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「ベストナイン (日本プロ野球)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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パシフィック・リーグ: 城島 ダイエー2003、04年 ソフトバンク2005年
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2020年10月29日 (木) 03:43時点における版

ベストナインは、日本プロ野球選手表彰の一つ。正式名称は、ベストナイン賞。指名打者はベストDH賞として区別されている。

概要

シーズンで好成績を残した投手捕手一塁手二塁手三塁手遊撃手外野手のポジション別に記者投票によって1名(外野手はポジションに関係なく3人)選出される。記者投票であるため、1つのポジションで複数の選手が同得票数で最多得票を獲得する場合があり、2004年セ・リーグの二塁手部門では荒木雅博ラロッカが受賞した。

1940年に第1回表彰。戦後1947年に第2回表彰。同年より毎年表彰。1950年の2リーグ分立後は各リーグで9名が受賞。1975年パ・リーグの指名打者制導入以後、パ・リーグベストナインでは指名打者を含めた10人が受賞している。

2012年までセ・リーグではベストナインの投手が最優秀投手としても表彰されていた(現在はセ・パ両リーグとも勝率1位投手が表彰されている)。

投票資格を持つ記者は全国の新聞通信放送各社に所属しており5年以上プロ野球を担当している者。ポジションごとに推薦する1名の選手名を記入し投票する。各ポジション最多得票の選手が受賞する。発表は2004年までは日本シリーズ終了の翌々日。2005年からは日本野球機構の表彰式であるNPB AWARDS(旧:プロ野球コンベンション)で発表される。

MLBではシルバースラッガー賞が日本のベストナイン賞に近いと言われている。当賞で投票資格があるのは各チームの監督コーチ(自チームの選手には投票できない)で、打者の成績・貢献度をより現場レベルで反映したものとなっている。

2014年にはNPB80周年記念特別企画として、80周年ベストナインが発表された。

複数ポジションでの受賞

1人の選手が複数のポジションに投票されることもあり、1966年には国貞泰汎が二塁手と三塁手で得票数1位となっている。このときは得票数の多かった二塁手部門のみでの受賞となり三塁手部門では次点のトニー・ロイが受賞となっている。以降、野手が複数ポジションで最多得票だった場合は得票数の多い方でのみ選出され、もう一方のポジションは次点の選手が繰り上がる。

パ・リーグの指名打者制導入以降は、野手は各ポジションと指名打者での重複投票が認められ、同時選出が可能になった。2016年、投手の大谷翔平が指名打者としても顕著な活躍を示したことで物議を醸し、投手も重複投票が認められるようになり[1]、大谷はNPB史上初となるベストナイン賞とベストDH賞を同時受賞した。

歴代受賞者

1リーグ時代

投手 捕手 一塁手 二塁手 三塁手 遊撃手 外野手
1940 須田博
巨人
田中義雄
阪神
川上哲治
(巨人)
苅田久徳
水原茂
(巨人)
上田藤夫
阪急
鬼頭数雄
ライオン
山田伝
(阪急)
中島治康
(巨人)
1947 別所昭
南海
土井垣武
大阪
千葉茂
(巨人)
藤村富美男
(大阪)
杉浦清
中日
大下弘
東急
金田正泰
(大阪)
坪内道則
金星
1948 別所昭
(南海)
中尾碩志
(巨人)
真田重男
大陽
木塚忠助
(南海)
青田昇
(巨人)
別当薫
(大阪)
1949 藤本英雄
(巨人)
小鶴誠
大映
大下弘
(東急)

セントラル・リーグ

投手 捕手 一塁手 二塁手 三塁手 遊撃手 外野手
1950 真田重男
松竹
荒川昇治
(松竹)
西沢道夫
中日
千葉茂
巨人
藤村富美男
大阪
白石勝巳
広島
青田昇
(巨人)
岩本義行
(松竹)
小鶴誠
(松竹)
1951 別所毅彦
(巨人)
野口明
名古屋
川上哲治
(巨人)
平井三郎[注 1]
(巨人)
金田正泰
(大阪)
1952 西澤道夫
(中日)
杉山悟
(名古屋)
南村不可止
(巨人)
与那嶺要
(巨人)
1953 大友工
(巨人)
広田順
(巨人)
川上哲治
(巨人)
与儀真助
(大阪)
金田正泰
(大阪)
1954 杉下茂
(中日)
西沢道夫
(中日)
箱田弘志
国鉄
宇野光雄
(国鉄)
広岡達朗
(巨人)
杉山悟
(中日)
渡辺博之
(大阪)
1955 別所毅彦
(巨人)
川上哲治
(巨人)
井上登
(中日)
児玉利一
(中日)
吉田義男
(大阪)
町田行彦
(国鉄)
1956 藤尾茂
(巨人)
青田昇
大洋
田宮謙次郎
(大阪)
1957 金田正一
(国鉄)
三宅秀史
(大阪)
1958 長嶋茂雄
(巨人)
森徹
(中日)
1959 藤田元司
(巨人)
藤本勝巳
(大阪)
土屋正孝
(巨人)
大和田明
(広島)
坂崎一彦
(巨人)
1960 秋山登
(大洋)
土井淳
(大洋)
近藤和彦
(大洋)
井上登
(中日)
中利夫
(中日)
並木輝男
(大阪)
1961 権藤博
(中日)
森昌彦
(巨人)
藤本勝巳
阪神
土屋正孝
(国鉄)
河野旭輝
(中日)
江藤愼一
(中日)
近藤和彦
(大洋)
森永勝治
(広島)
1962 村山実
(阪神)
王貞治
(巨人)
小坂佳隆
(広島)
吉田義男
(阪神)
並木輝男
(阪神)
1963 金田正一
(国鉄)
高木守道
(中日)
古葉毅
(広島)
江藤愼一
(中日)
藤井栄治
(阪神)
1964 G.バッキー
(阪神)
吉田義男
(阪神)
重松省三
(大洋)
1965 村山実
(阪神)
中暁生
(中日)
1966 一枝修平
(中日)
山本一義
(広島)
1967 小川健太郎
(中日)
藤田平
(阪神)
近藤和彦
(大洋)
柴田勲
(巨人)
1968 江夏豊
(阪神)
土井正三
(巨人)
黒江透修
(巨人)
江藤愼一
(中日)
D.ロバーツ
サンケイ
山内一弘
(広島)
1969 高橋一三
(巨人)
木俣達彦
(中日)
藤田平
(阪神)
高田繁
(巨人)
D.ロバーツ
アトムズ
山本一義
(広島)
1970 平松政次
(大洋)
安藤統夫
(阪神)
江尻亮
(大洋)
中暁生
(中日)
1971 国貞泰汎
(広島)
柴田勲
(巨人)
水谷実雄
(広島)
1972 堀内恒夫
(巨人)
田淵幸一
(阪神)
J.シピン
(大洋)
三村敏之
(広島)
若松勉
ヤクルト
1973 高橋一三
(巨人)
藤田平
(阪神)
江尻亮
(大洋)
1974 堀内恒夫
(巨人)
高木守道
(中日)
G.マーチン
(中日)
末次利光
(巨人)
1975 外木場義郎
(広島)
大下剛史
(広島)
衣笠祥雄
(広島)
三村敏之
(広島)
井上弘昭
(中日)
山本浩二
(広島)
ロジャー.R
(ヤクルト)
1976 池谷公二郎
(広島)
D.ジョンソン
(巨人)
掛布雅之
(阪神)
張本勲
(巨人)
谷沢健一
(中日)
若松勉
(ヤクルト)
1977 小林繁
(巨人)
木俣達彦
(中日)
高木守道
(中日)
河埜和正
(巨人)
山本浩二
(広島)
1978 新浦寿夫
(巨人)
大矢明彦
(ヤクルト)
D.ヒルトン
(ヤクルト)
高橋慶彦
(広島)
C.マニエル
(ヤクルト)
1979 小林繁
(阪神)
木俣達彦
(中日)
F.ミヤーン
(大洋)
M.ラインバック
(阪神)
1980 江川卓
(巨人)
大矢明彦
(ヤクルト)
谷沢健一
(中日)
基満男
(大洋)
衣笠祥雄
(広島)
杉浦亨
(ヤクルト)
1981 山倉和博
(巨人)
藤田平
(阪神)
篠塚利夫
(巨人)
掛布雅之
(阪神)
山下大輔
(大洋)
田尾安志
(中日)
J.ライトル
(広島)
1982 北別府学
(広島)
中尾孝義
(中日)
谷沢健一
(中日)
宇野勝
(中日)
長崎啓二
(大洋)
1983 遠藤一彦
(大洋)
山倉和博
(巨人)
真弓明信
(阪神)
原辰徳
(巨人)
高橋慶彦
(広島)
松本匡史
(巨人)
1984 山根和夫
(広島)
達川光男
(広島)
篠塚利夫
(巨人)
衣笠祥雄
(広島)
宇野勝
(中日)
山崎隆造
(広島)
若松勉
(ヤクルト)
1985 小松辰雄
(中日)
八重樫幸雄
(ヤクルト)
R.バース
(阪神)
岡田彰布
(阪神)
掛布雅之
(阪神)
高木豊
(大洋)
杉浦享
(ヤクルト)
真弓明信
(阪神)
1986 北別府学
(広島)
達川光男
(広島)
篠塚利夫
(巨人)
レオン.L
(ヤクルト)
高橋慶彦
(広島)
W.クロマティ
(巨人)
山本浩二
(広島)
吉村禎章
(巨人)
1987 桑田真澄
(巨人)
山倉和博
(巨人)
原辰徳
(巨人)
宇野勝
(中日)
C.ポンセ
(大洋)
1988 小野和幸
(中日)
達川光男
(広島)
落合博満
(中日)
正田耕三
(広島)
池山隆寛
(ヤクルト)
J.パチョレック
(大洋)
広沢克己
(ヤクルト)
1989 斎藤雅樹
(巨人)
中尾孝義
(巨人)
L.パリッシュ
(ヤクルト)
落合博満
(中日)
W.クロマティ
(巨人)
彦野利勝
(中日)
山崎賢一
(大洋)
1990 村田真一
(巨人)
落合博満
(中日)
高木豊
(大洋)
バンスロー
(中日)
J.パチョレック
(大洋)
原辰徳
(巨人)
広沢克己
(ヤクルト)
1991 佐々岡真司
(広島)
古田敦也
(ヤクルト)
山崎隆造
(広島)
野村謙二郎
(広島)
R.J.レイノルズ
(大洋)
1992 斎藤雅樹
(巨人)
J.パチョレック
(阪神)
和田豊
(阪神)
J.ハウエル
(ヤクルト)
池山隆寛
(ヤクルト)
飯田哲也
(ヤクルト)
前田智徳
(広島)
L.シーツ
(大洋)
1993 今中慎二
(中日)
広沢克己
(ヤクルト)
R.ローズ
横浜
江藤智
(広島)
A.パウエル
(中日)
新庄剛志
(阪神)
1994 山本昌広
(中日)
西山秀二
(広島)
大豊泰昭
(中日)
和田豊
(阪神)
川相昌弘
(巨人)
G.ブラッグス
(横浜)
1995 斎藤雅樹
(巨人)
古田敦也
(ヤクルト)
T.オマリー
(ヤクルト)
R.ローズ
(横浜)
野村謙二郎
(広島)
金本知憲
(広島)
松井秀喜
(巨人)
1996 西山秀二
(広島)
L.ロペス
(広島)
立浪和義
(中日)
山崎武司
(中日)
1997 山本昌
(中日)
古田敦也
(ヤクルト)
R.ローズ
(横浜)
L.ゴメス
(中日)
石井琢朗
(横浜)
鈴木尚典
(横浜)
D.ホージー
(ヤクルト)
1998 佐々木主浩
(横浜)
谷繁元信
(横浜)
駒田徳広
(横浜)
江藤智
(広島)
前田智徳
(広島)
1999 上原浩治
(巨人)
古田敦也
(ヤクルト)
R.ペタジーニ
(ヤクルト)
L.ゴメス
(中日)
関川浩一
(中日)
高橋由伸
(巨人)
2000 工藤公康
(巨人)
江藤智
(巨人)
金本知憲
(広島)
新庄剛志
(阪神)
2001 藤井秀悟
(ヤクルト)
E.ディアス
(広島)
稲葉篤紀
(ヤクルト)
2002 上原浩治
(巨人)
阿部慎之助
(巨人)
今岡誠
(阪神)
岩村明憲
(ヤクルト)
井端弘和
(中日)
清水隆行
(巨人)
福留孝介
(中日)
2003 井川慶
(阪神)
矢野輝弘
(阪神)
G.アリアス
(阪神)
鈴木健
(ヤクルト)
二岡智宏
(巨人)
赤星憲広
(阪神)
A.ラミレス
(ヤクルト)
2004 川上憲伸
(中日)
古田敦也
(ヤクルト)
T・ウッズ
(横浜)
荒木雅博
(中日)
G.ラロッカ
(広島)
立浪和義
(中日)
井端弘和
(中日)
嶋重宣
(広島)
T.ローズ
(巨人)
金本知憲
(阪神)
2005 黒田博樹
(広島)
矢野輝弘
(阪神)
新井貴浩
(広島)
荒木雅博
(中日)
今岡誠
(阪神)
赤星憲広
(阪神)
青木宣親
(ヤクルト)
2006 川上憲伸
(中日)
T・ウッズ
(中日)
岩村明憲
(ヤクルト)
福留孝介
(中日)
2007 高橋尚成
(巨人)
阿部慎之助
(巨人)
田中浩康
(ヤクルト)
小笠原道大
(巨人)
A.ラミレス
(ヤクルト)
高橋由伸
(巨人)
2008 S.グライシンガー
(巨人)
内川聖一
(横浜)
東出輝裕
(広島)
村田修一
(横浜)
鳥谷敬
(阪神)
A.ラミレス
(巨人)
金本知憲
(阪神)
2009 D.ゴンザレス
(巨人)
T.ブランコ
(中日)
小笠原道大
(巨人)
坂本勇人
(巨人)
内川聖一
(横浜)
2010 前田健太
(広島)
C.ブラゼル
(阪神)
平野恵一
(阪神)
森野将彦
(中日)
鳥谷敬
(阪神)
M.マートン
(阪神)
和田一浩
(中日)
2011 吉見一起
(中日)
栗原健太
(広島)
宮本慎也
(ヤクルト)
長野久義
(巨人)
2012 内海哲也
(巨人)
T.ブランコ
(中日)[注 2]
DeNA[注 3]
田中浩康
(ヤクルト)
村田修一
(巨人)
坂本勇人
(巨人)
W.バレンティン
(ヤクルト)
大島洋平
(中日)
2013 前田健太
(広島)
西岡剛
(阪神)
鳥谷敬
(阪神)
M.マートン
(阪神)
2014 菅野智之
(巨人)
M.ゴメス
(阪神)
山田哲人
(ヤクルト)
H.ルナ
(中日)
丸佳浩
(広島)
雄平
(ヤクルト)
2015 前田健太
(広島)
中村悠平
(ヤクルト)
畠山和洋
(ヤクルト)
川端慎吾
(ヤクルト)
筒香嘉智
(DeNA)
福留孝介
(阪神)
平田良介
(中日)
2016 野村祐輔
(広島)
石原慶幸
(広島)
新井貴浩
(広島)
村田修一
(巨人)
坂本勇人
(巨人)
鈴木誠也
(広島)
丸佳浩
(広島)[注 4]
(巨人)[注 5]
2017 菅野智之
(巨人)
會澤翼
(広島)
J.ロペス
(DeNA)
菊池涼介
(広島)
宮﨑敏郎
(DeNA)
田中広輔
(広島)
2018 D.ビシエド
(中日)
山田哲人
(ヤクルト)
坂本勇人
(巨人)
N.ソト
(DeNA)
2019 山口俊
(巨人)
高橋周平
(中日)

パシフィック・リーグ

指名打者制導入以前

投手 捕手 一塁手 二塁手 三塁手 遊撃手 外野手
1950 荒巻淳
毎日
土井垣武
(毎日)
飯田徳治
南海
本堂保次
(毎日)
中谷順次
阪急
木塚忠助
(南海)
飯島滋弥
大映
大下弘
東急[注 6]
西鉄[注 7]
別当薫
(毎日)
1951 江藤正
(南海)
山本一人
(南海)
蔭山和夫
(南海)
1952 柚木進
(南海)
岡本伊三美
(南海)
1953 川崎徳次
(西鉄)
松井淳
(南海)
中西太
(西鉄)
堀井数男
(南海)
1954 西村貞朗
(西鉄)
C.ルイス
(毎日)
川合幸三
(阪急)
森下正夫
(南海)
L.レインズ
(阪急)
関口清治
(西鉄)
山内和弘
(毎日)
1955 中村大成
(南海)
杉山光平
(南海)
岡本伊三美
(南海)
木塚忠助
(南海)
飯田徳治
(南海)
戸倉勝城
(阪急)
1956 梶本隆夫
(阪急)
野村克也
(南海)
榎本喜八
(毎日)
佐々木信也
高橋
豊田泰光
(西鉄)
杉山光平
(南海)
1957 稲尾和久
(西鉄)
岡本健一郎
(阪急)
岡本伊三美
(南海)
大下弘
(西鉄)
毒島章一
東映
1958 スタンレー橋本
(東映)
R.バルボン
(阪急)
葛城隆雄
(毎日)
杉山光平
(南海)
関口清治
(西鉄)
1959 杉浦忠
(南海)
榎本喜八
大毎[注 8]
(東京)[注 9]
岡本伊三美
(南海)
葛城隆雄
(大毎)
豊田泰光
(西鉄)
高倉照幸
(西鉄)
山内一弘[注 10]
(大毎)
1960 小野正一
(大毎)
仰木彬
(西鉄)
小玉明利
近鉄
田宮謙次郎
(大毎)
張本勲
(東映)
1961 稲尾和久
(西鉄)
森下整鎮
(南海)
中西太
(西鉄)
1962 J.ブルーム
(近鉄)
小玉明利
(近鉄)
吉田勝豊
(東映)
1963 小池兼司
(南海)
広瀬叔功
(南海)
1964 J.スタンカ
(南海)
D.スペンサー
(阪急)
高倉照幸
(西鉄)
1965 尾崎行雄
(東映)
高木喬
(近鉄)
堀込基明
(南海)
1966 田中勉
(西鉄)
榎本喜八
(東京)
国貞泰汎
(南海)
T.ロイ[注 11]
(西鉄)
高倉照幸
(西鉄)
毒島章一
(東映)
1967 足立光宏
(阪急)
大杉勝男
(東映)
D.ブレイザー
(南海)
森本潔
(阪急)
大下剛史
(東映)
土井正博
(近鉄)
長池徳二
(阪急)
1968 皆川睦男
(南海)
榎本喜八
(東京)
国貞泰汎
(南海)
阪本敏三
(阪急)
G.アルトマン
(東京)
1969 鈴木啓示
(近鉄)
岡村浩二
(阪急)
大杉勝男
(東映)
山崎裕之
ロッテ
有藤通世
(ロッテ)
長池徳二
(阪急)
永淵洋三
(近鉄)
1970 木樽正明
(ロッテ)
野村克也
(南海)
G.アルトマン
(ロッテ)
1971 山田久志
(阪急)
門田博光
(南海)
1972 基満男
(西鉄)
大橋穣
(阪急)
張本勲
(東映)[注 12]
(日拓)[注 13]
日本ハム[注 14]
福本豊
(阪急)
1973 成田文男
(ロッテ)
加藤秀司
(阪急)
桜井輝秀
(南海)
1974 金田留広
(ロッテ)
村上公康
(ロッテ)
C.ジョーンズ
(近鉄)
山崎裕之
(ロッテ)
D.ビュフォード
太平洋

指名打者制導入以降

投手 捕手 一塁手 二塁手 三塁手 遊撃手 外野手 指名打者
1975 鈴木啓示
(近鉄)
野村克也
(南海)
加藤秀司
(阪急)
B.マルカーノ
(阪急)
有藤道世
(ロッテ)
大橋穣
(阪急)
佐々木恭介
(近鉄)
白仁天
(太平洋)
弘田澄男
(ロッテ)
長池徳二
(阪急)
1976 山田久志
(阪急)
吉岡悟
(太平洋)
藤原満
(南海)
門田博光
(南海)
福本豊
(阪急)
大田卓司
(太平洋)
1977 加藤俊夫
(日本ハム)
B.マルカーノ
(阪急)
有藤道世
(ロッテ)
石渡茂
(近鉄)
L.リー
(ロッテ)
高井保弘
(阪急)
1978 鈴木啓示
(近鉄)
中沢伸二
(阪急)
柏原純一
(日本ハム)
島谷金二
(阪急)
真弓明信
クラウン
佐々木恭介
(近鉄)
簑田浩二
(阪急)
土井正博
(クラウン)
1979 山田久志
(阪急)
梨田昌崇
(近鉄)
加藤英司
(阪急)
石渡茂
(近鉄)
新井宏昌
(南海)
栗橋茂
(近鉄)
C.マニエル
(近鉄)
1980 木田勇
(日本ハム)
レオン.L
(ロッテ)
山崎裕之
(西武)
有藤道世
(ロッテ)
高代延博
(日本ハム)
L.リー
(ロッテ)
1981 村田兆治
(ロッテ)
柏原純一
(日本ハム)
落合博満
(ロッテ)
石毛宏典
西武
島田誠
(日本ハム)
テリー.W
(西武)
門田博光
(南海)
1982 工藤幹夫
(日本ハム)
中沢伸二
(阪急)
スティーブ.O
(西武)
新井宏昌
(南海)
栗橋茂
(近鉄)
T.ソレイタ
(日本ハム)
1983 東尾修
(西武)
香川伸行
(南海)
落合博満
(ロッテ)
大石大二郎
(近鉄)
島田誠
(日本ハム)
テリー.W
(西武)
簑田浩二
(阪急)
門田博光
(南海)
1984 今井雄太郎
(阪急)
藤田浩雅
(阪急)
ブーマー.W
(阪急)
落合博満
(ロッテ)
弓岡敬二郎
(阪急)
高沢秀昭
(ロッテ)
T.クルーズ
(日本ハム)
L.リー
(ロッテ)
1985 東尾修
(西武)
伊東勤
(西武)
R.デービス
(近鉄)
西村徳文
(ロッテ)
石毛宏典
(西武)
金森永時
(西武)
熊野輝光
(阪急)
横田真之
(ロッテ)
1986 渡辺久信
(西武)
ブーマー.W
(阪急)
辻発彦
(西武)
秋山幸二
(西武)
新井宏昌
(近鉄)
石嶺和彦
(阪急)
1987 工藤公康
(西武)
白井一幸
(日本ハム)
石毛宏典
(西武)
水上善雄
(ロッテ)
T.ブリューワ
(日本ハム)
1988 西崎幸広
(日本ハム)
清原和博
(西武)
福良淳一
(阪急)
松永浩美
(阪急)
(オリックス)
田中幸雄
(日本ハム)
高沢秀昭
(ロッテ)
平野謙
(西武)
門田博光
(南海)[注 15]
(オリックス)[注 16]
1989 阿波野秀幸
(近鉄)
山下和彦
(近鉄)
ブーマー.W
オリックス
辻発彦
(西武)
田辺徳雄
(西武)
藤井康雄
(オリックス)
R.ブライアント
(近鉄)
1990 野茂英雄
(近鉄)
伊東勤
(西武)
清原和博
(西武)
大石第二朗
(近鉄)
田中幸雄
(日本ハム)
石嶺和彦
(オリックス)
西村徳文
(ロッテ)
O.デストラーデ
(西武)
1991 郭泰源
(西武)
J.トレーバー
(近鉄)
辻発彦
(西武)
小川博文
(オリックス)
佐々木誠
ダイエー
(西武)
平井光親
(ロッテ)
1992 石井丈裕
(西武)
清原和博
(西武)
石毛宏典
(西武)
田辺徳雄
(西武)
高橋智
(オリックス)
1993 工藤公康
(西武)
田村藤夫
(日本ハム)
石井浩郎
(近鉄)
広瀬哲朗
(日本ハム)
藤井康雄
(オリックス)
R.ブライアント
(近鉄)
1994 伊良部秀輝
(ロッテ)
吉永幸一郎
(ダイエー)
福良淳一
(オリックス)
松永浩美
(ダイエー)
イチロー
(オリックス)
K.ライマー
(ダイエー)
1995 中嶋聡
(オリックス)
J.フランコ
(ロッテ)
小久保裕紀
(ダイエー)
初芝清
(ロッテ)
田中幸雄
(日本ハム)
D.ジャクソン
(西武)
T.ニール
(オリックス)
1996 E.ヒルマン
(ロッテ)
吉永幸一郎
(ダイエー)
片岡篤史
(日本ハム)
大島公一
(オリックス)
中村紀洋
(近鉄)
田口壮
(オリックス)
村松有人
(ダイエー)
1997 西口文也
(西武)
伊東勤
(西武)
P.クラーク
(近鉄)
小久保裕紀
(ダイエー)
鈴木健
(西武)
松井稼頭央
(西武)
佐々木誠
(西武)
T.ローズ
(近鉄)
D.マルティネス
(西武)
1998 J.フランコ
(ロッテ)
片岡篤史
(日本ハム)
大村直之
(近鉄)
柴原洋
(ダイエー)
N.ウィルソン
(日本ハム)
1999 松坂大輔
(西武)
城島健司
(ダイエー)
小笠原道大
(日本ハム)
金子誠
(日本ハム)
中村紀洋
(近鉄)
谷佳知
(オリックス)
T.ローズ
(近鉄)
P.クラーク
(近鉄)
2000 松中信彦
(ダイエー)
大島公一
(オリックス)
柴原洋
(ダイエー)
S.オバンドー
(日本ハム)
N.ウィルソン
(日本ハム)
2001 小笠原道大
(日本ハム)
井口資仁
(ダイエー)
T.ローズ
(近鉄)
谷佳知
(オリックス)
礒部公一
(近鉄)
F.ボーリック
(ロッテ)
2002 J.パウエル
(近鉄)
伊東勤
(西武)
A.カブレラ
(西武)
高木浩之
(西武)
小関竜也
(西武)
和田一浩
(西武)
2003 斉藤和巳
(ダイエー)
城島健司
(ダイエー)[注 17]
ソフトバンク[注 18]
松中信彦
(ダイエー)
井口資仁
(ダイエー)
小笠原道大
(日本ハム)
和田一浩
(西武)
A.カブレラ
(西武)
2004 岩隈久志
(近鉄)
川﨑宗則
(ダイエー)
SHINJO
(日本ハム)
F.セギノール
(日本ハム)
2005 杉内俊哉
(ソフトバンク)
J.ズレータ
(ソフトバンク)
堀幸一
(ロッテ)
今江敏晃
(ロッテ)
西岡剛
(ロッテ)
M.フランコ
(ロッテ)
宮地克彦
(ソフトバンク)
松中信彦
(ソフトバンク)
2006 斉藤和巳
(ソフトバンク)
里崎智也
(ロッテ)
小笠原道大
(日本ハム)
田中賢介
(日本ハム)
J.フェルナンデス
楽天
川﨑宗則
(ソフトバンク)
松中信彦
(ソフトバンク)
稲葉篤紀
(日本ハム)
F.セギノール
(日本ハム)
2007 ダルビッシュ有
(日本ハム)
A.カブレラ
(西武)
G.ラロッカ
オリックス
TSUYOSHI
(ロッテ)
大村直之
(ソフトバンク)
森本稀哲
(日本ハム)
山﨑武司
(楽天)
2008 岩隈久志
(楽天)
細川亨
(西武)
片岡易之
(西武)
中村剛也
(西武)
中島裕之
(西武)
リック.S
(楽天)
栗山巧
(西武)
T.ローズ
(オリックス)
2009 ダルビッシュ有
(日本ハム)
田上秀則
(ソフトバンク)
髙橋信二
(日本ハム)
田中賢介
(日本ハム)
糸井嘉男
(日本ハム)
鉄平
(楽天)
山﨑武司
(楽天)
2010 和田毅
(ソフトバンク)
嶋基宏
(楽天)
A.カブレラ
(オリックス)
小谷野栄一
(日本ハム)
西岡剛
(ロッテ)
多村仁志
(ソフトバンク)
T-岡田
(オリックス)
栗山巧
(西武)
福浦和也
(ロッテ)
2011 田中将大
(楽天)
細川亨
(ソフトバンク)
小久保裕紀
(ソフトバンク)
本多雄一
(ソフトバンク)
中村剛也
(西武)
中島裕之
(西武)
糸井嘉男
(日本ハム)
内川聖一
(ソフトバンク)
J.フェルナンデス
(西武)
2012 吉川光夫
(日本ハム)
鶴岡慎也
(日本ハム)
李大浩
(オリックス)
田中賢介
(日本ハム)
角中勝也
(ロッテ)
W.M.ペーニャ
(ソフトバンク)
2013 田中将大
(楽天)
嶋基宏
(楽天)
浅村栄斗
(西武)
藤田一也
(楽天)
C.マギー
(楽天)
鈴木大地
(ロッテ)
長谷川勇也
(ソフトバンク)
中田翔
(日本ハム)
M.アブレイユ
(日本ハム)
2014 金子千尋
(オリックス)
伊藤光
(オリックス)
E.メヒア
(西武)
銀次
(楽天)
今宮健太
(ソフトバンク)
糸井嘉男
(オリックス)
柳田悠岐
(ソフトバンク)
中村剛也
(西武)
2015 大谷翔平
(日本ハム)
炭谷銀仁朗
(西武)
中田翔
(日本ハム)
田中賢介
(日本ハム)
中村剛也
(西武)
中島卓也
(日本ハム)
秋山翔吾
(西武)
清田育宏
(ロッテ)
李大浩
(ソフトバンク)
2016 田村龍弘
(ロッテ)
浅村栄斗
(西武)[注 19]
(楽天)[注 20]
B.レアード
(日本ハム)
鈴木大地
(ロッテ)
糸井嘉男
(オリックス)
角中勝也
(ロッテ)
西川遥輝
(日本ハム)
大谷翔平
(日本ハム)
2017 菊池雄星
(西武)
甲斐拓也
(ソフトバンク)
銀次
(楽天)
Z.ウィーラー
(楽天)
今宮健太
(ソフトバンク)
秋山翔吾
(西武)
柳田悠岐
(ソフトバンク)
A.デスパイネ
(ソフトバンク)
2018 森友哉
(西武)
山川穂高
(西武)
松田宣浩
(ソフトバンク)
源田壮亮
(西武)
吉田正尚
(オリックス)
近藤健介
(日本ハム)
2019 千賀滉大
(ソフトバンク)
中村剛也
(西武)
荻野貴司
(ロッテ)
A.デスパイネ
(ソフトバンク)

ベストナインに関する主な記録

最多回数選出者

野村克也 19回(1956年 - 1968年、1970年 - 1973年、1975年・1976年、いずれも捕手)

最多連続年数選出者

王貞治 18年連続18回(1962年 - 1979年、いずれも一塁手)

最多ポジション選出者

真弓明信 3ポジション(遊撃手・二塁手・外野手としてそれぞれ各1回)
落合博満 3ポジション(一塁手として4回、二塁手として2回、三塁手として4回)
松中信彦 3ポジション(一塁手として3回、指名打者として1回、外野手として1回)

選出時の所属球団最多記録(移籍のみ。球団売却による所属球団変更を除く。)

タフィ・ローズ 3球団でベストナイン受賞、合計7回(大阪近鉄バファローズで5回、読売ジャイアンツで1回、オリックス・バファローズで1回)

現役在籍全年度選出者

長嶋茂雄 17年連続17回(1958年入団 - 1974年引退、いずれも三塁手)

最多同時ポジション選出者

大谷翔平 1回(2016年・投手とDHで同時受賞)[2]

脚注

注釈

  1. ^ 1951年、52年は、登録名「平井正明」で受賞。
  2. ^ 2012年
  3. ^ 2013年
  4. ^ 2016年~18年
  5. ^ 2019年
  6. ^ 1950年、51年
  7. ^ 1952年、53年
  8. ^ 1959年~63年
  9. ^ 1964年
  10. ^ 1959~61年は登録名「山下和弘」で受賞。
  11. ^ 得票数1位は二塁手でも1位の国貞だったが、二塁での得票数が多かったため規定により国貞は二塁手として受賞、三塁手2位であったロイが繰り上げで受賞となった。
  12. ^ 1972年
  13. ^ 1973年
  14. ^ 1974年
  15. ^ 1988年
  16. ^ 1989年
  17. ^ 2003年、04年
  18. ^ 2005年
  19. ^ 2016年~18年
  20. ^ 2019年

出典

関連項目

歴代ベストナイン企画