「大串博志」の版間の差分
m Bot作業依頼: 立憲民主党 (日本)関連の改名に伴うリンク修正依頼 (立憲民主党 (日本 2017)) - log |
m Bot作業依頼: 立憲民主党 (日本)関連の改名に伴うリンク修正依頼 (立憲民主党 (日本 2020)) - log |
||
12行目: | 12行目: | ||
|前職 = [[国家公務員]]([[大蔵省]]・[[財務省_(日本)|財務省]]) |
|前職 = [[国家公務員]]([[大蔵省]]・[[財務省_(日本)|財務省]]) |
||
|現職 = |
|現職 = |
||
|所属政党 = ([[民主党_(日本_1998-2016)|民主党]]→)<br />([[民進党]]→)<br />([[希望の党]]([[凌雲会|前原G]]) →)<br />([[無所属]]→)<br />([[立憲民主党 (日本 2017)|旧立憲民主党]]→)<br />[[立憲民主党 (日本 2020 |
|所属政党 = ([[民主党_(日本_1998-2016)|民主党]]→)<br />([[民進党]]→)<br />([[希望の党]]([[凌雲会|前原G]]) →)<br />([[無所属]]→)<br />([[立憲民主党 (日本 2017)|旧立憲民主党]]→)<br />[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]] |
||
|称号・勲章 = [[学士(法学)|法学士]]<br />[[経営学修士]](MBA) |
|称号・勲章 = [[学士(法学)|法学士]]<br />[[経営学修士]](MBA) |
||
|配偶者 = |
|配偶者 = |
||
27行目: | 27行目: | ||
|退任日 = 現職 |
|退任日 = 現職 |
||
}} |
}} |
||
'''大串 博志'''(おおぐし ひろし、[[1965年]][[8月31日]] - )は、[[日本]]の[[政治家]]、[[大蔵省|大蔵]]・[[財務省_(日本)|財務]][[官僚]]。[[立憲民主党 (日本 2020 |
'''大串 博志'''(おおぐし ひろし、[[1965年]][[8月31日]] - )は、[[日本]]の[[政治家]]、[[大蔵省|大蔵]]・[[財務省_(日本)|財務]][[官僚]]。[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]所属の[[衆議院|衆議院議員]](5期)。 |
||
[[内閣総理大臣補佐官]]([[野田内閣_(第3次改造)|野田第3次改造内閣]])、[[内閣府大臣政務官]]([[野田内閣]]・[[野田内閣_(第1次改造)|野田第1次改造内閣]]・[[野田内閣_(第2次改造)|野田第2次改造内閣]])、[[復興大臣政務官]](野田第1次改造内閣・野田第2次改造内閣)、[[財務大臣政務官]]([[鳩山由紀夫内閣]]・[[菅直人内閣]])、[[民進党]][[政策部会|政務調査会長]](第2代)、[[民主党_(日本_1998-2016)|民主党]]佐賀県連代表等を歴任した。 |
[[内閣総理大臣補佐官]]([[野田内閣_(第3次改造)|野田第3次改造内閣]])、[[内閣府大臣政務官]]([[野田内閣]]・[[野田内閣_(第1次改造)|野田第1次改造内閣]]・[[野田内閣_(第2次改造)|野田第2次改造内閣]])、[[復興大臣政務官]](野田第1次改造内閣・野田第2次改造内閣)、[[財務大臣政務官]]([[鳩山由紀夫内閣]]・[[菅直人内閣]])、[[民進党]][[政策部会|政務調査会長]](第2代)、[[民主党_(日本_1998-2016)|民主党]]佐賀県連代表等を歴任した。 |
2020年11月1日 (日) 11:17時点における版
大串 博志 おおぐし ひろし | |
---|---|
| |
生年月日 | 1965年8月31日(59歳) |
出生地 | 日本 佐賀県杵島郡白石町 |
出身校 |
東京大学法学部 UCLAビジネススクール |
前職 | 国家公務員(大蔵省・財務省) |
所属政党 |
(民主党→) (民進党→) (希望の党(前原G) →) (無所属→) (旧立憲民主党→) 立憲民主党 |
称号 |
法学士 経営学修士(MBA) |
公式サイト | oogushi-com |
選挙区 |
(比例九州ブロック→) (佐賀2区→) (比例九州ブロック→) 佐賀2区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 2005年9月11日 - 現職 |
大串 博志(おおぐし ひろし、1965年8月31日 - )は、日本の政治家、大蔵・財務官僚。立憲民主党所属の衆議院議員(5期)。
内閣総理大臣補佐官(野田第3次改造内閣)、内閣府大臣政務官(野田内閣・野田第1次改造内閣・野田第2次改造内閣)、復興大臣政務官(野田第1次改造内閣・野田第2次改造内閣)、財務大臣政務官(鳩山由紀夫内閣・菅直人内閣)、民進党政務調査会長(第2代)、民主党佐賀県連代表等を歴任した。
来歴
佐賀県杵島郡有明町(現:白石町)生まれ。佐賀大学教育学部附属中学校、佐賀県立佐賀西高等学校、東京大学法学部卒業。大学卒業後、大蔵省(現:財務省)に入省[1]。理財局に配属され、主に財政投融資を担当する。1991年、アメリカ合衆国のカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ビジネススクールに留学し、MBA(経営学修士号)を取得した[1]。その後は長野県諏訪税務署長や国際通貨基金(IMF)日本理事室審議役、財務省主計局主査を歴任。
在インドネシア大使館一等書記官在任中には、アジア通貨危機に対応するため白石隆京都大学教授、浅沼信爾一橋大学教授、伊藤隆敏東京大学教授らのインドネシア経済政策支援プロジェクトの事務局を中尾武彦国際局開発政策課長らと担い、インドネシア支援にあたった[2]。その後、金融庁監督局銀行第一課銀行監督調整官等の役職を経て、2005年に財務省を退官する。
同年、民主党佐賀県総支部連合会副代表に就任し、佐賀2区で同党の公認を受ける。第44回衆議院議員総選挙に民主党公認で佐賀2区から立候補したが、郵政民営化法案の採決で反対票を投じたため自由民主党の公認を得られず無所属で立候補した今村雅弘に約15,000票差で敗北。重複立候補していた比例九州ブロックで復活し、初当選した。2007年2月には民主党佐賀県連代表に就任するも、同年7月に辞任し、翌月には再び副代表に就任する。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では、自民党に復党していた今村を佐賀2区で破り、初めて選挙区で当選した(今村も比例復活)。同年、鳩山由紀夫内閣で財務大臣政務官に任命され、菅直人内閣まで務める。
2011年3月、「日本のグランド・デザイン」研究会(玄葉グループ)の結成に参加した。同年5月、民主党所属の佐賀県議会議員や佐賀市議会議員が、各議会において民主党系会派から離脱した責任を取り、佐賀県連副代表を辞任する意向を表明(県連代表の原口一博も辞意を表明)[3][4]したが、県連常任委員会では辞任が認められなかった。同年9月、野田内閣で内閣府大臣政務官(国家戦略、社会保障と税の一体改革、経済財政、科学技術、宇宙開発、国際平和協力業務等[5][6])に任命され、翌年2月の野田第1次改造内閣から復興大臣政務官を兼務する(内閣府大臣政務官も方も担当が一部変わり科学技術、宇宙開発などを退任。新たに行政改革、公務員制度改革、行政刷新などが担当に加わる[7])。2012年10月、野田第3次改造内閣で内閣総理大臣補佐官(重要政策に関する省庁間調整担当)に起用された。
2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では、佐賀2区で前回下した今村に敗れたが、重複立候補していた比例九州ブロックで復活し、3選。2013年7月に行われた第23回参議院議員通常選挙大敗の責任をとり辞任した原口一博の後任として民主党佐賀県連代表に就任[8]した。
2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、佐賀県知事を辞職して立候補した自民党新人の古川康に佐賀2区で敗れたが、再び比例復活により4選。
古川の辞職に伴う佐賀県知事選挙は2015年1月11日に行われ、大串は大学時代の同級生[9]である元総務省職員の山口祥義を支援した。知事選には、古川と同じ総務省出身であり、古川から事実上の後継指名を受けた前武雄市長の樋渡啓祐が立候補したが、山口が初当選を果たした[10]。
2016年3月、民主党・維新の党の合流により結党した民進党に参加し、党政務調査会長代理に就任。同年9月の民進党代表選挙では蓮舫代表代行の推薦人に名を連ね、代表に選出された蓮舫の下で、政調会長代理から昇格する形で民進党政務調査会長に起用された[11]。
2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では希望の党公認で佐賀2区から立候補し、自民党の古川康を約6,800差で破り、5選[12](古川も比例復活)。11月の希望の党共同代表選挙に立候補して14票を獲得したが、39票を獲得した玉木雄一郎に敗れた[13]。選挙後の11月14日、新執行部人事の承認を諮る両院議員総会で辞任を表明した小池百合子代表が玉木を後継指名した際には、代表の交代について事前の周知がなく「ブラックボックス」的だと批判して承認の拍手を拒否し、党の役職にも就かなかった[14][15][16]。
その後、2018年5月に民進党と希望の党の合流に伴い発足した国民民主党には参加せず[17]、同じく希望の党から国民民主党に参加しなかった田嶋要、本村賢太郎とともに旧民進党系の無所属議員の会派である無所属の会に加入した[18]。2019年1月15日には無所属の会から立憲民主党会派に移籍した。
2019年9月24日、立憲民主党と国民民主党などの合同会派結成に伴い、立憲民主党に入党。
政策・主張
- 2012年には日本国憲法の改正、集団的自衛権の行使を禁じた内閣法制局の憲法解釈の見直しに反対[19]としていた。2014年には集団的自衛権を巡る憲法解釈変更について、「現在の安全保障上、ニーズが高まっているのは理解できる」とした上で、国民的な議論の積み重ねが必要とした[20]。2015年の安保法の衆院採決の際に玉木雄一郎、辻元清美、宮崎岳志、泉健太らとプラカードを掲げて猛反対した[21]。
- 日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としている[19]。
- 女性宮家の創設に賛成[19]。
- 選択的夫婦別姓制度の導入に賛成[22][23]。男女同数をめざして女性の政治参画が進んでいけば、選択的夫婦別姓の問題は大きく進む、と述べている[24]。
- 日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加に反対[19]。
- 九州新幹線 (西九州ルート)に対しては建設に慎重[25]。
- 2019年度の100兆円を超える予算案に疑問を持ち、財政の健全化を求めている[26]。
活動
- NBCラジオ佐賀でレギュラー番組「大串ひろしのよかとこ佐賀」のパーソナリティを勤めている[27]
- 2007年6月、刺殺された暴力団九州誠道会系鶴丸組組長・鶴丸善治の葬儀に参列し、住所氏名を記帳。1万円の香典を出したうえで焼香を行った[28]。鶴丸組長は実弟が当時久保田町議会副議長を務めており、自民系の県議1名と市議2名が通夜に参列したことを聞いて判断が甘くなったと釈明した[29]。翌月に県連代表を引責辞任した[30]。
- 2008年(平成20年)3月26日、国鉄労働組合のJR採用差別闘争の院内集会に参加し、連帯の挨拶を行った[31]。
- 2010年1月、石川知裕衆議院議員(当時)の逮捕を受け、同期当選の議員で構成される石川知裕代議士の逮捕を考える会に、政府の一員である財務大臣政務官在任中に参加した。1月25日の衆議院予算委員会で自民党の大村秀章から、同会の設立について「民主党の2期生の国会議員がこうした検察の動きを牽制するために、検察批判を先頭に立ってやるためにつくった会だというふうに報道されています」と追及を受けた際は、「私は、同期会、同期で話し合う場ということで声がかかったので行きました。会の始まりのあいさつが終わるときにそこを出ました。以後、その場にはおりませんでした」と答弁した[32]。。
- 2020年6月11日、持続化給付金の支給事務を受託した一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」の職員にアポイントメントなしで訪問の上、聴取を要望するが、警備員に制止された[33]。
人物
所属団体・議員連盟
脚注
- ^ a b c d oogushi-com - プロフィール
- ^ 「「一所懸命」に和風の流儀で世界の課題解決に貢献」国際協力機構
- ^ “民主県連、原口代表が辞意…議員の会派離脱で”. 読売新聞. (2011年5月15日). オリジナルの2011年5月18日時点におけるアーカイブ。 2011年5月15日閲覧。
- ^ “原口氏が佐賀県連代表の辞意 全国幹事長会議の波乱要因に”. 産経新聞. (2011年5月15日) 2011年5月15日閲覧。
- ^ 野田第三次改造内閣 内閣総理大臣補佐官名簿
- ^ 第179回国会 内閣委員会 第1号
- ^ 内閣府について 資料
- ^ 原口氏が代表辞任、後任に大串氏 民主県連佐賀新聞 - 2013年08月26日
- ^ 衆議院議員 大串ひろしブログ:同級生なんです!
- ^ “佐賀県知事選、山口祥義氏が初当選 前武雄市長を破る”. 朝日新聞. (2015年1月11日) 2015年1月14日閲覧。
- ^ “民進党:政調会長に大串氏 新執行部固まる”. 毎日新聞. (2016年9月18日) 2017年1月1日閲覧。
- ^ 佐賀-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
- ^ “大串氏「一兵卒で支える」執行部と距離取る 希望代表選に敗退”. 佐賀新聞. (2017年11月11日)
- ^ “希望・小池氏、誤算続きで投げ出し=大串氏ら排除、火種残す”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2017年11月15日)
- ^ “希望の党、党内結束に不安…新執行部の要職ない大串派、ブラックボックス的と批判”. サンケイスポーツ. (2017年11月15日)
- ^ “大串氏、党運営を批判 小池氏辞任 交代「ブラックボックス」”. 佐賀新聞. (2017年11月15日)
- ^ 国民民主党参加者、不参加者、新「希望の党」参加者一覧 - 産経ニュース 2018年5月7日
- ^ 「無所属の会」に3氏加入 旧希望の党の衆院議員 - 朝日新聞デジタル 2018年5月9日
- ^ a b c d “2012衆院選 佐賀2区 大串博志”. 毎日jp (毎日新聞社) 2014年4月6日閲覧。
- ^ 佐賀新聞2014年5月22日 国民的議論尽くすべき 集団的自衛権行使
- ^ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00000010-ykf-soci
- ^ 「<憲法特集>九州・沖縄の国会議員アンケート(3)主なテーマ」 Archived 2016年5月5日, at the Wayback Machine.、西日本新聞、2016年4月30日。
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ 「女性の政治参画が進めば、選択的夫婦別姓の問題も大きく進む」大串政調会長、民主党ニュース、2017年6月8日。
- ^ 自身のブログ・新幹線長崎ルート
- ^ [1]
- ^ 自身のブログ
- ^ 『民主・大串衆院議員、組長の葬儀で焼香 佐賀』 2007年7月6日 朝日新聞
- ^ 佐賀組長葬儀問題 自民県議は通夜出席 市議2人も参列、西日本新聞 - 2007年7月6日
- ^ <民主党>大串衆院議員が佐賀県連代表辞任 組長葬弔問で、毎日新聞 - 2007年7月7日
- ^ 週刊かけはし(日本革命的共産主義者同盟 (JRCL)発行)JR採用差別問題で院内集会
- ^ 第174回国会 厚生労働委員会 第1号(平成22年1月25日(月曜日))
- ^ “協議会を「アポなし」訪問 聴取要求も不発―立憲民主党:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2020年6月12日閲覧。
- ^ 『候補者の横顔 2017衆院選・佐賀2区』 2017年10月13日 佐賀新聞
外部リンク
- oogushi-com
- 大串博志 (@OogushiHiroshi) - X(旧Twitter)
- 大串博志 (oogushihiroshi) - Facebook
公職 | ||
---|---|---|
先代 阿久津幸彦 |
内閣府大臣政務官 阿久津幸彦 園田康博と共同 →郡和子 園田康博と共同 →園田康博 郡和子 稲見哲男 北神圭朗と共同 2011年 - 2012年 |
次代 加賀谷健 郡和子 金子恵美 稲見哲男 岸本周平 大野元裕 本多平直 高山智司 |
先代 (創設) |
復興大臣政務官 郡和子 津川祥吾 吉田泉と共同 →郡和子 津川祥吾 若泉征三と共同 →郡和子 津川祥吾 金子恵美 橋本清仁と共同 2012年 |
次代 亀岡偉民 長島忠美 徳田毅 |
先代 三ツ矢憲生 末松信介 |
財務大臣政務官 古本伸一郎と共同 2009年 - 2010年 |
次代 吉田泉 尾立源幸 |
党職 | ||
先代 山尾志桜里 |
民進党政務調査会長 第2代:2016年 - 2017年 |
次代 階猛 |