「川又咲紀」の版間の差分
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'''里見 咲紀'''(さとみ さき、[[1996年]][[4月28日]] - )は、[[日本将棋連盟]](関西本部)所属の[[女流棋士 (将棋)|女流棋士]]。[[森雞二]]九段門下。[[将棋の女流棋士一覧|女流棋士番号]]は56。[[島根県]][[出雲市]]出身。[[つくば開成高等学校]]卒<ref name="debut-renmei" />。[[女流棋士 (将棋)|女流棋士]]の[[里見香奈]]は姉<ref name="debut-renmei">{{cite web|url=http://www.shogi.or.jp/topics/news/2016/02/post_1351.html|title=里見咲紀研修会員が女流棋士3級の資格を取得|publisher=日本将棋連盟|date=2016-2-15|accessdate=2016-3-21|archiveurl=http://megalodon.jp/2017-0317-2241-21/https://www.shogi.or.jp:443/news/2016/02/post_1357.html|archivedate=2017-3-17}}</ref>。 |
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== 棋歴 == |
== 棋歴 == |
2020年7月16日 (木) 23:09時点における版
里見咲紀 女流初段 | |
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名前 | 里見咲紀 |
生年月日 | 1996年4月28日(28歳) |
プロ入り年月日 | 2016年4月27日(19歳) |
棋士番号 | 56 |
出身地 | 島根県出雲市 |
師匠 | 森雞二九段 |
段位 | 女流初段 |
棋士DB | 里見咲紀 |
2017年4月1日現在 |
里見 咲紀(さとみ さき、1996年4月28日 - )は、日本将棋連盟(関西本部)所属の女流棋士。森雞二九段門下。女流棋士番号は56。島根県出雲市出身。つくば開成高等学校卒[1]。女流棋士の里見香奈は姉[1]。
棋歴
女流プロ入りまで
兄と姉(香奈)の影響を受けて将棋を始める[1]。
2010年、第4期マイナビ女子オープンでチャレンジマッチを突破して予選進出を果たす。2011年8月21日の第3回中学生女子名人戦では3位となった[2]。
2012年7月に関西研修会に入会しE1からスタート[1]。しかし、入会後すぐ壁に当たり、全然勝てないまま半年が過ぎ、落ち込んだ末に一度研修会と決別した。高校2年になって将棋以外の進路を探したが、どれもしっくりこず、自分には将棋しかないのかなと両親に言ったとき、研修会退会ではなくこっそりと休会にしておいたから復帰は可能だと言われ、約1年のブランクを経て復帰した。[3]
2015年度、第9期マイナビ女子オープンのチャレンジマッチで野田澤彩乃から2勝を挙げる快挙。5期ぶりの予選進出も果たし、8月1日の1回戦では相川春香に勝利。同日の2回戦では室谷由紀に敗れ、惜しくも本選出場はならなかった。もし本選出場を果たしていれば、関西研修会C1昇格を果たした時点で即女流2級(正式な女流棋士)になれることとなっていた。
2016年2月14日、関西研修会の例会1局目に勝ち、直近12局の成績を9勝3敗としてC1昇格となり、19歳で女流棋士3級の資格を取得[1]。資格申請書提出をもって、2016年2月22日付で女流3級となり[4]、2年間で女流2級に昇級すると正式に女流棋士と認定されることとなった。
女流3級になってからの初対局は3月23日の第24期倉敷藤花戦1回戦で、室田伊緒に敗れて黒星スタートとなった。しかし、2016年4月27日、第38期女流王将戦の予選で船戸陽子、室田伊緒、竹部さゆりに3連勝して本戦トーナメント入りを果たし、女流1級昇級の条件を満たしたため、規定により同日付で女流2級に昇級し、正式な女流棋士となった[5][6]。本戦トーナメント1回戦で、95手にて小野ゆかりアマに敗れた。
女流プロ入り後
2016年度、第6期女流王座戦で一次予選を勝ち抜き、7月4日、二次予選で迎琉歌奨励会員に勝ち、本戦出場を果たす。それにより、同日付で女流1級に昇級した[7]。2016年度は最終成績が10勝7敗となり、7勝以上で年度指し分け以上の条件を満たしたため、2017年4月1日付で女流初段に昇段した[8]。
2017年度、第7期女流王座戦で前期に続いて本戦入り。第11期マイナビ女子オープンでは本戦1回戦で長谷川優貴に勝ち、自身初の公式戦準々決勝進出を果たした。第40期女流王将戦でも2期ぶりに本戦入りを果たした。
棋風
振り飛車党[1]。
人物
- 実姉の香奈も女流棋士であることから、中倉彰子・宏美姉妹、大庭美夏・美樹姉妹に続く3組目の姉妹女流棋士である[1]。
- 幼少時、父が怖かったため将棋が好きではなかったが、父から与えられた課題をクリアするとプリンやパフェがもらえたため将棋を続けた[9]。
- 研修会時代は地元の出雲から関西将棋会館までバスで通っていた。女流棋士になり、2017年に大阪で暮らし始めた。[3]
- 趣味はピアノ[1]。大阪に来てからは、将棋棋士や囲碁棋士とフットサルをして息抜きをしている[3]。
- 身長は165センチと164センチの姉よりわずかに高い[10]。
昇段履歴
- 2012年7月 関西研修会入会(E1)
- 2016年2月22日 女流3級(関西研修会C1昇級)
- 2016年4月27日 女流2級(女流王将戦本戦入り)
- 2016年7月4日 女流1級(女流王座戦本戦入り)
- 2017年4月1日 女流初段(年度指し分け以上・7勝以上)
出演
- 島根県警察 防犯啓発広告(鍵かけ啓発ポスター、2016年)[11]
脚注
- ^ a b c d e f g h “里見咲紀研修会員が女流棋士3級の資格を取得”. 日本将棋連盟 (2016年2月15日). 2017年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月21日閲覧。
- ^ “里見咲紀さん3位 中学生女子名人戦”. 47NEWS (2011年8月21日). 2012年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月21日閲覧。
- ^ a b c “盤上の風景/14 将棋 里見咲紀女流初段 悩んだ末に選んだ道/大阪”. 毎日新聞(地方版) (2017年7月31日). 2018年1月8日閲覧。
- ^ “里見咲紀さんが女流棋士3級に”. 日本将棋連盟 (2016年2月24日). 2016年3月21日閲覧。
- ^ “里見咲紀女流3級が女流2級に昇級”. 日本将棋連盟 (2016年4月28日). 2016年4月28日閲覧。
- ^ “里見の妹が女流2級に 将棋、3組目の姉妹プロ”. 共同通信 (2016年4月27日). 2016年4月27日閲覧。
- ^ “里見咲紀女流2級が女流1級に昇級”. 日本将棋連盟 (2016年7月4日). 2016年7月4日閲覧。
- ^ “昇段・引退棋士のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2017年3月31日). 2017年4月1日閲覧。
- ^ “私はプリンで将棋の女流棋士になった 里見咲紀女流初段「父のご褒美に釣られました」”. Abema TIMES (2017年12月24日). 2017年12月26日閲覧。
- ^ “第10回 女子オープン一斉予選 出場棋士 プロフィール一覧”. マイナビブックス. 2017年6月27日閲覧。
- ^ “「咲紀の決め手は鍵かけ」 出雲市出身プロ棋士里見さん、防犯ポスターに”. 産経ニュース (2016年7月15日). 2020年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月27日閲覧。