「河東郡 (中国)」の版間の差分

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 秦のとき、河東郡が立てられた。郡治は[[夏県|安邑]]に置かれた。
-[[前漢]]のとき、河東郡は安邑・[[平陸県|大陽]]・[[猗氏県|猗氏]]・[[北解県|解]]・[[蒲坂県|蒲反]]・[[ゼイ城県|河北]]・[[左邑県|左邑]]・[[汾陰県|汾陰]]・[[聞喜県|聞喜]]・[[陽城県|濩沢]]・[[端氏県|端氏]]・[[襄汾県|臨汾]]・[[垣県|垣]]・[[皮氏県|皮氏]]・[[長修県|長修]]・[[堯都区|平陽]]・[[襄陵県|襄陵]]・[[霍州市|彘]]・[[楊県|楊]]・[[北屈県|北屈]]・[[隰県|蒲子]]・[[絳邑県|絳]]・[[永和県|狐讘]]・[[郷寧県|騏]]の24県を管轄した。[[王莽]]のとき、兆陽郡と改められた<ref>『[[漢書]]』地理志上</ref>。
+[[前漢]]のとき、河東郡は安邑・[[平陸県|大陽]]・[[猗氏県|猗氏]]・[[北解県|解]]・[[蒲坂県|蒲反]]・[[芮城県|河北]]・[[左邑県|左邑]]・[[汾陰県|汾陰]]・[[聞喜県|聞喜]]・[[陽城県|濩沢]]・[[端氏県|端氏]]・[[襄汾県|臨汾]]・[[垣県|垣]]・[[皮氏県|皮氏]]・[[長修県|長修]]・[[堯都区|平陽]]・[[襄陵県|襄陵]]・[[霍州市|彘]]・[[楊県|楊]]・[[北屈県|北屈]]・[[隰県|蒲子]]・[[絳邑県|絳]]・[[永和県|狐讘]]・[[郷寧県|騏]]の24県を管轄した。[[王莽]]のとき、兆陽郡と改められた<ref>『[[漢書]]』地理志上</ref>。
 [[後漢]]のとき、河東郡は安邑・楊・平陽・臨汾・汾陰・蒲坂・大陽・解・皮氏・聞喜・絳・永安・河北・猗氏・垣・襄陵・北屈・蒲子・濩沢・端氏の20県を管轄した<ref>『[[後漢書]]』郡国志一</ref>。
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 [[北周]]のとき、河東郡は[[蒲州 (山西省)|蒲州]]に属した。
-[[583年]]（[[開皇]]3年）、[[隋]]が郡制を廃すると、河東郡は廃止されて、蒲州に編入された。[[607年]]（[[大業]]3年）に州が廃止されて郡が置かれると、蒲州が河東郡と改称された。河東郡は[[永済市|河東]]・[[臨晋県 (山西省)|桑泉]]・汾陰・[[河津市|竜門]]・[[ゼイ城県|芮城]]・[[安邑県 (塩湖区)|安邑]]・[[夏県|夏]]・[[平陸県|河北]]・猗氏・[[虞郷県|虞郷]]の10県を管轄した<ref>『[[隋書]]』地理志中</ref>。
+[[583年]]（[[開皇]]3年）、[[隋]]が郡制を廃すると、河東郡は廃止されて、蒲州に編入された。[[607年]]（[[大業]]3年）に州が廃止されて郡が置かれると、蒲州が河東郡と改称された。河東郡は[[永済市|河東]]・[[臨晋県 (山西省)|桑泉]]・汾陰・[[河津市|竜門]]・[[芮城県|芮城]]・[[安邑県 (塩湖区)|安邑]]・[[夏県|夏]]・[[平陸県|河北]]・猗氏・[[虞郷県|虞郷]]の10県を管轄した<ref>『[[隋書]]』地理志中</ref>。
 [[618年]]（[[武徳]]元年）、唐により河東郡は蒲州と改められ、河東・桑泉・猗氏・虞郷の4県を管轄した。[[742年]]（[[天宝 (唐)|天宝]]元年）、蒲州は河東郡と改称された。[[758年]]（[[乾元 (唐)|乾元]]元年）、河東郡は蒲州と改称され、河東郡の呼称は姿を消した<ref>『[[旧唐書]]』地理志二</ref>。