「芦屋駅 (JR西日本)」の版間の差分
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* [[1997年]](平成9年)[[2月16日]] - 阪神・淡路大震災で崩落した駅施設の復旧工事がすべて完成。[[エレベーター]]と[[電光掲示板]]タイプの発車標を設置。[[大阪駅|大阪]]方面のホームを東側に移動。JR神戸線標準[[接近メロディ]]「さざなみ」導入。 |
* [[1997年]](平成9年)[[2月16日]] - 阪神・淡路大震災で崩落した駅施設の復旧工事がすべて完成。[[エレベーター]]と[[電光掲示板]]タイプの発車標を設置。[[大阪駅|大阪]]方面のホームを東側に移動。JR神戸線標準[[接近メロディ]]「さざなみ」導入。 |
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* [[2002年]](平成14年)[[7月29日]] - [[ |
* [[2002年]](平成14年)[[7月29日]] - [[運行管理システム (JR西日本)#JR京都・神戸線システム|JR京都・神戸線運行管理システム]]導入。 |
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* [[2003年]](平成15年) |
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** [[11月1日]] - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる。 |
** [[11月1日]] - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる。 |
2020年8月21日 (金) 09:09時点における版
芦屋駅 | |
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駅ビル(北出口側) | |
あしや Ashiya | |
◄JR-A53 さくら夙川 (2.3 km) (1.4 km) 甲南山手 JR-A55► | |
所在地 | 兵庫県芦屋市船戸町1-30[1] |
駅番号 | JR-A54 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 東海道本線(JR神戸線) |
キロ程 |
575.6km(東京起点) 大阪から19.2 km |
電報略号 | アシ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面4線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
28,049人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)8月1日[1] |
備考 |
直営駅[1](管理駅) みどりの窓口 有 |
芦屋駅[2](あしやえき)は、兵庫県芦屋市船戸町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である[1]。駅番号はJR-A54。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。新快速の停車駅である。高級住宅地が広がる芦屋市の中心駅である。同名の阪神電気鉄道の阪神本線の芦屋駅と区別するため、「J芦」と呼ばれる場合もある。
歴史
- 1913年(大正2年)8月1日 - 国有鉄道東海道本線の西ノ宮駅(現在の西宮駅) - 住吉駅間に新設開業[1]。旅客・貨物の取り扱いを開始。当時の精道村の請願、工事費1万円の寄付により建設。当時の1日の乗降客数は約80人。[要出典]
- 1960年(昭和35年)10月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1969年(昭和44年) - 駅舎橋上化[1]。
- 1980年(昭和55年)10月 - 駅ビルとしてモンテメールが開業[1](主要テナントは大丸と三和銀行(現・三菱UFJ銀行)
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 路線愛称の制定により、「JR神戸線」の愛称を使用開始。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 日中時間帯に新快速が停車するようになる(同時に高槻駅にも一部が停車)。
- 1993年(平成5年) - 休日の新快速が朝にも停車するようになる(夕方以降は通過のまま)。
- 1995年(平成7年)
- 1997年(平成9年)2月16日 - 阪神・淡路大震災で崩落した駅施設の復旧工事がすべて完成。エレベーターと電光掲示板タイプの発車標を設置。大阪方面のホームを東側に移動。JR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」導入。
- 2002年(平成14年)7月29日 - JR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2003年(平成15年)
- 2007年(平成19年)3月18日 - 駅自動放送を更新。
- 2015年(平成27年)3月12日 - 入線警告音の見直しに伴い、接近メロディをJR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」の音質見直し版に再び変更する[4]。
- 2016年(平成28年)3月26日 - 当駅での新快速と普通の相互接続が廃止される。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始する[5]。
- 2020年(令和2年)3月13日 - 駅ビルのモンテメールがリニューアルオープン。
1957年(昭和32年)に東海道本線の快速停車駅を増やすことが検討された際、当時は隣接駅であった西宮駅と当駅で争奪戦が繰り広げられた。結局、複々線の内側(電車線)を走る快速列車は当駅、外側線(列車線)を走る快速列車は西宮駅(当時は西ノ宮駅)に停車させることで決着をみている。2003年(平成15年)12月1日改正で、当駅と西ノ宮駅には、外側線・内側線と関係せず快速が終日停車に統一された。
当駅と西宮駅は昔から停車列車などで争ってきたが、阪急・阪神中心の西宮に比べて芦屋市の中心部にある当駅のほうが利用者は多く、優先されている。
駅構造
島式2面4線のホーム(12両編成対応)の両側に、通過線が1本ずつ設けられた2面6線の地上駅で、駅舎は橋上化されている。外側線の本線(1番線・6番線)は特急や貨物列車などの通過線で、ホームがない。そのため、新快速は当駅構内のみ内側線の待避線(2番線・5番線)に移る。内側線の本線は3・4番線である。
当駅には折り返し設備もあり、実際に阪神・淡路大震災のときを始めとしたダイヤ乱れの時に使われることがある。2007年度後半、朝ラッシュ時に当駅始発の普通列車(西明石駅から回送)が設定されていた。なお、阪神・淡路大震災でホームが壊れたため、1997年2月16日に復旧工事が完成した際に大阪方面のホームは東側にずれている。
当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として立花駅・甲子園口駅・西宮駅・さくら夙川駅の4駅を管轄している。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA及び提携ICカード利用可能駅である。
のりば
のりば | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | JR神戸線 | 尼崎・大阪・京都方面(一部の普通は JR東西線・学研都市線直通) | 新快速・普通・一部の快速 |
2 | 快速・普通 | ||
3 | 西明石・姫路方面 | ||
4 | 新快速・普通・一部の快速 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
- 運転上の 1番線=上外本線(ホームなし) 2番線=上待避線(1番のりば) 3番線=上内本線(2番のりば) 4番線=下内本線(3番のりば) 5番線=下待避線(4番のりば) 6番線=下外本線(ホームなし)である
- 3番のりばから上り内側線への出発も可能である。当駅より西で輸送障害が発生した場合、大阪駅 - 当駅間の輸送確保のための折り返しに使用されることがある。
- 新快速および外側線経由の快速は1番・4番のりばにのみ停車できる。
- 内側線経由の快速は、昼間時と土休日の朝は2番・3番のりばに停車する。それ以外は1番・4番のりばに停車する。
- 普通電車は、2番・3番のりば停車の快速と相互接続する場合は1番・4番のりばに停車する。(ドア横のボタンで開け閉め)それ以外は2番・3番のりばに停車する。
- 朝ラッシュ時の姫路方面行き快速の一部は、当駅発車後に外側線から内側線に移動し、三ノ宮駅到着までに新快速に追い抜かれる。
ダイヤ
昼間時は1時間に16本(新快速・快速がそれぞれ4本、普通が8本)停車する。快速とJR東西線発着の普通が相互接続を行う。朝夕時間帯は本数が多くなる。
2016年3月26日のダイヤ改正より、昼間時は新快速が京都駅・高槻駅 - 須磨駅・西明石駅間運転の普通を西宮駅付近で追い抜くようになったため、当駅での相互接続は廃止された。
速度制限
構内には6線あり、ポイントが複雑であることから、列車が構内に入線する時は下記の通りに速度規制がかかる。下り線大阪側のポイントの改良工事が行われ、大阪方面外側線から1番のりばに入線する際は45キロ制限から60キロ制限に緩和された。
- 上り外側線から2番線に進入:60キロ制限
- 上り内側線から2番線に進入:45キロ制限
- 上り内側線から3番線に進入:70キロ制限
- 2番線から上り外側線に出発:60キロ制限
- 2番線から上り内側線に出発:45キロ制限
- 下り内側線から5番線に進入:45キロ制限
- 下り外側線から5番線に進入:60キロ制限
- 5番線から下り外側線に出発:45キロ制限
- 5番線から下り内側線に出発:45キロ制限
配線図
← 尼崎・大阪・ 京都・京橋 方面 |
→ 三ノ宮・西明石 ・姫路・岡山 方面 |
|
凡例 出典:* 以下を参考に作成。 ** 「JR西日本 東海道本線 米原-神戸間 線路配線略図」、「特集 東海道本線2」、『鉄道ファン』、 第48巻1号(通巻第561号) 2008年1月号、折込、交友社、2008年。 ** JR西日本公式ホームページ JRおでかけネット - 芦屋駅 - 構内図 |
駅弁
主な駅弁は下記の通り[6]。
- 日本の朝食弁当
- 六甲山縦走弁当
- きつねの鶏めし
- 地鶏弁当
- ひっぱりだこ飯
- 丹波牛めし
- 神戸のステーキ弁当
- 神戸ワインステーキ弁当
利用状況
2018年度の1日平均乗車人員は28,049人である[7]。JR西日本の駅では第31位。芦屋市内では最も利用者数が多い。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均乗車人員 | |
---|---|---|
総数 | 定期 | |
1995年(平成 | 7年)31,456 | 18,369 |
1996年(平成 | 8年)28,973 | 17,070 |
1997年(平成 | 9年)28,068 | 16,839 |
1998年(平成10年) | 28,131 | 16,856 |
1999年(平成11年) | 27,999 | 16,698 |
2000年(平成12年) | 28,231 | 16,743 |
2001年(平成13年) | 28,513 | 16,911 |
2002年(平成14年) | 28,479 | 16,901 |
2003年(平成15年) | 28,779 | 17,105 |
2004年(平成16年) | 29,350 | 17,853 |
2005年(平成17年) | 29,878 | 18,431 |
2006年(平成18年) | 30,493 | 18,788 |
2007年(平成19年) | 30,690 | 18,954 |
2008年(平成20年) | 30,408 | 18,870 |
2009年(平成21年) | 29,084 | 18,302 |
2010年(平成22年) | 28,697 | 18,031 |
2011年(平成23年) | 28,628 | 18,029 |
2012年(平成24年) | 28,669 | 17,857 |
2013年(平成25年) | 29,042 | 18,081 |
2014年(平成26年) | 28,289 | 17,703 |
2015年(平成27年) | 28,481 | 17,888 |
2016年(平成28年) | 28,270 | 17,800 |
2017年(平成29年) | 28,355 | 17,857 |
2018年(平成30年) | 28,049 |
駅周辺
高級住宅地として名高い芦屋市の中心で、駅ビルには大丸芦屋店がある。阪神間の都市の多くと同じく、並行私鉄の同名の駅とは離れている。西宮市・尼崎市・伊丹市などでは並行私鉄の駅の方が市の中心市街地を形成するが、芦屋市においてはJRの当駅が市の中心部に当たる。しかし、駅前から一歩奥に入ればすぐに震災後少なくなったとはいえ豪壮な邸宅、ステンドグラス窓の洋館など、谷崎潤一郎の作品「細雪」の世界さながらのお屋敷街が存在する。
芦屋・西宮の高級住宅地からは一見、山手側を走行する阪急神戸線の方が便利なように見えるが、芦屋川駅や夙川駅の駅前が未整備なのに対して、当駅周辺は整備されており自家用車でのアクセスが容易なため、芦屋市内のみならず西宮市西部の高級住宅地の住民も当駅を利用する傾向にある。近年の新快速停車でさらに拍車がかかった。
バス
阪急バス芦屋浜営業所担当路線の拠点であり、当駅北バスターミナルを境に芦屋市の南北へのバスが発着する。
- 1番のりば 日出橋(六麓荘町)・苦楽園・阪急夙川・岩園団地方面
- 2番のりば 東山町・芦屋市民プール前・芦屋病院前方面
- 3番のりば 阪神打出・南宮町西・新浜町方面
- 4番のりば 潮芦屋(南芦屋浜)方面
- 5番のりば 阪神芦屋・若葉町・シーサイドセンター・大東町・芦屋浜営業所前方面
- 6番のりば 奥池・芦屋ハイランド・有馬温泉(太閤橋)方面
- 駅南側(JR芦屋南口停留所) 呉川町・大東町・奥池・有馬温泉(太閤橋)方面
阪神バス(国道2号沿い)
- 東行
- 西行
みなと観光バス(JR芦屋駅北側停留所・山手幹線沿い)
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、19頁。ISBN 9784343006028。
- ^ ただし、ホームにある駅名標には芦の字が草冠の下に戸と書く字体で表記されている。
- ^ 「鉄道記録帳2003年12月」『RAIL FAN』第51巻第3号、鉄道友の会、2004年3月1日、25頁。
- ^ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します
- ^ 近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します!
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、246頁。
- ^ “データで見るJR西日本”. 西日本旅客鉄道. 2019年9月30日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 芦屋市統計書
- ^ ヤマダ電機HPテックランド芦屋店(店舗案内) - ヤマダ電機
- ^ 店舗案内 - 星電社