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2月、ダブルスを第1試合に行う新方式が導入された[[ワールドカップ (卓球)|チームワールドカップ]]では、早田とのダブルスを中心に出場し銀メダルを獲得した<ref>{{Cite news|title =日本は男女とも初優勝ならず中国に完敗 卓球団体戦 |newspaper =日刊スポーツ|date =2018-02-26 |accessdate =2018-03-26 |url =https://www.nikkansports.com/sports/news/201802260000005.html}}</ref>。 |
2月、ダブルスを第1試合に行う新方式が導入された[[ワールドカップ (卓球)|チームワールドカップ]]では、早田とのダブルスを中心に出場し銀メダルを獲得した<ref>{{Cite news|title =日本は男女とも初優勝ならず中国に完敗 卓球団体戦 |newspaper =日刊スポーツ|date =2018-02-26 |accessdate =2018-03-26 |url =https://www.nikkansports.com/sports/news/201802260000005.html}}</ref>。 |
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5月、[[第54回世界卓球選手権団体戦|世界選手権団体戦ハルムスタッド大会]]において、準決勝で[[田志希]]({{KOR}})に3-0で勝利し<ref>{{Cite news|title =卓球女子、南北合同チームを破る 銀以上確定 卓球団体戦 |newspaper =朝日新聞デジタル|date =2018-05-05|accessdate =2018-05-05|url=https://www.asahi.com/articles/ASL54143PL53UTQP02D.html}}</ref>、決勝では第1試合で日本選手に対して37連勝している[[劉詩 |
5月、[[第54回世界卓球選手権団体戦|世界選手権団体戦ハルムスタッド大会]]において、準決勝で[[田志希]]({{KOR}})に3-0で勝利し<ref>{{Cite news|title =卓球女子、南北合同チームを破る 銀以上確定 卓球団体戦 |newspaper =朝日新聞デジタル|date =2018-05-05|accessdate =2018-05-05|url=https://www.asahi.com/articles/ASL54143PL53UTQP02D.html}}</ref>、決勝では第1試合で日本選手に対して37連勝している[[劉詩雯]]({{CHN}})に対して3-2で勝利<ref>{{Cite news|title =卓球女子、日本は初戦勝ち1 - 0 卓球団体戦 |newspaper =朝日新聞デジタル|date =2018-05-05|accessdate =2018-05-05 |url =https://www.asahi.com/articles/GCO2018050501001909.html}}</ref>。チームは1-3で中国に敗れ銀メダルであったが、伊藤自身は8戦全勝で大会を終えた。 |
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6月、[[荻村杯国際卓球選手権大会|ジャパンオープン]]では女子シングルス準決勝では[[陳幸同]]({{CHN}})を0-3の状態から逆転勝利、決勝では[[王曼昱]]({{CHN}})に勝利して優勝した<ref>{{Cite news|title = 伊藤美誠、中国勢連破し13年福原以来、荻村杯制覇|newspaper =日刊スポーツ |date =2018-06-10 |accessdate =2018-06-10 |url =https://www.nikkansports.com/sports/news/201806100000491.html }}</ref>。 |
6月、[[荻村杯国際卓球選手権大会|ジャパンオープン]]では女子シングルス準決勝では[[陳幸同]]({{CHN}})を0-3の状態から逆転勝利、決勝では[[王曼昱]]({{CHN}})に勝利して優勝した<ref>{{Cite news|title = 伊藤美誠、中国勢連破し13年福原以来、荻村杯制覇|newspaper =日刊スポーツ |date =2018-06-10 |accessdate =2018-06-10 |url =https://www.nikkansports.com/sports/news/201806100000491.html }}</ref>。 |
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11月のスウェーデンOPでは、[[ |
11月のスウェーデンOPでは、[[劉詩雯]]({{CHN}})、[[丁寧 (卓球選手)|丁寧]]({{CHN}})に連勝して勝ち上がると、決勝では世界ランク1位の[[朱雨玲]]({{CHN}})を4-0で圧倒して優勝した<ref>{{Cite news|title = 伊藤美誠、世界1、2、6位の強豪中国選手撃破でV|newspaper =日刊スポーツ |date =2018-11-04 |accessdate =2018-11-04 |url =https://www.nikkansports.com/sports/news/201811040000844.html }}</ref>。年末のITTF年間表彰では年間最優秀選手を逃したが、世界選手権団体戦の女子の最優秀選手として表彰された<ref>{{Cite news|title = 卓球年間MVPは中国勢 伊藤美誠と張本智和は逃す|newspaper =日刊スポーツ |date =2018-12-13 |accessdate =2019-1-20 |url =https://www.nikkansports.com/sports/news/201812130000167.html }}</ref>。 |
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その他の主要な選手 |
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2020年7月25日 (土) 22:23時点における版
伊藤 美誠 |
2位 (2020年4月) (ダブルス世界ランク=1位)
(混合ダブルスランク=2位)- 2007-2013 磐田北小学校
- 2013-2016 昇陽中学校
- 2016-2019 昇陽高等学校
獲得メダル |
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伊藤 美誠(いとう みま[5]、2000年10月21日 - )は[6][7]、日本の女子卓球選手。静岡県磐田市出身。血液型O型[5]。所属はスターツ。ITTF世界ランキング最高位は2位(2020年4月)。段級位は7段。
同学年の平野美宇(静岡県沼津市生まれ)とは友人、ライバル関係であり幼少期から「みうみま」の愛称でダブルスを組む[8]。2014年、最年少でITTFワールドツアー、ワールドツアーグランドファイナルを優勝し、同学年の早田ひなとのペア「みまひな」でも世界選手権でのメダル獲得やワールドツアーグランドファイナルでの優勝などの成果を見せている。また、彼女達2000年前後生まれは女子卓球黄金世代とも呼ばれている。
2015年シングルスでもワールドツアーで最年少優勝。2016年には、オリンピック卓球競技史上最年少の15歳でメダリストになった。
人物・経歴
静岡県磐田市生まれ[9]。磐田市立磐田北小学校[9]、大阪・昇陽中学校卒[10]。大阪・昇陽高校卒業[11]。中学進学に伴い磐田市から大阪市に移り、女子日本代表監督(当時)の村上恭和が設立した関西卓球アカデミーを拠点に練習している[9][12]。また、2013年9月より卓球ナショナルチームスポンサーでもあるスターツと所属契約を結んでいる[13]。
両親は元卓球選手で、母は中学1年から卓球を始め全国高等学校総合体育大会、全日本学生卓球選手権大会に出場経験があり、結婚後もクラブチームで活動した[14]。
2010年まで
2歳の頃に卓球を始めた[9]。4歳の頃に日本男子のエース水谷隼の父・信雄が代表を務める豊田町卓球スポーツ少年団に入り、指導を受ける様になった[15][16]。2005年、4歳の時に全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)に初出場。2008年にバンビの部、2010年にはカブの部(小4以下)で優勝した[17]。
2011年
1月、10歳2カ月で出場した全日本卓球選手権で初勝利を挙げ、それまで福原愛が持っていた史上最年少勝利記録を塗り替えた[18]。8月に行われたITTFジュニアサーキット・韓国オープンでは10歳10ヶ月でカデットシングルスを初優勝し同種目の最年少優勝記録を樹立した[19][20]。翌月のジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープンでは同年のインターハイ優勝者でもあった鈴木李茄(青森山田高校)を破る等の活躍を見せジュニアシングルスで初優勝を果たし、カデットシングルス、カデット団体と合わせて3冠を達成した。この優勝でジュニアシングルスでも最年少優勝記録を更新した[21]。また、新井卓将と共に1分間のラリー回数180回というギネス世界記録を樹立した[22][23]。
2012年
1月、ジャパントップ12卓球大会に11歳で初出場した[24]。4月に行われたITTFワールドツアー・スペインオープンでは世界ランク50位のマチルダ・エクホルム( スウェーデン)に勝利して予選を通過し、史上最年少でのツアー本選出場を果たした[25]。8月の東アジアホープス選手権では決勝で前年に決勝で敗れた平野美宇と再戦し優勝した[26]。また、12月に行われた世界ジュニア卓球選手権には日本史上最年少となる小6で出場し[27]、女子団体で銀メダルを獲得した。
2013年
平野美宇との女子ダブルスで、2013年1月全日本選手権で大会最年少勝利を飾り、2月ITTFワールドツアーカタールオープンで史上最年少で表彰台を果たした。シングルスでも小学生ながら世界ランク30位のユ・モンユ( シンガポール)に勝利した[28]。ユ・モンユには6月にも再度勝利を挙げている[29]。7月の世界ランキングで初めてトップ100に入ると、8月には同年の世界選手権パリ大会中国代表選手でもあった胡麗梅( 中国)を倒す金星をあげ[30]、11月には初めて世界ランク20位以内の選手に勝利した[注 1]。9月に開催された世界ジュニア卓球選手権女子選考会で優勝し代表に内定し[31]、12月の世界ジュニア卓球選手権( モロッコ)本番では女子団体で銀メダルを獲得した。
2014年
3月のワールドツアー・ドイツオープンでは平野美宇との女子ダブルスでワールドツアー初優勝を果たした。13歳160日でのダブルス優勝は郭躍( 中国)の13歳224日を更新する史上最年少記録となった[32]。また、2人の合計年齢(27歳145日)が史上最年少記録としてギネス世界記録に認定された[33]。続くスペインオープンでも女子ダブルスで優勝しツアー2勝目を挙げた[34]。5月のオーストラリアオープンでは初めてU21の部で女子シングルスを優勝した[35]。9月に行われた第20回アジアジュニア卓球選手権大会( インド・ムンバイ)のカデット女子団体に平野美宇、早田ひなのトリオで出場し、決勝の中国戦ではシングルス2戦とダブルスで勝利を挙げ日本の優勝に大きく貢献した[36][37]。10月の世界ジュニア選手権女子選考会では2年連続となる優勝で代表内定し[38]、本番では女子団体、女子ダブルスで銀メダルを獲得した。12月にはITTFワールドツアー・グランドファイナル女子ダブルスで優勝。日本勢のダブルスでの優勝は男女を通じて初めてとなり[39]、また、14歳での優勝は郭躍( 中国)を上回る最年少記録となった[40]。
2015年
1月、全日本選手権女子シングルスでベスト8に入り、ジュニア女子シングルスで優勝した。中学生での全日本ジュニア優勝は加藤美優に次いで6人目。同年の世界選手権蘇州大会日本代表選手に選出された[41]。3月、ワールドツアー・スーパーシリーズのドイツオープンでは女子シングルスでハン・イン( ドイツ、世界ランク8位)や馮天薇( シンガポール、世界ランク4位)等の強豪選手を破って勝ち上がり、決勝では地元のペトリッサ・ゾルヤ( ドイツ)に勝利してワールドツアーシングルス初優勝を果たした。14歳152日でのシングルス優勝は、郭躍( 中国)が持っていた15歳66日の記録を更新して史上最年少記録となり[15][42]、ギネス世界記録に認定された[33]。
4月26日に開幕した世界選手権では、女子シングルス1回戦の勝利で福原愛が2003年パリ大会で記録した14歳201日を更新する日本選手歴代最年少勝利を記録すると、その後も勝ち上がって準々決勝に進出。準々決勝では李暁霞( 中国)に敗れたが、2003年パリ大会でベスト8入りしていた福原の14歳203日を更新し、14歳192日での日本選手歴代最年少ベスト8入りを果たした[43]。5月にはベラルーシオープンでツアーシングルス2勝目を挙げ、6月発表の世界ランキングでは14歳7カ月でのトップ10入りを果たし、自己最高位の9位まで浮上した。9月発表の世界ランキングで日本人3番手の10位となり、2016年リオデジャネイロ五輪女子団体戦代表候補に選出された[44]。9月末に開催されたアジア卓球選手権( タイ・パタヤ)では女子団体の中心選手として出場し日本女子33年振りの銀メダルに貢献した。また、女子ダブルスでも日本勢12年振りとなる銀メダルを獲得した。同年の世界ジュニア選手権( フランス・ヴァンデ県)には代表に選出されていたが、パリ同時多発テロの影響で派遣中止となったため出場出来なかった[45]。12月、グランドファイナルのダブルスでは決勝で敗れ2連覇を逃した [46]が、ITTFスターアワードではその年に最も躍進した選手に贈られる「ブレークスルー・スター」を受賞した[47]。
2016年
1月の全日本選手権女子シングルスでは3位になった。3月、初出場となった世界選手権の団体戦では主力選手として起用された。準決勝で北朝鮮のエースのリ・ミョンスン( 北朝鮮)に逆転勝利して決勝進出を決めた際には歓喜の涙を流した[48]。決勝では中国に敗れたものの日本女子2大会連続となる銀メダルを獲得した。4月にはリオデジャネイロ五輪アジア予選に出場し世界ランク2位の世界女王・丁寧( 中国)に勝利した[49]。
8月のリオデジャネイロ五輪では福原愛、石川佳純と共に女子団体に出場した。準決勝ではドイツに敗れ2大会連続の銀メダルを逃したが、3位決定戦のシンガポール戦では第4試合で世界ランク4位の馮天薇をストレートで破り銅メダル獲得を決めた[50]。15歳300日でのメダル獲得は郭躍( 中国)の16歳34日(2004年・女子複)を上回り卓球競技史上最年少記録となった[51]。また、日本の夏季五輪メダリストとしても、女子では岩崎恭子(1992年・競泳)に次ぐ年少記録となった[51]。 9月、地元磐田市にあるジュビロードにて水谷隼とメダル獲得のパレードを行い、3万人超の市民らが集まった。パレード後、2人には磐田市長より市民栄誉賞が贈られた[52]。11月のオーストリアオープンではワールドツアーシングルス3勝目を挙げた[53]。12月にケープタウンで開催された世界ジュニア卓球選手権の女子団体では、決勝の中国戦で2勝を挙げる等出場した全ての試合で勝利する活躍を見せチームを6年ぶりの優勝へと導いた[54]。
2017年
1月の全日本選手権女子シングルスでは安藤みなみに5回戦で敗れた。3月、第21回ジャパントップ12卓球大会で準優勝した[55]。4月の第23回アジア選手権( 中国・無錫)では女子団体で2大会連続となる銀メダルを獲得した[56]。また、森薗政崇と組んだ混合ダブルスで銀メダル[57]、早田ひなと組んだ女子ダブルスで銅メダルを獲得した[58]。
6月、世界卓球選手権デュッセルドルフ大会ではシングルスとダブルスに出場。 シングルスではベスト16で朱雨玲( 中国)に2-4で敗れ2大会連続のベスト8とはならなかったが、早田ひなと組んだダブルスで銅メダルを獲得した。 日本勢の同種目メダル獲得は2001年大阪大会の武田明子・川越真由ペア以来16年ぶりであり[59]、16歳ペアの銅メダル獲得は同種目史上最年少であった[60]。 8月、ワールドツアー・ブルガリアオープンに出場しシングルスで準優勝、石川佳純と組んだダブルスで優勝する[61]と、翌週のチェコオープンではシングルスで石川佳純に初勝利して優勝し、早田ひなと組んだダブルスでも優勝して2冠を達成[62]。
9月下旬、中国スーパーリーグの下部組織の甲Aリーグに参戦し、団体戦で11試合に出場して全勝した[63][64]。10月、ITTFチャレンジ・ポーランドオープンでシングルス優勝[65]。11月、ワールドツアー・スウェーデンオープンでは早田ひなとのダブルスで世界ランク1位の朱雨玲( 中国)、同2位の陳夢( 中国)ペアに勝利して優勝した[66]。 翌月のワールドツアー・グランドファイナルでは同ペアに決勝で敗れて準優勝だった[67]。 年末には世界選手権団体戦ハルムスタッド大会日本代表選考会で優勝し代表権を獲得した[68]。
2018年
1月、全日本選手権の女子シングルスで“みうみま”対決を制し初優勝した。また、早田ひなとの女子ダブルス、森薗政崇との混合ダブルスでも優勝し3冠を達成した。3冠は山泉和子(1960年度)、石川佳純(2014年度)に次いで史上3人目であり、17歳での達成は男女を通じて最年少記録となった[69]。 2月、ダブルスを第1試合に行う新方式が導入されたチームワールドカップでは、早田とのダブルスを中心に出場し銀メダルを獲得した[70]。
5月、世界選手権団体戦ハルムスタッド大会において、準決勝で田志希( 韓国)に3-0で勝利し[71]、決勝では第1試合で日本選手に対して37連勝している劉詩雯( 中国)に対して3-2で勝利[72]。チームは1-3で中国に敗れ銀メダルであったが、伊藤自身は8戦全勝で大会を終えた。
6月、ジャパンオープンでは女子シングルス準決勝では陳幸同( 中国)を0-3の状態から逆転勝利、決勝では王曼昱( 中国)に勝利して優勝した[73]。
11月のスウェーデンOPでは、劉詩雯( 中国)、丁寧( 中国)に連勝して勝ち上がると、決勝では世界ランク1位の朱雨玲( 中国)を4-0で圧倒して優勝した[74]。年末のITTF年間表彰では年間最優秀選手を逃したが、世界選手権団体戦の女子の最優秀選手として表彰された[75]。
2019年
1月の全日本選手権で木原美悠を決勝で破りシングルス2連覇を達成。女子ダブルス、混合ダブルスでも2連覇し、斎藤清以来史上2人目(女子では初)の2年連続3冠を達成した[76]。
4月に開催した世界選手権ブダペスト大会では、早田との女子ダブルスで日本人ペア48年ぶりとなる決勝進出を果たしたが、決勝では王曼昱( 中国)/孫穎莎( 中国)ペアに2-4で敗れ、52年ぶりの金メダルを逃した[77]。
11月、東京オリンピック前哨戦ともいわれる同じ会場の東京体育館、ダブルスを第1試合に行うオリンピックと同じルールで行われたチームワールドカップでは、決勝の中国戦で孫穎莎相手に一時はマッチポイントを握るも逆転負けを喫し、チームも敗れて準優勝した[78]。翌週のワールドツアー・オーストリアOPでシングルスで4強入りしたことで、2020年1月の世界ランキングで日本人2位以内が確実となり、東京五輪シングルス代表選考基準を満たした[79]。また、同大会では決勝で朱雨玲( 中国)を4-1で破り同年のツアー初優勝を果たした[80]。12月、ジャパントップ12卓球大会決勝で平野美宇を破り初優勝した[81]。
2020年
1月2日発表の世界ランキングで男女を通じて日本勢歴代最高タイの3位に浮上した[82][注 2]。6日に東京五輪シングルス・団体代表及び水谷隼との混合ダブルス代表に内定したことが発表された[84]。
2月のワールドツアー・ハンガリーOPで優勝[85]、続く3月のカタールOPでは、丁寧( 中国)相手に第3ゲームで11-0を記録するなどストレートで快勝[86]、決勝では世界ランク1位の陳夢( 中国)に敗れるも2大会連続の表彰台となった[87]。この結果により4月発表の世界ランキングで、現行制度(1991年以降)での日本勢最高を更新する2位へ浮上した。日本女子の世界ランク2位はそれ以前を含めても1971年に1位だった小和田敏子以来49年ぶりの快挙である[88]。
みうみま
同じ歳の平野美宇とは幼少時よりダブルスペアを組んで国際大会で結果を残しており、2013年2月に史上最年少でITTFワールドツアーの表彰台に、2014年3月にドイツオープンで優勝し13歳160日の伊藤は2002年に13歳224日で優勝した郭躍の記録を抜く史上最年少記録を作り、13歳350日の平野は3番目の記録となった。また、2人の合計年齢(27歳145日)が史上最年少記録としてギネス世界記録に認定された。翌週スペインオープンでも優勝し2勝目を挙げ、年末の世界ジュニア選手権で準優勝、ITTFワールドツアー・グランドファイナルでは最年少で優勝した。2015年は7月に韓国オープン優勝、10月のアジア選手権で準優勝、12月のグランドファイナルで準優勝した。
また、ライバルとして切磋琢磨する関係であり、シングルスでの対戦成績は23戦中、伊藤美誠15勝、平野美宇8勝。その内決勝が5回、勝った方が優勝が12回である。ITTF主催では10戦中、伊藤美誠6勝、平野美宇4勝。その内決勝が1回、勝った方が優勝が5回である。
ライバル
この節の加筆が望まれています。 |
丁寧( 中国)は世界ランク1位で初対戦は2015年のジャパンオープン、上記の通り2016年のリオデジャネイロ五輪アジア予選では準々決勝で4-2で勝利を挙げている[89][49]。
馮天薇( シンガポール)は初勝利は2015年のドイツオープン[90]、2016年8月のリオデジャネイロ五輪団体3位決定戦ではストレートで破り銅メダル獲得を決めた。
プレースタイル
バック表ソフトの異質攻撃型、前陣でのバック表ソフトの強打、フォアスマッシュが抜群[91]、また独特のテークバックで腰をひねらずに落とすフォアハンドのスマッシュ「みまパンチ」がある[92]、チキータ、逆チキータ、意表を突くカットブロックなども得意、またカットマンに強く2015年(当時14歳)のジャパンオープンでは劉斐()を破っておりその後もキム・ソンイ、リ・ミョンスン( 北朝鮮)、ハン・イン( ドイツ)、武楊()、徐孝元( 韓国)ら世界を代表する選手に大舞台で勝利している。
評価
4年間ジュニア代表のコーチを務めた韓国出身の呉光憲は2017年のアジア選手権直後の取材で「平野の優勝は予想されていました。私が指導した中で、伊藤美誠が天才肌とすれば、平野美宇は努力家。2人は中2の時にダブルスのパートナーでしたが、高2の時に分かれました。それだけライバル意識が強かった。少し実力で劣っていた平野の競争心は強かったでしょう。(アジア選手権では)いつか伊藤に勝つという思いが表れていたように思います」と評した[93]。
戦績
主な戦績。(カッコ内はダブルスペア、団体メンバー)
2008年
- 7月 全日本選手権バンビの部
- 女子シングルス:優勝
2009年
2010年
- 7月 全日本選手権カブの部
- 女子シングルス:優勝
- 8月 東アジアホープス選手権
- 女子シングルス:準優勝
- 女子団体:準優勝[95]
2011年
- 8月 東アジアホープス
- 8月 ITTFジュニアサーキット・韓国オープン
- カデット女子シングルス:優勝
- 9月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
- ジュニア女子シングルス:優勝
- カデット女子シングルス:優勝
- カデット女子団体:優勝(加藤美優・平野美宇)
- 11月 全日本選手権カデットの部
- U13女子シングルス:準優勝
2012年
- 7月 第18回アジアジュニア選手権
- カデット女子団体:準優勝(浜本由惟・平野美宇)
- 8月 東アジアホープス
- 10月 ワールドカデットチャレンジ
- 11月 全日本選手権カデットの部
- U13女子シングルス:準優勝
- 女子ダブルス:準優勝(桑原穂実)
- 12月 第10回世界ジュニア選手権
- 女子団体:準優勝(谷岡あゆか・前田美優・加藤美優)
2013年
- 7月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
- ジュニア女子シングルス:優勝
- 8月 ITTFジュニアサーキット・香港オープン
- ジュニア女子団体:準優勝(前田美優・佐藤瞳・宋恵佳)
- 8月 第19回アジアジュニア選手権
- カデット女子シングルス:3位
- カデット女子団体:準優勝(浜本由惟・平野美宇)
- 10月 全日本選手権団体の部
- 女子団体:準優勝(浜本由惟・加藤美優・平野美宇)[96]
- 10月 ワールドカデットチャレンジ
- 11月 ITTFワールドツアー・ポーランドオープン
- U21女子シングルス:準優勝
- 12月 第11回世界ジュニア選手権
- 女子団体:準優勝(森さくら・加藤美優・平野美宇)
2014年
- 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
- 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
- 4月 ITTFワールドツアー・スペインオープン
- 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
- 5月 ITTFワールドツアー・オーストラリアオープン
- U21女子シングルス:優勝
- 6月 ITTFワールドツアー・中国オープン
- U21女子シングルス:準優勝
- 6月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
- 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)
- 8月 全国中学校卓球大会
- 女子シングルス:準優勝
- 9月 第20回アジアジュニア選手権
- カデット女子団体:優勝(平野美宇・早田ひな)
- 9月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
- ジュニア女子シングルス:優勝
- 10月 ワールドカデットチャレンジ
- 12月 第12回世界ジュニア選手権
- 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)
- 女子団体:準優勝(前田美優・佐藤瞳・平野美宇)
- 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
- 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
2015年
- 1月 全日本選手権
- ジュニア女子シングルス:優勝
- 女子シングルス:ベスト8
- 1月 ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン
- U21女子シングルス:準優勝
- 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
- 女子シングルス:優勝
- 3月 ITTFワールドツアー・スペインオープン
- U21女子シングルス:準優勝
- 4月 ITTFジュニアサーキット・ベルギーオープン
- ジュニア女子シングルス:優勝
- カデット女子シングルス:優勝
- 4月 第53回世界卓球選手権個人戦
- 女子シングルス:ベスト8
- 5月 ITTFワールドツアー・ベラルーシオープン
- 女子シングルス:優勝
- 7月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
- 女子シングルス:準優勝
- 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
- 10月 第22回アジア選手権
- 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
- 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)
2016年
- 1月 全日本選手権
- 女子シングルス:3位
- 3月 第53回世界卓球選手権団体戦
- 女子団体:準優勝(福原愛・石川佳純・若宮三紗子・浜本由惟)
- 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
- 女子ダブルス:準優勝(福原愛)
- 5月 ITTFワールドツアー・クロアチアオープン
- U21女子シングルス:優勝
- 8月 リオデジャネイロオリンピック
- 女子団体:3位(福原愛・石川佳純)
- 9月 第22回アジアジュニア選手権
- ジュニア女子団体:準優勝(平野美宇・塩見真希・長﨑美柚)
- 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
- 女子シングルス:優勝
- 12月 第14回世界ジュニア選手権
- 女子団体:優勝(加藤美優・平野美宇・早田ひな)
2017年
- 3月 ジャパントップ12卓球大会
- 女子シングルス:準優勝
- 4月 第23回アジア選手権
- 女子団体:準優勝(平野美宇・早田ひな・加藤美優・佐藤瞳)
- 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇)
- 女子ダブルス:3位(早田ひな)
- 4月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
- 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)
- 6月 第54回世界卓球選手権個人戦
- 女子ダブルス:3位(早田ひな)
- 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
- 女子シングルス:準優勝
- 女子ダブルス:優勝(石川佳純)
- 8月 ITTFワールドツアー・チェコオープン
- 女子シングルス:優勝
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
- 10月 ITTFチャレンジ・ポーランドオープン
- 女子シングルス:優勝
- 11月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
- 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
- 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)
2018年
- 1月 全日本選手権 (史上最年少の3冠)
- 女子シングルス:優勝
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
- 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
- 2月 チームワールドカップ
- 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・早田ひな)
- 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
- 5月 第54回世界卓球選手権団体戦
- 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・早田ひな・長﨑美柚)
- 6月 ITTFワールドツアー・中国オープン
- 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇)
- 6月 ITTFワールドツアー・ジャパンオープン
- 女子シングルス:優勝
- 7月 ITTFワールドツアー・オーストラリアオープン
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
- 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
- 女子ダブルス:優勝(石川佳純)
- 11月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
- 女子シングルス:優勝
- 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
- 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
2019年
- 1月 全日本選手権 (女子では史上初の2大会連続の3冠)
- 女子シングルス:優勝
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
- 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
- 3月 ジャパントップ12卓球大会
- 女子シングルス:準優勝
- 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
- 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇)
- 4月 第55回世界卓球選手権個人戦
- 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)
- 6月 ITTFワールドツアー・香港オープン
- 女子シングルス:準優勝
- 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
- 混合ダブルス:優勝(水谷隼)
- 10月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
- 女子シングルス:準優勝
- 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
- 10月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
- 女子シングルス:準優勝
- 11月 チームワールドカップ
- 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・佐藤瞳)
- 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
- 女子シングルス:優勝
- 11月 T2ダイヤモンド・シンガポール大会
- 女子シングルス:準優勝
- 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
- 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
- 12月 ジャパントップ12卓球大会
- 女子シングルス:優勝
2020年
- 1月 全日本選手権
- 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
- 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
- 2月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
- 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
- 2月 ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン
- 女子シングルス:優勝
- 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
- 女子シングルス:準優勝
- 混合ダブルス:優勝(水谷隼)
成績
最高成績
女子シングルス
- 世界選手権 ベスト8(2015)
- ITTFワールドツアー 優勝8回(ドイツ2015、ベラルーシ2015、オーストリア2016、チェコ2017、日本2018、スウェーデン2018、オーストリア2019、ハンガリー2020)
- ITTFチャレンジ 優勝(ポーランド2017)
- アジア選手権 ベスト8(2015)
- ワールドカップ ベスト8(2016)
- ITTFワールドツアー・グランドファイナル ベスト4(2019)
- 全日本選手権 優勝(2018、2019)
女子ダブルス
- 世界選手権 準優勝(2019)
- ITTFワールドツアー・グランドファイナル 優勝(2014、2018)
- ITTFワールドツアー 優勝10回(ドイツ2014、スペイン2014、韓国2015、ブルガリア2017、チェコ2017、スウェーデン2017、ドイツ2018、オーストラリア2018、ブルガリア2018、オーストリア2018)
- アジア選手権 準優勝(2015)
- 全日本選手権 優勝(2018、2019、2020)
混合ダブルス
- アジア選手権 準優勝(2017)
- 全日本選手権 優勝(2018、2019、2020)
- ITTFワールドツアー・グランドファイナル 準優勝(2019)
- ITTFワールドツアー 優勝(ブルガリア2019、カタール2020)
女子団体
- オリンピック 3位(2016)
- 世界選手権 準優勝(2016、2018)
- 世界ジュニア選手権 優勝(2016)
- アジア選手権 準優勝(2015、2017)
- ワールドカップ 準優勝(2018、2019)
国際大会決勝
※一般の部のみ
女子シングルス
優勝9、準優勝7
結果 | 年.月 | 大会 | スコア | 対戦相手 | 公式動画 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | 2015.03 | ワールドツアー・ドイツOP | 4-2 | ペトリッサ・ゾルヤ | [1] |
優勝 | 2015.05 | ワールドツアー・ベラルーシOP | 4-0 | 若宮三紗子 | [2] |
準優勝 | 2015.07 | ワールドツアー・韓国OP | 0-4 | 福原愛 | [3] |
優勝 | 2016.11 | ワールドツアー・オーストリアOP | 4-0 | 浜本由惟 | [4] |
準優勝 | 2017.08 | ワールドツアー・ブルガリアOP | 0-4 | 石川佳純 | [5] |
優勝 | 2017.08 | ワールドツアー・チェコOP | 4-1 | 石川佳純 | [6] |
優勝 | 2017.10 | ITTFチャレンジ・ポーランドOP | 4-1 | 芝田沙季 | [7] |
優勝 | 2018.06 | ワールドツアー・ジャパンOP | 4-2 | 王曼昱 | [8] |
優勝 | 2018.11 | ワールドツアー・スウェーデンOP | 4-0 | 朱雨玲 | [9] |
準優勝 | 2019.06 | ワールドツアー・香港OP | 0-4 | 王芸迪 | [10] |
準優勝 | 2019.10 | ワールドツアー・スウェーデンOP | 3-4 | 陳夢 | [11] |
準優勝 | 2019.10 | ワールドツアー・ドイツOP | 1-4 | 孫穎莎 | [12] |
優勝 | 2019.11 | ワールドツアー・オーストリアOP | 4-1 | 朱雨玲 | [13] |
準優勝 | 2019.11 | T2ダイヤモンド・シンガポール大会 | 3-4 | 孫穎莎 | [14] |
優勝 | 2020.02 | ワールドツアー・ハンガリーOP | 4-3 | 鄭怡静 | [15] |
準優勝 | 2020.03 | ワールドツアー・カタールOP | 1-4 | 陳夢 |
女子ダブルス
優勝12、準優勝8
結果 | 年.月 | 大会 | ペア | スコア | 対戦相手 | 公式動画 |
---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 2014.03 | ワールドツアー・ドイツOP | 平野美宇 | 3-0 | グジボフスカ/パルティカ | [16] |
優勝 | 2014.04 | ワールドツアー・スペインOP | 平野美宇 | 3-2 | リュウ・ジャ/バチェノフスカ | [17] |
準優勝 | 2014.06 | ワールドツアー・韓国OP | 平野美宇 | 0-3 | 陳可/王曼昱 | |
優勝 | 2014.12 | ワールドツアー・グランドファイナル | 平野美宇 | 4-0 | グジボフスカ/パルティカ | |
準優勝 | 2015.03 | ワールドツアー・スペインOP | 平野美宇 | 2-3 | 福原愛/若宮三紗子 | [18] |
優勝 | 2015.07 | ワールドツアー・韓国OP | 平野美宇 | 3-2 | 早田ひな/佐藤瞳 | [19] |
準優勝 | 2015.10 | 第22回アジア卓球選手権 | 平野美宇 | 0-4 | キム・ヘソン/リ・ミギョン | |
準優勝 | 2015.12 | ワールドツアー・グランドファイナル | 平野美宇 | 0-4 | 丁寧/朱雨玲 | [20] |
準優勝 | 2016.03 | ワールドツアー・カタールOP | 福原愛 | 2-3 | 丁寧/劉詩雯 | [21] |
準優勝 | 2017.04 | ワールドツアー・韓国OP | 早田ひな | 1-3 | ペトリッサ・ゾルヤ/シャン・シャオナ | [22] |
優勝 | 2017.08 | ワールドツアー・ブルガリアOP | 石川佳純 | 3-1 | エクホルム/ポータ | [23] |
優勝 | 2017.08 | ワールドツアー・チェコOP | 早田ひな | 3-2 | エクホルム/ポータ | [24] |
優勝 | 2017.11 | ワールドツアー・スウェーデンOP | 早田ひな | 3-1 | 朱雨玲/陳夢 | [25] |
準優勝 | 2017.12 | ワールドツアー・グランドファイナル | 早田ひな | 0-4 | 朱雨玲/陳夢 | [26] |
優勝 | 2018.03 | ワールドツアー・ドイツOP | 早田ひな | 3-1 | 田志希/梁夏銀 | [27] |
優勝 | 2018.07 | ワールドツアー・オーストラリアOP | 早田ひな | 3-0 | 橋本帆乃香/佐藤瞳 | [28] |
優勝 | 2018.08 | ワールドツアー・ブルガリアOP | 石川佳純 | 3-1 | 劉高陽/張瑞 | [29] |
優勝 | 2018.11 | ワールドツアー・オーストリアOP | 早田ひな | 3-0 | 陳幸同/孫穎莎 | [30] |
優勝 | 2018.12 | ワールドツアー・グランドファイナル | 早田ひな | 3-0 | 陳幸同/孫穎莎 | [31] |
準優勝 | 2019.04 | 第55回世界卓球選手権個人戦 | 早田ひな | 2-4 | 王曼昱/孫穎莎 | [32] |
混合ダブルス
優勝2、準優勝6
結果 | 年.月 | 大会 | ペア | スコア | 対戦相手 | 公式動画 |
---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 2017.04 | 第23回アジア選手権 | 森薗政崇 | 1-3 | 周雨/陳幸同 | [33] |
準優勝 | 2018.06 | ワールドツアー・中国OP | 森薗政崇 | 1-3 | 林高遠/陳幸同 | [34] |
準優勝 | 2019.03 | ワールドツアー・カタールOP | 森薗政崇 | 0-3 | 許昕/劉詩雯 | [35] |
優勝 | 2019.08 | ワールドツアー・ブルガリアOP | 水谷隼 | 3-1 | 馬特/武楊 | [36] |
準優勝 | 2019.10 | ワールドツアー・スウェーデンOP | 水谷隼 | 2-3 | 許昕/劉詩雯 | [37] |
準優勝 | 2019.12 | ワールドツアー・グランドファイナル | 水谷隼 | 2-3 | 許昕/劉詩雯 | [38] |
準優勝 | 2020.02 | ワールドツアー・ドイツOP | 水谷隼 | 1-3 | 許昕/劉詩雯 | [39] |
優勝 | 2020.03 | ワールドツアー・カタールOP | 水谷隼 | 3-1 | 王楚欽/孫穎莎 | [40] |
国内大会決勝
※一般の部のみ
女子シングルス
優勝3、準優勝2
結果 | 年.月 | 大会 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
準優勝 | 2017.03 | ジャパントップ12 | 2-4 | 石川佳純 |
優勝 | 2018.01 | 全日本選手権 | 4-1 | 平野美宇 |
優勝 | 2019.01 | 全日本選手権 | 4-1 | 木原美悠 |
準優勝 | 2019.03 | ジャパントップ12 | 2-4 | 石川佳純 |
優勝 | 2019.12 | ジャパントップ12 | 4-1 | 平野美宇 |
女子ダブルス
優勝3
結果 | 年.月 | 大会 | ペア | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | 2018.01 | 全日本選手権 | 早田ひな | 3-1 | 梅村優香/塩見真希 |
優勝 | 2019.01 | 全日本選手権 | 早田ひな | 3-1 | 芝田沙季/大藤沙月 |
優勝 | 2020.01 | 全日本選手権 | 早田ひな | 3-1 | 芝田沙季/大藤沙月 |
混合ダブルス
優勝3
結果 | 年.月 | 大会 | ペア | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | 2018.01 | 全日本選手権 | 森薗政崇 | 3-0 | 軽部隆介/松本優希 |
優勝 | 2019.01 | 全日本選手権 | 森薗政崇 | 3-1 | 張本智和/長﨑美柚 |
優勝 | 2020.01 | 全日本選手権 | 森薗政崇 | 3-1 | 張本智和/長﨑美柚 |
団体
準優勝1
結果 | 年.月 | 大会 | スコア | 対戦相手 | 対戦チーム |
---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 2013.10 | 全日本選手権 | 0-3 | 藤井寛子 | 日本生命 |
大会成績一覧
略語の説明
S=女子シングルス, D=女子ダブルス, M=混合ダブルス, T=団体
W | F | B | #P | QF | #R | RR |
W=優勝, F=準優勝, B=3位, #P=#位(4位以下), QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退
年 | 五輪 | 世界選手権 | ワールドカップ | グランドファイナル | アジア大会 | アジア選手権 | アジアカップ | 全日本選手権 | トップ12 | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S | M | T | S | D | M | T | S | T | S | D | M | S | D | M | T | S | D | M | T | S | S | D | M | T | S | |
2011 | 2R | |||||||||||||||||||||||||
2012 | 3R | 1R | RR | RR | ||||||||||||||||||||||
2013 | 2R | 5R | F | |||||||||||||||||||||||
2014 | W | 5R | 4R | |||||||||||||||||||||||
2015 | QF | 2R | 1R | F | QF | F | QF | F | QF | 5R | RR | |||||||||||||||
2016 | B | F | QF | 1R | 6P | B | 2R | |||||||||||||||||||
2017 | 4R | B | QF | F | 4R | B | F | F | 5R | F | ||||||||||||||||
2018 | F | F | 1R | W | SF | W | W | W | ||||||||||||||||||
2019 | 3R | F | QF | F | SF | F | W | W | W | F | ||||||||||||||||
2020 | B | W | W | W |
対戦成績
ITTF公式戦における主要選手とのシングルス対戦成績[97]。 太字は最高世界ランク1位の選手
対戦数の多い選手
|
その他の主要な選手
|
※2020年3月現在
世界ランキング
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010年 | 484 | 477 | 471 | 479 | ||||||||
2011年 | 476 | 479 | 482 | 479 | 488 | 492 | 472 | 367 | 300 | 186 | 186 | 178 |
2012年 | 177 | 189 | 187 | 192 | 156 | 154 | 149 | 153 | 154 | 156 | 154 | 152 |
2013年 | 141 | 144 | 110 | 110 | 123 | 128 | 97 | 85 | 68 | 78 | 87 | 63 |
2014年 | 60 | 61 | 66 | 63 | 65 | 55 | 50 | 55 | 48 | 43 | 38 | 46 |
2015年 | 41 | 34 | 38 | 15 | 11 | 9 | 10 | 10 | 10 | 11 | 11 | 11 |
2016年 | 12 | 12 | 9 | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 11 | 11 | 9 |
2017年 | 8 | 7 | 8 | 8 | 10 | 10 | 11 | 11 | 7 | 7 | 6 | 9 |
2018年 | 5 | 6 | 5 | 7 | 5 | 6 | 5 | 6 | 7 | 8 | 7 | 7 |
2019年 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 8 | 7 | 7 | 7 | 4 |
2020年 | 3 | 3 | 3 | 2 |
記録
最年少記録
- 全日本選手権女子シングルス 勝利 10歳189日 [18]
- ITTFジュニアサーキット・カデット(U15)女子シングルス 優勝 10歳310日 [19]
- ITTFジュニアサーキット・ジュニア(U18)女子シングルス 優勝 10歳332日 [21]
- ITTFワールドツアー女子ダブルス 優勝 13歳160日 [98]
- ITTFワールドツアーグランドファイナル女子ダブルス 優勝 14歳53日 [40]
- ITTFワールドツアー女子シングルス 優勝 14歳152日 [99]
- 世界卓球選手権女子シングルス ベスト8 14歳192日 [43]
- オリンピック女子団体 メダル獲得 15歳300日 [51][20]
- 世界卓球選手権女子ダブルス 銅メダル 16歳 [60]
- 全日本選手権 3冠 17歳92日[69]
ギネス世界記録
- Most table tennis counter hits in one minute[22]
- 「1分間のラリー回数」 新井卓将と共に達成
- 記録:180回 (2011年11月13日)
- Youngest winners of an ITTF World Tour Doubles title (combined age)[100]
- 「ITTFワールドツアー・ダブルス最年少優勝(合計年齢)」 平野美宇と共に達成
- 記録:27歳145日 (2014年3月30日)
- Youngest winner of an ITTF World Tour Singles title[100]
- 「ITTFワールドツアー・シングルス最年少優勝」
- 記録:14歳152日 (2015年3月22日)
- 「オリンピック卓球最年少メダリスト」
- 記録:15歳300日 (2016年8月16日)
代表歴
- 東アジアホープス選手権 2009,2010,2011,2012
- アジアジュニア選手権 2012,2013,2014,2016
- 世界ジュニア選手権 2012,2013,2014,2016
受賞
2014年
2015年
- 国際卓球連盟: 世界選手権・新人賞[104]
- ITTFスターアワード ブレークスルースター賞[47]
- 上月財団: 上月スポーツ賞[103]
2016年
- 文部科学省: 文部科学大臣顕彰[105]
- 静岡県磐田市: 磐田市民栄誉賞[52]
- 大阪府: 大阪スポーツ大賞[106]
- 大阪府: 感動大阪大賞[107]
- 静岡県: 静岡県知事特別表彰[108]
- 日本オリンピック委員会: オリンピック特別賞[109]
- 上月財団: 上月スポーツ賞[103]
- 中部運動記者クラブ: 中部スポーツ賞(奨励賞)[110]
- 三重県: 夢追人 吉田沙保里大賞(全国枠)[111][112]
2017年
- 関西運動記者クラブ: 第60回関西スポーツ賞(団体賞)[113]
- 上月財団: 上月スポーツ賞
- 静岡県: 静岡県知事顕彰
エピソード
- 2歳で卓球を始め、その時には既に「卓球で世界チャンピオンになる」と口にしていた、自宅のリビングには卓球台を置き、4歳から12歳迄母がコーチで4歳から8歳まで1日8時間の練習を積んだ、練習はマンネリしないために試合に勝った時の新聞の切り抜き等を貼った。小学6年の時には作文に「私は2016年には、(オリンピックに)出場して、2020年には団体優勝、個人戦で優勝したい」と書いている[114]。
- フィギュアスケート選手の本田真凜や音楽グループ・Little Glee Monsterのmanakaと親交がある[115][116]。
ギャラリー
-
巨人vs阪神 1回戦での始球式(東京ドーム 2019年4月2日撮影)
-
2017年のアジア選手権表彰式(左から3人目が伊藤美誠)
コーチ
スポンサー
テレビ、書籍等
テレビ番組
- 『ド短期ツメコミ教育!豪腕!コーチング!!』 テレビ東京 (2008年2月21日)
- 『ミライ☆モンスター』 フジテレビ #11(2014年6月15日)
- 『みらいのつくりかた』 テレビ東京(2015年2月12日)
- 『ビートたけしのスポーツ大将』 テレビ朝日(2015年3月22日)
- 『Crossroad』 テレビ東京 #79(2015年4月25日)
- 『アスリートの輝石』 BS本 #172(2015年10月18日)、#212(2016年7月24日)、#223(2016年10月9日)
- 『響き合う者たちへ〜リオデジャネイロ五輪 17日間の記録』 NHK総合(2016年8月22日)
- 『イキザマJAPAN』 関西テレビ
- 『POWERフレーズ』 日本テレビ #55(2016年10月30日) #56(2016年11月6日)
- 『夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル』 テレビ朝日 #18(2017年1月2日)
- 『嵐にしやがれ』 日本テレビ #301(2017年3月11日)
- 『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SECOND SEASON』 テレビ東京 #01(2017年7月21日) ‐ 本人役
- 『アスリートの魂』 NHK BS1 #212(2018年4月21日)
ほか多数
CM
映画
関連書籍
- 矢内由美子、寺野典子 著『12歳の約束: そして世界の頂点へ 』(小学館 2016年 ISBN 978-4-09-230876-3)
- 伊藤美乃り 著『子どもが夢を現実に叶える方法』(スターツ出版 2016年 ISBN 978-4-8137-9005-1)[118]
- 『卓球ぴあ みうみまひな・女子高生トリオ』 (ぴあMOOK 2017年 ISBN 978-4835633701)
- 城島充 著『平野美宇と伊藤美誠 がんばれ! ピンポンガールズ』(講談社 2018年 ISBN 978-4-06-287031-3)
脚注
注釈
出典
- ^ a b “伊藤 美誠 (卓球) - リオデジャネイロオリンピック2016 - JOC”. 日本オリンピック委員会. 2017年1月31日閲覧。
- ^ a b “契約選手 伊藤美誠”. ニッタク. 2017年2月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 卓球王国2018年4月号、P79、P110(2017年8月にキョヒョウターボオレンジからG-1に戻したとのこと)
- ^ NT・JNT・HNT強化スタッフ(H29)日本卓球協会
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関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 伊藤美誠 - ITTF
- “過去の ITTF ranking”. 2016年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
- 伊藤美誠 - 日本卓球協会
- 伊藤美誠 - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)
- 伊藤美誠- 卓球王国
- 伊藤美誠 - 卓球ナビ
- スターツ契約選手
- ニッタク契約選手
- コラントッテ契約選手
- ミズノ契約選手
- はつらつ磐田っこ みまのでこDECO日記 - オフィシャルブログ
- デコまま | デコまま奮闘記|デコまま - 母の美乃りのブログ
- 関西卓球アカデミー|世界に通用する卓球選手を育てる卓球スクール
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