更。
  • 2000年(平成12年)10月30日 - フロンティア企画設立。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月15日 - 上本郷駅の駅ビル内に、新京成鉄道模型館が開館。フロンティア企画が運営。
    • 4月28日 - バス事業の分社化のため、船橋新京成バス株式会社・習志野新京成バス株式会社・松戸新京成バス株式会社の3社を設立。
    • 10月1日 - バス事業を分社子会社の船橋新京成バス株式会社(鎌ヶ谷営業所)・習志野新京成バス株式会社(鎌ヶ谷営業所習志野車庫→習志野営業所)・松戸新京成バス株式会社(松戸営業所)の3社に譲渡。
  • 2005年(平成17年)4月22日 - フロンティア企画が新京成フロンティア企画に社名変更。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月1日 - 下総興業がスタシオン・セルビスに社名変更。
    • 7月 - 新京成車輌工業が京成車両工業に吸収合併される。
  • 2007年(平成19年)10月1日 - 船橋バスを吸収合併。路線及び車両は船橋新京成バスが継承。
  • 2008年(平成20年)
    • 9月27日 - 船橋新京成バス・習志野新京成バスの2社がPASMOを導入。
    • 10月25日 - 松戸新京成バスがPASMOを導入し、新京成バス3社とも導入を完了。
  • 2009年(平成21年)2月 - 京成車両工業豊富工場(元・新京成車輌工業豊富工場)が閉鎖される。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月20日 - 船橋新京成バス・習志野新京成バスの2社が乗降方式を中乗り・前降り・運賃後払いに統一。ただし、コミュニティバスを除く。
    • 12月23日 - 松戸新京成バスが乗降方式を中乗り・前降り・運賃後払いに統一し、新京成バス3社とも同じ乗降方式に変更完了。
    • 併せて、松戸新京成バスでは新京成グループ初の車内メロディドアチャイムを導入。
  • 2012年(平成24年)4月8日 - 新京成鉄道模型館が閉館。
  • 2013年(平成25年)4月16日 - 船橋新京成バスが新京成バスグループとして初めて深夜急行バスの運行に参入。
  • 2014年(平成26年)4月16日 - 習志野新京成バスが船橋新京成バスに吸収され同社の習志野営業所となる。
  • 2018年(平成30年)
    • 5月10日 - スタシオン・セルビスが新京成リテーリングネットに社名変更。
    • 9月1日 - 松戸新京成バスが新京成バスグループとして初めて高速バスの運行に参入。

社章・シンボルマーク・コーポレートカラー

社章は京成電鉄社章に英字社名のイニシャルである「S」を加えたものである。1946年(昭和21年)10月23日に制定されたものであるため、ベースの京成社章は1964年(昭和39年)改定前のものである[12]

シンボルマークとコーポレートカラーは2014年(平成26年)6月1日に制定された。Step Mark(ステップマーク)と命名されたシンボルマークは社名のイニシャルである「S」をカーブの多い路線になぞらえてデザインされており、右上がりとなる形はステップアップする会社の姿勢を表している。マークに添えられるロゴタイプは音節ごとに区切られており、音のリズム感と読みやすさを向上させている[広報 4]。なお、マークとロゴタイプの位置は使われる個所に応じて2パターンある。

コーポレートカラーはメインカラーのgentle pink(ジェントルピンク)とサブカラーのnew maroon(ニューマルーン)の2色があり、メインカラーはシンボルマークに合う色として、サブカラーは従来の「新京成マルーン」を継承する新色として設定された[広報 4]。コーポレートカラー制定後、メインカラーは駅名標を含めた駅のサイン類のほか、ラインカラーとしても用いられている。サブカラーはロゴタイプのほか、シンボルマークや駅名標のワンポイントとして用いられている。

路線

路線図(クリックで拡大)

未成路線

車両

現有車両

8800形の導入以降、他の大手私鉄よりもいち早く在籍車両のVVVFインバータ制御化を進め、2013年2月8日から、在籍する全編成の電動車がVVVFインバータ制御車両となった[広報 2]。現在は補助電源装置のSIV化が進んでおり、2020年現在のMG搭載車は8000形1編成を残すのみになっている。これ以外の新技術の導入も積極的で、純電気ブレーキシングルアームパンタグラフの導入も京成より先駆けるものとなった。

800形モハ809の側面。
車番の前に社紋がある。
(2006年8月11日)

現有車両の形式はすべて縁起が良い数字とされる「8」から始まる[4]800形を上回る車両として8000形と命名され、800形と8000形の長所を併せ持った車両として8800形と命名されたという説がある。その後、8900形、N800形、80000形と続く。また、都営地下鉄浅草線京浜急行電鉄直通の北総開発鉄道(当時)と同社が以前に直通運転を行い、現在は京成とも直通する関係上、車番重複を避けるための関係各社の協定による割り当て(千位が1・2は京急(この他特例で「600形」を使用)、3は京成、5・6は都営(6は浅草線において不使用)、7は北総、8は新京成、9は千葉ニュータウン鉄道〈旧・都市公団〉)が存在する。なお、N800形まで伝統的に車外側面の車番の前に社紋をつけていた。

車体は設立の経緯から、京成電鉄の払い下げ車両に準じた設計が大半を占めていたが、8000形以降は非貫通の正面形状など、京成と一線を画す独自のデザインを使用した車両が登場するようになった。その後、2000年代以降は再び京成電鉄と共通設計の車両が登場している。

完全新造車両はすべて日本車輌製造が製造を担当する。また、電動機制御装置などの電気機器は三菱電機製(避雷器と8000形・800形の車内扇風機など一部機器は東芝製)を採用するが、これは1955年の全線開業に際して三菱電機の協力があったためである[14][15]。ただし、N800形のみ京成3000形をベースにしているため、電動機のみが三菱電機製で、制御装置は東洋電機製造製、冷房装置および補助電源装置(SIV)は東芝製である。ただしN838編成以降の冷房装置は三菱電機製である。また、8000形のインバータ制御改造編成のインバータ装置は三菱電機製であるが、主電動機は東芝製となっている[広報 6]

伝統的な車内装備品として客用扉脇に備えられたがある。日本の他事業者では名古屋市営地下鉄江ノ島電鉄相模鉄道の一部車両に見られる程度である。設置理由は「視線がそこへ向く」ということで「鏡を見ることで広告に目が行くだろうと考えて設置された」、「副次的に痴漢防止効果も有ると考えたから」だという[16]

2011年からVVVFインバータ制御に改造されていない8000形を順次廃車、8800形の全編成を6両編成とし、一部編成が京成千葉線へ乗り入れている。

前述したコーポレートカラーを採用したデザインの展開を2014年8月29日より開始し[広報 5]、8000形1編成を除く全車両に展開が行われた。

主に8両と6両の交互で運転されていたが、8800形から順に6両化、車番変更を行い、8900形の3編成にも6両化が行われた。8900形は中間付随車を抜き取っただけで車番の改番はされず、2014年9月30日より全編成が6両で運行されている。

2021年4月現在[17]
  • 80000形(京成直通には不使用)
    • 京成グループの標準車両として、京成電鉄と共同で設計。駆動方式はWN駆動で、制御装置に三菱電機製フルSiC素子VVVFインバータ制御を採用し、N800形と比較して消費電力を19%削減[18][19]京成3100形と共通設計であるが、京成3100形は東洋電機製造製ハイブリッドSiCインバータでTD駆動、跳ね上げシートとFREE Wi-Fi(無料公衆無線LAN)は80000形には設置されないという相違点がある。2019年12月27日営業運転開始[20]
  • N800形(京成直通対応)
  • 8900形(京成直通には不使用)
  • 8800形(一部編成は京成直通対応)
  • 8000形(京成直通対応)

過去の車両

800形以前の過去の車両(吊り掛け駆動方式)については京成電鉄の「1988年以前消滅形式」の項目を参照。

列車番号

新京成では運行番号と関係なく下り列車では1から奇数を、上り列車では2から偶数を初列車から順に振っていく付番方法となっている。

ちなみに、親会社の京成電鉄やその乗り入れ先である北総鉄道・都営地下鉄浅草線京浜急行電鉄では始発駅の発車時刻の「時」の数字運行番号2桁(南行(京成・北総の上り、京急の下り)列車では1を引いた偶数、京成では線内のみの列車の一部でその前に(例:aayxx)、京成の直通列車やそれ以外の事業者では後にアルファベット1文字(例:aaxxy、京急のみ2文字の場合あり)が加わる場合もある。)とを組み合わせた付番法であり、新京成のそれとは全く異なる(「列車番号の付番方法」を参照)。

運転区間によって百位の数字が区別されており、それぞれの種類ごとに始発駅発車順の付番となっている。

  • 松戸 - 京成津田沼(新津田沼)間1列車および2列車から順に**1**を経て2**まで
  • 松戸 - (京成津田沼経由) - 千葉中央間京成千葉線直通列車3**
    ただし新京成側の付番方法の都合上京成線内で01F運用に相当する上り300列車(京成線内**00F列車)を設定できない関係で下り301列車(京成線内**01F列車)は欠番。
    また、300番台の列車に限り京成側の付番方法の都合上始発駅発車順になるのは303列車から始まる奇数の列車番号のみである(偶数は京成線から直通してくる上り列車が列車番号としては1つ若くなって戻ってくるため)。
    そのうえ新京成側の付番方法の関係で松戸で折り返す度に列車番号が16増えるため京成に直通するたびに京成線内でも毎回違う運行番号になる。
  • くぬぎ山 - 京成津田沼(新津田沼)間の区間列車:5**
  • 松戸 - くぬぎ山間の区間列車:7**
  • 新津田沼 - 京成津田沼間の区間列車:8**
    現行ダイヤでは早朝の下り801列車のみ。

なお、千葉線直通列車では3xx列車が直通した場合、京成ではaaxxFaaは始発駅発車時刻の「時」Fは新京成所属車を表すアルファベット)という列車番号になる(例:8時台に松戸を出発する303列車は京成線内では803F列車)。京成線内での運行番号は下り列車ではxx、上り列車ではxx+1の奇数となる(例:303→803F→1002F→302列車の場合の運行番号は03F)。

運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・端数は1円単位で切り捨て)。2019年(令和元年)10月1日改定[21][22]

  • 下表はICカード利用時の運賃である。切符の運賃は10円単位で、端数は切り上げる(小児半額・端数は10円単位で切り上げ)。
キロ程 運賃(円)
初乗り5km 147
6 - 9 178
10 - 13 199
14 - 17 220
18 - 22 242
23 - 27 262

京成津田沼駅 - 北習志野駅間は特定運賃で168円(切符は170円)。

乗継割引

  • 習志野駅 - 新津田沼駅と京成津田沼駅経由で京成電鉄の本線船橋競馬場駅 - 実籾駅・千葉線京成幕張本郷駅 - 検見川駅との間を乗車する場合は、各社大人運賃で10円(合計20円)の割引。

乗車券・カードの取り扱い

駅施設

  • 2010年7月17日に実施された京成グループ各線(京成電鉄・北総鉄道芝山鉄道)のダイヤ改正で導入された駅ナンバリングは、新京成電鉄では2014年2月23日に導入されることとなった[広報 3]
  • 駅名標に関してはほぼ全駅新しいコーポレーションロゴの導入と同時に桃色調のものに更新された。京成電鉄のものに準拠しているが、中国語朝鮮語は記載されていない。ただし、一部の駅の出入口案内には中国語・朝鮮語も表記されている。
  • 2012年(平成24年)7月現在、LED発車案内表示器が松戸・八柱・常盤平・五香・くぬぎ山・新鎌ヶ谷・鎌ヶ谷大仏・二和向台・高根公団・北習志野・薬園台・新津田沼・京成津田沼の各駅に設置されており、これらの駅では電車到着時のアナウンスも流れている。また、松戸新田・みのり台・三咲・滝不動・高根木戸・習志野・前原の各駅(後述の遠隔監視システム導入駅)には簡易式の列車接近案内表示が設置されている。
  • 2012年(平成24年)7月現在、松戸・八柱・五香・新鎌ヶ谷・高根公団・北習志野・新津田沼・京成津田沼の各駅に自動体外式除細動器(AED)を設置している。

案内放送

関連会社

※船橋新京成バス・習志野新京成バス・松戸新京成バスの3社は、2003年10月1日に新京成電鉄から分社して独立した会社である。
※「船橋新京成バス」と「船橋バス」は別の会社であった。なお、「船橋バス」は2007年10月1日に新京成電鉄に吸収合併され、また路線と車両を船橋新京成バスが引き継いだ(日本経済新聞社ウェブサイトより)。

労働組合

新京成電鉄の労働組合は、「新京成交通労働組合」という名称で私鉄総連に加盟している。同組合の下部組織として「新京成電鉄労働組合」と「新京成バス労働組合」があり、ユニオンショップ制であるので、社員は一部管理職などを除きそれらに所属することになる。また、バス事業は2社に分社しているが、組合は1つになっている。

沿革

1947年(昭和22年)10月25日に「新京成電鉄電鉄労働組合」を結成した。鉄道の営業開始は同年12月27日なので開業より2か月早い。1997年(平成9年)10月30日には関係者により組合結成50周年の祝賀会が開催されるとともに組合50年史も出版され、関係者に配布された。その後、2003年(平成15年)10月1日のバス事業分社化に伴い「新京成交通労働組合」となり、交通労組の下部組織として「電鉄労組」と「バス労組」がある現在の状態になった。

現在の概要

新京成電鉄の組合員は「新京成電鉄労働組合」に、船橋・松戸の各新京成バスの組合員は「新京成バス労働組合」に所属する。その他の子会社には労働組合はない。バス会社の社員は分社前新京成電鉄労働組合に所属していたが、分社時に移籍した。2003年(平成15年)のバス事業分社前は「新京成電鉄労働組合」という1つの組織で、私鉄総連への加盟も「新京成電鉄労働組合」という名称で行っていた。船橋バスは元々別会社(大成輸送)であったという経緯から新京成交通労組には属していなかったが、独自の労働組合があった。組合結成時には新京成労組から組合旗を贈っている。長年にわたって独自に活動していたが、2006年(平成18年)秋に新京成交通労組に加盟した。その後、翌2007年(平成19年)10月1日の新京成電鉄への吸収合併に伴いバス労組に合流した。

事務所は以前新津田沼駅付近の線路沿いにあったが、現在は五香駅付近の線路沿いに移転している。

広報誌の名称は「新路」(しんろ)で、新聞版で発行される。そのほか、冊子版で発行されることもあり、組合員から寄せられた原稿が掲載される(内容は家族の話題や趣味の話題など)。

新京成電鉄の社員(労働組合員)が子会社に出向した場合、組合員資格は停止される。

マスコットキャラクター

  • しんちゃん
    • 設定ではツバメの男の子とされており、「けいちゃん」というガールフレンドが存在する。
    • また、ドアステッカーも以前はカニを配したものを使用していたが、「しんちゃん」を配したものに交換されている。

その他

脚注

注釈

  1. ^ 相模鉄道も関東地方の準大手の一つであったが、同日以降は大手私鉄に分類が変更されたため。
  2. ^ 東証に上場している準大手私鉄は、1990年に相模鉄道が大手私鉄に昇格してから2013年に大阪証券取引所の現物株式市場を東証に統合するまで(これに伴い、大証一部に上場していた準大手の山陽電気鉄道が東証一部に上場した)は新京成電鉄が唯一だった。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 新京成電鉄株式会社 (25 June 2021). 第103期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書 (Report). {{cite report}}: 不明な引数|coauthors=が空白で指定されています。 (説明)
  2. ^ 新京成電鉄株式会社 (25 June 2021). 第103期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書 表紙英訳名 (Report). {{cite report}}: 不明な引数|coauthors=が空白で指定されています。 (説明)
  3. ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.93
  4. ^ a b 鉄道で行く千葉 第34回 新京成電鉄” (PDF). 京葉銀行. pp. 2-4 (2012年7月). 2017年6月7日閲覧。
  5. ^ “新京成電鉄 「運行管理」を電算化 一日から列車の遅れ一目で”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 27. (1987年10月30日) 
  6. ^ 池田光雅『鉄道総合年表1972-93』中央書院、1993年、183頁。 
  7. ^ a b “新京成電鉄冷房化率100%達成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1990年6月23日) 
  8. ^ ““弱冷房車”を全列車に連結 新京成電鉄”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年4月30日) 
  9. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年11月5日) 
  10. ^ a b c 「所要時間を短縮 新京成電鉄 4月1日ダイヤ改正」『交通新聞』交通新聞社、19960327、5面。
  11. ^ a b “駅売店をセブンイレブンに 14年度までに8店 新京成”. 千葉日報(千葉日報社). (2013年10月31日)
  12. ^ 「ズームレンズ 民鉄の社章(上)」『鉄道ジャーナル』第157巻、鉄道ジャーナル社、1980年3月、127頁。 
  13. ^ 森口誠之『鉄道未成線を歩く 〈私鉄編〉』JTB、2001年、p.187
  14. ^ 『新京成電鉄50年史』より。
  15. ^ 『ちばの鉄道一世紀』より。
  16. ^ なぜ電車内に鏡? 実は合理的なその効果 - 乗りものニュース、2015年10月11日
  17. ^ 『私鉄編成表 2021』交通新聞社
  18. ^ 新京成14年ぶりの新型「80000形」 共同開発でも独自仕様さまざま”. 鉄道コム (2019年12月9日). 2019年12月9日閲覧。
  19. ^ 新京成電鉄80000形、京成電鉄と共同設計の新型車両 - 2019年冬導入”. マイナビニュース (2019年4月11日). 2019年7月4日閲覧。
  20. ^ 新京成電鉄【公式】 [@shinkeisei_info] (2019年12月27日). "新形式車両80000形。今日から運行を開始しました。よろしくお願いいたします。 t.co/3rQNQHzAxC". X(旧Twitter)より2019年12月27日閲覧
  21. ^ 鉄道運賃の改定および特定運賃の届出 - 新京成電鉄、2019年9月5日
  22. ^ 新旧運賃比較表 (PDF) - 新京成電鉄、2019年9月5日
  23. ^ 萩原 えみこ - 俳協
  24. ^ 新京成で奥華子さんと濱田龍臣さんによる駅構内放送を開始 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2020年3月26日
  25. ^ 『車内アナウンス』…!?! - 水谷ケイコのブログ、2011年12月18日
  26. ^ 廃棄予定の「つり革を再利用したカバン」を限定販売へ!新京成電鉄がファッション業界とコラボ - IRORIO(イロリオ)

広報資料・プレスリリースなど一次資料

関連項目

外部リンク