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トットチャンネル
監督	大森一樹
脚本	大森一樹
原作	黒柳徹子
製作	富山省吾
ナレーター	黒柳徹子
出演者	斉藤由貴; 渡辺典子; 髙嶋政宏; 網浜直子; 村上里佳子; 久野綾希子; 三浦洋一; 植木等
音楽	かしぶち哲郎
撮影	五十畑幸勇
編集	池田美千子
製作会社	東宝映画
配給	東宝
公開	1987年8月1日
上映時間	97分
製作国	日本
言語	日本語
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新版トットチャンネル
著者	黒柳徹子
発行日	2016年3月1日
発行元	新潮文庫
ジャンル	自伝・エッセイ
国	日本
言語	日本語
形態	文庫本
ページ数	474
公式サイト	www.shinchosha.co.jp
コード	ISBN 978-4101334103
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トットチャンネル
著者	黒柳徹子
発行日	1984年10月
発行元	新潮社
ジャンル	自伝・エッセイ
国	日本
言語	日本語
形態	上製本
ページ数	337
コード	ISBN 978-4103550013 ; ISBN 978-4101334028（文庫本）
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2020年12月23日 (水) 04:07時点における版

『トットチャンネル』は、黒柳徹子の自伝エッセイである。1984年10月に新潮社より刊行された。

黒柳の幼少期を描いてベストセラーとなった『窓ぎわのトットちゃん』の続編に当たる内容で、黒柳がNHKの放送劇団に入団して以降、テレビ草創期の現場でのドタバタに巻き込まれつつ、失敗を乗りこえながら個性派女優へと成長していく様子を描いた青春記。前作が講談社からの刊行だったのに対し、本作は新潮社より刊行されている。2016年3月には最新メッセージを加筆して『新版トットチャンネル』と題して新潮文庫より再刊行された。

1987年8月に大森一樹監督・脚本、斉藤由貴主演により映画化された。また、2016年4月には『トットひとり』と本作を原作として、『トットてれび』と題してNHKの「土曜ドラマ」枠で満島ひかり主演によりテレビドラマ化された^[1]。

書籍情報

トットチャンネル（1984年10月、新潮社、ISBN 978-4103550013）
トットチャンネル（1987年3月27日、新潮文庫、ISBN 978-4101334028）
新版トットチャンネル（2016年3月1日、新潮文庫、ISBN 978-4101334103）

映画

東宝映画製作・東宝配給で映画化され、1987年 8月1日に公開された。

『雪の断章 -情熱-』（1985年公開）、『恋する女たち』（1986年公開）に続く斉藤由貴の主演第3作品目であり、監督・脚本の大森一樹とは『恋する女たち』および『「さよなら」の女たち』（1987年公開）でもタッグを組んでいる^[2]。本作と『恋する女たち』により、大森が第11回日本アカデミー賞優秀監督賞及び優秀脚本賞を、斉藤が同優秀主演女優賞を受賞。また、髙嶋政宏のデビュー作品であり、本作及び映画『BU・SU』での演技により第11回日本アカデミー賞新人俳優賞、第30回ブルーリボン賞新人賞など1987年度の新人各賞を受賞している。

本作のナレーションも担当した黒柳徹子は本作を鑑賞した際に涙を流して感激し、主演の斉藤が面会した折に大切にしていた指輪を斉藤へ贈っている^[2]。

キャスト

柴柳徹子 - 斉藤由貴
西里涼子 - 渡辺典子
中村かおる - 村上里佳子
横井美保 - 網浜直子
黒沢圭一郎 - 髙嶋政宏
今泉光二 - 堀広道
中野瑛子 - 久野綾希子
沖田敬 - 寺田農
永井等 - 三浦洋一
岡山竜二 - 植木等
土橋欣士郎 - 内田朝雄
新橋のオカマ - 高橋長英
五代幸代 - 林優枝
山之内淑恵 - 佐々木勝彦
ナレーション - 黒柳徹子

スタッフ

製作 - 富山省吾
プロデューサー - 市村朝一
監督・脚本 - 大森一樹
原作 - 黒柳徹子（新潮社刊）
撮影 - 五十畑幸勇
照明 - 望月英樹
美術 - 薩谷和夫
編集 - 池田美千子
助監督 - 米田興弘
音楽 - かしぶち哲郎
挿入歌 - 斉藤由貴「雨に唄えば」（発売元：キャニオン・レコード）
配給 - 東宝
製作 - 東宝映画

受賞

第11回日本アカデミー賞
- 優秀監督賞 - 大森一樹^{[注 1]}
- 優秀脚本賞 - 大森一樹^{[注 1]}
- 優秀主演女優賞 - 斉藤由貴^{[注 1]}
- 新人俳優賞 - 髙嶋政宏^{[注 2]}
第30回ブルーリボン賞
- 新人賞 - 髙嶋政宏^{[注 2]}
第12回報知映画賞
- 新人賞 - 髙嶋政宏^{[注 2]}
第42回毎日映画コンクール
- スポニチグランプリ新人賞 - 髙嶋政宏^{[注 2]}
第61回キネマ旬報ベスト・テン
- 新人男優賞 - 髙嶋政宏^{[注 2]}

同時上映

『19ナインティーン』 - 東宝映画・ジャニーズ事務所提携作品。監督：山下賢章。主演：少年隊（錦織一清・東山紀之・植草克秀）。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ ^a ^b ^c 『恋する女たち』とあわせて。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 『BU・SU』とあわせて。

出典

^ “満島ひかり、黒柳徹子役に決定 NHKドラマ『トットてれび』出演者発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年2月26日) 2020年2月2日閲覧。
^ ^a ^b “大森一樹監督、斉藤由貴は「幸運を運んでくれた女神様」”. 映画.com. (2014年3月24日). http://eiga.com/news/20140324/3/ 2016年5月15日閲覧。

外部リンク

黒柳徹子『新版トットチャンネル』 - 新潮社
トットチャンネル - 東宝 MOVIE DATABASE

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[恋する女たち-3] 『恋する女たち』とあわせて。

[BU・SU-4] 『BU・SU』とあわせて。

[1] “満島ひかり、黒柳徹子役に決定 NHKドラマ『トットてれび』出演者発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年2月26日) 2020年2月2日閲覧。

[eiga20140324-2] “大森一樹監督、斉藤由貴は「幸運を運んでくれた女神様」”. 映画.com. (2014年3月24日). http://eiga.com/news/20140324/3/ 2016年5月15日閲覧。

[1]

[2]

[注 1]

[注 2]

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 | 製作総指揮 =
 | ナレーター = 黒柳徹子
-| 出演者 = [[斉藤由貴]]<br />[[渡辺典子]]<br />[[高嶋政宏|髙嶋政宏]]<br />[[網浜直子]]<br />[[RIKACO|村上里佳子]]<br />[[久野綾希子]]<br />[[三浦洋一 (俳優)|三浦洋一]]<br />[[植木等]]
+| 出演者 = [[斉藤由貴]]<br />[[渡辺典子]]<br />[[髙嶋政宏]]<br />[[網浜直子]]<br />[[RIKACO|村上里佳子]]<br />[[久野綾希子]]<br />[[三浦洋一 (俳優)|三浦洋一]]<br />[[植木等]]
 | 音楽 = [[かしぶち哲郎]]
 | 主題歌 =
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 [[東宝映画 (企業)|東宝映画]]製作・[[東宝]]配給で映画化され、[[1987年]][[8月1日]]に公開された。
-『[[雪の断章 -情熱-]]』（1985年公開）、『[[恋する女たち (氷室冴子)#映画|恋する女たち]]』（1986年公開） に続く[[斉藤由貴]]の主演第3作品目であり、監督・脚本の[[大森一樹]]とは『恋する女たち』および『[[「さよなら」の女たち]]』（1987年公開）でもタッグを組んでいる<ref name="eiga20140324">{{Cite news |title=大森一樹監督、斉藤由貴は「幸運を運んでくれた女神様」 |newspaper=[[映画.com]] |date=2014-03-24 |url=http://eiga.com/news/20140324/3/ |accessdate=2016-05-15}}</ref>。本作と『恋する女たち』により、大森が[[第11回日本アカデミー賞]]優秀監督賞及び優秀脚本賞を、斉藤が同優秀主演女優賞を受賞。また、[[高嶋政宏|髙嶋政宏]]のデビュー作品であり、本作及び映画『[[BU・SU]]』での演技により第11回日本アカデミー賞新人俳優賞、第30回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]新人賞など1987年度の新人各賞を受賞している。
+『[[雪の断章 -情熱-]]』（1985年公開）、『[[恋する女たち (氷室冴子)#映画|恋する女たち]]』（1986年公開） に続く[[斉藤由貴]]の主演第3作品目であり、監督・脚本の[[大森一樹]]とは『恋する女たち』および『[[「さよなら」の女たち]]』（1987年公開）でもタッグを組んでいる<ref name="eiga20140324">{{Cite news |title=大森一樹監督、斉藤由貴は「幸運を運んでくれた女神様」 |newspaper=[[映画.com]] |date=2014-03-24 |url=http://eiga.com/news/20140324/3/ |accessdate=2016-05-15}}</ref>。本作と『恋する女たち』により、大森が[[第11回日本アカデミー賞]]優秀監督賞及び優秀脚本賞を、斉藤が同優秀主演女優賞を受賞。また、[[髙嶋政宏]]のデビュー作品であり、本作及び映画『[[BU・SU]]』での演技により第11回日本アカデミー賞新人俳優賞、第30回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]新人賞など1987年度の新人各賞を受賞している。
 本作のナレーションも担当した黒柳徹子は本作を鑑賞した際に涙を流して感激し、主演の斉藤が面会した折に大切にしていた指輪を斉藤へ贈っている<ref name="eiga20140324"/>。
@@ 103行目: / 103行目: @@
 * 中村かおる - [[RIKACO|村上里佳子]]
 * 横井美保 - [[網浜直子]]
-* 黒沢圭一郎 - [[高嶋政宏|髙嶋政宏]]
+* 黒沢圭一郎 - [[髙嶋政宏]]
 * 今泉光二 - [[堀広道]]
 * 中野瑛子 - [[久野綾希子]]

表話編歴大森一樹監督作品
1960年代	革命狂時代（1969年）
1970年代	ヒロシマから遠く離れて（1972年）空飛ぶ円盤を見た男（1972年）明日に向かって走れない!（1972年）死ぬにはまにあわない!（1974年）暗くなるまで待てない!（1975年）オレンジロード急行（1978年）夏子と、長いお別れ（ロング・グッバイ）（1978年）
1980年代	ヒポクラテスたち（1980年）前立腺の病気と予防（1981年）尿路結石と微小発破（1981年）風の歌を聴け（1981年）すかんぴんウォーク（1984年）ユー・ガッタ・チャンス（1985年）テイク・イット・イージー（1986年）恋する女たち（1986年）トットチャンネル（1987年）「さよなら」の女たち（1987年）ゴジラvsビオランテ（1989年）花の降る午後（1989年）
1990年代	ボクが病気になった理由（1990年）満月 MR.MOONLIGHT（1991年）ゴジラvsキングギドラ（1991年）継承盃（1992年）シュート!（1994年）大失恋。（1995年）緊急呼出しエマージェンシー・コール（1995年）わが心の銀河鉄道宮沢賢治物語（1996年）ドリーム・スタジアム（1997年）ジューンブライド 6月19日の花嫁（1998年）明るくなるまでこの恋を（1999年）
2000年代	ちんちろまい（2000年）ナトゥ踊る!ニンジャ伝説（2000年）走れ!イチロー（2001年） T.R.Y.（2003年）劇場版超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち（2005年）悲しき天使（2006年）イエスタデイワンスモア（2008年）
2010年代	世界のどこにでもある、場所（2010年）津軽百年食堂（2011年）
テレビドラマ	法医学教室の午後（1985年）法医学教室の長い一日（1986年）女優時代（1988年）炎の料理人周富徳物語（1995年）黒い春（2007年）