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公選第18 - 19代知事を務めた[[松井一郎]]が、[[2019年大阪市長選挙|大阪市長選挙]]へ鞍替え出馬することに伴って執行される大阪府知事選挙である。 |
公選第18 - 19代知事を務めた[[松井一郎]]が、[[2019年大阪市長選挙|大阪市長選挙]]へ鞍替え出馬することに伴って執行される大阪府知事選挙である。 |
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[[大阪維新の会]]からは公選第20代大阪市長を務めていた[[吉村洋文]]が出馬し、その対抗馬として[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]が[[橋下徹]]と松井一郎の下で副知事を務めていた[[小西禎一]]を擁立し、推薦を決定した<ref>{{Cite news|title=大阪ダブル選 元副知事の小西氏が出馬表明「都構想、終わらせる」|newspaper=産経ニュースWEST|date=2019-03-11|url=https://www.sankei.com/west/news/190311/wst1903110037-n1.html|agency=産業経済新聞社|accessdate=2019-03-24}}</ref>。また[[公明党]]大阪府本部、[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]大阪府連合、[[日本共産党]]大阪府委員会、[[部落解放同盟]]が小西を支援することを決定、『大阪維新府政』の継続か否かを巡る戦いとなった<ref>{{Cite news|title=大阪府知事選告示 都構想の是非問い一騎打ち|newspaper=大阪日日新聞|date=2019-03-22|url=https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/190322/20190322031.html|agency=新日本海新聞社|accessdate=2019-03-24}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://www.hrn.gr.jp/column/2474/ |title=コラム | 2019年3月20日「Vol.153 首長は住民の代表 小西・柳本両候補の勝利に全力を」 |publisher=部落解放同盟_大阪府連合会 |accessdate=2019-04-03 }}</ref>。大阪府知事選挙が統一地方選挙に内包される形で執行されるのは、1999年(平成11年)の[[第14回統一地方選挙]]以来20年ぶりとなる{{Efn2|name=選挙|この時は公選第48-49代知事を務めた[[横山ノック|横山ノック(山田勇)]]が2度目の当選を果たした選挙であったが、横山は1999年12月に強制わいせつ事件で辞職し、以後2015年まで大阪府知事選挙は統一地方選挙の日程から外れていた<ref>{{Cite web |author= |date= |url= http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/16049/00000000/31.pdf|title=昭和22年~平成23年執行大阪府知事選挙結果一覧 |website= 大阪府選挙管理委員会事務局|publisher= 大阪府|format=PDF|accessdate=2019-03-24}}</ref>。}}。 |
[[大阪維新の会]]からは公選第20代大阪市長を務めていた[[吉村洋文]]が出馬し、その対抗馬として[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]が[[橋下徹]]と松井一郎の下で副知事を務めていた[[小西禎一]]を擁立し、推薦を決定した<ref>{{Cite news|title=大阪ダブル選 元副知事の小西氏が出馬表明「都構想、終わらせる」|newspaper=産経ニュースWEST|date=2019-03-11|url=https://www.sankei.com/west/news/190311/wst1903110037-n1.html|agency=産業経済新聞社|accessdate=2019-03-24}}</ref>。また[[公明党]]大阪府本部、[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]大阪府連合、[[日本共産党]]大阪府委員会、[[部落解放同盟]]が小西を支援することを決定、『大阪維新府政』の継続か否かを巡る戦いとなった<ref>{{Cite news|title=大阪府知事選告示 都構想の是非問い一騎打ち|newspaper=大阪日日新聞|date=2019-03-22|url=https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/190322/20190322031.html|agency=新日本海新聞社|accessdate=2019-03-24}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://www.hrn.gr.jp/column/2474/ |title=コラム | 2019年3月20日「Vol.153 首長は住民の代表 小西・柳本両候補の勝利に全力を」 |publisher=部落解放同盟_大阪府連合会 |accessdate=2019-04-03 }}</ref>。大阪府知事選挙が統一地方選挙に内包される形で執行されるのは、1999年(平成11年)の[[第14回統一地方選挙]]以来20年ぶりとなる{{Efn2|name=選挙|この時は公選第48-49代知事を務めた[[横山ノック|横山ノック(山田勇)]]が2度目の当選を果たした選挙であったが、横山は1999年12月に強制わいせつ事件で辞職し、以後2015年まで大阪府知事選挙は統一地方選挙の日程から外れていた<ref>{{Cite web |author= |date= |url= http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/16049/00000000/31.pdf|title=昭和22年~平成23年執行大阪府知事選挙結果一覧 |website= 大阪府選挙管理委員会事務局|publisher= 大阪府|format=PDF|accessdate=2019-03-24}}</ref>。}}。 |
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2019年3月3日に、松井は「出直しクロス選挙」に臨む考えを示した。出直し選の場合、当選しても任期満了時に再び首長選が実施されることから、松井は「知事のまま出直したら、もう一度11月に選挙をしなければならない。税金を預かる僕としては、これほど効率の悪いことはない」と「出直しクロス選挙」に出る理由を説明した<ref>{{Cite news|url=https://www.asahi.com/articles/ASM3375DCM33PTIL005.html |title=大阪知事、出直しクロス選の意向表明 公明と決裂なら|publisher=朝日新聞|date=2019-03-04}}</ref>。朝日新聞は、「4つの選挙を同日にすることによって機運を盛り上げ、議会選で単独過半数を目指す戦術にほかならない」と評価し<ref>{{Cite news|url=https://www.asahi.com/articles/DA3S13925385.html |title=大阪ダブル選 住民不在の党利党略だ|publisher=朝日新聞|date=2019-03-09}}</ref>、毎日新聞は「地方自治制度に対する二重の背信」と批判した<ref> {{Cite news|url=https://mainichi.jp/articles/20190305/ddm/005/070/110000c |title=大阪知事・市長の策略 地方自治への二重の背信|publisher=毎日新聞|date=2019-03-05}}</ref>。 |
2019年3月3日に、松井は「出直しクロス選挙」に臨む考えを示した。出直し選の場合、当選しても任期満了時に再び首長選が実施されることから、松井は「知事のまま出直したら、もう一度11月に選挙をしなければならない。税金を預かる僕としては、これほど効率の悪いことはない」と「出直しクロス選挙」に出る理由を説明した<ref>{{Cite news|url=https://www.asahi.com/articles/ASM3375DCM33PTIL005.html |title=大阪知事、出直しクロス選の意向表明 公明と決裂なら|publisher=朝日新聞|date=2019-03-04}}</ref>。朝日新聞は、「4つの選挙を同日にすることによって機運を盛り上げ、議会選で単独過半数を目指す戦術にほかならない」と評価し<ref>{{Cite news|url=https://www.asahi.com/articles/DA3S13925385.html |title=大阪ダブル選 住民不在の党利党略だ|publisher=朝日新聞|date=2019-03-09}}</ref>、毎日新聞は「地方自治制度に対する二重の背信」と批判した<ref> {{Cite news|url=https://mainichi.jp/articles/20190305/ddm/005/070/110000c |title=大阪知事・市長の策略 地方自治への二重の背信|publisher=毎日新聞|date=2019-03-05}}</ref>。 |
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|[[無所属]]<br />(推薦)[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]、[[公明党]]大阪府本部<br />(支持)[[国民民主党 (日本 2018-)|国民民主党]]大阪府総支部連合会<br />(自主支援)[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]大阪府連合・[[日本共産党]]大阪府委員会 |
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|大阪府社会福祉協議会会長 |
|大阪府社会福祉協議会会長 |
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{{選挙結果 (日本の首長)|当日有権者数= 7,213,730 |最終投票率=49.49|前回比=+4.02 |
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|当選者名=[[吉村洋文]]|当選者年齢=43|当選者所属=[[大阪維新の会]]|当選者新旧別=新|当選者得票数=2,266,103|当選者得票率=64.4|当選者推薦・支持= |
|当選者名=[[吉村洋文]]|当選者年齢=43|当選者所属=[[大阪維新の会]]|当選者新旧別=新|当選者得票数=2,266,103|当選者得票率=64.4|当選者推薦・支持= |
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* {{cite web|title= 大阪府知事選挙 投票速報|url= http://www.senkyo.pref.osaka.jp/Tiji_Tohyo.htm|accessdate= 2019-04-08}} |
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2020年11月1日 (日) 10:52時点における版
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自治体別得票結果 吉村 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2019年大阪府知事選挙(2019ねんおおさかふちじせんきょ)は、2019年(平成31年)4月7日の第19回統一地方選挙において投開票が行われた、大阪府知事(公選20期)を選出する選挙である。
概要
公選第18 - 19代知事を務めた松井一郎が、大阪市長選挙へ鞍替え出馬することに伴って執行される大阪府知事選挙である。
大阪維新の会からは公選第20代大阪市長を務めていた吉村洋文が出馬し、その対抗馬として自由民主党が橋下徹と松井一郎の下で副知事を務めていた小西禎一を擁立し、推薦を決定した[1]。また公明党大阪府本部、立憲民主党大阪府連合、日本共産党大阪府委員会、部落解放同盟が小西を支援することを決定、『大阪維新府政』の継続か否かを巡る戦いとなった[2][3]。大阪府知事選挙が統一地方選挙に内包される形で執行されるのは、1999年(平成11年)の第14回統一地方選挙以来20年ぶりとなる[注 1]。
2019年3月3日に、松井は「出直しクロス選挙」に臨む考えを示した。出直し選の場合、当選しても任期満了時に再び首長選が実施されることから、松井は「知事のまま出直したら、もう一度11月に選挙をしなければならない。税金を預かる僕としては、これほど効率の悪いことはない」と「出直しクロス選挙」に出る理由を説明した[5]。朝日新聞は、「4つの選挙を同日にすることによって機運を盛り上げ、議会選で単独過半数を目指す戦術にほかならない」と評価し[6]、毎日新聞は「地方自治制度に対する二重の背信」と批判した[7]。
財界は、2025年大阪・関西万博の誘致活動で醸成された官民の「蜜月」関係を、万博の準備に向けた正念場だけに、継続したい考えを示している[8]。
選挙データ
- 2019年3月21日 告示
- 総務部 統計課 人口・労働グループ. “平成31年2月1日現在の推計人口を公表します” (HTML). 大阪府総務部. 大阪府. 2019年3月26日閲覧。
- “選挙人名簿登録者数(平成31年3月23日現在)・平成31年4月7日執行大阪府知事選挙投票区数及びポスター掲示場設置数” (PDF). 大阪府選挙管理委員会事務局. 大阪府. 2019年3月26日閲覧。
投票日
- 2019年4月7日
立候補者
候補者名(読み方) | 年齢 | 党派 | 現・新 | 前職 |
---|---|---|---|---|
小西禎一 (こにし ただかず) |
64 | 無所属 (推薦)自由民主党、公明党大阪府本部 (支持)国民民主党大阪府総支部連合会 (自主支援)立憲民主党大阪府連合・日本共産党大阪府委員会 |
新 | 大阪府社会福祉協議会会長 |
吉村洋文 (よしむら ひろふみ) |
43 | 大阪維新の会 | 新 | 大阪市長 |
選挙の主な争点
選挙結果
※当日有権者数:7,213,730人 最終投票率:49.49%(前回比:+4.02pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
吉村洋文 | 43 | 大阪維新の会 | 新 | 2,266,103票 | 64.4% | |
小西禎一 | 64 | 無所属 | 新 | 1,254,200票 | 35.6% | (推薦)自民府連・公明府本部 (支持)国民府連 (自主支援)立民府連・共産府委員会 |
- “大阪府知事選挙 投票速報”. 2019年4月8日閲覧。
- “大阪府知事選: 統一地方選挙2019 速報”. 読売新聞. 2019年4月8日閲覧。
脚注
注釈
- ^ この時は公選第48-49代知事を務めた横山ノック(山田勇)が2度目の当選を果たした選挙であったが、横山は1999年12月に強制わいせつ事件で辞職し、以後2015年まで大阪府知事選挙は統一地方選挙の日程から外れていた[4]。
出典
- ^ “大阪ダブル選 元副知事の小西氏が出馬表明「都構想、終わらせる」”. 産経ニュースWEST. 産業経済新聞社. (2019年3月11日) 2019年3月24日閲覧。
- ^ “大阪府知事選告示 都構想の是非問い一騎打ち”. 大阪日日新聞. 新日本海新聞社. (2019年3月22日) 2019年3月24日閲覧。
- ^ “コラム”. 部落解放同盟_大阪府連合会. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “昭和22年~平成23年執行大阪府知事選挙結果一覧” (PDF). 大阪府選挙管理委員会事務局. 大阪府. 2019年3月24日閲覧。
- ^ “大阪知事、出直しクロス選の意向表明 公明と決裂なら”. 朝日新聞. (2019年3月4日)
- ^ “大阪ダブル選 住民不在の党利党略だ”. 朝日新聞. (2019年3月9日)
- ^ “大阪知事・市長の策略 地方自治への二重の背信”. 毎日新聞. (2019年3月5日)
- ^ “大阪ダブル選、万博控え関西財界も注視”. 産経新聞. (2019年3月21日) 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b c d “大阪ダブル選 都構想の「対案」も争点に 市長選24日告示”. 毎日新聞. (2019年3月23日) 2019年3月23日閲覧。