「レイフ・ファインズ」の版間の差分
m Bot作業依頼: アイルランド島における32県の改名に伴うリンク修正依頼 (キルケニー県) - log |
|||
55行目: | 55行目: | ||
== 生い立ち == |
== 生い立ち == |
||
[[サフォーク]]・[[イプスウィッチ]]で、[[写真家]]である父のマークと著名な[[小説家]]である[[ジェニファー・ラッシュ]]夫妻の長男として誕生した<ref>{{cite web|title=Ralph Fiennes Biography|url=http://www.filmreference.com/film/66/Ralph-Fiennes.html|work=filmreference|year=2008| accessdate=10 April 2008}}</ref>。末弟の[[ジョセフ・ファインズ]]は俳優、妹のマーサ・ファインズは映画監督、遠い親戚には元[[特殊空挺部隊|SAS]]隊員で探検家であるラナルフ・ファインズ(映画『[[キラー・エリート (2011年の映画)|キラー・エリート]]』の原作者)。一家は[[カトリック教会|カトリック教徒]]として教育を受けた。[[1973年]]に[[アイルランド]]の[[キルケニー |
[[サフォーク]]・[[イプスウィッチ]]で、[[写真家]]である父のマークと著名な[[小説家]]である[[ジェニファー・ラッシュ]]夫妻の長男として誕生した<ref>{{cite web|title=Ralph Fiennes Biography|url=http://www.filmreference.com/film/66/Ralph-Fiennes.html|work=filmreference|year=2008| accessdate=10 April 2008}}</ref>。末弟の[[ジョセフ・ファインズ]]は俳優、妹のマーサ・ファインズは映画監督、遠い親戚には元[[特殊空挺部隊|SAS]]隊員で探検家であるラナルフ・ファインズ(映画『[[キラー・エリート (2011年の映画)|キラー・エリート]]』の原作者)。一家は[[カトリック教会|カトリック教徒]]として教育を受けた。[[1973年]]に[[アイルランド]]の[[キルケニー県]]に移住、その後イギリスに戻り[[ソールズベリー]]に移住すると、[[チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン]]への入学前に全ての教育課程を修了した。 |
||
== キャリア == |
== キャリア == |
2020年8月30日 (日) 22:02時点における版
レイフ[1]・ファインズ Ralph Fiennes | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第31回東京国際映画祭にて(2018年10月) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本名 | Ralph Nathaniel Twisleton-Wykeham Fiennes | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1962年12月22日(61歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | イングランド・サフォーク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | イギリス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 俳優 映画監督 映画プロデューサー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画、舞台 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1985年- | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動内容 |
1988年:RSCに参加 1992年:映画初出演 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 |
アレックス・キングストン (1993年-1997年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著名な家族 |
弟:ジョセフ・ファインズ 妹:マーサ・ファインズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
映画 『シンドラーのリスト』『クイズ・ショウ』 『イングリッシュ・ペイシェント』 『太陽の雫』『ことの終わり』 『レッド・ドラゴン』『ナイロビの蜂』 『ハリーポッター』シリーズ 『ハート・ロッカー』『007』シリーズ 『グランド・ブダペスト・ホテル』 舞台 『夏の夜の夢』『ロミオとジュリエット』 『父と子』『リチャード三世』『ジョン王』 『恋の骨折り損』『ジュリアス・シーザー』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハリウッド名声の歩道 |
レイフ・ファインズ(Ralph Fiennes, 1962年12月22日 - )は、サフォーク・イプスウィッチ出身のイギリスの俳優、映画監督、映画プロデューサー。舞台、映画の双方で活動している。
『ハリー・ポッター』シリーズで、最も恐ろしい闇の魔法使いであるヴォルデモートを演じている[2]。
生い立ち
サフォーク・イプスウィッチで、写真家である父のマークと著名な小説家であるジェニファー・ラッシュ夫妻の長男として誕生した[3]。末弟のジョセフ・ファインズは俳優、妹のマーサ・ファインズは映画監督、遠い親戚には元SAS隊員で探検家であるラナルフ・ファインズ(映画『キラー・エリート』の原作者)。一家はカトリック教徒として教育を受けた。1973年にアイルランドのキルケニー県に移住、その後イギリスに戻りソールズベリーに移住すると、チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインへの入学前に全ての教育課程を修了した。
キャリア
舞台
ファインズは王立演劇学校で舞台俳優としてのキャリアをスタートさせ、1988年にはロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加。1995年にはブロードウェイで『ハムレット』に主演し、トニー賞を受賞した。
ウィリアム・シェイクスピア、イワン・ツルゲーネフ、ヘンリク・イプセンらの古典的文芸作品や、クリストファー・ハンプトンやサミュエル・ベケットといった近代の作家による作品に出演している。
映画
1992年公開の『嵐が丘』で幼馴染に裏切られ復讐を誓うヒースクリフ役で主演する。翌年、『シンドラーのリスト』で悪役であるSS将校アーモン・ゲートを演じ、米英両国のアカデミー助演男優賞にノミネートされる。アメリカではノミネートに止まったが、英国アカデミー賞では受賞した。
1996年には『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー主演男優賞にノミネートされる。その後も『ことの終わり』『ナイロビの蜂』『愛を読むひと』『ハート・ロッカー』といった作品に出演する。
2005年公開の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で、ハリー・ポッター最大の敵で最も恐ろしい闇の魔法使いであるヴォルデモートを演じる。その後、シリーズ最終章まで出演し、この役で最も知られるようになる。
2011年にはウィリアム・シェイクスピアの悲劇『コリオレイナス』を現代の戦争映画風に翻案した『英雄の証明』を製作・監督・主演し、映画監督としてデビューした。
2012年公開の『007 スカイフォール』に出演。その後、ジュディ・デンチ演じるMの後任として、シリーズに出演していく。
2014年公開の『グランド・ブダペスト・ホテル』では好色なホテル支配人ムッシュ・グスタヴ役で主演し、英国アカデミー賞 主演男優賞、ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。
私生活
1993年に、10年以上の交際を経てアレックス・キングストンと結婚。しかし、1995年に『ハムレット』で共演した18歳年上のフランチェスカ・アニスとの交際[4]が明るみに出ると1997年に離婚[5]。アニスとの交際も2006年2月に終焉した[4]。その後もエレン・バーキンとの交際が報じられた。
主な出演作品
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1990 | ロレンス1918 A Dangerous Man: Lawrence After Arabia |
T.E.ロレンス | |
1992 | 嵐が丘 Wuthering Heights |
ヒースクリフ | |
1993 | ベイビー・オブ・マコン The Baby of Mâcon |
司祭の息子 | |
シンドラーのリスト Schindler's List |
アーモン・ゲート | アカデミー助演男優賞ノミネート 英国アカデミー賞 助演男優賞 受賞 | |
1994 | クイズ・ショウ Quiz Show |
チャールズ・ヴァン・ドーレン | |
1995 | ストレンジ・デイズ/1999年12月31日 Strange Days |
レニー・ネロ | |
1996 | イングリッシュ・ペイシェント The English Patient |
アルマシー | アカデミー主演男優賞ノミネート |
1997 | オスカーとルシンダ Oscar and Lucinda |
オスカー・ホプキンス | |
1998 | アベンジャーズ The Avengers |
ジョン・スティード | |
1999 | 太陽の雫 Sunshine |
イグナツ / アダム / イヴァン | ヨーロッパ映画賞 男優賞 受賞 |
ことの終わり The End of the Affair |
モーリス・ベンドリクス | ||
オネーギンの恋文 Onegin |
エヴゲニー・オネーギン | 兼製作総指揮 | |
2002 | スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする Spider |
デニス・クレッグ(スパイダー) | |
ギャンブル・プレイ The Good Thief |
トニー・エンジェル | クレジットなし | |
レッド・ドラゴン Red Dragon |
フランシス・ダラハイド | ||
メイド・イン・マンハッタン Maid in Manhattan |
クリストファー・マーシャル | ||
2005 | ナイロビの蜂 The Constant Gardener |
ジャスティン・クエイル | |
ハリー・ポッターと炎のゴブレット Harry Potter and the Goblet of Fire |
ヴォルデモート | ||
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit |
ヴィクター・クォーターメイン | 声の出演 | |
上海の伯爵夫人 The White Countess |
トッド・ジャクソン | ||
2007 | ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 Harry Potter and the Order of the Phoenix |
ヴォルデモート | |
2008 | バーナード・アンド・ドリス Bernard and Doris |
バーナード | |
ヒットマンズ・レクイエム In Bruges |
ハリー・ウォーターズ | ||
ある公爵夫人の生涯 The Duchess |
ウィリアム・カヴェンデッシュ、デヴォンシャー公爵 | ||
愛を読むひと The Reader |
マイケル・バーグ | ||
2009 | ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter and the Half-Blood Prince |
ヴォルデモート | |
ハート・ロッカー The Hurt Locker |
請負チームリーダー | ||
2010 | ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 1 |
ヴォルデモート | |
タイタンの戦い Clash of the Titans |
ハデス | ||
2011 | ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 2 |
ヴォルデモート | |
英雄の証明 Coriolanus |
コリオレイナス | 監督・製作・出演 | |
2012 | タイタンの逆襲 Wrath of the Titans |
ハデス | |
大いなる遺産 Great Expectations |
マグウィッチ | 日本劇場未公開、WOWOWで放映 | |
007 スカイフォール Skyfall |
ギャレス・マロリー | ||
2013 | エレン・ターナン 〜ディケンズに愛された女〜 The Invisible Woman |
チャールズ・ディケンズ | 監督・出演 |
2014 | グランド・ブダペスト・ホテル The Grand Budapest Hotel |
グスタフ.H | 英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート |
2015 | 胸騒ぎのシチリア A Bigger Splash |
ハリー | 日本公開は2016年11月[6] |
007 スペクター Spectre |
M | ||
2016 | ヘイル、シーザー! Hail, Caesar! |
ローレンス・ローレンツ | |
KUBO/クボ 二本の弦の秘密 Kubo and the Two Strings |
ライデン | 声の出演[7] 日本公開は2017年11月[7] | |
2017 | レゴバットマン ザ・ムービー The Lego Batman Movie |
アルフレッド・ペニーワース | 声の出演[8] |
2018 | ホワイト・クロウ 伝説のダンサー The White Crow |
プーシキン | 兼監督・製作 |
俺たちホームズ&ワトソン Holmes & Watson |
モリアーティ教授 | ||
2019 | オフィシャル・シークレット Official Secrets |
ベン・エマーソン | |
レゴ ムービー2 The Lego Movie 2: The Second Part |
アルフレッド・ペニーワース | 声の出演 | |
2020 | ドクター・ドリトル Dolittle |
バリー | 声の出演 |
007 ノー・タイム・トゥ・ダイ No Time to Die |
M | ||
キングスマン: ファースト・エージェント The King's Man |
オックスフォード公爵 |
参照
- ^ ラルフとは読まない。It's Raiph actually | Film | The Guardianは彼の名前の読みに掛けている。
- ^ レイフ・ファインズ『ファンタビ』でヴォルデモート再演に意欲 - ライブドアニュース
- ^ “Ralph Fiennes Biography”. filmreference (2008年). 10 April 2008閲覧。
- ^ a b “Ralph Fiennes Splits from Longtime Partner”. People. (8 February 2006) 7 April 2011閲覧。
- ^ Ellen, Barbara (7 July 2002). “Intensive care”. The Observer (UK) 7 April 2011閲覧。
- ^ “ティルダ・スウィントン主演、シチリア島を舞台にした男女4人夏物語”. 映画ナタリー. (2016年8月14日) 2016年8月17日閲覧。
- ^ a b “ストップモーションアニメ「KUBO」邦題と公開日決定、予告編も解禁”. 映画ナタリー. (2017年8月24日) 2017年8月26日閲覧。
- ^ “『レゴバットマン ザ・ムービー』来年4・1公開決定 主人公はバットマン”. ORICON STYLE. (2016年8月26日) 2016年8月29日閲覧。