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[[2018年]][[2月7日]]、希望の党と[[民進党]]との連携を巡り、これに反発する希望の党参議院議員団代表の[[松沢成文]]が、[[古川元久]]幹事長に希望の党の分党協議を申し入れた際、分党を望む議員リストに名を連ねた(井上の他、[[中山成彬]]衆議院議員、[[中山恭子]]参議院議員、[[行田邦子]]参議院議員)<ref>{{Cite news|url = https://www.sankei.com/politics/news/180207/plt1802070007-n1.html |title = 希望、正式に分党 松沢成文氏が5人のリスト提出 きょう手続き開始 |newspaper = [[産経新聞]] |date = 2018-02-07 |accessdate = 2018-05-19}}</ref>。同年[[5月7日]]、希望の党が解散し、国民党(直後に民進党と合併し[[国民民主党 |
[[2018年]][[2月7日]]、希望の党と[[民進党]]との連携を巡り、これに反発する希望の党参議院議員団代表の[[松沢成文]]が、[[古川元久]]幹事長に希望の党の分党協議を申し入れた際、分党を望む議員リストに名を連ねた(井上の他、[[中山成彬]]衆議院議員、[[中山恭子]]参議院議員、[[行田邦子]]参議院議員)<ref>{{Cite news|url = https://www.sankei.com/politics/news/180207/plt1802070007-n1.html |title = 希望、正式に分党 松沢成文氏が5人のリスト提出 きょう手続き開始 |newspaper = [[産経新聞]] |date = 2018-02-07 |accessdate = 2018-05-19}}</ref>。同年[[5月7日]]、希望の党が解散し、国民党(直後に民進党と合併し[[国民民主党 (日本 2018)|国民民主党]]を結成)、新たな[[希望の党_(日本 2018-)|希望の党]]に分党した際は、新・希望の党に参加した<ref>{{Cite news|url = https://www.sankei.com/politics/news/180426/plt1804260042-n1.html |title = 【民進・希望合流】国民党、国民民主党、希望の党…1週間で3つの新党誕生!? 国民党はわずか1日の存在 |newspaper = [[産経新聞]] |date = 2018-04-26 |accessdate = 2018-05-19}}</ref><ref>{{Cite news|url = https://mainichi.jp/articles/20180508/k00/00m/010/059000c |title = 新党:国民民主党62人参加 「野党第1党」に届かず |newspaper = [[毎日新聞]] |date = 2018-05-08 |accessdate = 2018-05-19}}</ref>。新たに結党した希望の党では[[政策部会|政策調査会長]]に起用された<ref>{{Cite news|url = https://www.sankei.com/politics/news/180507/plt1805070029-n2.html |title = 国民民主党参加者、不参加者、新「希望の党」参加者一覧 |newspaper = [[産経新聞]] |date = 2018-05-07 |accessdate = 2018-05-19}}</ref>。[[2019年]]5月28日の党役員人事で[[幹事長]]と[[国会対策委員会|国会対策委員長]]も兼任となった<ref>{{Cite web |url=https://www.sankei.com/politics/news/190528/plt1905280027-n1.html|title=希望・松沢成文代表が辞任、新代表に中山成彬氏|date=2019-05-28|publisher=産経新聞|accessdate=2019-05-28}}</ref><ref>{{Cite press release |title=新役員人事に関して|希望の党 |publisher=希望の党 |date=2019-05-28 |url=https://kibounotou.jp/2019/05/2628/ |accessdate=2019-05-28}}</ref>。 |
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一方で井上は希望の党の活動と並行して国民民主党のサポーターにも登録しており、[[2020年]]に野党再編により再設立された[[国民民主党 (日本 2020-)|(新)国民民主党]]でもサポーターとなったほか、国民民主党京都府連特別幹事の職にも就いた<ref>{{Cite news |title=国民民主が希望・井上氏を府連特別幹事に 次期衆院選巡る京都の「異例対応」に波紋|newspaper=毎日新聞|date=2020-11-30|url=https://mainichi.jp/articles/20201130/k00/00m/040/096000c|accessdate=2020-11-30}}</ref>。 |
一方で井上は希望の党の活動と並行して国民民主党のサポーターにも登録しており、[[2020年]]に野党再編により再設立された[[国民民主党 (日本 2020-)|(新)国民民主党]]でもサポーターとなったほか、国民民主党京都府連特別幹事の職にも就いた<ref>{{Cite news |title=国民民主が希望・井上氏を府連特別幹事に 次期衆院選巡る京都の「異例対応」に波紋|newspaper=毎日新聞|date=2020-11-30|url=https://mainichi.jp/articles/20201130/k00/00m/040/096000c|accessdate=2020-11-30}}</ref>。 |
2020年12月25日 (金) 09:28時点における版
井上 一徳 いのうえ かずのり | |
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生年月日 | 1962年7月31日(62歳) |
出生地 | 日本 京都府舞鶴市 |
出身校 | 横浜国立大学経済学部 |
前職 | 国家公務員(防衛省) |
所属政党 |
(旧希望の党→) 希望の党 |
公式サイト | 井上一徳│希望の党 |
選挙区 | 比例近畿ブロック(京都5区) |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2017年10月25日 - 現職 |
井上 一徳(いのうえ かずのり、1962年7月31日[1] - )は、日本の政治家、防衛官僚。衆議院議員(1期)。希望の党幹事長(第2代)兼政策調査会長(初代)兼国会対策委員長、国民民主党京都府連特別幹事。
来歴
1962年、京都府舞鶴市生まれ(現住所は舞鶴市溝尻中町)[2][3]。京都府立東舞鶴高等学校[4]、横浜国立大学経済学部卒業[5]。在学中に1年間休学し、アルバイトをしながらアジアやヨーロッパを旅行して回った[6]。
1986年、防衛庁(現防衛省)に入庁[7]。2006年、安倍政権下では公募により白間竜一郎や、高橋洋一、清水康弘らとともに首相官邸で首相補佐官付内閣参事官を務め、国家安全保障問題担当の首相補佐官だった小池百合子に仕えた[7][8]。
その後、防衛省大臣官房文書課長を経て、2014年より沖縄防衛局長[9]。沖縄防衛局長就任後、名護市辺野古沿岸部のサンゴ礁を破壊した沖縄県漁業調整規則違反容疑で名護市民から告発されていたが、2012年7月12日、那覇地方検察庁は嫌疑不十分で不起訴処分を下した[10]。沖縄防衛局長を退任後、防衛装備庁調達管理部長、防衛省大臣官房審議官(情報本部副本部長併任)を経て2017年9月29日防衛省を退職した[7][11][12]。
2017年9月25日、小池百合子東京都知事を中心に希望の党が結党され、第48回衆議院議員総選挙に同党から出馬する意向を表明[7]。京都5区からは井上に加え、引退する谷垣禎一の後継で自由民主党から立候補した本田太郎(元京都府議会議員)、無所属の中山泰(元京丹後市長)ら5人が立候補し[13]、井上は得票数4位で惨敗したものの(本田が当選)、重複立候補していた比例近畿ブロックで2位に登載されていたため、比例復活により初当選した[14][15]。同党の比例近畿ブロックの名簿では、比例単独1位に樽床伸二、比例2位重複で井上が登載され、他の候補は全て重複3位に登載されていたため、低い惜敗率で復活した井上に対し、10月25日に開かれた党の両院議員総会で、同じ京都府選出の泉健太から議員辞職を勧告された[16]。
2018年2月7日、希望の党と民進党との連携を巡り、これに反発する希望の党参議院議員団代表の松沢成文が、古川元久幹事長に希望の党の分党協議を申し入れた際、分党を望む議員リストに名を連ねた(井上の他、中山成彬衆議院議員、中山恭子参議院議員、行田邦子参議院議員)[17]。同年5月7日、希望の党が解散し、国民党(直後に民進党と合併し国民民主党を結成)、新たな希望の党に分党した際は、新・希望の党に参加した[18][19]。新たに結党した希望の党では政策調査会長に起用された[20]。2019年5月28日の党役員人事で幹事長と国会対策委員長も兼任となった[21][22]。
一方で井上は希望の党の活動と並行して国民民主党のサポーターにも登録しており、2020年に野党再編により再設立された(新)国民民主党でもサポーターとなったほか、国民民主党京都府連特別幹事の職にも就いた[23]。
政策・主張
- 第9条を含む日本国憲法の改正に賛成[24]。
- 憲法への緊急事態条項の創設に賛成[24]。
- 原子力発電は日本に「必要ない」としている[24]。
- カジノの解禁に反対[24]。
- 日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としており、非核三原則の「持ち込ませず」の部分についても「議論する必要はない」としている[24]。
所属団体・議員連盟
脚注
- ^ “井上 一徳:立候補者情報:選挙区:京都5区:衆院選2017”. 時事通信 2017年11月23日閲覧。
- ^ “2017衆院選:決戦の構図 5区、6区/京都”. 毎日新聞. (2017年10月8日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ “一徳会 政治資金収支報告書(平成29年分定期公表)” (PDF). 総務省 (2018年11月30日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “安倍官邸が怒る“小池寵愛”防衛省エリートの出馬”. 週刊新潮. (2017年10月18日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ "選挙公報" (PDF) (Press release). 京都府.
- ^ “2017衆院選:主な立候補者の横顔 5区/京都”. 毎日新聞. (2017年10月15日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ a b c d “防衛省幹部、希望から出馬へ 谷垣氏地盤の京都5区”. 朝日新聞. (2017年9月28日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ 官邸公募スタッフ10人を発表 政府朝日新聞デジタル2006年09月27日01時00分
- ^ “沖縄防衛局長交代へ 井上氏が後任有力”. 琉球新報. (2014年7月13日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ “前沖縄防衛局長を嫌疑不十分で不起訴 サンゴ破壊と地元住民告発 那覇地検”. 産経新聞. (2017年7月14日) 2017年10月30日閲覧。
- ^ “2017衆院選:前防衛大臣官房審議官・井上氏が出馬表明 5区で希望公認/京都”. 毎日新聞. (2017年10月5日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ “防衛省発令(指定職)”. 防衛省 (2017年9月29日). 2018年2月10日閲覧。
- ^ “保守分裂、谷垣氏の引退契機に 衆院京都5区”. 京都新聞. (2017年10月1日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ “第48回衆院選 京都”. 毎日新聞 2017年11月23日閲覧。
- ^ “惜敗率32%で比例復活…「希望」元防衛官僚に冷たい視線”. exciteニュース. (2017年11月1日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ “比例名簿優遇「不公平」 希望・泉氏、樽床代表代行らの辞職要求”. 京都新聞. (2017年10月25日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ “希望、正式に分党 松沢成文氏が5人のリスト提出 きょう手続き開始”. 産経新聞. (2018年2月7日) 2018年5月19日閲覧。
- ^ “【民進・希望合流】国民党、国民民主党、希望の党…1週間で3つの新党誕生!? 国民党はわずか1日の存在”. 産経新聞. (2018年4月26日) 2018年5月19日閲覧。
- ^ “新党:国民民主党62人参加 「野党第1党」に届かず”. 毎日新聞. (2018年5月8日) 2018年5月19日閲覧。
- ^ “国民民主党参加者、不参加者、新「希望の党」参加者一覧”. 産経新聞. (2018年5月7日) 2018年5月19日閲覧。
- ^ “希望・松沢成文代表が辞任、新代表に中山成彬氏”. 産経新聞 (2019年5月28日). 2019年5月28日閲覧。
- ^ "新役員人事に関して|希望の党" (Press release). 希望の党. 28 May 2019. 2019年5月28日閲覧。
- ^ “国民民主が希望・井上氏を府連特別幹事に 次期衆院選巡る京都の「異例対応」に波紋”. 毎日新聞. (2020年11月30日) 2020年11月30日閲覧。
- ^ a b c d e “第48回衆院選 希望 京都5区 井上一徳”. 毎日新聞 2017年11月23日閲覧。
外部リンク
- 井上一徳│希望の党
- 井上かずのり (inouekazunori0731) - Facebook
- 井上一徳 (@kazunori_0731) - X(旧Twitter)
- 井上かずのり (@kazunoriinoue0731) - Instagram
官職 | ||
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先代 廣瀨行成 |
防衛省情報本部副本部長 2017年 |
次代 齋藤雅一 |
党職 | ||
先代 行田邦子 |
希望の党 (日本 2018-)幹事長 第2代:2019年 - |
次代 (現職) |
先代 (新設) |
希望の党_(日本 2018-)国会対策委員長 2019年 - |
次代 (現職) |
先代 (結成) |
希望の党_(日本 2018-)政策調査会長 初代:2018年 - |
次代 (現職) |