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** 2両(1179,1186)が配置されている。 |
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** かつては多くの客車列車を牽引していたが、普通列車はすべて電車・気動車に置き換えられ、定期運用は[[寝台列車|寝台]]特急「[[出雲 |
** かつては多くの客車列車を牽引していたが、普通列車はすべて電車・気動車に置き換えられ、定期運用は[[寝台列車|寝台]]特急「[[サンライズ出雲|出雲]]」を最後に消滅したため現在は[[臨時列車]]の牽引や車両基地内での入換などに使用される。 |
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** 1186号機はJR西日本に承継されてから[[お召し列車]]に4回運用された実績を持っており、2011年10月31日のお召し列車運転にあたって整備された際にはステップに[[日本の国旗|日章旗]]を取り付けるための台座が設置された。 |
** 1186号機はJR西日本に承継されてから[[お召し列車]]に4回運用された実績を持っており、2011年10月31日のお召し列車運転にあたって整備された際にはステップに[[日本の国旗|日章旗]]を取り付けるための台座が設置された。 |
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[[ファイル:JRW 381 series kumoha381-3.JPG|thumb|381系電車]] |
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* '''[[JR西日本285系電車|285系電車]]'''(21両) |
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** 0番台7両編成3本(I1 - 3編成)が配置され、寝台特急「[[瀬戸 (列車)|サンライズ瀬戸]]」「[[ |
** 0番台7両編成3本(I1 - 3編成)が配置され、寝台特急「[[瀬戸 (列車)|サンライズ瀬戸]]」「[[サンライズ出雲]]」で運用される。 |
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** JR東海の[[大垣車両区]]に所属する3000番台7両編成2本(I4・5編成)も当支所に常駐して当所のJR西日本編成と共通運用され、これらの整備や[[日本の鉄道車両検査|定期検査]]のほかリニューアル工事もJR西日本に委託され後藤総合車両所で実施されている。ただし、名目上では[[東海旅客鉄道名古屋工場|名古屋工場]]が担当工場となっている。 |
** JR東海の[[大垣車両区]]に所属する3000番台7両編成2本(I4・5編成)も当支所に常駐して当所のJR西日本編成と共通運用され、これらの整備や[[日本の鉄道車両検査|定期検査]]のほかリニューアル工事もJR西日本に委託され後藤総合車両所で実施されている。ただし、名目上では[[東海旅客鉄道名古屋工場|名古屋工場]]が担当工場となっている。 |
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* '''[[国鉄381系電車|381系電車]]'''(62両) |
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==== 過去の配置車両 ==== |
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* 客車 |
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** [[国鉄14系客車|14系客車]] - [[1986年]][[11月1日]]のダイヤ改正で[[品川運転所]]から転入、寝台特急「[[サンライズ出雲|出雲3・2号]]」で使用された。同列車の285系化後は個室寝台車が[[京都総合運転所]]に転配、「[[あかつき (列車)|あかつき]]」に転用された。 |
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* 業務用牽引車 |
* 業務用牽引車 |
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** [[国鉄72系電車#クモヤ90形|クモヤ90形]] |
** [[国鉄72系電車#クモヤ90形|クモヤ90形]] |
2021年1月17日 (日) 01:21時点における版
後藤総合車両所 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 鳥取県米子市 |
座標 | 北緯35度26分15.8秒 東経133度20分5.3秒 / 北緯35.437722度 東経133.334806度 |
鉄道事業者 | 西日本旅客鉄道 |
帰属組織 | 米子支社 |
所属略号 | 米トウ、後、米 |
整備済み車両略号 | 後藤総、GT |
後藤総合車両所(ごとうそうごうしゃりょうしょ)は、鳥取県米子市に所在する西日本旅客鉄道(JR西日本)の車両基地および車両工場である。そのほか、島根県出雲市に出雲支所が存在する。 山陰での最初の鉄道建設の際に、車両工場の土地を提供したり、鉄道省当局に代わって足りない土地を買収することで誘致に貢献した後藤快五郎の名が付けられている。
概要
米子支社が管轄しており、車両工場がある本所と、車両基地がある運用検修センターおよび出雲支所に分かれている。
本所
後藤総合車両所の本所は、鳥取県米子市日ノ出町にある車両工場で、境線富士見町 - 後藤間に並行して敷地がある。敷地面積は82,271m2。
米子支社管内の自社車両全車に加え岡山気動車区・福知山電車区豊岡支所・嵯峨野観光鉄道・京都丹後鉄道・智頭急行・若桜鉄道の車両や東海旅客鉄道(JR東海)大垣車両区配置の285系3000番台の車両検査・要部検査・改造、および日本貨物鉄道(JR貨物)のディーゼル機関車のエンジンや井原鉄道・一畑電車の部品検修、JR西日本に在籍するすべての気動車とディーゼル機関車に搭載されるディーゼルエンジンの整備を行っている。また、近畿車輛・川崎重工業車両カンパニー・新潟トランシスと提携して車両の新造業務も行っており、これまでにキハ120系[1]やアーバンネットワーク各線で運用されている221系・207系などを製造した実績がある。同所に所在する後藤工業でもデハ7000系の新造を行った。
なお日本国有鉄道時代は「後藤工場」の名称であったが、 1985年3月20日に国鉄の全国工場再編成により、広島・幡生・多度津とともに工場から車両所(後藤車両所)に名称変更されて、JR西日本に継承された。
運用検修センター
後藤総合車両所運用検修センターは、鳥取県米子市目久美町にある車両基地で、山陰本線・境線の米子駅構内に敷地がある。敷地面積は39,572m2。
車両基地内には扇形機関庫(せんけいきかんこ)と転車台が残されており、現在も使用されている。
出雲支所
後藤総合車両所出雲支所は、島根県出雲市東神西町にある車両基地で、山陰本線西出雲 - 出雲神西間に位置している。敷地面積は146,000m2。
東日本旅客鉄道(JR東日本)大宮総合車両センター東大宮センターとともにJRでは数少ない特急形車両専門の車両基地である。かつては「出雲運転区」の名称で車両が配置されていたが、2000年に出雲鉄道部の下部組織となり出雲車両支部となったのち、2008年6月1日の出雲鉄道部廃止により本車両所の下部組織とされ、出雲支所に改称された。
島根県内では数少ない現役の転車台が設置されている。
車体に記される略号
- 整備済み車両の車体に記される略号
- 「後藤総」または「GT」が記されている。
- 所属車両の車体に記される略号
- 米子支社の略号である「米」と、後藤の電報略号である「トウ」から構成され、旅客車は「米トウ」、貨車は「米」、機関車は 「後」である。なお、機関車については2010年6月頃より「米」の表記に順次戻されている。
配置車両
2020年4月1日現在[2][3]の配置車両は以下のとおりで、運用検修センターと出雲支所に分散して配置されている。
区所 | 電車 | 気動車 | 機関車 | 客車 | 貨車 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
米子 | 0両 | 102両 | 6両 | 2両 | 7両 | 117両 |
出雲 | 84両 | 0両 | 0両 | 0両 | 0両 | 84両 |
全体 | 84両 | 102両 | 6両 | 2両 | 7両 | 201両 |
運用検修センター配置
気動車
客車
- 12系客車(2両)
貨車
機関車
- DE10形ディーゼル機関車(3両)
- 3両が配置され、車両基地内での入換などに使用される。そのうち1161号機は、後述のDE15形2558号機に続いて、2両目のトロッコ列車「奥出雲おろち号」カラーとなっており、検査などで使用できないときに使用される。
- DE15形ディーゼル機関車(1両)
- DD51形ディーゼル機関車(2両)
過去の配置車両
- 気動車
- 客車
- 貨車
出雲支所配置
- 285系電車(21両)
- 381系電車(62両)
- 6両編成2本(パノラマ編成2本)、4+3両編成6本(ノーマル編成6本)、4両編成2本(サブ編成1本、ノーマル編成1本)が配置されている。組成変更が頻繁に行なわれるため、編成番号は付けられていない。
- 特急「やくも」で運用され、「ゆったりやくも」用のリニューアル車両または簡易改造車である。
- クモヤ145形電車(1両)
- 1両が配置されている。牽引車。
- 構内の入換のほか、出雲支所に所属する381系電車が車両工場(主に後藤総合車両所)へ入出場回送、試運転をする際に進行方向に制御車両が連結されていない場合に制御車両として使用される。
過去の配置車両
- 客車
- 業務用牽引車
借り入れ車両
2008年3月から2010年3月まで京都総合運転所所属の113系4両編成1本を借入し、山陰本線の快速「通勤ライナー」に運用していたことがある。
歴史
- 1902年(明治35年)11月 - 鉄道作業局米子出張所の仮工場として、米子駅構内西側に開設。
- 1918年(大正7年)12月 - 現在地の後藤駅付近に移転し、鉄道院西部鉄道管理局の後藤工場に改称。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道が発足し、大阪鉄道局の後藤機械部になる。
- 1950年(昭和25年)8月1日 - 米子鉄道管理局が発足し、後藤工場になる。
- 1985年(昭和60年) - 後藤車両所に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道が承継。
- 1997年(平成9年) 3月8日 - 後藤車両所と米子運転所の検修部門が統合して、後藤総合車両所が発足。後藤車両所は同所の本所に、米子運転所の検修部門は同所の運用検修センターになる[4]。
- 2008年(平成20年)6月1日 - 出雲鉄道部出雲車両支部が後藤総合車両所に統合され、同所の出雲支所になる[4]。
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脚注
- ^ “キハ120を自社製造 JR西日本後藤車両所 新製車両が完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年9月1日)
- ^ ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2020夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2020年、p.200 - 201。ISBN 9784330050201。
- ^ 「JR旅客各社の車両配置表」『鉄道ファン』2020年7月号、交友社。
- ^ a b ジェー・アール・アール『JR気動車客車編成表 2010』交通新聞社、2010年。ISBN 978-4-330-14710-9。
参考文献
- 『 Rolling stock & machinery 』2007年7月号、日本鉄道車両機械技術協会、p.48 - 50。