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2020年7月15日 (水) 09:45時点における版
学習院女子中・高等科 | |
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過去の名称 |
華族女学校 学習院女学部 女子学習院 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人学習院 |
設立年月日 | 1885年(明治18年)9月 |
共学・別学 | 女子校 |
中高一貫教育 | 完全一貫制 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科(5クラス) |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 13541A |
所在地 | 〒162-8656 |
北緯35度42分25.8秒 東経139度42分48.9秒 / 北緯35.707167度 東経139.713583度座標: 北緯35度42分25.8秒 東経139度42分48.9秒 / 北緯35.707167度 東経139.713583度 | |
外部リンク | 学習院女子中・高等科 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
学習院女子中・高等科(がくしゅういんじょしちゅう・こうとうか)は、東京都新宿区戸山にある私立女子中学校・高等学校。
設置者は学校法人学習院で、学習院大学、学習院女子大学の系列校である。
概要
1885年(明治18年)、皇族・華族子女のための官立の教育機関として華族女学校の名で四谷に創立された、120余年の歴史を有する伝統ある女子校である。その後1889年(明治22年)、永田町に移転。平民子女の入学も許可され、1906年(明治39年)に学習院女学部、1918年(大正7年)に女子学習院となる。1947年(昭和22年)に私立学校として再発足し、現在に至る。
校門は赤茶色の鉄製で、学習院が1877年(明治10年)神田で開学された時に建てられた旧正門を1949年(昭和24年)に移設したものである。これは日本で最古の鋳鉄製の門で、国の重要文化財に指定されている。構内の中心には蔵書約10万冊の図書館があり、その周囲の緑の中に女子中・高等科の建物が点在する。女子大学との敷地を合わせると約2万坪となる。
教育施設としては、HRと特別教室を含む一般教室がA館からF館まで6棟、総合体育館(2018年より使用開始)、第2体育館、室内温水プール、総合グラウンド、テニスコート4面、バレーコート4面、バスケットコート1面がある。
女子中・高等科は共同で部活動や委員会活動を行うことが多く、運動会や文化祭なども中・高合同で行われる。またクラス編成も中・高共通で、1学年5クラス(東、西、中、南、北)である。高等科からの生徒募集は現在停止されている。
学習院高等科に比べて内部進学者が多く約7割が学習院大学へ進学するが、学習院女子大学へ進学する者は数名程度である。
沿革
- 1885年(明治18年) - 四谷区尾張町に華族女学校を創設する
- 1889年(明治22年) - 麹町区永田町に移転する。
- 1906年(明治39年) - 華族女学校と学習院を併合し、華族女学校を学習院女学部と改称する。
- 1918年(大正7年) - 女学部は青山に移転し、女子学習院となる。
- 1945年(昭和20年) - 米軍の山の手への空襲で校舎が炎上。終戦後、学習院学制・女子学習院学制を改める。
- 1946年(昭和21年) - 牛込区戸山町の近衛騎兵連隊跡に移転。青山の旧校地はその後秩父宮ラグビー場となる。
- 1947年(昭和22年) - 女子学習院は私立学校として学習院女子と改称し、新制の女子中等科を開設する。
- 1948年(昭和23年) - 新制の女子高等科を開設する。
部・同好会活動
運動部
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文化部
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同好会
- 手話
- ボランティア
- 競技かるた
委員会活動
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年間行事
- 4月
- 入学式
- 球技会
- 5月
- 遠足
- 講演会
- 1学期中間考査
- 6月
- 対筑波大附属高校定期競技大会
- 1896年より行われている学習院高等科、学習院女子高等科、筑波大学附属高等学校の運動部を中心とした総合定期戦。運動部に所属していない生徒も、一般種目に参加することができる。学習院では「附属戦」、筑附では「院戦」の名で親しまれている。
- 7月
- 1学期期末考査
- 高1八ヶ岳林間学校
- 長野県にある白樺湖近くの宿舎を拠点に、高1全員が3泊4日で、登山・自然散策を体験する。登山は体力に応じ、3~4コース設定されている。2005年までは岩手県の八幡平である学習院の校舎に宿泊し、岩手山での登山が行われていた。
- イートン・サマースクール
- イートン校において約3週間にわたり行われる夏期講習プログラム。毎年中等科3年、高2・高3の生徒20名と専任教諭が参加し、語学研修を中心に総合的なイギリス文化体験学習を行う。
- 8月
- クラブ合宿
- オーストラリア交流プログラム(隔年)
- 9月
- 漢字読み書き調査
- 運動会
- 10月
- 2学期中間考査
- 開院記念日
- 八重桜祭(文化祭)
- 11月
- 芸術鑑賞会
- 高2修学旅行
- 12月
- 2学期期末考査
- 2月
- 高1・高2能楽鑑賞教室
- 3月
- 学年末考査
- 送別学芸会
- 卒業式
制服
- 冬服 - セーラー服
- 夏服 - セーラー服
- ※ リボンは、中等科が青、高等科が黒である。
交通
周辺環境
周囲には早稲田大学があり、隣接して都立戸山高校や区立西早稲田中学校等がある。また、戸山公園が広がり緑豊かな文教地区を形成している。
著名な出身者(関係者を含む)
皇室関係
- 貞明皇后 / 旧制女子学習院卒
- 香淳皇后 / 旧制女子学習院中退
- 秩父宮妃勢津子 / 旧制女子学習院卒
- 高松宮妃喜久子 / 旧制女子学習院卒
- 三笠宮妃百合子 / 旧制女子学習院卒
- 常陸宮妃華子
- 秋篠宮妃紀子
- 彬子女王
- 瑶子女王
- 承子女王
- 眞子内親王
- 佳子内親王
- 東久邇成子(昭和天皇第一皇女、東久邇宮家盛厚王妃) / 旧制女子学習院卒
- 鷹司和子(昭和天皇第三皇女)
- 池田厚子(昭和天皇第四皇女)
- 島津貴子(昭和天皇第五皇女)
- 黒田清子(第125代天皇・明仁第一皇女)
- 近衛甯子(三笠宮崇仁親王第一女子)
- 千容子(三笠宮崇仁親王第二女子)
- 千家典子(高円宮憲仁親王第二女子)
- 守谷絢子(高円宮憲仁親王第三女子)
- 梨本伊都子(梨本宮守正王妃) / 旧制華族女学校卒
- 李方子 (梨本宮守正王第一女子、李王垠妃) / 旧制女子学習院卒
- 伏見朝子(伏見宮家博義王妃) / 旧制女子学習院卒
- 朝融王妃知子女王(久邇宮朝融王妃) / 旧制女子学習院卒
- 立花美年子(北白川宮成久王第一女子) / 旧制女子学習院卒
- 佐野禮子(竹田宮恒久王第一女子) / 旧制女子学習院卒
- 大給湛子(朝香宮鳩彦王第二女子) / 旧制女子学習院卒
- 北白川祥子(北白川宮永久王妃、元皇太后宮女官長) / 旧制女子学習院卒
学校関係
一般
- 嵯峨浩(愛新覚羅溥傑妃) / 旧制女子学習院卒
- 松平信子(元東宮御教育参与) / 旧制女子学習院卒
- 松浦董子(元久邇邦久侯爵妻) / 旧制女子学習院卒
- 岩倉靖子(岩倉公爵家女、岩倉具視の曾孫) / 旧制女子学習院卒
- 李徳恵(李氏朝鮮王女、元宗武志伯爵妻) / 旧制女子学習院卒
- 柳原白蓮(「筑紫の女王」「白蓮事件」) / 旧制女子学習院中退
- 久我美子(女優) / 旧制女子学習院卒
- 東山千栄子(女優) / 旧制学習院女学部卒
- 岩佐美代子(国文学者) / 旧制女子学習院卒
- 加藤シヅエ(元参議院議員) / 旧制女子学習院卒
- 藤原あき(元参議院議員) / 旧制女子学習院卒
- 酒井美意子(評論家) / 旧制女子学習院卒
- 犬養道子(評論家) / 旧制女子学習院卒
- 野口昭子(「昭和のノラ事件」) / 旧制女子学習院卒
- 鳥尾鶴代(「GHQを動かした女」)/ 旧制女子学習院卒
- 今城誼子(元皇后宮女官) / 旧制女子学習院卒
- 鷹司誓玉(善光寺上人(住職)、第121世法主) / 旧制女子学習院卒
- 愛新覚羅慧生(愛新覚羅溥傑・浩の子)
- 愛新覚羅嫮生(同上)
- 平岡紀子(演出家)
- 堀内詔子(衆議院議員)
- オノ・ヨーコ(芸術家、音楽家)
- 池坊保子(元衆議院議員)
- 石井菜穂子(官僚、世界銀行スリランカ担当局長、財務省国際局担当参事官)
- 佐藤直子(元テニス選手)
- 安藤和津(タレント)
- 一青妙(舞台女優、歯科医師)
- 岩井友見(女優)
- 仁科亜季子(女優)
- 松井康子(女優、「ピンク映画の女王」)
- とよた真帆(女優)
- 桑野東萌(女優)
- 井上麻里奈(声優)
- 星蘭ひとみ(宝塚歌劇団専科娘役)
- 麻生美由樹(グラビアアイドル、セクシー女優) / 中退
- 結城るみな(セクシー女優、元ミス学習院)
- 本庄麻里子(アナウンサー)
- 増田みのり(アナウンサー)
- 筒井桜子(元フジテレビアナウンサー)
- 木下智佳子(元テレビ朝日アナウンサー)
- 小島慶子(元TBSアナウンサー)
- 森村桂(作家)
- 鈴木結女(音楽家)
- chay(歌手)
関連項目
外部リンク