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テイク・イット・イージー (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テイク・イット・イージー
監督 大森一樹
脚本 丸山昇一
製作 岡田裕
佐々木史朗
出演者
音楽 後藤次利
主題歌 吉川晃司「MODERN TIME
撮影 水野尾信正
編集 井上治
製作会社
[1]
配給 東宝
公開 日本の旗 1986年4月12日
上映時間 108分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 9億円[2]
前作 ユー・ガッタ・チャンス
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テイク・イット・イージー』は、1986年4月12日に公開された日本映画[1][3][4][5][6][7]。『すかんぴんウォーク』『ユー・ガッタ・チャンス』に続く吉川晃司主演×大森一樹監督による「民川裕司3部作」の第3作で完結編[1][3][4][5][7][8][9][10][11]

スター街道半ばの民川裕司(吉川晃司)が、ニューヨーク公演が中止になったことから、北海道に旅に出て地元のボスと対決する[4][5][7][12]。自身の生きる道を見つめ直し、裕司の新たな出発を描くシリーズ完結篇[1][3][4][5][6][7][11][12]

1985年秋に製作発表が行われた際のタイトルは『テイク・イット・イージー・三年目の冒険』と告知されていた[13]

キャスト

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スタッフ

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製作

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吉川晃司は製作時のインタビューで「『テイク・イット・イージー』で主人公が死んでしまうーでもその次、その後があるんですよね。それが可笑しいと言うか、『すかんぴんウォーク』の最初に戻るんです。精神的には。で、一回転している訳ですよね。何でもいつも一回転しなくちゃいけないと思うんです。デカいものを作って、成功したらまたそれを壊して、新しいものに挑戦するということです。やっぱり大森一樹って人は面白いし、娯楽映画を作るんだ、という人だから、娯楽映画ってムズカしいですよね。マニア向けの映画より。僕、同郷の大林宣彦監督って好きなんです。女の子を撮るとすごくロマンチックな映画作るでしょ。あの人と組んでグチャグチャな映画やったら面白いんじゃないかなあ。まあ『すかんぴんウォーク』から3本並べてみるとバランスのとれた映画ですよね。自分の未来を先行して映画で表現し、それに向かって本当にやってきた感じ。主人公って本当に勇気ある若者っていうか、僕から見てもすごくカッコいいなと思う。自分で演じててコイツには負けたくないと思いながら演じてました。やってていい刺激になりました。今回、黒沢年男さんの演ってる役は『夢を追っていける程、世の中甘くないぜ。もっと大人になれ』というけど、そんなこと解りたくないですよね。最初から解ってたら寂しいし、やってみないと解らないし、本当にのたれ死にするかもしれないけど、オレはやりたいんだという事を、今回の主題歌MODERN TIME』の歌詞に反映させました」などと述べた[5]

同時上映

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タッチ・背番号のないエース[12]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e f テイク・イット・イージー - 国立映画アーカイブ
  2. ^ 「1986年邦画4社〈封切配収ベスト作品〉」『キネマ旬報』1987年2月下旬号、キネマ旬報社、130頁。 
  3. ^ a b c テイク・イット・イージー
  4. ^ a b c d 寺脇研「吉川晃司×大森一樹三部作」『昭和アイドル映画の時代』光文社光文社知恵の森文庫〉、2020年、504–505頁。ISBN 978-4-334-78786-8 
  5. ^ a b c d e 「キー・ウェイブ27 〔MOVIE〕 吉川晃司インタビュー 3作目の映画がいよいよ公開」『シティロード』1986年4月号、エコー企画、7頁。 
  6. ^ a b テイク・イット・イージーに教わったこと
  7. ^ a b c d 吉川晃司映画祭 ~"民川裕司三部作"一挙上映~吉川晃司映画祭 ~ - 神保町シアター
  8. ^ 轟夕起夫「Hiho VIP INTERVIEW 吉川晃司」『映画秘宝』2002年10月号、洋泉社、76–77頁。 
  9. ^ テイク・イット・イージー | 映画 | WOWOWオンライン
  10. ^ “吉川晃司 大森監督の訃報に絶句「新しい企画も聞いていた」“三部作”からコンビ”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2022年11月15日). オリジナルの2022年11月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221115213701/https://www.daily.co.jp/gossip/2022/11/16/0015812048.shtml 2023年9月11日閲覧。 
  11. ^ a b 緑川亨「面白い映画を探せ 文・大森一樹」『日本映画の現在』岩波書店〈講座日本映画7〉、1988年、128-131頁。ISBN 4-00-010257-5 
  12. ^ a b c 「邦画封切情報 テイク・イット・イージー」『シティロード』1986年4月号、エコー企画、28頁。 
  13. ^ 「邦画ニュース」『シティロード』1985年11月号、エコー企画、30頁。 

外部リンク

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