「東アジア柔道選手権大会」の版間の差分
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2020年6月20日 (土) 09:46時点における版
東アジア柔道選手権大会(ひがしあじあじゅうどうせんしゅけんたいかい)は、東アジアの国と地域が参加する柔道の大会である。2006年から開始される。この大会は個人戦と団体戦が設けられている[1]。なお、東アジア大会が開催される年には開催されない。
優勝者
男子
年 | 60kg以下級 | 66kg以下級 | 73kg以下級 | 81kg以下級 | 90kg以下級 | 100kg以下級 | 100kg超級 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2006年 | 平岡拓晃 | ハシュバータル・ツァガンバータル | 稲澤真人 | キム・ミンキュ | チェ・スンホ | 猪又秀和 | ホン・スンヒョン |
2007年 | ヘ・ユニオン | 金周珍 | ユン・ジソブ | 吉永慎也 | 泉浩 | イム・ソンゴク | 高井洋平 |
2008年 | 崔光賢 | 安正煥 | 粟野靖浩 | ホン・スクウォン | 増渕樹 | 小林大輔 | 高井洋平 |
2010年 | ジャン・ジンミン | 前野将吾 | 方貴満 | 宋大南 | ツェン・ ハンチェ | 黄禧太 | 金洙完 |
2011年 | 石川裕紀 | 吉田惟人 | 粟野靖浩 | 長島啓太 | 西山将士 | 本郷光道 | 七戸龍 |
2012年 | ジャン・ジンミン | 青木勇介 | ファン・チュンタ | イ・スンス | チェン・シュンジャオ | キム・ヨンフン | チョ・グハム |
2014年 | 大島優磨 | 橋口祐葵 | ガンバータル・オドバヤル | ニャムスレン・ダグバスレン | キム・ジェユン | キム・リユン | 百瀬優 |
2015年 | 永山竜樹 | 六郷雄平 | 土井健史 | 中井貴裕 | 佐藤和幸 | 高橋良介 | 岩尾敬太 |
2016年 | 楊勇緯 | 磯田範仁 | 山本悠司 | イ・ムンジン | 江畑丈夫 | シ・ジョンシン | 李柏諺 |
2017年 | 米村克麻 | バットグトフ・エルヘムバヤル | 込山龍哉 | 佐々木健志 | ムン・ギュジョン | イ・ヘンヨン | ヤン・ソンミン |
女子
年 | 48kg以下級 | 52kg以下級 | 57kg以下級 | 63kg以下級 | 70kg以下級 | 78kg以下級 | 78kg超級 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2006年 | 福見友子 | パク・ミュンヒ | ヤン・シュエラン | 平井希 | 王娟 | 池田ひとみ | 劉歓縁 |
2007年 | 山岸絵美 | 劉煜 | ヤン・ミユン | ワン・フイ | ドウ・シュメイ | 堀江久美子 | 杉本美香 |
2008年 | 福見友子 | シャオ・ジュン | 藤田康恵 | ファン・チュングム | キム・ミジュン | 堀江久美子 | 秦茜 |
2010年 | 遠藤宏美 | 森本奈々美 | 佐藤愛子 | 王沁芳 | 黄藝瑟 | 穴井さやか | 烏帽子美久 |
2011年 | 伊部尚子 | 浅海静香 | 山本杏 | 田中美衣 | 今井優子 | 岡村智美 | 石山麻弥 |
2012年 | 金英蘭 | キム・ミリ | 広村麻衣 | キム・スルギ | 金省然 | キム・ヒョンジ | キム・ジユン |
2014年 | チョン・ウシン | 谷本和 | ドルジスレン・スミヤ | 西川真帆 | ツェンドアユシュ・ナランジャルガル | 日髙美沙希 | 市橋寿々華 |
2015年 | 濱田早萌 | 黒木七都美 | 石川慈 | 鍋倉那美 | 中江美裕 | 鈴木伊織 | 井上愛美 |
2016年 | 小山亜利沙 | ゲレルマー・エルデネトソグト | チョン・イェリン | ス・チャン | リ・ジヒャン | 杜咏蓁 | ハン・ミチン |
2017年 | 山崎珠美 | チャン・エチン | ツェレグバータル・フラン | パク・ダウン | 柿澤史歩 | 高橋ルイ | ハン・ミチン |
団体戦優勝国
年 | 男子団体 | 女子団体 |
---|---|---|
2006 | 日本 | 中国 |
2007 | 日本(2) | 中国(2) |
2008 | 韓国 | 北朝鮮 |
2010 | 韓国(2) | 韓国 |
2011 | 日本(3) | 日本 |
2012 | 韓国(3) | 韓国(2) |
2014 | モンゴル | 日本(2) |
2015 | 日本(4) | 日本(3) |
2016 | 日本(5) | 韓国(3) |
2017 | モンゴル(2) | 韓国(4) |
メダル獲得数の国・地域別一覧
順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 日本 | 80 | 41 | 34 | 155 |
2 | 韓国 | 47 | 49 | 49 | 145 |
3 | 中国 | 14 | 30 | 71 | 115 |
4 | モンゴル | 11 | 24 | 62 | 97 |
5 | 北朝鮮 | 5 | 4 | 10 | 19 |
6 | チャイニーズタイペイ | 6 | 12 | 65 | 83 |
7 | 香港 | 0 | 0 | 10 | 10 |
8 | マカオ | 0 | 0 | 5 | 5 |
歴代開催地一覧
年 | 開催都市 | 開催国・地域 |
---|---|---|
2006 | ウランバートル | モンゴル |
2007 | 深セン | 中国 |
2008 | 台北 | チャイニーズタイペイ |
2010 | マカオ | マカオ |
2011 | 香港 | 香港 |
2012 | 高敞 | 韓国 |
2014 | ウランバートル | モンゴル |
2015 | 名古屋 | 日本 |
2016 | 香港 | 香港 |
2017 | 曲靖 | 中国 |
2018 | ウランバートル | モンゴル |
概要
- 2011年に香港で開催された第5回東アジア柔道選手権大会では、日本が男女各7階級の個人戦と団体戦を完全制覇した。また、団体戦男子決勝でのモンゴル戦先鋒で敗れた以外は個人戦・団体戦全ての試合で勝利した(不戦勝を含む)[2][3]。
- 2014年にモンゴルで開催された第7回東アジア柔道選手権大会では今大会初めてとなる賞金大会となり、総額3万5千ドルが各メダリストに与えられた[4]。
- 2018年の大会では団体戦で韓国と北朝鮮が南北合同チームを組むことになった[8]。しかし、大会直前になって北朝鮮側が合同チームのキャンセルを申し出たために、統一チームの結成は実現しなかった。理由として、統一旗を巡るトラブルが原因だとの指摘もなされている[9]。
関連項目
脚注
- ^ 東アジア柔道選手権大会結果
- ^ 日本、全階級と団体制す=柔道東アジア選手権 時事通信 2011年6月26日
- ^ 2011年東アジア柔道選手権大会(香港)
- ^ Mongolia hosts successful East Asian Judo Championships
- ^ 日本勢が全14階級制す…柔道・東アジア選手権 読売新聞 2015年6月20日
- ^ 日本、男女とも優勝=柔道東アジア選手権 時事通信 2015年6月21日
- ^ 第一屆東亞柔道形錦標賽
- ^ 柔道で南北合同チーム結成=韓国と北朝鮮、東アジア選手権で 時事通信 2018年6月7日
- ^ 「統一旗」で意見の相違か 南北合同チーム中止/柔道 サンケイスポーツ