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2020年8月11日 (火) 09:40時点における版

伊藤 美誠
基本情報
よみがな いとう みま
愛称 大魔王、美魔王
生年月日 (2000-10-21) 2000年10月21日(24歳)
国籍 日本の旗 日本
生誕地 静岡県の旗静岡県磐田市
居住 大阪府の旗大阪府大阪市此花区
血液型 O型
身長 152[1]cm
体重 45[1]kg
選手情報
最高世界ランク 2位 (2020年4月)
現在世界ランク

2位 (2020年4月) (ダブルス世界ランク=1位)

(混合ダブルスランク=2位)
段級位 7段
利き腕
グリップ シェークハンド
ラケット アコースティックカーボン-ST[2]
フォア面ラバー ファスタークG-1[3][要出典]
バック面ラバー モリストSP[2]
シューズ WAVE MEDAL SP3
戦型 右シェーク前陣速攻型
コーチ 松﨑 太佑[4]
ITTFサイト ITTFプロフィール
経歴
学歴
  • 2007-2013 磐田北小学校
  • 2013-2016 昇陽中学校
  • 2016-2019 昇陽高等学校
所属歴
スターツ
代表
ITTFワールドツアー戦歴
デビュー 2010
ツアー優勝 通算22勝 シングルス8勝 ダブルス14勝
生涯成績 601試合 437勝 勝率73%
世界卓球選手権戦歴
出場大会数 5
初-最終出場 2015 - 2019
国内戦歴
受賞歴
  • 上月スポーツ賞 2014,2015,2016,2017
  • 第53回世界選手権個人戦 新人賞 2015
  • ITTFスターアワード ブレークスルースター賞 2015
  • 日本オリンピック委員会 オリンピック特別賞 2016
  • 記録
  • ワールドツアーダブルス最年少優勝 13歳160日
  • ワールドツアーシングルス最年少優勝 14歳152日
  • 世界選手権女子シングルス最年少ベスト8 14歳192日
  • オリンピック卓球最年少メダリスト 15歳300日
  • 世界選手権女子ダブルス最年少メダリスト 16歳
  • 全日本選手権女子史上最年少三冠達成
  • 全日本選手権女子史上初2年連続三冠達成
  • 獲得メダル
    日本の旗 日本
    女子卓球
    オリンピック
    2016 リオデジャネイロ 女子団体
    世界卓球選手権
    2016 クアラルンプール 女子団体
    2017 デュッセルドルフ 女子ダブルス
    2018 ハルムスタッド 女子団体
    2019 ブダペスト 女子ダブルス
    ワールドカップ
    2018 ロンドン 女子団体
    2019 東京 女子団体
    アジア卓球選手権
    2015 パタヤ 女子ダブルス
    2015 パタヤ 女子団体
    2017 無錫 女子団体
    2017 無錫 混合ダブルス
    2017 無錫 女子ダブルス
    ITTFワールドツアーグランドファイナル
    2014 バンコク 女子ダブルス
    2015 リスボン 女子ダブルス
    2017 アスタナ 女子ダブルス
    2018 仁川 女子ダブルス
    2018 仁川 混合ダブルス
    2019 鄭州 女子シングルス
    2019 鄭州 混合ダブルス
    世界ジュニア選手権
    2012 ハイデラバード 女子団体
    2013 ラバト 女子団体
    2014 上海 女子ダブルス
    2014 上海 女子団体
    2016 ケープタウン 女子団体
    アジアジュニア卓球選手権
    2016 バンコク 女子団体
    アジアカデット卓球選手権
    2012 ドーハ 女子団体
    2013 ドーハ 女子団体
    2013 ドーハ 女子シングルス
    2014 ムンバイ 女子団体
    東アジアホープス卓球選手権
    2009 大阪 女子団体
    2010 大阪 女子シングルス
    2010 大阪 女子団体
    2011 大阪 女子団体
    2011 大阪 女子シングルス
    2012 大阪 女子シングルス
    2012 大阪 女子団体
    ■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧

    伊藤 美誠(いとう みま[5]2000年10月21日 - )は[6][7]日本の女子卓球選手。静岡県磐田市出身。血液型O型[5]。所属はスターツITTF世界ランキング最高位は2位(2020年4月)。段級位は7段。

    同学年の平野美宇(静岡県沼津市生まれ)とは友人、ライバル関係であり幼少期から「みうみま」の愛称でダブルスを組む[8]。2014年、最年少でITTFワールドツアーワールドツアーグランドファイナルを優勝し、同学年の早田ひなとのペア「みまひな」でも世界選手権でのメダル獲得やワールドツアーグランドファイナルでの優勝などの成果を見せている。また、彼女達2000年前後生まれは女子卓球黄金世代とも呼ばれている。

    2015年シングルスでもワールドツアーで最年少優勝。2016年には、オリンピック卓球競技史上最年少の15歳でメダリストになった。

    人物・経歴

    静岡県磐田市生まれ[9]磐田市立磐田北小学校[9]大阪昇陽中学校[10]。大阪・昇陽高校卒業[11]。中学進学に伴い磐田市から大阪市に移り、女子日本代表監督(当時)の村上恭和が設立した関西卓球アカデミーを拠点に練習している[9][12]。また、2013年9月より卓球ナショナルチームスポンサーでもあるスターツと所属契約を結んでいる[13]

    両親は元卓球選手で、母は中学1年から卓球を始め全国高等学校総合体育大会全日本学生卓球選手権大会に出場経験があり、結婚後もクラブチームで活動した[14]

    2010年まで

    2歳の頃に卓球を始めた[9]。4歳の頃に日本男子のエース水谷隼の父・信雄が代表を務める豊田町卓球スポーツ少年団に入り、指導を受ける様になった[15][16]。2005年、4歳の時に全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)に初出場。2008年にバンビの部、2010年にはカブの部(小4以下)で優勝した[17]

    2011年

    1月、10歳2カ月で出場した全日本卓球選手権で初勝利を挙げ、それまで福原愛が持っていた史上最年少勝利記録を塗り替えた[18]。8月に行われたITTFジュニアサーキット・韓国オープンでは10歳10ヶ月でカデットシングルスを初優勝し同種目の最年少優勝記録を樹立した[19][20]。翌月のジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープンでは同年のインターハイ優勝者でもあった鈴木李茄青森山田高校)を破る等の活躍を見せジュニアシングルスで初優勝を果たし、カデットシングルス、カデット団体と合わせて3冠を達成した。この優勝でジュニアシングルスでも最年少優勝記録を更新した[21]。また、新井卓将と共に1分間のラリー回数180回というギネス世界記録を樹立した[22][23]

    2012年

    1月、ジャパントップ12卓球大会に11歳で初出場した[24]。4月に行われたITTFワールドツアー・スペインオープンでは世界ランク50位のマチルダ・エクホルム英語版 スウェーデン)に勝利して予選を通過し、史上最年少でのツアー本選出場を果たした[25]。8月の東アジアホープス選手権では決勝で前年に決勝で敗れた平野美宇と再戦し優勝した[26]。また、12月に行われた世界ジュニア卓球選手権には日本史上最年少となる小6で出場し[27]、女子団体で銀メダルを獲得した。

    2013年

    平野美宇との女子ダブルスで、2013年1月全日本選手権で大会最年少勝利を飾り、2月ITTFワールドツアーカタールオープンで史上最年少で表彰台を果たした。シングルスでも小学生ながら世界ランク30位のユ・モンユシンガポールの旗 シンガポール)に勝利した[28]。ユ・モンユには6月にも再度勝利を挙げている[29]。7月の世界ランキングで初めてトップ100に入ると、8月には同年の世界選手権パリ大会中国代表選手でもあった胡麗梅中国語版中華人民共和国の旗 中国)を倒す金星をあげ[30]、11月には初めて世界ランク20位以内の選手に勝利した[注 1]。9月に開催された世界ジュニア卓球選手権女子選考会で優勝し代表に内定し[31]、12月の世界ジュニア卓球選手権(モロッコの旗 モロッコ)本番では女子団体で銀メダルを獲得した。

    2014年

    3月のワールドツアー・ドイツオープンでは平野美宇との女子ダブルスでワールドツアー初優勝を果たした。13歳160日でのダブルス優勝は郭躍中華人民共和国の旗 中国)の13歳224日を更新する史上最年少記録となった[32]。また、2人の合計年齢(27歳145日)が史上最年少記録としてギネス世界記録に認定された[33]。続くスペインオープンでも女子ダブルスで優勝しツアー2勝目を挙げた[34]。5月のオーストラリアオープンでは初めてU21の部で女子シングルスを優勝した[35]。9月に行われた第20回アジアジュニア卓球選手権大会(インドの旗 インドムンバイ)のカデット女子団体に平野美宇、早田ひなのトリオで出場し、決勝の中国戦ではシングルス2戦とダブルスで勝利を挙げ日本の優勝に大きく貢献した[36][37]。10月の世界ジュニア選手権女子選考会では2年連続となる優勝で代表内定し[38]、本番では女子団体、女子ダブルスで銀メダルを獲得した。12月にはITTFワールドツアー・グランドファイナル女子ダブルスで優勝。日本勢のダブルスでの優勝は男女を通じて初めてとなり[39]、また、14歳での優勝は郭躍(中華人民共和国の旗 中国)を上回る最年少記録となった[40]

    2015年

    1月、全日本選手権女子シングルスでベスト8に入り、ジュニア女子シングルスで優勝した。中学生での全日本ジュニア優勝は加藤美優に次いで6人目。同年の世界選手権蘇州大会日本代表選手に選出された[41]。3月、ワールドツアー・スーパーシリーズのドイツオープンでは女子シングルスでハン・インドイツの旗 ドイツ、世界ランク8位)や馮天薇シンガポールの旗 シンガポール、世界ランク4位)等の強豪選手を破って勝ち上がり、決勝では地元のペトリッサ・ゾルヤドイツの旗 ドイツ)に勝利してワールドツアーシングルス初優勝を果たした。14歳152日でのシングルス優勝は、郭躍(中華人民共和国の旗 中国)が持っていた15歳66日の記録を更新して史上最年少記録となり[15][42]、ギネス世界記録に認定された[33]

    4月26日に開幕した世界選手権では、女子シングルス1回戦の勝利で福原愛が2003年パリ大会で記録した14歳201日を更新する日本選手歴代最年少勝利を記録すると、その後も勝ち上がって準々決勝に進出。準々決勝では李暁霞中華人民共和国の旗 中国)に敗れたが、2003年パリ大会でベスト8入りしていた福原の14歳203日を更新し、14歳192日での日本選手歴代最年少ベスト8入りを果たした[43]。5月にはベラルーシオープンでツアーシングルス2勝目を挙げ、6月発表の世界ランキングでは14歳7カ月でのトップ10入りを果たし、自己最高位の9位まで浮上した。9月発表の世界ランキングで日本人3番手の10位となり、2016年リオデジャネイロ五輪女子団体戦代表候補に選出された[44]。9月末に開催されたアジア卓球選手権タイ王国の旗 タイパタヤ)では女子団体の中心選手として出場し日本女子33年振りの銀メダルに貢献した。また、女子ダブルスでも日本勢12年振りとなる銀メダルを獲得した。同年の世界ジュニア選手権(フランスの旗 フランスヴァンデ県)には代表に選出されていたが、パリ同時多発テロの影響で派遣中止となったため出場出来なかった[45]。12月、グランドファイナルのダブルスでは決勝で敗れ2連覇を逃した [46]が、ITTFスターアワードではその年に最も躍進した選手に贈られる「ブレークスルー・スター」を受賞した[47]

    2016年

    1月の全日本選手権女子シングルスでは3位になった。3月、初出場となった世界選手権の団体戦では主力選手として起用された。準決勝で北朝鮮のエースのリ・ミョンスン朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮)に逆転勝利して決勝進出を決めた際には歓喜の涙を流した[48]。決勝では中国に敗れたものの日本女子2大会連続となる銀メダルを獲得した。4月にはリオデジャネイロ五輪アジア予選に出場し世界ランク2位の世界女王・丁寧中華人民共和国の旗 中国)に勝利した[49]

    8月のリオデジャネイロ五輪では福原愛、石川佳純と共に女子団体に出場した。準決勝ではドイツに敗れ2大会連続の銀メダルを逃したが、3位決定戦のシンガポール戦では第4試合で世界ランク4位の馮天薇をストレートで破り銅メダル獲得を決めた[50]。15歳300日でのメダル獲得は郭躍(中華人民共和国の旗 中国)の16歳34日(2004年・女子複)を上回り卓球競技史上最年少記録となった[51]。また、日本の夏季五輪メダリストとしても、女子では岩崎恭子(1992年・競泳)に次ぐ年少記録となった[51]。 9月、地元磐田市にあるジュビロードにて水谷隼とメダル獲得のパレードを行い、3万人超の市民らが集まった。パレード後、2人には磐田市長より市民栄誉賞が贈られた[52]。11月のオーストリアオープンではワールドツアーシングルス3勝目を挙げた[53]。12月にケープタウンで開催された世界ジュニア卓球選手権の女子団体では、決勝の中国戦で2勝を挙げる等出場した全ての試合で勝利する活躍を見せチームを6年ぶりの優勝へと導いた[54]

    2017年

    2017ドイツオープン顧玉婷

    1月の全日本選手権女子シングルスでは安藤みなみに5回戦で敗れた。3月、第21回ジャパントップ12卓球大会で準優勝した[55]。4月の第23回アジア選手権中華人民共和国の旗 中国無錫)では女子団体で2大会連続となる銀メダルを獲得した[56]。また、森薗政崇と組んだ混合ダブルスで銀メダル[57]早田ひなと組んだ女子ダブルスで銅メダルを獲得した[58]

    6月、世界卓球選手権デュッセルドルフ大会ではシングルスとダブルスに出場。 シングルスではベスト16で朱雨玲(中華人民共和国の旗 中国)に2-4で敗れ2大会連続のベスト8とはならなかったが、早田ひなと組んだダブルスで銅メダルを獲得した。 日本勢の同種目メダル獲得は2001年大阪大会武田明子川越真由ペア以来16年ぶりであり[59]、16歳ペアの銅メダル獲得は同種目史上最年少であった[60]。 8月、ワールドツアー・ブルガリアオープンに出場しシングルスで準優勝、石川佳純と組んだダブルスで優勝する[61]と、翌週のチェコオープンではシングルスで石川佳純に初勝利して優勝し、早田ひなと組んだダブルスでも優勝して2冠を達成[62]

    9月下旬、中国スーパーリーグの下部組織の甲Aリーグに参戦し、団体戦で11試合に出場して全勝した[63][64]。10月、ITTFチャレンジ・ポーランドオープンでシングルス優勝[65]。11月、ワールドツアー・スウェーデンオープンでは早田ひなとのダブルスで世界ランク1位の朱雨玲中華人民共和国の旗 中国)、同2位の陳夢中華人民共和国の旗 中国)ペアに勝利して優勝した[66]。 翌月のワールドツアー・グランドファイナルでは同ペアに決勝で敗れて準優勝だった[67]。 年末には世界選手権団体戦ハルムスタッド大会日本代表選考会で優勝し代表権を獲得した[68]

    2018年

    1月、全日本選手権の女子シングルスで“みうみま”対決を制し初優勝した。また、早田ひなとの女子ダブルス、森薗政崇との混合ダブルスでも優勝し3冠を達成した。3冠は山泉和子(1960年度)、石川佳純(2014年度)に次いで史上3人目であり、17歳での達成は男女を通じて最年少記録となった[69]。 2月、ダブルスを第1試合に行う新方式が導入されたチームワールドカップでは、早田とのダブルスを中心に出場し銀メダルを獲得した[70]

    5月、世界選手権団体戦ハルムスタッド大会において、準決勝で田志希大韓民国の旗 韓国)に3-0で勝利し[71]、決勝では第1試合で日本選手に対して37連勝している劉詩雯中華人民共和国の旗 中国)に対して3-2で勝利[72]。チームは1-3で中国に敗れ銀メダルであったが、伊藤自身は8戦全勝で大会を終えた。

    6月、ジャパンオープンでは女子シングルス準決勝では陳幸同中華人民共和国の旗 中国)を0-3の状態から逆転勝利、決勝では王曼昱中華人民共和国の旗 中国)に勝利して優勝した[73]

    11月のスウェーデンOPでは、劉詩雯中華人民共和国の旗 中国)、丁寧中華人民共和国の旗 中国)に連勝して勝ち上がると、決勝では世界ランク1位の朱雨玲中華人民共和国の旗 中国)を4-0で圧倒して優勝した[74]。年末のITTF年間表彰では年間最優秀選手を逃したが、世界選手権団体戦の女子の最優秀選手として表彰された[75]

    2019年

    1月の全日本選手権で木原美悠を決勝で破りシングルス2連覇を達成。女子ダブルス、混合ダブルスでも2連覇し、斎藤清以来史上2人目(女子では初)の2年連続3冠を達成した[76]

    4月に開催した世界選手権ブダペスト大会では、早田との女子ダブルスで日本人ペア48年ぶりとなる決勝進出を果たしたが、決勝では王曼昱中華人民共和国の旗 中国)/孫穎莎中華人民共和国の旗 中国)ペアに2-4で敗れ、52年ぶりの金メダルを逃した[77]

    11月、東京オリンピック前哨戦ともいわれる同じ会場の東京体育館、ダブルスを第1試合に行うオリンピックと同じルールで行われたチームワールドカップでは、決勝の中国戦で孫穎莎相手に一時はマッチポイントを握るも逆転負けを喫し、チームも敗れて準優勝した[78]。翌週のワールドツアー・オーストリアOPでシングルスで4強入りしたことで、2020年1月の世界ランキングで日本人2位以内が確実となり、東京五輪シングルス代表選考基準を満たした[79]。また、同大会では決勝で朱雨玲中華人民共和国の旗 中国)を4-1で破り同年のツアー初優勝を果たした[80]。12月、ジャパントップ12卓球大会決勝で平野美宇を破り初優勝した[81]

    2020年

    1月2日発表の世界ランキングで男女を通じて日本勢歴代最高タイの3位に浮上した[82][注 2]。6日に東京五輪シングルス・団体代表及び水谷隼との混合ダブルス代表に内定したことが発表された[84]

    2月のワールドツアー・ハンガリーOPで優勝[85]、続く3月のカタールOPでは、丁寧(中華人民共和国の旗 中国)相手に第3ゲームで11-0を記録するなどストレートで快勝[86]、決勝では世界ランク1位の陳夢(中華人民共和国の旗 中国)に敗れるも2大会連続の表彰台となった[87]。この結果により4月発表の世界ランキングで、現行制度(1991年以降)での日本勢最高を更新する2位へ浮上した。日本女子の世界ランク2位はそれ以前を含めても1971年に1位だった小和田敏子以来49年ぶりの快挙である[88]

    みうみま

    同じ歳の平野美宇とは幼少時よりダブルスペアを組んで国際大会で結果を残しており、2013年2月に史上最年少でITTFワールドツアーの表彰台に、2014年3月にドイツオープンで優勝し13歳160日の伊藤は2002年に13歳224日で優勝した郭躍の記録を抜く史上最年少記録を作り、13歳350日の平野は3番目の記録となった。また、2人の合計年齢(27歳145日)が史上最年少記録としてギネス世界記録に認定された。翌週スペインオープンでも優勝し2勝目を挙げ、年末の世界ジュニア選手権で準優勝、ITTFワールドツアー・グランドファイナルでは最年少で優勝した。2015年は7月に韓国オープン優勝、10月のアジア選手権で準優勝、12月のグランドファイナルで準優勝した。

    また、ライバルとして切磋琢磨する関係であり、シングルスでの対戦成績は23戦中、伊藤美誠15勝、平野美宇8勝。その内決勝が5回、勝った方が優勝が12回である。ITTF主催では10戦中、伊藤美誠6勝、平野美宇4勝。その内決勝が1回、勝った方が優勝が5回である。

    ライバル

    丁寧中華人民共和国の旗 中国)は世界ランク1位で初対戦は2015年のジャパンオープン、上記の通り2016年のリオデジャネイロ五輪アジア予選では準々決勝で4-2で勝利を挙げている[89][49]

    馮天薇シンガポールの旗 シンガポール)は初勝利は2015年のドイツオープン[90]、2016年8月のリオデジャネイロ五輪団体3位決定戦ではストレートで破り銅メダル獲得を決めた。

    プレースタイル

    バック表ソフトの異質攻撃型、前陣でのバック表ソフトの強打、フォアスマッシュが抜群[91]、また独特のテークバックで腰をひねらずに落とすフォアハンドのスマッシュ「みまパンチ」がある[92]、チキータ、逆チキータ、意表を突くカットブロックなども得意、またカットマンに強く2015年(当時14歳)のジャパンオープンでは劉斐中華人民共和国の旗)を破っておりその後もキム・ソンイ、リ・ミョンスン(朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮)、ハン・インドイツの旗 ドイツ)、武楊中華人民共和国の旗)、徐孝元大韓民国の旗 韓国)ら世界を代表する選手に大舞台で勝利している。

    評価

    4年間ジュニア代表のコーチを務めた韓国出身の呉光憲は2017年のアジア選手権直後の取材で「平野の優勝は予想されていました。私が指導した中で、伊藤美誠が天才肌とすれば、平野美宇は努力家。2人は中2の時にダブルスのパートナーでしたが、高2の時に分かれました。それだけライバル意識が強かった。少し実力で劣っていた平野の競争心は強かったでしょう。(アジア選手権では)いつか伊藤に勝つという思いが表れていたように思います」と評した[93]

    戦績

    主な戦績。(カッコ内はダブルスペア、団体メンバー)

    2008年

    2009年

    2010年

    2011年

    • 8月 東アジアホープス
    • 8月 ITTFジュニアサーキット・韓国オープン
      • カデット女子シングルス:優勝
    • 9月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
      • ジュニア女子シングルス:優勝
      • カデット女子シングルス:優勝
      • カデット女子団体:優勝(加藤美優・平野美宇)
    • 11月 全日本選手権カデットの部
      • U13女子シングルス:準優勝

    2012年

    • 7月 第18回アジアジュニア選手権
      • カデット女子団体:準優勝(浜本由惟・平野美宇)
    • 8月 東アジアホープス
      • 女子シングルス:優勝
      • 女子団体:優勝(平野美宇・早田ひな・塩見真希・宮﨑翔
    • 10月 ワールドカデットチャレンジ
      • 女子シングルス:準優勝
      • 女子ダブルス:優勝中華人民共和国の旗何卓佳
      • 女子団体:優勝中華人民共和国の旗何卓佳・香港の旗蘇慧音タイ王国の旗KHETKUEN
    • 11月 全日本選手権カデットの部
      • U13女子シングルス:準優勝
      • 女子ダブルス:準優勝(桑原穂実)
    • 12月 第10回世界ジュニア選手権
      • 女子団体:準優勝(谷岡あゆか・前田美優・加藤美優)

    2013年

    • 7月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
      • ジュニア女子シングルス:優勝
    • 8月 ITTFジュニアサーキット・香港オープン
      • ジュニア女子団体:準優勝(前田美優・佐藤瞳・宋恵佳)
    • 8月 第19回アジアジュニア選手権
      • カデット女子シングルス:3位
      • カデット女子団体:準優勝(浜本由惟・平野美宇)
    • 10月 全日本選手権団体の部
      • 女子団体:準優勝(浜本由惟・加藤美優・平野美宇)[96]
    • 10月 ワールドカデットチャレンジ
      • 女子シングルス:準優勝
      • 女子ダブルス:準優勝(大韓民国の旗金智淏
      • 女子団体:優勝中華人民共和国の旗李怡然大韓民国の旗金智淏・香港の旗麦子詠
    • 11月 ITTFワールドツアー・ポーランドオープン
      • U21女子シングルス:準優勝
    • 12月 第11回世界ジュニア選手権
      • 女子団体:準優勝(森さくら・加藤美優・平野美宇)

    2014年

    • 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
      • 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
    • 4月 ITTFワールドツアー・スペインオープン
      • 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
    • 5月 ITTFワールドツアー・オーストラリアオープン
      • U21女子シングルス:優勝
    • 6月 ITTFワールドツアー・中国オープン
      • U21女子シングルス:準優勝
    • 6月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
      • 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)
    • 8月 全国中学校卓球大会
      • 女子シングルス:準優勝
    • 9月 第20回アジアジュニア選手権
      • カデット女子団体:優勝(平野美宇・早田ひな)
    • 9月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
      • ジュニア女子シングルス:優勝
    • 10月 ワールドカデットチャレンジ
      • 女子シングルス:優勝
      • 女子ダブルス:優勝大韓民国の旗金智淏)
      • 女子団体:準優勝(香港の旗李嘉宜大韓民国の旗金智淏・インドの旗KAMATH
    • 12月 第12回世界ジュニア選手権
      • 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)
      • 女子団体:準優勝(前田美優・佐藤瞳・平野美宇)
    • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
      • 女子ダブルス:優勝(平野美宇)

    2015年

    • 1月 全日本選手権
      • ジュニア女子シングルス:優勝
      • 女子シングルス:ベスト8
    • 1月 ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン
      • U21女子シングルス:準優勝
    • 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
      • 女子シングルス:優勝
    • 3月 ITTFワールドツアー・スペインオープン
      • U21女子シングルス:準優勝
    • 4月 ITTFジュニアサーキット・ベルギーオープン
      • ジュニア女子シングルス:優勝
      • カデット女子シングルス:優勝
    • 4月 第53回世界卓球選手権個人戦
      • 女子シングルス:ベスト8
    • 5月 ITTFワールドツアー・ベラルーシオープン
      • 女子シングルス:優勝
    • 7月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
      • 女子シングルス:準優勝
      • 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
    • 10月 第22回アジア選手権
    • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
      • 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)

    2016年

    • 1月 全日本選手権
      • 女子シングルス:3位
    • 3月 第53回世界卓球選手権団体戦
      • 女子団体:準優勝(福原愛・石川佳純・若宮三紗子・浜本由惟)
    • 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
      • 女子ダブルス:準優勝(福原愛)
    • 5月 ITTFワールドツアー・クロアチアオープン
      • U21女子シングルス:優勝
    • 8月 リオデジャネイロオリンピック
      • 女子団体:3位(福原愛・石川佳純)
    • 9月 第22回アジアジュニア選手権
      • ジュニア女子団体:準優勝(平野美宇・塩見真希・長﨑美柚)
    • 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
      • 女子シングルス:優勝
    • 12月 第14回世界ジュニア選手権
      • 女子団体:優勝(加藤美優・平野美宇・早田ひな)

    2017年

    • 3月 ジャパントップ12卓球大会
      • 女子シングルス:準優勝
    • 4月 第23回アジア選手権
      • 女子団体:準優勝(平野美宇・早田ひな・加藤美優・佐藤瞳)
      • 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇
      • 女子ダブルス:3位(早田ひな)
    • 4月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
      • 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)
    • 6月 第54回世界卓球選手権個人戦
      • 女子ダブルス:3位(早田ひな)
    • 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
      • 女子シングルス:準優勝
      • 女子ダブルス:優勝(石川佳純)
    • 8月 ITTFワールドツアー・チェコオープン
      • 女子シングルス:優勝
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 10月 ITTFチャレンジ・ポーランドオープン
      • 女子シングルス:優勝
    • 11月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
      • 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)

    2018年

    • 1月 全日本選手権 (史上最年少の3冠)
      • 女子シングルス:優勝
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
      • 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
    • 2月 チームワールドカップ
      • 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・早田ひな)
    • 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 5月 第54回世界卓球選手権団体戦
      • 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・早田ひな・長﨑美柚
    • 6月 ITTFワールドツアー・中国オープン
      • 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇)
    • 6月 ITTFワールドツアー・ジャパンオープン
      • 女子シングルス:優勝
    • 7月 ITTFワールドツアー・オーストラリアオープン
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
      • 女子ダブルス:優勝(石川佳純)
    • 11月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
      • 女子シングルス:優勝
    • 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)

    2019年

    • 1月 全日本選手権 (女子では史上初の2大会連続の3冠)
      • 女子シングルス:優勝
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
      • 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
    • 3月 ジャパントップ12卓球大会
      • 女子シングルス:準優勝
    • 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
      • 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇)
    • 4月 第55回世界卓球選手権個人戦
      • 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)
    • 6月 ITTFワールドツアー・香港オープン
      • 女子シングルス:準優勝
    • 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
      • 混合ダブルス:優勝(水谷隼)
    • 10月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
      • 女子シングルス:準優勝
      • 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
    • 10月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
      • 女子シングルス:準優勝
    • 11月 チームワールドカップ
      • 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・佐藤瞳)
    • 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
      • 女子シングルス:優勝
    • 11月 T2ダイヤモンド・シンガポール大会
      • 女子シングルス:準優勝
    • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
      • 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
    • 12月 ジャパントップ12卓球大会
      • 女子シングルス:優勝

    2020年

    • 1月 全日本選手権
      • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
      • 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
    • 2月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
      • 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
    • 2月 ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン
      • 女子シングルス:優勝
    • 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
      • 女子シングルス:準優勝
      • 混合ダブルス:優勝(水谷隼)

    成績

    最高成績

    女子シングルス

    女子ダブルス

    • 世界選手権 準優勝(2019)
    • ITTFワールドツアー・グランドファイナル 優勝(2014、2018)
    • ITTFワールドツアー 優勝10回(ドイツ2014、スペイン2014、韓国2015、ブルガリア2017、チェコ2017、スウェーデン2017、ドイツ2018、オーストラリア2018、ブルガリア2018、オーストリア2018)
    • アジア選手権 準優勝(2015)
    • 全日本選手権 優勝(2018、2019、2020)

    混合ダブルス

    • アジア選手権 準優勝(2017)
    • 全日本選手権 優勝(2018、2019、2020)
    • ITTFワールドツアー・グランドファイナル 準優勝(2019)
    • ITTFワールドツアー 優勝(ブルガリア2019、カタール2020)

    女子団体

    国際大会決勝

    ※一般の部のみ

    女子シングルス

     優勝9、準優勝7

    結果 年.月 大会 スコア 対戦相手 公式動画
    優勝 2015.03 ワールドツアー・ドイツOP 4-2 ドイツの旗ペトリッサ・ゾルヤ [1]
    優勝 2015.05 ワールドツアー・ベラルーシOP 4-0 日本の旗若宮三紗子 [2]
    準優勝 2015.07 ワールドツアー・韓国OP 0-4 日本の旗福原愛 [3]
    優勝 2016.11 ワールドツアー・オーストリアOP 4-0 日本の旗浜本由惟 [4]
    準優勝 2017.08 ワールドツアー・ブルガリアOP 0-4 日本の旗石川佳純 [5]
    優勝 2017.08 ワールドツアー・チェコOP 4-1 日本の旗石川佳純 [6]
    優勝 2017.10 ITTFチャレンジ・ポーランドOP 4-1 日本の旗芝田沙季 [7]
    優勝 2018.06 ワールドツアー・ジャパンOP 4-2 中華人民共和国の旗王曼昱 [8]
    優勝 2018.11 ワールドツアー・スウェーデンOP 4-0 中華人民共和国の旗朱雨玲 [9]
    準優勝 2019.06 ワールドツアー・香港OP 0-4 中華人民共和国の旗王芸迪 [10]
    準優勝 2019.10 ワールドツアー・スウェーデンOP 3-4 中華人民共和国の旗陳夢 [11]
    準優勝 2019.10 ワールドツアー・ドイツOP 1-4 中華人民共和国の旗孫穎莎 [12]
    優勝 2019.11 ワールドツアー・オーストリアOP 4-1 中華人民共和国の旗朱雨玲 [13]
    準優勝 2019.11 T2ダイヤモンド・シンガポール大会 3-4 中華人民共和国の旗孫穎莎 [14]
    優勝 2020.02 ワールドツアー・ハンガリーOP 4-3 チャイニーズタイペイの旗鄭怡静 [15]
    準優勝 2020.03 ワールドツアー・カタールOP 1-4 中華人民共和国の旗陳夢

    女子ダブルス

     優勝12、準優勝8

    結果 年.月 大会 ペア スコア 対戦相手 公式動画
    優勝 2014.03 ワールドツアー・ドイツOP 日本の旗平野美宇 3-0 ポーランドの旗グジボフスカ/ポーランドの旗パルティカ [16]
    優勝 2014.04 ワールドツアー・スペインOP 日本の旗平野美宇 3-2 オーストリアの旗リュウ・ジャ/チェコの旗バチェノフスカ [17]
    準優勝 2014.06 ワールドツアー・韓国OP 日本の旗平野美宇 0-3 中華人民共和国の旗陳可/中華人民共和国の旗王曼昱
    優勝 2014.12 ワールドツアー・グランドファイナル 日本の旗平野美宇 4-0 ポーランドの旗グジボフスカ/ポーランドの旗パルティカ
    準優勝 2015.03 ワールドツアー・スペインOP 日本の旗平野美宇 2-3 日本の旗福原愛/日本の旗若宮三紗子 [18]
    優勝 2015.07 ワールドツアー・韓国OP 日本の旗平野美宇 3-2 日本の旗早田ひな/日本の旗佐藤瞳 [19]
    準優勝 2015.10 第22回アジア卓球選手権 日本の旗平野美宇 0-4 朝鮮民主主義人民共和国の旗キム・ヘソン/朝鮮民主主義人民共和国の旗リ・ミギョン
    準優勝 2015.12 ワールドツアー・グランドファイナル 日本の旗平野美宇 0-4 中華人民共和国の旗丁寧/中華人民共和国の旗朱雨玲 [20]
    準優勝 2016.03 ワールドツアー・カタールOP 日本の旗福原愛 2-3 中華人民共和国の旗丁寧/中華人民共和国の旗劉詩雯 [21]
    準優勝 2017.04 ワールドツアー・韓国OP 日本の旗早田ひな 1-3 ドイツの旗ペトリッサ・ゾルヤ/ドイツの旗シャン・シャオナ [22]
    優勝 2017.08 ワールドツアー・ブルガリアOP 日本の旗石川佳純 3-1 スウェーデンの旗エクホルム/ハンガリーの旗ポータ [23]
    優勝 2017.08 ワールドツアー・チェコOP 日本の旗早田ひな 3-2 スウェーデンの旗エクホルム/ハンガリーの旗ポータ [24]
    優勝 2017.11 ワールドツアー・スウェーデンOP 日本の旗早田ひな 3-1 中華人民共和国の旗朱雨玲/中華人民共和国の旗陳夢 [25]
    準優勝 2017.12 ワールドツアー・グランドファイナル 日本の旗早田ひな 0-4 中華人民共和国の旗朱雨玲/中華人民共和国の旗陳夢 [26]
    優勝 2018.03 ワールドツアー・ドイツOP 日本の旗早田ひな 3-1 大韓民国の旗田志希/大韓民国の旗梁夏銀 [27]
    優勝 2018.07 ワールドツアー・オーストラリアOP 日本の旗早田ひな 3-0 日本の旗橋本帆乃香/日本の旗佐藤瞳 [28]
    優勝 2018.08 ワールドツアー・ブルガリアOP 日本の旗石川佳純 3-1 中華人民共和国の旗劉高陽/中華人民共和国の旗張瑞 [29]
    優勝 2018.11 ワールドツアー・オーストリアOP 日本の旗早田ひな 3-0 中華人民共和国の旗陳幸同/中華人民共和国の旗孫穎莎 [30]
    優勝 2018.12 ワールドツアー・グランドファイナル 日本の旗早田ひな 3-0 中華人民共和国の旗陳幸同/中華人民共和国の旗孫穎莎 [31]
    準優勝 2019.04 第55回世界卓球選手権個人戦 日本の旗早田ひな 2-4 中華人民共和国の旗王曼昱/中華人民共和国の旗孫穎莎 [32]

    混合ダブルス

     優勝2、準優勝6

    結果 年.月 大会 ペア スコア 対戦相手 公式動画
    準優勝 2017.04 第23回アジア選手権 日本の旗森薗政崇 1-3 中華人民共和国の旗周雨英語版/中華人民共和国の旗陳幸同 [33]
    準優勝 2018.06 ワールドツアー・中国OP 日本の旗森薗政崇 1-3 中華人民共和国の旗林高遠/中華人民共和国の旗陳幸同 [34]
    準優勝 2019.03 ワールドツアー・カタールOP 日本の旗森薗政崇 0-3 中華人民共和国の旗許昕/中華人民共和国の旗劉詩雯 [35]
    優勝 2019.08 ワールドツアー・ブルガリアOP 日本の旗水谷隼 3-1 中華人民共和国の旗馬特/中華人民共和国の旗武楊 [36]
    準優勝 2019.10 ワールドツアー・スウェーデンOP 日本の旗水谷隼 2-3 中華人民共和国の旗許昕/中華人民共和国の旗劉詩雯 [37]
    準優勝 2019.12 ワールドツアー・グランドファイナル 日本の旗水谷隼 2-3 中華人民共和国の旗許昕/中華人民共和国の旗劉詩雯 [38]
    準優勝 2020.02 ワールドツアー・ドイツOP 日本の旗水谷隼 1-3 中華人民共和国の旗許昕/中華人民共和国の旗劉詩雯 [39]
    優勝 2020.03 ワールドツアー・カタールOP 日本の旗水谷隼 3-1 中華人民共和国の旗王楚欽/中華人民共和国の旗孫穎莎 [40]

    国内大会決勝

    ※一般の部のみ

    女子シングルス

     優勝3、準優勝2

    結果 年.月 大会 スコア 対戦相手
    準優勝 2017.03 ジャパントップ12 2-4 石川佳純
    優勝 2018.01 全日本選手権 4-1 平野美宇
    優勝 2019.01 全日本選手権 4-1 木原美悠
    準優勝 2019.03 ジャパントップ12 2-4 石川佳純
    優勝 2019.12 ジャパントップ12 4-1 平野美宇

    女子ダブルス

     優勝3

    結果 年.月 大会 ペア スコア 対戦相手
    優勝 2018.01 全日本選手権 早田ひな 3-1 梅村優香/塩見真希
    優勝 2019.01 全日本選手権 早田ひな 3-1 芝田沙季/大藤沙月
    優勝 2020.01 全日本選手権 早田ひな 3-1 芝田沙季/大藤沙月

    混合ダブルス

     優勝3

    結果 年.月 大会 ペア スコア 対戦相手
    優勝 2018.01 全日本選手権 森薗政崇 3-0 軽部隆介/松本優希
    優勝 2019.01 全日本選手権 森薗政崇 3-1 張本智和/長﨑美柚
    優勝 2020.01 全日本選手権 森薗政崇 3-1 張本智和/長﨑美柚

    団体

    準優勝1

    結果 年.月 大会 スコア 対戦相手 対戦チーム
    準優勝 2013.10 全日本選手権 0-3 藤井寛子 日本生命

    大会成績一覧

    略語の説明

    S=女子シングルス, D=女子ダブルス, M=混合ダブルス, T=団体

    W  F  B #P QF #R RR

    W=優勝, F=準優勝, B=3位, #P=#位(4位以下), QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退

    五輪 世界選手権 ワールドカップ グランドファイナル アジア大会 アジア選手権 アジアカップ 全日本選手権 トップ12
    S M T S D M T S T S D M S D M T S D M T S S D M T S
    2011 2R
    2012 3R 1R RR RR
    2013 2R 5R F
    2014 W 5R 4R
    2015 QF 2R 1R F QF F QF F QF 5R RR
    2016 B F QF 1R 6P B 2R
    2017 4R B QF F 4R B F F 5R F
    2018 F F 1R W SF W W W
    2019 3R F QF F SF F W W W F
    2020 B W W W

    対戦成績

    ITTF公式戦における主要選手とのシングルス対戦成績[97]。 太字は最高世界ランク1位の選手

    ※2020年3月現在

    世界ランキング

    1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
    2010年 484 477 471 479
    2011年 476 479 482 479 488 492 472 367 300 186 186 178
    2012年 177 189 187 192 156 154 149 153 154 156 154 152
    2013年 141 144 110 110 123 128 97 85 68 78 87 63
    2014年 60 61 66 63 65 55 50 55 48 43 38 46
    2015年 41 34 38 15 11 9 10 10 10 11 11 11
    2016年 12 12 9 10 10 10 9 9 10 11 11 9
    2017年 8 7 8 8 10 10 11 11 7 7 6 9
    2018年 5 6 5 7 5 6 5 6 7 8 7 7
    2019年 7 7 7 7 7 7 7 8 7 7 7 4
    2020年 3 3 3 2

    記録

    最年少記録

    • 全日本選手権女子シングルス 勝利 10歳189日 [18]
    • ITTFジュニアサーキット・カデット(U15)女子シングルス 優勝 10歳310日 [19]
    • ITTFジュニアサーキット・ジュニア(U18)女子シングルス 優勝 10歳332日 [21]
    • ITTFワールドツアー女子ダブルス 優勝 13歳160日 [98]
    • ITTFワールドツアーグランドファイナル女子ダブルス 優勝 14歳53日 [40]
    • ITTFワールドツアー女子シングルス 優勝 14歳152日 [99]
    • 世界卓球選手権女子シングルス ベスト8 14歳192日 [43]
    • オリンピック女子団体 メダル獲得 15歳300日 [51][20]
    • 世界卓球選手権女子ダブルス 銅メダル 16歳 [60]
    • 全日本選手権 3冠 17歳92日[69]

    ギネス世界記録

    • Most table tennis counter hits in one minute[22]
    「1分間のラリー回数」 新井卓将と共に達成
    記録:180回 (2011年11月13日)
    • Youngest winners of an ITTF World Tour Doubles title (combined age)[100]
    「ITTFワールドツアー・ダブルス最年少優勝(合計年齢)」 平野美宇と共に達成
    記録:27歳145日 (2014年3月30日)
    • Youngest winner of an ITTF World Tour Singles title[100]
    「ITTFワールドツアー・シングルス最年少優勝」
    記録:14歳152日 (2015年3月22日)
    「オリンピック卓球最年少メダリスト」
    記録:15歳300日 (2016年8月16日)

    代表歴

    ホープス日本代表
    ジュニア日本代表
    卓球日本代表

    受賞

    2014年

    2015年

    2016年

    2017年

    • 関西運動記者クラブ: 第60回関西スポーツ賞(団体賞)[113]
    • 上月財団: 上月スポーツ賞
    • 静岡県: 静岡県知事顕彰

    エピソード

    • 2歳で卓球を始め、その時には既に「卓球で世界チャンピオンになる」と口にしていた、自宅のリビングには卓球台を置き、4歳から12歳迄母がコーチで4歳から8歳まで1日8時間の練習を積んだ、練習はマンネリしないために試合に勝った時の新聞の切り抜き等を貼った。小学6年の時には作文に「私は2016年には、(オリンピックに)出場して、2020年には団体優勝、個人戦で優勝したい」と書いている[114]

    ギャラリー

    コーチ

    • 松﨑太佑 - 元静岡のLEDの検査装置を開発製造する会社の社員で豊田町卓球スポーツ少年団に入団した頃から指導を受けている[117]

    スポンサー

    テレビ、書籍等

    テレビ番組

    ほか多数

    CM

    映画

    関連書籍

    脚注

    注釈

    1. ^ 当時世界ランキング20位の梁夏銀大韓民国の旗 韓国)に勝利した。
    2. ^ 現行のランキング制度が始まった1991年以降では、男子では張本智和、女子では石川佳純の3位が最高であった[83]

    出典

    1. ^ a b 伊藤 美誠 (卓球) - リオデジャネイロオリンピック2016 - JOC”. 日本オリンピック委員会. 2017年1月31日閲覧。
    2. ^ a b 契約選手 伊藤美誠”. ニッタク. 2017年2月14日閲覧。[リンク切れ]
    3. ^ 卓球王国2018年4月号、P79、P110(2017年8月にキョヒョウターボオレンジからG-1に戻したとのこと)
    4. ^ NT・JNT・HNT強化スタッフ(H29)日本卓球協会
    5. ^ a b 伊藤美誠 4年後はチューハイで金メダル祝杯だ - 卓球 : 日刊スポーツ”. 日刊スポーツ (2016年8月23日). 2017年3月30日閲覧。
    6. ^ 五輪卓球メダリスト水谷隼&伊藤美誠が磐田パレード”. 日刊スポーツ (2016年8月25日). 2016年10月27日閲覧。
    7. ^ <リオ五輪>水谷隼、伊藤美誠凱旋 磐田でパレード”. 静岡新聞 (2016年9月4日). 2016年10月27日閲覧。
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    関連項目

    外部リンク