2019年広島市長選挙
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2019年広島市長選挙(2019ねんひろしましちょうせんきょ)は、2019年4月7日に執行された広島県広島市の市長選挙である。第19回統一地方選挙の一つとして実施された。
概要
[編集]松井一実市長の任期4年が満了したことに伴って行われた。3選を目指して立候補した現職の松井市長に自由民主党、公明党と国民民主党が推薦を出し、それに対して無所属新人の金子和宏(コンサルタント業)と川后和幸(市民団体代表、共産党推薦)の2人が挑む構図となった[1]。2期8年の松井市政の評価が問われる選挙となり、サッカースタジアムの建設や新交通システム「アストラムライン」の延伸といった大型事業や核兵器廃絶に向けた取り組み、西日本豪雨からの復旧・復興を主な争点として選挙戦が争われた[2]。
立候補者
[編集]以下の3名が立候補を届け出た[3]。
候補者名 | 年齢 | 党派 | 肩書 |
---|---|---|---|
松井一実 (まつい かずみ) |
66 | 無所属[4] | 広島市長(現職) 元厚生労働省中央労働委員会事務局長 在英日本大使館1等書記官 |
金子和宏 (かねこ かずひろ) |
51 | 無所属 | コンサルタント業 |
川后和幸 (せんこう かずゆき) |
67 | 無所属[5] | 憲法と平和を守る広島共同センター代表 |
選挙結果
[編集]投開票の結果、現職の松井が3選を果たした。
※当日有権者数:966,547人 最終投票率:36.62%(前回比:-6.12pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
松井一実 | 66 | 無所属 | 現 | 295,038票 | 85.45% | (推薦)自由民主党・国民民主党・公明党 |
川后和幸 | 67 | 無所属 | 新 | 27,876票 | 8.07% | (推薦)日本共産党 |
金子和宏 | 51 | 無所属 | 新 | 22,365票 | 6.48% |
区 | 松井一実 | 川后和幸 | 金子和宏 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
得票 | % | 得票 | % | 得票 | % | |
合計 | 295,038 | 85.45% | 27,876 | 8.07% | 22,365 | 6.48% |
中区 | 28,911 | 83.80% | 3,286 | 9.52% | 2,303 | 6.68% |
東区 | 32,813 | 85.74% | 3,066 | 8.01% | 2,391 | 6.25% |
南区 | 34,414 | 84.47% | 3,457 | 8.49% | 2,871 | 7.05% |
西区 | 42,750 | 85.41% | 4,237 | 8.47% | 3,066 | 6.13% |
安佐南区 | 57,324 | 85.99% | 4,848 | 7.27% | 4,488 | 6.73% |
安佐北区 | 42,976 | 86.20% | 4,080 | 8.18% | 2,802 | 5.62% |
安芸区 | 19,512 | 84.23% | 1,753 | 7.57% | 1,901 | 8.21% |
佐伯区 | 36,338 | 86.46% | 3,149 | 7.49% | 2,543 | 6.05% |
脚注
[編集]- ^ “広島市長選が告示、現職に2新人挑む”. 産経新聞. (2019年3月25日) 2021年5月23日閲覧。
- ^ “広島)広島市長選告示、街づくりや平和行政が焦点”. 朝日新聞. (2019年3月25日)
- ^ 平成31年(2019年)4月7日執行統一地方選挙 (別冊3)広島市長選挙 広島市
- ^ 自由民主党・公明党・国民民主党推薦
- ^ 日本共産党推薦
- ^ “選挙の記録 平成31年・令和元年(2019年)”. 広島市選挙管理委員会. 2021年5月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 広島市選挙管理委員会 (選挙の記録)